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 所属する写真クラブの撮影行を企画する私にとって、毎年8月下旬を迎えると、「今年の紅葉はどうだろうか」と山の様子が気になり出す。まず何処に行こうかに始まって、例年の見頃はいつなのか、今年の様子はどうなのかなど、インターネットと睨めっこの日々となる。そして、今回企画したのが「紅葉の乗鞍と栂池自然園を巡る撮影行」である。<br /><br /> 日本で一番早い紅葉が見られる場所としては、北海道大雪山系の「旭岳」が有名だが、本州でも一足早く紅葉を見られる場所がある。それが、今回訪ねる『乗鞍岳』と『栂池自然園』で、いずれも9月下旬~10月初旬が紅葉のピーク。アクセスも「バス」や「ロープウェイ」が利用できるため、高齢者の多い我がクラブ員にも比較的楽にアプローチできるのだ。<br /><br /> それにしても心配なのは天気。前回6月の美瑛では、連日の雨で思うような写真が撮れなかったのでその二の舞は踏みたくない。そこで今回は出発日を決め打ちせずに、9月25日~10月4日の間の天気の良い日とし、天候を見定めて出発するため宿泊先は飛び込みが可能な宿とした。日本列島に台風が何度も襲来し天気の悪い日が続いたが、9月30日の台風24号通過後にチャンス到来。慌ただしくホテルを予約し、10月2日の午前1時に自宅を出発。中央高速をひた走り、バスが出発する乗鞍高原観光センターへは5時30分に到着した。10月から始発バスの時間が遅くなり、当初計画よりも1時間遅れたものの7時50分にはスタート地点の「大雪渓・肩の小屋口」へ降り立ち、そこから歩いて下りながら撮影を開始した。

グッド・タイミング!紅葉の乗鞍・栂池自然園を巡る撮影行(1)乗鞍編

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2018/10/02 - 2018/10/02

87位(同エリア441件中)

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Fuyuyama

Fuyuyamaさん

 所属する写真クラブの撮影行を企画する私にとって、毎年8月下旬を迎えると、「今年の紅葉はどうだろうか」と山の様子が気になり出す。まず何処に行こうかに始まって、例年の見頃はいつなのか、今年の様子はどうなのかなど、インターネットと睨めっこの日々となる。そして、今回企画したのが「紅葉の乗鞍と栂池自然園を巡る撮影行」である。

 日本で一番早い紅葉が見られる場所としては、北海道大雪山系の「旭岳」が有名だが、本州でも一足早く紅葉を見られる場所がある。それが、今回訪ねる『乗鞍岳』と『栂池自然園』で、いずれも9月下旬~10月初旬が紅葉のピーク。アクセスも「バス」や「ロープウェイ」が利用できるため、高齢者の多い我がクラブ員にも比較的楽にアプローチできるのだ。

 それにしても心配なのは天気。前回6月の美瑛では、連日の雨で思うような写真が撮れなかったのでその二の舞は踏みたくない。そこで今回は出発日を決め打ちせずに、9月25日~10月4日の間の天気の良い日とし、天候を見定めて出発するため宿泊先は飛び込みが可能な宿とした。日本列島に台風が何度も襲来し天気の悪い日が続いたが、9月30日の台風24号通過後にチャンス到来。慌ただしくホテルを予約し、10月2日の午前1時に自宅を出発。中央高速をひた走り、バスが出発する乗鞍高原観光センターへは5時30分に到着した。10月から始発バスの時間が遅くなり、当初計画よりも1時間遅れたものの7時50分にはスタート地点の「大雪渓・肩の小屋口」へ降り立ち、そこから歩いて下りながら撮影を開始した。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス 自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • バスを降り立ち山を見上げると、頂上付近は雲に覆われている。バスガイドさんの話では昨夜雪が降ったとのことで、斜面がうっすらと白くなっている。

    バスを降り立ち山を見上げると、頂上付近は雲に覆われている。バスガイドさんの話では昨夜雪が降ったとのことで、斜面がうっすらと白くなっている。

  • バス停を降りたところにあったナナカマド。キレイに色づいている。右上の赤い実は既に葉が散った後のナナカマドの実。

    バス停を降りたところにあったナナカマド。キレイに色づいている。右上の赤い実は既に葉が散った後のナナカマドの実。

  • バス停脇の沢筋を下っていく。つい紅葉に目が奪われ、足下が疎かになりがちに。

    バス停脇の沢筋を下っていく。つい紅葉に目が奪われ、足下が疎かになりがちに。

  • 沢筋は風が通り抜けるためか色付きが一段と良い。

    沢筋は風が通り抜けるためか色付きが一段と良い。

  • 太陽の光を浴び朱に輝く。

    太陽の光を浴び朱に輝く。

  • こんな所を下って行く。やはり年寄りにはキツい。

    こんな所を下って行く。やはり年寄りにはキツい。

  • 間もなく車道にぶつかる。登山道は九十九折りの車道を貫くよう延びている。

    間もなく車道にぶつかる。登山道は九十九折りの車道を貫くよう延びている。

  • 今度は車道に沿って下って行く。一般車両は通行止めのため車はバスとタクシーが通るくらい。乗鞍の最高峰「剣ヶ峰(3,026m)」山頂はまだ雲の中。

    今度は車道に沿って下って行く。一般車両は通行止めのため車はバスとタクシーが通るくらい。乗鞍の最高峰「剣ヶ峰(3,026m)」山頂はまだ雲の中。

  • 雲間から山頂が顔をのぞかせた。

    雲間から山頂が顔をのぞかせた。

  • 緑のハイマツの中に点在する紅葉が美しい。

    緑のハイマツの中に点在する紅葉が美しい。

  • ここのポイントは、ナナカマドの赤やオレンジ、ダケカンバの黄、ハイマツの緑に草紅葉の朱が加わる。

    イチオシ

    ここのポイントは、ナナカマドの赤やオレンジ、ダケカンバの黄、ハイマツの緑に草紅葉の朱が加わる。

  • 鮮やかな色彩の連続でカメラを構える時間が多くなる。

    イチオシ

    鮮やかな色彩の連続でカメラを構える時間が多くなる。

  • すっかり葉を落としたダケカンバの樹形はオブジェの様。

    すっかり葉を落としたダケカンバの樹形はオブジェの様。

  • 台風24号の影響を心配していたが、紅葉はほとんどダメージを受けていない。

    台風24号の影響を心配していたが、紅葉はほとんどダメージを受けていない。

  • 斜面を埋めつくす紅葉の海。正に錦秋。

    斜面を埋めつくす紅葉の海。正に錦秋。

  • 10時半を過ぎ、登山バス3台が連なって紅葉の山道を上ってきた。

    10時半を過ぎ、登山バス3台が連なって紅葉の山道を上ってきた。

  • 雲間から穂高の山並みが顔をのぞかせた。

    雲間から穂高の山並みが顔をのぞかせた。

  • 青空に白い雲と紅葉が映える。

    青空に白い雲と紅葉が映える。

  • 位ヶ原山荘まで下りてきた。ここまで約2時間10分、我々はこの先の冷泉小屋まで歩く。

    位ヶ原山荘まで下りてきた。ここまで約2時間10分、我々はこの先の冷泉小屋まで歩く。

  • 朝のバスガイドさんは、位ヶ原から冷泉小屋周辺で紅葉のピークを迎えていると言っていた。

    イチオシ

    朝のバスガイドさんは、位ヶ原から冷泉小屋周辺で紅葉のピークを迎えていると言っていた。

  • 冷泉小屋まで、この様な道をのんびり下って行く。

    冷泉小屋まで、この様な道をのんびり下って行く。

  • バス停まであとわずか。道路脇は紅葉、紅葉、そしてまた紅葉。

    バス停まであとわずか。道路脇は紅葉、紅葉、そしてまた紅葉。

  • 冷泉小屋のバス停に到着。3時間弱のハイキングだった。ここからバスで乗鞍高原観光センターへ戻り、今度は小谷村の「鎌池」を目指して車を走らせる。

    冷泉小屋のバス停に到着。3時間弱のハイキングだった。ここからバスで乗鞍高原観光センターへ戻り、今度は小谷村の「鎌池」を目指して車を走らせる。

  • 午後4時少し前「鎌池」に到着。ここも紅葉の名所としてカメラマンには知られたところ。しかし、通常ここの紅葉は10月中旬から。まだ半月早い

    午後4時少し前「鎌池」に到着。ここも紅葉の名所としてカメラマンには知られたところ。しかし、通常ここの紅葉は10月中旬から。まだ半月早い

  • 確かに紅葉にはまだ早い。わずかに色付き始めた程度。

    確かに紅葉にはまだ早い。わずかに色付き始めた程度。

  • 鎌池の周りにはぐるっと遊歩道があり、約40分程度で一周できる。

    鎌池の周りにはぐるっと遊歩道があり、約40分程度で一周できる。

  • 遊歩道を巡りながら、色づきはじめた風景をカメラで切り取っていく。

    遊歩道を巡りながら、色づきはじめた風景をカメラで切り取っていく。

  • ちなみに最盛期を迎えるとこんな様子(2011年に撮影)。

    ちなみに最盛期を迎えるとこんな様子(2011年に撮影)。

  • 約1時間で切り上げ、今夜の宿へ向かう。

    約1時間で切り上げ、今夜の宿へ向かう。

  • 今夜のホテルは「グリーンプラザ白馬」。翌日に行く栂池パノラマウェイ往復チケットと入園券がセットになったリーズナブルなプランをチョイスした。

    今夜のホテルは「グリーンプラザ白馬」。翌日に行く栂池パノラマウェイ往復チケットと入園券がセットになったリーズナブルなプランをチョイスした。

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