初イタリア歩いて歩いて　ローマ編①

2018/08/27 - 2018/09/06

初めてのイタリア。夏のローマはとても暑かった。それでも自分たちの文化的ルーツにふれたいと欧米人が続々と訪れていた。一方、緑が波打つトスカーナでは村祭りが。穏やかな時間のなかで出された郷土料理は格別だった。最初は街ぶら。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　貯まったANAマイル利用。ANAグループのルフトハンザでローマへ。地方からは東京、関西とも席がなく名古屋セントレア発を利用した。名古屋は取りやすいのかな。あまり込んでないのでいい。写真は経由地のフランクフルト国際空港。

予約したRM（Residenza Maritti）。コロッセオ近くのホテルを探していてBooking.comで見つけた。石造り6階建てで5階以上の部屋をレジデンスとして貸し出している。5泊したが、立地を含めとても居心地よかった。写真のドアから預かっている鍵で入る。夕方に着いたが、何の表示もなく番地だけが頼りで最初は戸惑った。
　フィウミチーノ空港からはタクシーが便利。車窓を眺めながら宿泊地まで連れてってくれる。統一料金なので２人以上なら経済的か。

RMのエレベーター。ヨーロッパの映画に出てくるような代物でせいぜい２人まで。ゆっくり昇降する。安全装置もあって不安はない。まるでローマっ子になった気分。

4階（実際は5階）の部屋からの眺め。正面はヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂。白亜の建物が目に飛び込んでくる。建物・遺跡名は地球の歩き方から（以下同）。

屋上からの眺め　夜はカフェを開いており、爽やかな夜風に吹かれて飲むビールは格別だった。案外、イタリアのビールが旨い。周辺のホテルからはこんな夜景は見れないようで本当にお勧め。1泊110ユーロ程度。

夜10時ごろ、コロッセオまで行ってみた。人波は絶えなかった。

日中と一味ちがう。いい雰囲気です。」

少しアップで。もっと撮っとくべきだった。

翌朝、レジデンスから北へ歩いた。トイレを探して寄ったショッピングモール、ガッレリア・アルベルト・ソルデイ。雰囲気はあるがトイレはなかった。

スペイン広場。朝は観光客が比較的少なかった。今日はここからレジデンスまでぶらぶら歩く計画だった‥。

スペイン広場の階段を登って。

階段を下りてくると高校生のグループが。おそらく海外から。引率の若い先生？が歌唱指導していた。大昔の高校時代の京都修学旅行を思い出した。

スペイン広場からローマ随一のショッピング街といわれる通りの店を覗きながらぶらぶらと南に歩いて行くとパッと視界が開けて、トレビの泉に着いた。

午前中にもかかわらず観光客でいっぱい。確かに有名な遺跡で美しく、私も押し掛けたが、ここが他の噴水や広場よりも特段にいいかといえば、それほどのことはない。スペイン広場ともども「ローマの休日」のおかげだろう。オードリー・ヘップバーンは永遠なり。

すごい人出。写真撮るのも一苦労。皆さん、歩き疲れたのか一休みする人も多く、混雑に拍車をかけた。

レジデンス近くの街角。実はこういう名もない街角をぶらぶらするのがいい。

街角その２。結構アップダウンがあります。

階段を下ると部屋から見えたヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂が正面に。

ヴェネツイア広場を回って、階段を上ると、カンビドーリ広場に。地球の歩き方によるとミケランジェロが設計したとか。

中央のマルクス・アウレリウス帝の騎馬像。迫力満点。

奥の道からファロ・ロマーノが見渡せた。

奥のジェズ教会。空いていていい。

ジェズ教会から下って再びヴェネツイア広場に戻った。正面の２階のバルコニーからムッソリーニが演説したとか。

エマヌエーレ2世記念堂から5分ほどでレジデンスがあり、疲れていたのでその近くの店で遅い昼食を取った。ナポリピザなどは日頃食べていないので味の比較はできないが、それなりの味かな。この辺りは観光客向けの店が目白押し。店の女将は「日本で紹介されたことがある」と自慢していた。写真は夜。