2018/10/06 - 2018/10/08
22位(同エリア108件中)
群青さん
この旅行記のスケジュール
2018/10/06
この旅行記スケジュールを元に
ほぼ1年ぶりに友人と連れ立って旅をしてきた。
今回の目的地は新潟!
体育の日を含んだ3連休という事もあり、ほぼ新潟を縦断する形での計画を組んだのだが。
台風25号が日本海側を北上するコースと相まってしまい・・・
さてさて無事に旅を満喫できるでしょうか?
初日は新発田市の月岡温泉へ。
実はこの場所、20数年前の昔、会社の社員旅行で来たことのあるエリアなのだが・・・
20代半ばの埋もれた記憶を浮かび上がらせることはできるかな?(笑)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
10月6日、土曜日。3連休の始まり。
昨年9月の津軽の旅以来1年ぶりに、友人と連れ立って旅に出た。
目的地は新潟。
午前中仕事の友人に合わせ、昼過ぎに出発。
関東の天気は良いんだか思わしくないんだかハッキリしない空模様だったのに・・・
関越トンネルを越えると空の色は一変して、秋めいたコバルト色。
まさに「国境のトンネルを越えると~」云々みたいな(笑) -
少し遅めの昼を軽く取ろうと高速のサービスエリアに降り立つも、赤城高原SAは激込み過ぎてスルー。
塩沢石打SAは何もなさ過ぎて話にならず。
で、立ち寄った越後川口SA。越後川口SA下り線 フードコート グルメ・レストラン
-
この辺りは信濃川と魚野川の合流する場所。
川の景色を見下ろせる展望コーナーが設えられている。
台風の間接的な影響なのか?
やたらと生ぬるい風が僕らに吹き寄せる。 -
寄り道しないで車を走らせたおかげで、予定より30分近く今宵の宿に到着。
新潟県新発田市の月岡温泉 摩周。
外観はやや古ぼけた印象。
建物近くの道を挟んだ場所に誘導され車を停める。月岡温泉 摩周 宿・ホテル
-
外観とは異なって、館内は至って清潔感溢れるスタイリッシュさ。
-
なんでもこの宿、2年前に全室改装済みらしく、だから外観では窺い知れない”平成の香り”を湛えているのかもしれない・・・
-
今回過ごす部屋は「あい」。
このホテル、各部屋ごとにブック型の表札を用いているんです。
さて、部屋は一体どんな感じでしょうか? -
フローリングタイプの洋室でツインベッドの部屋。
-
建物2階で眺望は望めないかわりに、大型のTVが備え付けられた部屋なのだとか。
-
お着き菓子は「最中で包んだお米のサブレ」。
不思議な食感で、かつ上品な甘さで、これはこれで美味しかったです。 -
陽が翳る前に温泉街を散策してみよう!
ということで、寛ぐ間もなく外へ。
ビックリしたのは、チェックイン早々、僕らと同じように温泉街へと向かう人や、散策を終えて買い物袋を提げてホテルへと戻ってくる人たちが入れ替わり立ち代りだったこと。
それ以上に驚いたのは、僕らよりも若い年代の人の方が多勢だったこと!
特に足湯周辺の賑わいと、温泉街に似つかわしくない年代層の若さには面食らうほど。
何なん?この温泉街って???
とりあえず人の波の切れたタイミングを狙ってパシャリ。 -
昭和ノスタルジーと言えば聞こえは良いが、パッと見はどこにでもあるようなかつての繁栄の残骸を留めたままの温泉街に見えなくもない。
-
通り過ぎるのは温泉街にやって来た観光客の車やタクシーが通る以外、華やかさはあまり感じないもの。
ただし、そんなひっそりと佇む温泉街の商店の中に、意匠が統一された店舗が数店。
どうもこれが、月岡温泉が「ただものではない」理由なのかもしれない。
参考までに。
http://www.tsukiokaonsen.gr.jp/walk/
歩きたくなる温泉街/月岡温泉観光協会 -
温泉街散策の最大の目的地!
新潟地酒 蔵
僕の友人は大の飲兵衛で、アルコールと名のつくものなら何でもござれ!の御仁。
月岡温泉の温泉街に、日本酒の飲み較べができる店があるらしいよ!
と囁いたら、目の色が変わったし(爆笑)
旅する場所で新たな出会いを求めて、僕もお相伴させていただきますかね! -
店内の様子。
県内各地の酒造で作られる、およそ90もの日本酒が飲み較べできるスペース。
店内は、それこそ僕らよりも若い人ばかり。 -
飲んで気に入った酒を買う事も出来る店内。
そう広くないスペースは人がごった返していてビックリ。 -
まずレジで1人あたり500円を払うと、おはじきを3個渡される。
店の2辺に県内から集められた日本酒が所狭しと陳列されていて、それらを眺めながら、自分が飲みたいと思う酒の番号を覚えてレジに行き、おはじきを渡すとお猪口にその酒が注がれる。 -
何をどう攻めたらいいのか、普段、日本酒を飲まない自分にはようわからんので・・・
ラベルを頼りに何となく目についたものを選んでみた。 -
「越後美人」
上越酒造(上越市) -
僕のファーストチョイス
「米百俵」 栃倉酒造(長岡市) -
「伝衛門」 新潟県酒造組合(新潟市)
-
僕のセカンドチョイス
「加茂錦」
加茂錦酒造(新潟市) -
「越後鶴亀 ワイン酵母仕込み」
越後鶴亀(新潟市) -
僕のサードチョイス
「ウィスキー樽で貯蔵した日本酒」
福顔酒造(三条市)
スモーキーな樽香と日本酒の繊細さはミスマッチだと思う・・・ -
「夢」
市島酒造(新発田市) -
「八一」
高橋酒造(長岡市) -
僕のフォースチョイス
「越後乃紅梅」
頚城酒造(上越市) -
「こしのはくせつ」
弥彦酒造(新潟市) -
「村松」
金鵄杯酒造(五泉市) -
僕のラストチョイス
「和楽五尊」
池浦酒造(長岡市) -
「至」
逸見酒造(佐渡市) -
「宝山」
宝山酒造(新潟市) -
僕が5銘柄。友人が10銘柄。
(どうも1銘柄、写真を撮り忘れた様子)
それでも全然間に合わないほど、新潟県内各地で個性的かつ美味しい日本酒が作られている。
飲み比べてみれば、日本酒と一括りにできないほどの豊饒な世界が拡がっている事に気づかされ・・・
選ぶ楽しみ、飲み交わす愉しみ。
だからこそ年代を超えて、月岡温泉のこの店に人は惹き寄せられるのだろう! -
新潟米菓 田DEN でこわれせんを試食し、美味しかったものを買い求め、今宵の宿方面へと戻って来る。
今回は2箇所だけの利用でしたが、他にも「香る飲み物」や「ご飯のお供」に特化した店舗などもあり、統一したデザインで温泉街にそれらを展開させるアイデアの巧みさに唸らされます。
だからでしょう。
他の温泉街とは様相も異なるような、若い層の客を取り込むことに成功しているのは!
こればかりは行ってみないとわからんものですねぇ~。
イイ感じに暮れなずむ10月の温泉街。 -
宿に戻る前に、足湯に入ることに。
あしゆ湯足美 温泉
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ちょうど人が入れ替わったタイミングで到着したらしく、3つある足湯のうち1つは誰も利用していない。
靴下を脱ぎ裾をまくり上げて足を湯に入れると、若干の痺れるような熱さの後で心地よい痛みが伝わって来た。 -
季節はハロウィン仕様!
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案外広いスペースが用意されているから、待たずに利用できそうだね。
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宿に戻り、夕餉までの間に温泉を楽しむことに!
月岡温泉はエメラルドグリーン色した湯で有名な温泉。
なのに硫黄泉。
昔から”美人の湯”として知られ、弱アルカリ性低張性高温泉の湯は、肌を滑らかにし老廃物を洗い流してくれる泉質。
硫黄の香りは漂うものの、例えば草津温泉や蔵王温泉のように、衣類にまで硫黄の匂いがこびりついてしまう泉質とは異なる。 -
男湯は日高石庭の湯。
このホテル、深夜で一旦、清掃のためにクローズされ、朝5時からは男女入れ替えになるため2つの大浴場を両方とも利用できる仕組み。
夕刻だからか結構の利用客がおり、写真撮影はできず。
なので参考までに宿のホームページのアドレスを貼っておきますね!
https://www.masyuu.co.jp/onsen/ -
部屋に戻って缶ビールでのどを潤しつつ談笑。
夕餉の時間がやって来たので食事処まで出向く。 -
今宵の食事プランは「黒毛和牛会席コース」
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前菜 しばもん味づくし
摩周手作り 栗の豆腐
カニの寄せ物
しばた産 から寿司
大峰かおり(枝豆)
太っぱらアスパラの生ハム巻き
あけび鶏ひき肉田楽
渋皮栗甘露煮
しばた産よもぎ麩田楽 -
食前酒 やまもも酒
香の物 -
お品書きを見ながら食事に合わせるお酒をオーダーして待っているのに、お酒が運ばれてくる前にやって来てしまった!
こいつ。
洋皿 黒毛和牛ステーキ -
何で焼き物がこんなに早く来るのか理解不能・・・
手前にある長い皿に肉をつける味付けが備えられている。
いちばん左は笹川流れの塩、右側はわさび。 -
で、やっと今夜の料理の供が運ばれてくる始末。
何なんでしょう、この順番。
さすがにこの体たらくはあり得ない!と思うけど。 -
サラダ ベビーリーフ、ミニトマト、パプリカ
-
造り 海の幸彩々三点盛り
-
焼物 カンパチの酒蒸し
お品書きだと銀鱈の照焼なのだが・・・ -
温物 ほほ肉の赤ワイン煮
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食事 地元月岡産コシヒカリ
お椀 松茸 素麺 湯葉 お吸い物 -
こんな感じ
季節のものはほんの少しだけ味わうのも乙なもの・・・ -
水菓子 手作りルレクチェゼリー
越の雫いちじくコンポート
料理はとても美味しく頂いたのだが・・・
やはり、最初の不手際がちょっとネ!
せっかくのご馳走も、感動が失せてしまうようなやっつけ仕事の給仕。 -
日本酒飲み較べで飲み過ぎたのか?
仕事終わりの長距離運転が祟ったのか?
美味しい食事に満足して、睡魔に体を奪われた我が友人。
部屋に着くなり早速ベッドへと消えていった。
なので一人で温泉へと。
時刻は夜9時半だというのに誰もいなかったので写真を撮ってみた(笑) -
この堂々たる半露天風呂、個人的に好きだなぁ~!
徐々に台風25号の影響が及んできたようで、夕食前にはさほど感じなかった強風が、この時間帯にはかなり吹き付けていた。
ちょっぴり熱めの湯に身を浸し、時に生ぬるい台風の風に吹かれながら、この温泉の力を味わいつくす贅沢。 -
ロビーで寛ぎつつ、水分補給!
今日は随分と飲んだもんなぁ~ -
エレベーターホール。には椅子が用意されているけれど、僕らの部屋は2階なので階段で上がりますわ・・・
では、おやすみなさい!
夜中はかなりの強風が吹き荒れていましたが、頑丈な建物に守られて、眠りを寸断されることもなく快適な睡眠を堪能。 -
翌朝、気持ちよい目覚めの後、朝風呂を楽しみ、ロビーで寛ぎの時間。
-
すっかり腹ペコの僕ら。
アラフィフなのに育ちざかり???
いや、その一口がブタになる!のを知りつつも、旅の時はそういうの禁句。
ダイエットは明日から!だもんね(苦笑) -
お米が美味しい。
お代わりしてしまった。 -
朝から海鮮なんて、やはり海のそばならでは。
-
ヤスダヨーグルトを用いたデザート。
2日目はしっかり観光する気満々!
20数年ぶりに月岡温泉にやって来て、昔の記憶を取り戻せたか!
というと、正直ビミョーなんだけど・・・
ハッキリ言えるのは、前回はこの宿みたいな良い宿ではなかったということ。
もっと団体客詰込み型のある種、昭和の香りみたいなところに泊まったのだと思うんだよね。
ただ、じゃあどこに泊まったのかということも全然思い出せない。
もしかしたら時間の淘汰によって、今はもう形を失われた場所だったのかもしれませんね。
個人客・グループ客を大切に、部屋や料理、温泉にこだわって、それぞれ思い思いの楽しみを興じることに特化できる場所づくり。
それがきっと、平成スタイルの温泉街の形なのだろう!
と、この宿に泊まってみて改めて感じました。
料理は美味しかったし温泉もとても良かったし・・・
また訪れたいなぁ!と思う宿ですが、ただ一つだけ。
食事の際の給仕の仕方だけもう少し工夫して欲しい!
と痛切に感じます。
それ以外は満足度が高い宿です。
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