着物で行く子連れクルーズ旅行記　ペルシャ湾編　10-1（ルーブル・アブダビ観光）

2018/01/07 - 2018/01/07

ペルシャ湾岸諸国をめぐるクルーズに7才と3才の子連れで参加した時の旅行記です。温和な気候、美しい街並み、エキゾチックな体験、ぼられたり等々を記していきます。

この旅行記ではアブダビ（UAE）で下船した日（1/7）の様子を紹介します。まずは2017年10月に開業したばかりのルーブル・アブダビを訪問。収蔵品のレベルが高いことはもちろん、美術館の建物自身も美しく素晴らしい遠足になりました。子連れでも安心して楽しめます。

（旅程）
Day1 12/30 成田発（→アブダビ）
Day2 12/31 深夜、アブダビ着。セントレジス・アブダビホテルに前泊
　　　　　 午後、ＭＳＣスプレンディダに乗船
Day3 1/ 1 シルバニヤス島（ＵＡＥ）に寄港
Day4 1/ 2 終日航海日
Day5 1/ 3 バーレーンに寄港
Day6 1/ 4 ドーハに寄港
Day7 1/ 5 ドバイに寄港（1/6まで滞在）
Day8 1/ 6 深夜にドバイ出港
★Day9 1/ 7 早朝、アブダビ着。ＭＳＣスプレンディダ下船。アブダビ観光
　　　　　 夜、アブダビ発（→成田）

（関連する旅行記の一覧）
（旅行記　事前準備　編）
https://4travel.jp/travelogue/11296500
（旅行記全体のダイジェスト版）
https://4travel.jp/travelogue/11322099/
（旅行記１　エティハドで成田到着　編）
https://4travel.jp/travelogue/11324301/
（旅行記２　セントレジスアブダビで前泊　編）
https://4travel.jp/travelogue/11325053
（旅行記　ＭＳＣスプレンディダのバルコニー付客室　編）
https://4travel.jp/travelogue/11327377
（旅行記３　ＭＳＣスプレンディダに乗船　編）
https://4travel.jp/travelogue/11327779/
（旅行記4　シルバニヤス島寄港　編）
https://4travel.jp/travelogue/11328732
（旅行記5　終日航海　編）
https://4travel.jp/travelogue/11331501/
（旅行記6 バーレーン寄港　編）
https://4travel.jp/travelogue/11333419

エリア アブダビ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは今日いったところのまとめ。MSCスプレンディダから下船後、タクシーに乗り、エティハド航空のシティチェックインサービスを使って、トランクを預けてしまいます。そこから、またタクシーに乗り、ルーブル・アブダビへ向かいます。

1週間お世話になったMSCスプレンディダから下船。お世話になりました。またの機会があればよろしくお願いいたします。

ポート ザイード (ニュー マイナ クルーズターミナル) 船系

クルーズターミナルからタクシーに乗ります。アブダビのタクシーはすべて国営。安心安全なメーター制なので、着物人でも安心して乗れます。

向かった先はココ、エアポート・シティ・ターミナル。エティハド航空でアブダビから飛行機に乗る時、市内でチェックインができるサービス「シティチェックインサービス」が利用できます。

エアポート・シティ・ターミナル 飛行機・セスナ

ターミナルは朝早いこともあって、私たち以外は誰もお客がいない状態。一人３０AED（千円弱）で利用できます。スーツケースの預け代等考えたらこのサービスはすごく便利。日本でもやってくれないかなー

さて、アブダビでのタクシー配車アプリを紹介。アブダビはドバイと違い、Uberが営業していません。この「Abu Dhabi Taxi」は国営のタクシーが呼べる配車アプリ。操作はUberと似ています。地図で指定した場所にタクシーが来てくれるので、とっても便利。

3分ほどでお迎えに来たタクシーに乗って、ルーブル・アブダビへ。あまりに早く着いたので、まだ開いていません。これは入口にいく道の様子。

平日の朝なので観光客も来ていません。なお、チケットは事前にネットで購入でき、スマホの画面を見せれば、通してくれます。

幻想的なたたずまいの美術館。

海のそばにある美術館で、海の水が引かれています。

開館と同時に入場。入り口近くの床にある地図に、「東京」を発見！

ガラスケースに入っていないものも多く、写真も無料でとれるの美術館。

収蔵品は一つの芸術スタイル（絵画、彫像）や主題（神聖なもの、贅沢さ）が、文明ごとにどう表現されたのかが分かるような展示になっています。

例えば、この写真のように、左にギリシャ・ローマ文化の彫像、右にインドの彫像というように。

日本の縄文式土器も展示されていました。地域・文化を横串でみると、あらたな発見がありますね。

天井が高いので、柱全体を展示しています。

ステンドグラスもこの距離で見られるとよく分かります。

ルーベンスの名画。観光客が少なくて、静かな環境でじっくり見られるのが嬉しい！

南蛮図屏風も展示

ルイ１３世とルイ14世の前でポーズをとる小学生のルイ

ルイ15世とルイ16世の前でポーズをとる小学生のルイ

成りあがり者のボナパルトには怒りを表しています

この絵は映画で有名ですね

こんな修復されたら、誰でもビックリしますよね。映画の中の世界だから許される話。

20世紀以降の芸術も扱っています。

教科書に出ている絵と実際に出会えるのは楽しい♪

一通り見たので、今度は別館に移動します

子供向けの展示会場にエレベーターで移動

触れる展示

最新のテクノロジーを使用して、ルーブル・アブダビの収蔵品を説明しています

本物に触れた子供たちの感性に変化が表れるといいなー

特別展時にも行きます

ギリシャ様式を模倣した17世紀の彫像。

銀食器のコレクション

鳥の巣のような屋根から漏れる光がやさしい！

美術館、博物館は子供が飽きるかと思ったけれど、飽きさせない作品のグレードの高さと、展示の巧みさ、施設の美しさで子どもたちも大満足。未来を背負う子供たちこそ、これら人類の宝に触れてほしいなぁと思いました。

最後はオマケ。ルーブルアブダビにあったトイレ。シンプルなデザインだけれど、洗練されていて汚すのが気が引けるほど。トイレはシャワートイレなのは中東仕様