カルチェラタンでポルトガル市場籠

2016/06/22 - 2016/06/26

昔、コインブラ市場で山積みの籠たちに出会った。
もうポルトガルの町ではみかけることがなくなった「JUNKO」籠に、パリで会えた。
カルチェラタン小路の奥の小さなお店。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: アシアナ航空

ボーボワールとサルトルが語らっていたのは、ここ？
恐れ多いなあ。

お向かいは、花屋さん
彼は、どの花を選んだのかしらん。

リュクサンブール公園

’90年代の素敵な思い出。
ブルージュでであった石川県出身のみさよちゃんと2日後、大通り側の入り口のベンチで待ち合わせをした公園。私は、頼まれたNチョコレートを持っていた。

会えた。大喜びして、ホテルを探して歩いた。一致したのが、
”ホテル　ソルボンヌ”
「みさよちゃん、パリに入るたびに大学前のあのホテル確かめてるよ。あんまり素敵だったので、ワタシ、数年後、また泊まりに行ったよ。今もなくなってないよ。」

今日は、どっちを歩こう。

いつの日かこんなところで待ち合わせをしたい。

コインブラの市場籠！
誰が連れてきてくれたの？

ここは、昔ながらの感じがして好きなケーキ屋さん。

ハイティー

1985年8月、「ホテル　エトランジェ」

初めてのパリ、ドーバーを船とバスで乗り継いで、朝早く着いた。目指したのは、カルチェラタン。
最初に空き部屋を訪ねた宿の女将が、「もっといい部屋が、今の時間ならこのあたりにたくさんあるよ。探しておいで。」私は疲れていた。尋ねた宿代も予算内。もし、どこもなかったら、どうしようと思っていた。それを察して、♀「ここを取っておいてあげるから。」と言ってくれた。そして、少し安いお宿が、大通りの向こう路地で会えたのだ。こちら側のほうが素敵なエリアだったと後でわかる。

翌年、同じ日にチェックインしたら、前年のベトナム青年がレセプションでなく、オーナーらしい恰幅のいい男性。「そうか、だったら、ナンバー1の部屋にしてあげよう。ランボーの泊まっていた部屋だよ。」keyナンバー、１。
私は、飛び上がった。
前年と違い、広く、バスタブがあった。
星は、一つかせいぜい二つだったと思う。
あのころのことは、よく思い出す。よく覚えてる。

朝は、近所のパン屋さんが、大きなトレイのナプキンの上には、カフェオレポットにクロワッサン＆ブリオッシュ。部屋まで届けてくれた。朝食は何時がいいか聞いてくれたわけだ。ランボーもルイ アームストロングの頃も同じだったかな。
私は、彼がどこに戻っていくのか、ベランダ越しに見ていた。３階（フランスの２階）のあのあたり。大きさと形状はほぼ記憶のまま。

今は四つ星ホテルになった。支配人らしい人がレセプションに立っていた。。
♂「そうです。前は、”ホテル　エトランジェ”でしたよ。」

オデオンへの道に向かう。
お気に入りポスター＆カード、額縁やさん、代替わりして数年で、閉店。
しばし、呆然。「僕が譲ってもらったんだよ。」と、新しい青年オーナーとは一度きり。私の30年は、短くない。

これも サラダ ニース。ツナのソテーがどっかと。
緑の美しさに乾杯！
サンジェルマンからオデオンへの小路にある
cafe LA PALETTE

サンジェルマン大通りの角っこの公園

今日は、市が出ている。マカロン購入。
店主「美味しいよ。」

通りの間に小さな公園。ここもパリしてる。

雨上がりのノートルダム寺院

シェークスピア書店って、カフェ！？

我が家の二代目コインブラ市場籠健在
2003年初夏。市場は小さくなっていたけれど、籠たちは同じ場所で積み上げられていた。大きいのに、一番小さいのを入れて、持ち帰った。
もう20年,、、、

あのコインブラ市場もなくなったかもしれない。これからの旅は、思い出と二人旅。

（みさよちゃんとは、その数年後、シンガポール空港で待ち合わせ、1か月共に旅した。うんと年下の彼女の旅の術を学ばせてもらった。彼女ほどの旅のスマートな猛者に出会ったことはない。インターネットなんぞ無縁の頃。）