2018/07/14 - 2018/07/24
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azianokazeさん
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2018年7月21日 午前中にベトナムとの国境にかかるアジア第一の滝「徳天瀑布」を観光
今回旅行でどうしても見たかった場所ですが、期待どおりの壮観な風景でした。
貴州でも黄果樹や天星橋、馬嶺河で見事な滝を見ましたが、背景の山々を含めた全体のスケール感では、ここ「徳天」が一番でしょう。
小さな写真では、その大きさがうまく伝わらないのが残念です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月20日 夕刻 通霊大峡谷観光後に到着したこの日の宿「崇左有名花香ホステル」
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ホテル前の景色 街中のホテルとは違う風情があります。
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チェックインするガイドの陳さん(右)
今回旅行では、南寧以外はすべて現地旅行社による手配です。 -
室内 特に問題もありません。
ただし、ホテルの責任ではない、ある問題があることが後でわかりました。 -
部屋の窓からの景色 のどかでです。
画像中央部に川が見えますが、この川(ホテルから200mほど)は中国・ベトナム国境です。
翌日、小高い場所からこの国境地帯は眺めますが、国境が近いことである問題が。
ホテルのWiFiも、持参したレンタルルーターもうまくつながりません。(時間帯によってつながることもありましたが)
レンタルした日本の会社に電話していろいろ確認したのですが、どうも国境が近く、ベトナム側の電波が邪魔する形でうまく受信できないようです。
車で国境地帯から少しはなれると接続できるようになります。
このホテルに連泊しますが、ネット依存症の私としては、かなりストレスがかかる事態でした。(せっかくの旅行なので、ネットのことなど忘れて楽しめばいい・・・というのが正論ですが、それがなかなか・・・) -
ホテルから徒歩5分ほどの、町(村?)の中心部
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夕食
貴州と同様に、ガイド・ドライバーと一緒に食事して、支払いは私持ちというスタイル。
ガイドが一緒なので、食べたいものが頼めます。
画像上部の何も残っていない細長い皿は、「越南春巻」
ベトナムでよく食べた春巻きです。
おいしかったので、翌日も食べました。写真はそのときに。
ベトナム国境がすぐそこで、住民の往来もあるため、料理もベトナム風のもがあります。 -
夕食をとった店にあった地図
青く塗られた部分は海ではなく、ベトナム領です。
青丸の「硯龍鎮」がこの村
上の黒丸が翌日午前の「徳天瀑布」
下の黄丸が翌日午後の「明仕田園」
今気づいたのですが、「明仕田園」の下に「金龍美女村」という記載が。
どんな美女がいるのでしょうか。 -
7月21日朝 ホテルの部屋からの眺め
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徳天瀑布へ向かう途中、ドライバー氏行きつけの店で朝食
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普通に食べやすい麺です。
もっとも、広西を含む南方では、北方ほどは麺を好まないとか。
では何を食べるのか・・・という話は後ほど。 -
徳天瀑布のチケットセンター
ここから域内専用バスに乗り換えて滝まで移動します。
かなりの距離(多分10km近い)があります。
いつも言うように、中国の観光スポットの入場料は非常に高く、こういう有名どころでは百数十元(2000円~2500円、場所によっては3000円近く)します。
数人で入場すれば、簡単に1万円近くに。
大多数の(金持ち以外の)中国の人々にとっては、日本人以上に高く感じるはずですが、それでも大勢の人々が観光地に押し寄せています。
生活水準向上に伴って、今後はさらに観光客が増えるはずです。 -
滝の入り口に到着
ここから徒歩で滝に向かいます。 -
域内ルートマップ
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歩き始めてほどなく、滝の全容が見えるポイントに。
期待どおりのスケールです。
左側がベトナム滝、右側が中国滝。 -
川の対岸はベトナム領ですが、川沿いの遊歩道には、ベトナム側から船で中国側にやってきて商売をする人々が大勢。
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柵を乗り越えると不法侵入で問題になりますので、柵の外から営業。
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商品には酒・タバコや、ベトナム側の土産物みたいなものも。
ベトナム人のこういう商魂の逞しさは、ベトナム戦争を戦い抜いたベトナム人の強さの一面でしょう。
また、そうしたエネルギーは離接するカンボジア・ラオスを圧倒するものがあり、それが民族間の微妙な距離感を生み出したりもします。 -
滝見物は、筏に乗って行うようです。
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ベトナム滝
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中国滝
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私もガイドの陳さんと一緒に筏に。
まずベトナム滝方向へ。 -
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向きを変えて、中国滝方向へ。
https://youtu.be/iFlE3OT1Y8Y -
筏は中国滝の前を時計回りに。
https://youtu.be/L4quCC7p2VY -
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陸上にもどって、滝の間近へ。
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滝の上部 滝に流れ落ちる急流
https://youtu.be/bjuxsxgM0eM -
「徳天寺」 由来等はよく知りません。
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木にいっぱいの小さな実が
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ズームすると・・・
何でしょうか? 私以上にガイドの陳さんが興味を示し、何人もの地元の人に写真を見せたりして尋ねていました。
地元の人の話ではイチジクとのこと。普段目にするものとは別種ですが。
でも違いするような気もしますが・・・・ -
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岩を食む急流
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私も陳さんも、どうもこの実が気になります。
熟れると赤くなるようです。 -
滝を見下ろす高台にやってきました。
https://youtu.be/Y3f46ORzbDI -
このあたりからの眺めが一番雄大です。
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中国滝
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ベトナム滝
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再び中国滝
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徳天瀑布の魅力は、滝自体の雄大さもさることながら、背景のカルスト地形の山々と一体となった大パノラマでしょう。
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この日の昼食のベトナム風春巻き
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メニュー2段目にあるように、ベトナム国境の町ですから、料理メニューもベトナム風です。
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こちらもベトナム風料理「越南百香果醸小排」
パッションフルーツに骨付き豚肉を合わせた料理です。
パッションフルーツは鹿児島、特に種子島などでよく栽培していますが、パッションフルーツを使用した料理は初めて見ました。
午後は、この旅行の最後の訪問地「明仕田園」に向かいますが、それは次編で。
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この旅行記へのコメント (2)
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- palさん 2018/12/11 19:43:14
- 私はベトナムから見学しました。
- こんにちは。
興味深く拝見しました。
と言うのは、私も徳天瀑布に行ったのですが、ベトナム側から見学したからです。
ベトナム側では徳天瀑布を、Thac Ban Gioc バンゾック滝と呼んでいます。
入場料は250円ぐらいだったと思います。
中国のぼったくり値段にびっくりです。
中国側からの眺めもいいですねぇ。
ベトナム側からの眺めもいいですよ。
ベトナム側には荷物満載の小舟がたくさん停泊していました。
税関も無さそうなのに貿易できるのかなぁ、密貿易が黙認されているのかなぁ、と不思議に思っていました。
azianokaze さんの旅行記で謎が解けました。
彼らは柵の国境を超えることなく、中国側にお土産売りの行商に行っていたんですねぇ(*_*)
上陸してますけど、それは黙認のゆるゆるなんですね。。。
一方、柵のないベトナム側には、中国の行商人は1人もいませんでした。
- azianokazeさん からの返信 2018/12/12 00:31:18
- Re: 私はベトナムから見学しました。
- 中国の入場料は異常ですね。さすがに批判もあって是正指導も行われることもあるようですが、ゲートをバス利用が必要な遠くに作って、入場料を下げる代わりに移動バス代金で稼ぐとか・・・対応はいろいろあるようです。
徳天瀑布では、ベトナム側に(違法)越境できる散歩コースもあるとか、ネット情報で見たのですが、トラブルと困りますのでやめておきました。
もっとも、宿泊した街全体が国境のすぐ近くにありますので、その気さえあれば簡単に山越えで密輸などできそうにも思えたのですが・・・・実態は知りません。
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