スペイン語学習仲間との北スペイン 1 出発編（出発から歓喜の丘まで）

2017/12/08 - 2017/12/09

２０１７年の秋に獨協大学でのオープンカレッジのスペイン語学習仲間３人で北スペインへの旅に出た。
ルフトハンザで本来ならドイツ国内1箇所でトランジットのはずが、行きはミュンヘンとフランクフルトの2箇所でトランジットする羽目になった。今回の旅は北スペインが目的であるが、ポルトガルのポルトに降り立った。
このあたりが、旅行代金が格安の理由だろう。
ポルトのホテルに夜遅くチェックインし、ドンルイス一世橋の上から霧に煙るポルト旧市街を一望し、写真タイムをとって、先ずはスペインのガリシア地方の聖地サンチャゴコンポステラに向かいます。途中、美しいビーゴ湾を望む道の駅でレストタイム。やがて、小雨と霧の中のコンポステラの大聖堂が晴れていれば、見えるはずの歓喜の丘モンテデゴソでエルカミーの巡礼者ペレグリーノの気分を味わう。

エリア ポルト(ポルトガル)

羽田空港に少し早めに到着しました。

羽田空港からルフトハンザの12:45でドイツのミュンヘン、フランクフルト経由でポルトガルのポルトに向かいます。ミュンヘン→ポルトに空席がないとのことで二回もトランジットします。初めての経験です。
少し早めに羽田に到着したので、ここで軽くブランチしました。
集合場所でスペイン語学習仲間のアミゴス二人と落ち合います。

第一番目のトランジットのミュンヘンまであと９０００キロ強。というか、羽田を出発してまだ３５０キロです。先は長い。

出発して一時間ほどでランチが提供されます。
メインは豚のカツどん。とてもおいしかった。飲み物はドイツのビールにした。

ミュンヘンに近づいてきました。

ミュンヘン空港に到着

ミュンヘン空港でひと息入れているアミーゴス。

フランクフルト空港内のシーン

ミュンヘンからフランクフルトへ乗ってきた飛行機。

フランクフルトからの飛行中には軽食のパスタが供されました。
ポルトガルのポルトの街の灯りが見えてきました。

ポルト港の上を空港に向かって下降して行きます、

空港から迎えのバスにのりポルトのホテルに到着、チェックイン手続きを終えて部屋に落ち着きました。
ちょうどＮＨＫワールドで日本人の両親の間に生まれ、英国で作家として活躍されているカズオ・イシグロさんのイギリスの高校生徒たちとのインタヴィユー対談の様子を放送していた。彼はもはや英国人ですが、誇らしいですね。

2017･12･9　早朝に起床する。
部屋の窓から外はまだ真っ暗の闇夜です。

朝食会場に向かう廊下には何十年か前のポルトの街角の写真ポスターがあります。

ホテル・ロビーにはもうクリスマスも近いのでイエス降誕のベレンがきれいに飾られています。

朝食は少し軽め？にしておきます。

ポルトのホテルはHF IPANEMA PARKという名前。
ブラジルの名所イパネマを冠しているのはいかにもポルトガルです。
ロビーの様子です・

バス乗車前にホテルの玄関をパチリ。
枯葉が舞っていました。

ホテルの前景

ポルトの観光名所でもあり、交通の大動脈でもあるドンルイス一世橋のたもとにﾊﾞｽは到着。
ここでしばらくフォトタイムです。

旧市街へ渡る位置です。トラムが頻繁に行きかいますので要注意です。写真奥の方向が旧市街がわとなります。5年ほど前に・スペイン・ポルトガル旅行のときにもﾎﾟﾙﾄは訪れたのですが、この位置には来なかったので新鮮でした。

トラムが通り過ぎていきました。

このキオスクの向こう側の崖上にはセッラ・ド・ピラール修道院がそびえています。

これが霧に煙る修道院の一部です。

あいにくの濃い霧に包まれて見通しはよくありませんが、サウダージがﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙのこころ。
霧も似合っています。
ドンルイス橋は上下の二層構造になっていて、上をトラムが走ります。
以前きたときには下の部分を逆方向から渡り少し下流にあるポートワイン製造所を訪問したのでした。

橋の歩道を少し歩き橋の上からドウロ川をはさんだ向こう側の旧市街の下流方向を眺めます。

ちょっとズーム

川向こうの右下のあたりがﾘﾍﾞｲﾗ広場。

以前に来たときにはあの広場で自由散策したのです。

今回はポルトは航空機乗り継ぎ都合ののつけたし扱いです。

霧の中サイクリストたちが颯爽と通り過ぎていきます、

ポートワインを運ぶ小舟群が停泊しています。

今では観光目的に情緒を醸し出す目的のためにあるだけのようです。

向こう側からトラムがやってきました。

ここでアリバイ写真。
友達のＭさんと。

撮影タイムも終了。このモーロ庭園公園のトイレでようたしをしてｻﾝﾃｨｱｺﾞｺﾝﾎﾟｽﾃｰﾗに向けてバスは出発します。

モーロ庭園公園の土手の名前は知らない花が咲いていた。

ドンルイス一世橋を渡ると大きな駅がありました。

ドロウ川の河岸には観光用の川クルーズ船が停泊しています。
この天気では客の入りは期待できないですね。

ビーゴ湾が見えてきました。
カキの養殖いかだがたくさん浮かんでいます。

ビーゴ湾に面した道の駅でレスト・タイム。
くつろぐアミーゴス。

道の駅からの湾の景色。
小雨に煙っています。

道の駅で一息ついたので、またこの高速道路に戻り、コンポステーラを目指します。

サンティアゴ・デ・コンポステーラが晴れていればはるかに望める「モンテ・デ・ゴソ」歓喜の丘に到着。
雨が強くなり、やっと数十メートル先の巡礼者の像が見えます。
はるか遠方からやってくる巡礼者たちが初めてこの丘でコンポステーラの街並みや大聖堂の姿を見て歓喜の涙にくれることから「歓喜の丘」となずけられています。

像と一緒にアリバイ写真を撮る同行者。

この丘でＭさん滑って転ぶ。