2018/09/14 - 2018/09/17
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てぶケロトラベラーさん
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初めて北海道に行きました。
北海道胆振東部地震のほぼ一週間後の日程だったため、
出発ギリギリまで行くかどうかかなり迷いましたが、
いろいろと調べて情報収集し、予定通り決行することに。
美しい景色と美味しい食事に癒され、北海道が大好きになりました。
3泊4日の旅を3つの旅行記に分けて紹介します。
①札幌(札幌芸術の森)、美瑛
https://4travel.jp/travelogue/11407331
②トマム(クラブメッド北海道トマム、雲海テラス)
https://4travel.jp/travelogue/11409668
③小樽、札幌(モエレ沼公園)
https://4travel.jp/travelogue/11412553
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- スカイマーク
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-
トマムから車で小樽へ移動。トマムでは快晴だったけれど、だんだん雲が厚くなっていき、一時的に雨も降りました。
トマムを出たのが遅かったので、小樽に到着したのは夕方でした。
本日の宿は小樽駅近くの「ゲストハウスIto」。
荷物を部屋に置いて、すぐに小樽観光に出かけます。 -
最初に向かったのはやっぱり小樽運河。夕暮れ時の石造りの倉庫群と、散策路に並ぶガス灯がロマンチックな雰囲気でした。
時間があったら乗りたかった。小樽運河クルーズ。
遊覧船に乗って、約40分間小樽運河を周遊できるそうです。
運河沿いの倉庫群には、観光案内所やお土産ショップ、レストランなど入っています。
「小樽運河食堂」に入ったら、地震の影響なのかな、ほぼ全店舗が閉店でションボリしながら出てきたのですが、昔の小樽の街並みを再現した店内は面白かったですよ。新横浜のラーメン博物館みたいな雰囲気。 -
友達が行きたいと言っていた「六花亭 小樽運河店」へ。
写真はお店の前にあったオブジェ。
普段箱買いしかできない商品も、こちらではばら売りしているそうです。
友人の目当ては、チーズケーキサンド「雪こんチーズ」。
ベイクドチーズケーキをココアビスケットを挟んだこのお菓子は、サクッとした食感を楽しむため、店舗で直接注文しないと食べれません。
わたしも一口もらいましたが、チーズケーキが濃厚で美味しかった。 -
小樽は明治期から商都として栄え、ガラス工芸、オルゴール、酒蔵などが有名です。小樽堺町通りを散策します。
歴史ある建物が並ぶ、異国情緒あふれる街並み。古くから続く商家と、ヨーロッパ風の重厚感のあるクラシカルな建築物が並びます。
わたしは初めて来たので分からないのですが、友人は何度も来ているので、観光客がいつもより少ないと言っていました。節電でライトアップされていないところもあったそうです。 -
着物女子にオススメなのが「大正硝子かんざし屋」。
-
大正ロマンな雰囲気で、店構えからして素敵すぎる。
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切子玉かんざし。
かんざし専門店は初めて入りましたが、種類が豊富で楽しかった!
洋服にも合うヘアアクセサリーもたくさん。
わたしは浴衣にも着物にも合いそうな、お花をあしらったかんざしを購入。今年は1度しか和装をしていない。以前は2か月に1度は着物で出かけていたのに、ずいぶん頻度が少なくなってしまいました。そろそろまた着物を着たいな。 -
小樽堺町通り商店街を散策後、完全に暗くなった小樽運河を再び見に行きました。先ほどとは雰囲気が変わって素敵。
倉庫群がライトアップされていてとても綺麗でした。 -
小樽は店じまいが早いですよね。人気店は予約でいっぱいで断られ、各自お腹の空き具合が違うので、どこに行く?という話し合いは平行線。
散策してみて気になったお店に入ることにしました。
お客さんが1組しかいなくて少し躊躇しましたが、「おたる すし田」に入りました。
わたしはガッツリ食べれるので3種類選べる海鮮丼に。
エビ・カニ・ウニを選択。
好きなものだけ乗っけた贅沢海鮮丼は、とっても美味しかった~
お腹があまり空いていない友人は握り寿司を何貫か注文。
お腹が満たされたので、ゲストハウスに戻ることに。
ゲストハウスに泊まるのは初めて。わたしの友人の中には節約目的ではなくゲストハウスに好んで泊まる人も多いです。
確かに友達の家に泊まりに来たようなほっこり感はあるけれど、他の宿泊者に迷惑をかけないように気を遣う必要があるので、わたしは少し高くなってもビジネスホテルのほうが自分には向いてるなと思いました。いつもより急いでシャワーを浴びて、洗顔して、荷物を整理してから就寝。 -
翌朝、小樽で行きたいところがあるため、8時過ぎにゲストハウスを出発。旅行最終日なので近くのファミマに寄って、ヤマトでスーツケースを自宅に発送。すぐには使わないもの(防寒着など)、お土産の類はスーツケースに入るだけ入れて、帰りの荷物を極力減らします。
スーツケースを預け、身軽になった解放感。軽快な足取りで向かったのは
「北一硝子三号館 北一ホール」。 -
北一硝子は、小樽を代表するガラスブランド。
古い倉庫を利用した「北一ホール」は、 167個の石油ランプが灯るロマンチックなカフェです。
ランプはスタッフの手で一つ一つ灯されますが、開店直後(8時45分~9時頃)は、目の前でこの点灯作業を見ることができます。
おそらくホヤを被せる時に生じるガラスの涼やかな音。手際よくランプを灯していく様子は何かの儀式のように神聖な雰囲気。 -
全てのランプに火が灯ると、シャンデリアはゆっくりと天井へ上がっていきます。
-
北一ホールの石油ランプは、石油が入っている「ツボ」と呼ばれる部分と上部の「ホヤ」と呼ばれる部分に分けられています。
ツボを所定の位置にセットをして火をつけたら、ホヤをかぶせます。
ツボとホヤは、2セット分あり、1日おきに使用してメンテナンスをしているそうです。
テーブルのランプには三角の「カサ」が付きます。
障子紙でできたこのカサは、スタッフの手づくり。カサがあることで、テーブルの明るさが増します。 -
ランプの灯りゆらめく幻想的な雰囲気。
石油ランプの近くは温かくて、うかうかしてるとアイスが溶けてしまう。 -
北一ホールを出たあとはルタオへ。ハロウィン仕様になっていて可愛い。
ルタオの名称の意味は小樽を反対にしたのではなく、フランス語で「小樽の親愛なる塔」Le Tour Amitie otaruの頭文字をとったのだそうです。 -
ランチは「なると本店」へ。
わたしは「若鳥・海鮮セット」にしました。どっちも食べれるって最高。
開店してすぐに入ったけれど、席は結構埋まっていました。右隣は観光客だったと思うけど、左隣の家族連れは地元の人だったみたい。
カリッとした皮とジューシーなお肉。
わたしはお肉の中で鶏肉が一番好きです。いくらでも食べれる。 -
ランチの後は札幌に移動。最後の観光場所は「モエレ沼公園」。
車で近くまで来ると住宅街の中に突然山が見えてきて、公園なのにあんなに高い山があるんだ!と驚きます。 -
モエレ沼公園は世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチが手がけた、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトをもとに作られた公園。
わたしたちは利用しなかったけれど、レンタサイクルもありますよ。 -
モエレ沼公園では節電のため、直径48mの「海の噴水」などいくつかの場所は見ることが出来ませんでした。
-
写真は「ガラスのピラミッド」の中から撮りました。
ガラスのピラミッドはモエレ沼公園のシンボルで、中にはイサム・ノグチを紹介するギャラリーや多目的スペース、レストランなどがあります。
天気が良かったのでピラミッドの中はちょっと暑かったです。 -
こちらは「テトラマウンド」。
丸く盛り上がった芝生と、直径2mのステントレス柱で出来た三角錐。 -
モエレ沼公園には山が2つありますが、こちらは「プレイマウンテン」。
古代遺跡ピラミッドを思わせる山。 -
それでは登ってみます!
公園には家族連れがいっぱいで、駆け足で登って行く子どもたちに追い抜かれながらも登頂。 -
運動不足で少し息が切れましたが、頂上は見晴らしがよくて、公園全体が見渡せます。
-
今回の旅行では友人たちが意見を衝突させる場面もあって、後半はほぼ2人ずつに分かれての別行動でした。
わたしは始終聞き役に徹していましたが、こんなふうにみんなで旅行に行って気まずくなるのは初めてだったので、良くも悪くも思うことが多い旅になりました。
こうでなければという押し付けは捨てて、お互いに歩み寄る気持ちを持てたなら、ぶつかることはならなかったと思うけれど、人間には感情の波もあるし、上手くいかないこともありますよね。
怒りの感情との付き合い方はとても難しい。 -
わたしは楽天家で嫌なことをすぐに忘れるのが特技なので、怒りや不満を溜め込むことは少ないのですが、職場での陰湿な嫌がらせとパワハラに耐えていた時期は、忘れても忘れても毎日攻撃されるのでだいぶ気が滅入りましたね~。まるで中身が悪意しかない、わんこそばを延々食べさせられているような。
ストレスが体に与える影響は大きいから、すぐに環境を変えることが難しい場合は、体に毒を蓄積しないように気を付けないとですね。
それでは、先ほどとは違う道で「プレイマウンテン」を下山します。 -
どこにいても目立つガラスのピラミッド。
夜はライトアップされるそうです。今回は暗くなるまではいられないけれど、次は夜に来るのもいいなぁ。
期間限定ですが、噴水もライトアップされるんですよ。
写真で見ただけですが、とても幻想的なのでいつか見てみたい。 -
モエレ沼公園には犬を散歩させている人も多かったです。
愛知ではあまり見たことがないモフモフした大型犬もよく見かけました。
犬好きなので、飼い主さんに声をかけて写真を撮らせてもらいました。
かわいいなぁ。いつか犬飼いたいな。 -
そしてこちらが「モエレ山」。モエレ沼公園のもう1つの山。
冬はスキーやソリ遊びもできるそうです。 -
3方向5ルートから山頂へ登ることが出来ます。
ゆるやかな坂道にするか、短時間で登れる階段にするか。 -
行きは階段を駆け上り、帰りはゆったり坂道下山コースにしました。
モエレ山頂上は風がとても強かったけれど、おしゃべりしながら、のんびり景色を眺めていたら不思議なくらい心が癒されました。 -
北海道旅行のほぼ一週間前に大きな地震があり、その直後は旅行は諦めるしかないだろうなと思っていました。
現地の情報を入手したくていろいろ調べるも、ニュースでは被害が大きい場所の報道ばかりで、なかなかほしい情報が得られなくて、一緒に旅した友人が問合せをしてくれました。
旅行用に作ったLineグループでも話し合いをして、今回の旅行で予定していた場所は地震の影響をあまり受けていないようなので、行っても問題ないのでは?という結論になりましたが、家族の心配もありましたし、わたし個人は出発2日前まで悩みました。
地震のため北海道の観光業は打撃を受けましたが、行ってもいいのか判断するための情報が足りなかったのは大きな原因でしょうね。
天災の後に、観光客がお金を落として経済復興に貢献するのは大事なことですが、それも時期を誤ると被災地に負担をかけてしまいますし。それで諦めた人も多いんじゃないかなと思います。
10月に入ってからもまだ余震がありますし、地震は専門家でも予知することはできないから、絶対安全ですとは誰にも断言できないですが、行ける方にはどんどん旅行してほしいなと思います。
ちなみに今回北海道に魅了されたわたしは、次の冬にも北海道行っちゃいますよ☆ -
今回の旅で買ったお土産がこちら。初北海道ですし、今回はいっぱいお金を使うぞ!とお土産予算多めにしたので、たくさん買い込みました。
チョコレートポテトチップスは好きすぎて3箱も買っちゃった。
じゃガッキー(わかさいも本舗)
じゃがポックル(ポテトファーム)
じゃがピリカ(ポテトファーム)
カラフルマンス(六花亭)
チョコレートポテトチップス(ロイズ)
ピュアチョコレート(ロイズ)
ノースマン(千秋庵製菓株式会社)
おもっちーず(スイートオーケストラ わらく堂)
ほとんどがお土産でもらって食べたことがあるお菓子ですが、
初めて食べた「おもっちーず」は予想以上に美味しくて感動。
次に行ったら食品も買って帰りたいな。
以上、初めての北海道旅行記でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ひろさん 2018/10/14 19:02:03
- また来てくださいね
- てぶケロさん こんばんは!
今回の旅で北海道を好きになってくれてありがとうございます。
小樽は写真を拝見する限りでは、いつもより人が少なめですね。
長い時間一緒に過ごすと、いつもは見えない部分が見えて
特に旅はお互いに行きたいところもあると思うので
喧嘩しやすいのですかね?
私は誰かと行く旅は、その人に合わせるようにしています。
そして冬も北海道に来てくれるのですね。
雪国育ちの私から見ると、雪の季節はまた違った良さがあります。
昔と比べて今の北海道は温暖化しているので
冬も少し暖かくなってきていますが
てぶケロさんは寒がりだと思うので
十分に耳掛けや手袋を持参して臨んでください。
ひろ
- てぶケロトラベラーさん からの返信 2018/10/15 23:18:51
- RE: また来てくださいね
- ひろさん、こんばんわ!
旅行記を見ていただいてありがとうございます。
北海道は本当にいいところですね〜☆
次の北海道旅行は一人旅なのですが、家族旅行でも北海道に行きたいですし、
別の友達とも行ってみたいです。
友人たちは旅行中の小さな不満が積み重なって爆発した感じですね。
でも怒っていた友人も基本的に人に合わせるタイプなので、
たまたま虫の居所が悪いタイミングだったのかもしれません。
怒りが収まった後は、自分の狭量さが嫌になると落ち込んでいました。
ありがとうございます!
冬の北海道旅では一番寒い2月なので、持てうる限りの防寒着で挑みたいと思います。
まだ先ですが、楽しみで仕方ないです( *´艸`)
また旅行記を書くと思うので、よければ見に来てください♪
てぶケロトラベラー
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