2018/09/12 - 2018/09/21
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ライチェルさん
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まとまった休みがとれたので、おひとり様で参加できるツアーに飛び込んだ。
ポルトガルは実は第10候補ぐらいだったけれど、タイミングと料金の折り合いがついた縁を信じて申し込み。
某旅行会社で久々のツアー参加で初めてのポルトガルに行ってみることにした。
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え?ポルトガルじゃないの?
と思ったけれど、今日のツアー予定ではポルトガルから国境を超えて北へ向かい、スペイン北西部のガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラというキリスト教の聖地のひとつに向かった。
けっこうな移動距離で途中、バルセロスの高速道路SAでトイレ休憩があった。
トイレに行っただけなんだけど…
ここバルセロスは、ポルトガルのマスコットの雄鶏伝説発祥地だそう。
むかし、聖地に向かう巡礼者が無実の罪で死刑になりそうになった時に
「私が無実である証拠に、その鶏の丸焼き、刑が執行されるときに鳴きますよ」
って言ったら本当に鳴いたので釈放されたそうです。
雄鶏、そういう伝説だったのか~
本当にトイレに行っただけで、帰りもトイレに行きました。
スペインなのでガイドブックにも載っていないし知識ゼロで来てしまった巡礼路、バスの中からホタテの貝殻をぶら下げて歩いてる巡礼者の方を数人見かけた。
ガイドさんによると、聖ヤコブは元漁師であることや遺体を運んだ船の裏にホタテの貝殻がついていたことなどからヤコブのシンボルであり、お守りのようになっているらしい。
バスは巡礼路の歓喜の丘に到着。 -
あ!聖地が見えたぞ!
と巡礼者たちが喜び駆け上がったことから歓喜の丘と呼ばれているらしい。
観光客が多かったけど、実際の徒歩の巡礼者の方もこの銅像と一緒に写真を撮っていた。
ここからも聖地までなかなかの距離があるんだけど、現代でもこの巡礼は聖地から100キロ以上は必ず徒歩でなければならないというルールがあるそうです。
巡礼目的だけでなくスポーツや観光で巡礼路を旅する人も多いそう。 -
お昼はスペインのステーキのお店で肉をガッツリ。
デザートには、サンティアゴタルトを食べました。
アーモンドと砂糖と卵だけでサンティアゴ・デ・コンポステーラの修道院で作られていた伝統的なお菓子。
こちらのレストランで食べたものはそんなに甘みが強くなくてサッパリしてアーモンドの触感が良かった。 -
バスは聖地の辺りを見渡せる丘のあたりで降りて、ビュースポットになっているところで写真撮影。
どんなところなのか全く知らないけれど、思ったより大きい!
何百キロにわたって巡礼路があるほどの聖地なんだなあ。
極東のオタクは聖ヤコブといえば、某漫画の雷兄弟のお兄さんのイメージしかなくて、本当に申し訳ない気持ちになった。 -
ビュースポットになっている並木道を歩き、街の入口の方に歩いて行くとジョンレノン風のオジサマの像がある。
名前を忘れてしまったが、ここで着想を得て執筆したスペインでは超有名な作家さんだそうです。 -
この大きなアラメダ公園の入口にカラフルな衣装の女性の像がある。
2人のマリアと呼ばれる有名な姉妹らしく、毎日綺麗にお化粧をして身支度を整え公園に来て、サンティアゴ大学に通うハンサムな男子学生に声をかけていたそうです。
たまたま現地ガイド(めっちゃ美人!)のお父様が大学時代に一緒に写真を撮ったらしく実際の写真も見せてもらった。
像になるほどだから、ナンパしてたという理由だけじゃなく、何か他にもあるんだと思うんだけど(^^;)
このお洋服は数年に一度、実際に来ていたお洋服の色に塗りなおされているらしい。 -
メモをとってなかったので記憶が曖昧なんだけど、ここは確か旧サンティアゴ大学の学舎で今は図書館として使われていると言ってたと思う。
(コレシオ・デ・フォンセカ??)
図書館部分には入れないけど、中庭と回廊部分のみ見学できた。 -
海外の大学パーカーって何故かほしくなる!
ツアーなので見てる暇なかったんだけど… -
オブラドイロ広場
この大聖堂に面した広場は東西南北に建築様式の異なる建物が建っていて、巡礼者や観光客が集まっていて活気があって面白い。 -
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
バロック様式の威厳ある巨大な大聖堂。すごい。 -
ルートの違う巡礼路がこの広場で出逢う。
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正面から。
修復が終わったばかりだそうで、全貌を見られて良かった。
サンヘロニモ神学校、現在はパラドールになっている旧王立病院、ラショイ宮殿、全部外観だけで残念(勉強なしで行ったのに☆)。
パラドールと呼ばれる豪華な(部屋によるらしいけど)ホテルは、毎日(?)最初の数人の巡礼者は無料で宿泊できるとか? -
こちらは裏側の数年に一度しか開かないという免罪の門で、ここを通ると現世の罪が許されるそうで。
どの宗教にもこうしたものがあるけど、信仰は拠り所だろうと解釈してるんだけど、人は生きていたら誰かに許してもらいたいことがあるんだろうなと思う。 -
勉強せずに行くと大事なところを見逃してしまう訳ですね。
私はどうやら最高傑作と言われる栄光の門を見逃していたようです。
この大聖堂内は現在、ガイドが案内することが禁止されていて、中で説明を受けることができないのだ… -
というものの、この巨大な十字の聖堂内は知識ゼロでも迫力があった。
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よく見ると、サンティアゴ(聖ヤコブ)に後ろからハグをしている!
このハグのための行列ができていて、巡礼者の多い夏の時期は数時間待つこともあるとか。
日本の感覚だと、お遍路最後に仏像にハグとかしないもんね。
すごいなあ。 -
この階段から祭壇下に降りて行くと小さめの銀色の棺がありました。
壺と聞いてたけど、この棺に聖ヤコブの聖遺物がおさめられているのかな。
熱心に祈りをささげる巡礼者の方のお邪魔にならないように後ろから静かに見させてもらった。 -
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サンティアゴタルトやクッキーのほかに、こちらで有名なのがこのおっぱいチーズらしい。
チーズ味見させてもらったけど美味しかった。
ただ、1人だしけっこうな大きさなので買わなかったけど、今思うと買えばよかったな。スモークチーズ美味しかった。
バスに乗ってエスピーニョに戻る。
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