ミャンマー(1)夜更けにキッズと瓶ビール／ヤンゴン

2018/05/03 - 2018/05/06

落ちそうで落ちないゴールデンロックに、見渡す限りの仏塔が佇む古都バガン、一本足で操る船が行き交うインレー湖。訪ねてみたい場所があり過ぎて、いつか時間が出来たらゆっくりと…と後回しにしていたら、いつまで経っても機会なし。関空そばから引っ越す事が決まり、ならば最後の遠出にたとえ数日だけでも！と目指しました。

結果、これをもってＡＳＥＡＮコンプリート、でも当然たったの３泊はほんの少しの入門編。最初の夜から純朴で親切炸裂の皆々さんと出逢えたからには、必ずまた来ます。ビエンチャンからバンコク経由で、いざヤンゴン、ふざけた顔したアイツにも遂に！初搭乗です。

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 航空会社: ノック・エア タイ・エアアジア X
• 旅行の手配内容: 個別手配

Sawadee krap. １時間のフライトでビエンチャンからバンコクのドンムアン空港で一瞬タイへ入国です。

４階のフードコートで暇つぶし。先ず真ん中らへんにあるカウンターでプリペイドカードを手に入れます。

スワンナプームが完成するより前、まだバリバリの国際空港だった当時の記憶が鮮やかな自分には全く別の場所です。

やはり南国はマンゴー。

束の間の訪タイを終えて出国、前回きた時に見つけたコーラルエグゼクティブラウンジに。プライオリティパスで利用可です。

綺麗で広くて座席数も十分。フードの選択肢も豊富で、その場で作ってくれるオリジナルカクテルも。何より大きな窓からヒコーキが目と鼻の先に見えるのが素晴らしい。

ヤンゴンまで運んでくれるのは、とぼけた顔したこの子です。ずいぶん前に東南アジアのどこかで遭遇して、あまりにいかした表情にノックアウト、その名もノックエア。親戚のノックスクートが今年から成田と関空で拝めます。

ファンキーな面構えに搭乗前のお坊さんたちもウキウキ記念撮影。

もしやＣＡさんたちもノックちゃん（本名不明）のくちばしを付けてるのでは？と期待したけれども。

これまた１時間ほどの短距離走、可愛いミネラルウォーターの配給あり。

機内販売のコレ、欲しい！とよく見たらキッズ専用。大人差別！

ヤンゴンの市街地は空港からかなり離れています。翌朝は空港側にあるアウンミンガラーバスターミナルからゴールデンロックに向けキンプンを目指すため、宿は空港周辺のShwe Pyi Yar Hotelに。

タクシーで滑走路の向こうをぐるっと回って十数分という距離感。ホテル上階のバーからは轟音と共に着陸機が！

ホテルから歩いて数分の通りが賑わっていたので遅めの夕飯に出かけます。

メリーゴーランド的な遊具が地元キッズに大人気！この他、薄闇の中で雑貨や何やら食品を扱う露店がいくつか並んでいましたが、暗くて詳細不明でした。

集落のみんながサッカー中継に見入る食堂に。困りました。英語が通じません。でも珍しい外国人の出現に、大人も子供も集まってきてミャンマー語でコミュニケーションを挑んできます。

とにもかくにも欲しかったのは冷えたビール。片言の英語ＯＫなおじさんの登場で一気に解決へ！おじさんに任命されたキッズ二人が僕の両手を引っ張って、近くの売店へ連れてってくれました。いやいや、そない走らんかて。

長き悪戦苦闘の末に入手したミャンマービールの旨いこと！前日のビアラオがアジア最強だと確信していたのを揺るがす喉越し、そして安い。

笑顔で飲み干す外国人を嬉しそうに眺めながら高速で周囲をまわるキッズたち。どの子も本当に人懐っこい。

閉店間際で何もないけどインスタント麺なら、と出してくれました。辛いの△な自分には汗が噴き出て止まらないスパイシーっぷりながら、地元の人たちが興味深そうに見つめているので、完食。

多くを知らずに訪ねた初ヤンゴン。第一村人から第二十村人まで軒並み優しくってニコニコで包んでくれて、早速愉快に彩られ始めました。

但し宿の周りに湿地が広がり、夜は蚊チームと格闘。日本からぜひ対策グッズを。

余談ながら、ドンムアンでタイの親友がくれたこの石鹸がパワフルなハーブの香りで大好きに。オーガニック石鹸マダムヘン、つい先日バンコクから遊びに来たタイの友達にもお土産リクエストしちゃいました。ヤンゴン２日目はいきなりハイライト！一路ゴールデンロック、激しい山道を突き進みます。