2018/10/29 - 2018/10/29
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ドクターキムルさん
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江の島の奥津宮参道と下道が交差するT字路の角に藤沢市観光シティプロモーション課の名がある「木食上人行場窟」碑が建っている。この碑文には、
「山ふたつの谷底に、木食上人行場窟と呼ばれる洞窟があります。そのほぼ中央に高さ約1m、幅約80mに扁平石を組み合わせて石廊を築き、その上に石造阿弥陀如来立像が設置されていました。
木食とは、五穀(米・麦・アワ・キビ・豆)を絶ち、木の実で生活することです。この修行を木食行といい、木食行をする人たちを木食上人と言いました。」
と記載されている。また、木食上人行場窟の洞窟の写真も掲載されている。しかし、木喰上人古跡は危険なため現在立ち入り禁止になっている。なお、ウィキペディアによれば、木喰(もくじき)(享保3年( 1718年)~文化7年(1810年))は、江戸時代後期の仏教行者で仏像彫刻や和歌も読んだとある。仏像彫刻は木喰仏として知られている。随分と時代が下がっても江の島・金亀山与願寺の修行場(境内)で修行していたのだ。
隣に、「木食上人 阿弥陀如来 古蹟 東京大師 八十八霊場跡」と刻まれた「霊場従是…」道標が建っている。道標が建てられるほど木食上人行場窟の洞窟とは離れているのだろうが、「木食上人行場窟」碑はこの道標があるので、この場所に建てられたのであろうか?おそらくは、藤沢市観光シティプロモーション課が建てた「木食上人行場窟」碑は道標も兼ねているので、多くの人が通る奥津宮参道端に建てられたのであろう。
(表紙写真は「木食上人 阿弥陀如来 古蹟 東京大師 八十八霊場跡」道標)
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「木食上人行場窟」碑。
世界大百科事典 第2版の「木食上人」の解説では、
「肉類,五穀を食べず,木の実や草などを食料として修行することを木食といい,その修行を続ける高僧を木食上人といった。高野山の復興に尽くした安土桃山時代の応其(おうご)(木食応其)は,広く木食上人の名で知られるが,江戸時代前期には摂津の勝尾寺で苦行を続け霊験あらたかな僧として知られた以空(いくう),中期には京都五条坂の安祥院中興の祖となった養阿,江戸湯島の木食寺の開基として知られる義高,後期には特異な様式の仏像を彫刻して庶民教化に尽くした五行(木喰五行明満)があらわれるなど,木食上人として崇敬された高僧は少なくない。」
と記載されている。
ウィキペディアに記載されている「木喰上人」とは別人なのかも知れない。少なくても、藤沢市観光シティプロモーション課の「木食上人行場窟」碑(道標のようだ)にいつの時代のことなのかを記載していないのは、幾らお役所仕事とは言え、お粗末過ぎよう。
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「木食上人 阿弥陀如来 古蹟 東京大師 八十八霊場跡」道標。側面に「霊場従是…」と刻まれており、道標である。
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