ポルトガルツアーにおひとり様参加　４日目①コインブラ

2018/09/12 - 2018/09/21

まとまった休みがとれたので、おひとり様で参加できるツアーに飛び込んだ。
ポルトガルは実は第１０候補ぐらいだったけれど、タイミングと料金の折り合いがついた縁を信じて申し込み。
某旅行会社で久々のツアー参加で初めてのポルトガルに行ってみることにした。

エリア コインブラ(ポルトガル)

四日目の午前中はバスでホテルから大学都市コインブラへ。

オタクなので、学生の町が好き。ケンブリッジとか一日いてもめちゃ楽しかったわ～

早く到着しすぎたとかで、丘の下の商店街の辺りでしばらく時間つぶし。

日本の金平糖のオリジナル（？）コンフェイトは、ガイドさんによるとリスボンでは殆ど見かけないとかで、こちらのお店でお土産に幾つか購入。
大きいものと小さいものがあったけど、日本人への気軽なお土産としては話のネタにもなるし見栄えもするので、なかなかいいと思った。

リスボンにもある恐らくチェーン店のパッケージや店内がめっちゃ可愛い缶詰のお店。
パッケージが可愛いだけで数倍のお値段になっている商売上手なお店です。
でもついつい入りたくなる買いたくなる可愛さ！！！

この日は土曜日だったので大学生は寝てるとのことだったけど、観光客のいるあたりには、えんぴつやボールペンを売る黒の制服とマントを着た学生さんがいました。
ハリポタファンなので、モデルになったかもしれない学生さん達の姿を見られて嬉しくなり、ボールペンを購入。
旅の間、よく使った☆

めっちゃ暑いのに黒だし長袖だし更にマント！
肩にかけてる学生さんが多かったです。
マント着てほしいなあと思ったけど、帰国するあたりになるとこの肩にかけてるのもかっこよく見えてくるんだよね。

旧大学への入口である鉄の門

無情の門とも呼ばれてるらしいけど、由来は聞いてなかった☆

コインブラ大学は学部ごとにシンボルカラーがあり（ハリポタの寮とはちょっと違うね）、卒業のシーズンのケイマ・ダス・フィスタというお祭りではシンボルカラーのリボンをマントにつけて歩き、パレードをするらしい。

これは、ガイドさんもよくは分からないけど、卒業の時にマントの一部を結んだ残りじゃないかな？って言ってた。

あと、好きな男子の第二ボタンをもらう的な感じで、マントの裾を女子が噛み切るっていう習慣が今もあるらしい。元カノ問題とかどうなってるのかめちゃ気になるわ。
マントの男子いたら裾をガン見するようになった。

またも記憶が曖昧なんだけど、こちらはラテン語しか話しちゃだめなラテン回廊だと思われます。
ここから旧大学内部へ。

今でも学位授与等で使われているという帽子の間

歴代の学長の肖像画が四方にズラリ。

ガイドさんによると、今もここで口頭試問等が行われてるそうで、学長の肖像画に囲まれた部屋での試験って圧が凄すぎないか…ってビビった。

こういう階段好き

狭いテラスからコインブラの町が見渡せる。

学生たちがカブラと呼んでるらしい時計塔も中庭から見えた。
山羊という意味なんだけど、ポルトガル語では山羊はいい意味ではないらしく、朝から鳴り響く鐘の音に対して悪態をつく感じなのかもね。

旧大学内に突然近代的な学生食堂。
観光客も入れそう？

いよいよ楽しみにしてたジョアニナ図書館へ。

ここはまだ撮影可能エリア。
時間制で撮影禁止のエリアに入るのを見学しながら待つ。

図書館内部の様子はガイドブックを見るしかない！

金泥細工の、ものすごく豪華な図書館だった。すごい…
このころ、日本様式が流行ってたのか一部日本風の装飾もあった。
害虫を食べてもらうためにコウモリが通れる穴が開いているとか。
そういう前時代的な感じ、いいですね！！
実写の「美女と野獣」の図書室が似てるとかで、大学のHPに比較記事があるらしいけど、確かにあのベルがいた図書室の雰囲気。
本棚の二階部分に上がるための階段通路や本をとるためのはしご、書き物をするためのペン壺、そして「インク補充して！」と人を呼ぶためのベル。
貴重な本を収納するための圧倒的な装飾や調度品と学士様が学問に集中するためのシステム。
知に対する圧倒的な尊敬を感じた。

図書館横の礼拝堂の入口。

観光客はここからは入らない。

アズレージョがめっちゃ綺麗な礼拝堂内部。

ここで結婚式ができるのはこのコインブラ大学の卒業生（と教師もかな？どうだったかな？）だけらしい。現地ガイドさんは卒業生同士だったそうで、ここで結婚式をしたそうです。
そんなに広くないけれど、歴史ある美しい礼拝堂で黒マントの学生達にお祝されての結婚式は素敵だろうね。

このパイプオルガン珍しい形してるよね

旧大学の見学が終わり、丘の上から坂道を下って昼食のレストランへ向かった。

カメラ持ってたら笑顔でピースしてくれたレストランの店員さん

昼食はポルトガル風肉じゃが。
美味しかった！

ここのレストランはガイドブックにも載ってる有名なお店らしい。
店内も可愛くて、観光客も地元の方も来ていた。

通りすがりの旧カテドラル

何かコインブラ大学のお土産欲しかったな～！
結果、ジョアニナ図書館のポストカードと学生さんから買ったボールペンだけになってしまった。

坂道と路地は本当に味があっていいよね！

疲れるけどね！




午前中のコインブラ大学で胸いっぱいだったんだけど、ツアーは待ってくれない。トマールへ向かう。