項羽と劉邦の激戦地　楚漢戦争の城跡にゆく　河南省鄭州編

2018/10/17 - 2018/10/27

鄭州は黄河が大きくあり、そのため当時は穀物倉庫があり大きなお城もあったよう。
紀元前のドラマにブルブル感動です。

エリア 鄭州(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目の朝は、近くの公園で朝ごはんを食べることにしました。
人民公園、17路バスで行きました。1元。

公園の前では、散髪してる人がいました。
7：30頃の光景です。

人民公園を入るとすぐに太極拳のグループがいました。
私は、歩く人と同じように公園を一周しました。

ベンチで名古屋から持ってきてたアンパンとお茶で朝ごはんにしました。
ジョギング、バトミントン、木のぼり、後ろ向きで歩く人、手をやたらにパンパンしてる人、社交ダンスなどなど見てパンを食べましたわ。

姿勢よく音楽に合わせてただ歩くグループ。
私もやりたかったけど、時間がなかったので写真だけ。

この後バス1元に乗って、ホテルに帰りました。

9：00にホテルをチェックアウトして昨日のバス停に行きました。

バス停前にほかほかの饅頭があったので1コ食べました。1元。

栗屋さんもあったので、少し買いました。8元。

Ｙ1路のバスに乗って安陽東駅まで行きました。1元。
バスの中で栗を隣のおじちゃんにあげたら、わしは歯が悪いから食べれないとジェスチャー。おじちゃんは降りるときに謝謝と言ってくれました。
ほんわか出来事です。

安陽東11：44発→鄭州東12：30着　1等席で2129円。
高鉄で1つ目の駅でした。

地下鉄チケットもスムーズに買えて、全て順調でした。
地下鉄を降りてこの駐車場の中を通って行きました。近道みたいです。

この日は週末で予約できるホテルが少なかったです。
フォートラベルさんからの情報でこちらにしました。2日間596元+200元デポジット。朝食なしだったので2日間つけてもらいました。48元×2日間

13：00過ぎにホテルに着きました。
一休みしてから地下鉄で鄭州博物館に行きました。3元。

交通量が多かった街でした。
道路では、強引にいかないように係の人がガードをしていました。
ここの横断歩道を渡って行きました。

鄭州には河南博物館もありますが、ここの鄭州だけの博物館に行った方が項羽に関する事があるかと思ってあえて行きました。

名古屋のカルチャーセンターで受けた青銅器と中国古代王朝の講義では青銅器は本来、黄金色と言ってた。そんなような酒器もありました。

たくさんの発掘された品がありました。
これでもかっていうぐらい見事にたくさんあります。

見終わると15：00だったので、河南博物館もまだ見れる時間と思いタクシーで行きました。タクシー21元。

正面の建物が河南博物館本館ですが、雷、雨のせいで建物が工事中です、と警備の若者がジェスチャーしてくれました。
隣の建物で展示物があるのでそちらに行きました。

商、春秋時代のものの展示が多かったです。
当時の部族の集まりを感じる模型がありました。

秦、漢のものはほとんどありませんでした。項羽の記述もありませんでした。

博物館も見終わり外の歩道はこんな状態。ずらっとバイクばかり。歩けないので車道を歩きました。
この後バスでホテルに帰りました。1元。

18：00過ぎにご飯を食べにホテルを出ました。

ここが中心地みたいで、恐ろしいぐらいの交通量です。でも強引に皆渡って行きます。

なんか有名そうなお店もありました。

探してたお店がわからず疲れてきたので、ここに決めましたわ。

こちらを頂きました。細切れうどんの回族風味です。18元。

ホテル近くで、おしゃれなお店があったので、細切れうどんの口直しと思い仙草ジュースを頂きました。14元。
パン屋さんでパン、ドーナツも買いました。21.1元。
19：20ホテルに帰りました。

4日の朝、朝食コーナーは豪華でした。

今日の朝食はこちら。のり巻きがありました。

今日は、鄭州市から隣町のけい陽という所に行きます。
鄭州西汽車駅からバスが出ているらしいので行きました。
バス駅の前の様子です。

9：15けい陽行きのバスに乗りました。5元。
上街という所がけい陽なんだなと勝手に思っていましたが、けい陽は途中下車しないと行けなかったです。結局、終点の上街まで行ってしまいました。

ここが終点でバスを降りました。ストリートビューで見ていた所だったので行きたい所には、ここの方が近い。
タクシーが捕まらないと思って、けい陽に行くつもりでしたが、ちゃんとタクシーも並んでいました。ホッ。

タクシーのおばちゃんはスマホナビでなく無線で場所をやり取りしてました。無事、虎牢関へ着きます。
劉備、関羽、張飛が呂布と戦った場所らしいのですが、ここの西北山上にせいこう城があったらしい事を調べていました。

他に観光に来ていた人とジェスチャー話をして、あの山がせいこう城だった所だよと教えてくれました。

なんちゃない小山なんですが、当時に想いをよせます。
ここで大戦70、小戦40もしたそうです。

私のスマホナビでけい陽城に行きました。
途中、道がわからず村の人に聞きました。後からタクシーのおばちゃんもやっと来てくれましたわ。

何とか見つけました。
ここに立派なお城があったんですね。興奮ブルブル感動でした。

カチンコチンの城壁でした。

回りは畑です。
観光に来る人はいなさそうな感じ。私ってマニアックなんでしょうか。

上に登った形跡があったので、私ももちろん登りました。

何ちゃない草むらですわ。
穀物の大倉庫があったという事で城壁も高く厳重だったそうです。

劉邦が逃げて項羽が追いかけてなど色々と想いを寄せましたわ。
最後は劉邦が惨敗した所です。ドラマがいっぱい。

城壁の上を登るのは、結構な急斜面でした。下りはタクシーのおばちゃんも必死です。
私もこの後、ゆっくりと降りました。っが、やっぱり滑りましたわ。

滑って草をつかんだらイバラを握ってしまい、こんなになりました。
イタイ！
小さいトゲがいっぱい刺さって抜くのが大変でしたわ。

痛いのを我慢して観光を続けます。
こんな田舎道を行きました。

紀信のお墓です。
劉邦を逃げ出させるため自分がおとりとなった人。影武者です。

女子の兵士をつくって東門から出て項羽が追いかけたそう。当の劉邦は西門からさっさと逃げてしまった。この張良の戦略はおもしろいです。

石碑もありましたが、字が消えていて何を書いてるのかわかりませんでした。

鉄器博物館もありますが今は工事中で入れませんでした。

国道沿いには、こんなお店がたくさんありました。

歩いて見たかったです。

続いて漢覇二王城に行きました。

調べていた所と大違い。風景区として近々オープンさせるようで、綺麗になっていました。
調べてたのは草ぼうぼうの中に項羽像があるはずでした。

一大観光地として売りに出すんですね。

中へは4時まで入れないそうで、ここで待ちました。

待っている間、違う道を行ってみました。

うわぁ、この辺で劉邦と項羽がにらみあったのか、って思うだけでブルブル感動。
こう溝と書かれている文字も発見。ここを拠点として西と東で天下をわけたんですね。

黄河の橋も見に行きました。はるか彼方に橋の突き当りがあります。

バーベキューをしている家族がいました。石で積み上げて鉄板を置いてお肉を焼いていました。これは日本と同じですね。

元の場所に戻り再び4時まで待ちました。
こんなワンコも登場しました。

急に警察の人がピリピリムードになってきました。
カメラもだめって言われました。
何だろうと思ったら高級車、マイクロバスが何台も通過しましたわ。

どうもここの関係者の偵察みたいです。

入れる時間が4時でなく6時だったらしく、私はもういいよって言ったらタクシーのおばちゃんはいやいや、せっかくだから待とうと言ってくれましたわ。
この後、ソロソロと奥の方に入って行きました。

覇王城の古い看板を発見。
この先にあるみたいで行ってみましたが、途中警察の人がいて、ダメダメあっちいきなのジェスチャーで帰りました。

覇王村の道端でこんなチケットが落ちてました。

この写真の所に行きたいのよね、っておばちゃんに言いましたわ。

新しくできた道路をソロソロとおばちゃん二人で歩きました。

ここが新しくできる建物なんですね。
この前に石碑があって、その後ろにある山が広武山。

項羽と劉邦がにらみあった山です。

警察の兄ちゃんにあそこだけ写真を撮りたいの、お願い、で頼み込みました。

こう溝と書かれています。
ここから西は漢、東は項羽の領土として和睦が成立したんですね。

ここでのドラマは面白すぎます。
項羽に対する10の罪状、項羽の矢に刺さった劉邦、ブルブル感動です。

帰り道の国道は街灯もなく、車のライトだけでした。
近くの工科大地下鉄まで行き、タクシーのおばちゃんとお別れしました。

長い時間へんな所に付き合ってくれて謝謝。タクシー代400元。

地下鉄で二七広場まで行き夜市に行きました。地下鉄4元。
地下鉄切符売り場で、隣の女の子がＱコードしかなくて現金とＱコードを交換してくださいって言われましたが、そんなＱコードなどもっていないので、10元あげたら4元返してくれました。

夜市はすごい人でした。週末だしね。

夜市でワンコが売ってました。
ちょっと怪しげなおじちゃんが売ってました。子犬はいくらなのでしょうか。

トイプードル。

ハスキー犬。大きかった。たぶん注射をしているだろうと思い、頭をなでなでしました。

この後、栗屋さんがあり栗を買う。10元。

調べていた回転火鍋屋さんは見つからず、ホテル近くで探すことにしました。
二七広場の地下鉄駅の改札がすごい人で、歩いて帰ることにしました。

こちらのお店に入りました。

牛丼17元。
日本の味でした。おいしかったです。

21：20ホテル着。
ホテルで消毒液を借りて、けがした所にベタベタ塗って寝ましたわ。
いっぱい遊んだ日でした。

この旅行記へのコメント （2）

• シャオチーさん 2018/11/01 22:18:26

  楽しく拝見しております

  西安について調べていたら、こまぎんさんの旅行記を見つけて、とても楽しそうな一人旅をしていらっしゃるようで、楽しく読ませていただきました。
  中国本土へは一度しか（香港・マカオを除く）行ったことがないので、興味がわいてきました。
  これからも楽しい旅行をして楽しい旅行記を書いてください。

  こまぎんさん からの返信 2018/11/02 17:23:23

  RE: 楽しく拝見しております

  > 西安について調べていたら、こまぎんさんの旅行記を見つけて、とても楽しそうな一人旅をしていらっしゃるようで、楽しく読ませていただきました。
  > 中国本土へは一度しか（香港・マカオを除く）行ったことがないので、興味がわいてきました。
  > これからも楽しい旅行をして楽しい旅行記を書いてください。
  
  シャオチーさん
  こんにちは、メッセージをありがとうございます。
  中国の一人旅は、毎回とても楽しいです。
  ワクワク、ドキドキ感が楽しくって、たまりません。
  香港は行ったことがないのですが、いつかは行ってみたいと思います。
  シャオチーさんも是非、中国本土の一人旅にチャレンジしてみて下さい。
  ハプニングいっぱいで楽しいと思います。
  西安は観光客が多いから安心だと思います。
  お互いに人生楽しみましょう。
  ありがとうございました。