2023/05/03 - 2023/05/04
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からみもちさん
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労働節休暇中に広西チワン族自治区の首都南寧と、西部の靖西や百色周辺を旅行。
カルスト地形の切り立った小山が至る所で見られる風光明媚な場所を巡った。
大した美食もなく交通の便も悪く、少数民族の個性的な文化が堪能できるわけでもなかったが、それぞれ活気のある観光地で、自然の風景はとても楽しめた。
乾期で水量が足りなかったのが心残りだった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この日は一日中浩坤湖を観光する。
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ホテル前の湿地
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湿地で生きる水中生物
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この日も水面は緑色
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ホテルの西の方を散策
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乾期なので底が丸見え
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個別棟式のホテルがあった。
営業してなさそうだった。
乾期でシーズンオフとは言えゴールデンウイークでこの状況はヤバいのでは。 -
野生のバナナ
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何かの花
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揚げパンみたいな食べ物と柏餅みたいな食べ物
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柏餅みたいな食べ物を買った。4元。
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風雨橋の近くにある官製売店でレンタサイクルをやってる。
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自転車を借りた。
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30元で2時間借りた。
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結果から言うと、自転車は借りるべきではなかった。
湖の周りはアップダウンの多い坂道で、自転車では逆にきつかった。 -
自転車で西に行った果てにある集落。
浩坤屯とか言うらしい。 -
浩坤村の説明。
2008年までは外界との行き来が洞窟のみだったという。
2008年にトンネルが開通し、それで村が発展したらしい。
でもその結果が上のような味気ない風景だとしたら残念だ。 -
坂の上には棕櫚洞という洞窟がある。
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棕櫚洞。
人民解放軍が一時避難してたということで、教育基地みたいになってる。 -
洞窟の入り口にある草葺のあばらやは、民俗資料館だが、ゴールデンウイークにもかかわらず閉ざされていて、人の気配もない。
なんでも2008年にトンネルが開通する前は、小学校だったらしい。 -
棕櫚洞は結構大きい。
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中も結構広く、歩道がきれいに整備されてる。
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洞窟の中にはこんな音楽堂みたいなものが作られていた。
天井の形とかがコンサートホールっぽいから思いついちゃったのかもしれない。
もちろん人民解放軍にゆかりの地というのはあるんだろうけど、何万年もかかったであろう自然の景観が思いつきとノリで破壊されてるようで、非常に残念ではある。 -
洞窟の先は周囲を崖に囲まれた井戸の底のような地形だった。
カルスト台地が地下水の浸食により崩落してできた地形で、中国では「天坑」と呼ばれている。
一応遊歩道が作られていたが、利用者が少なく手入れもされていないようで、草木に覆われ、羽虫にもたくさん群がられて進めなかったので、引き返した。 -
洞窟方面も切り立った高い壁に囲まれている。
階段を上ると上まで上がれるようだったが、流石に進めなかった。
面白い地形なので、ちゃんと手入れすれば観光客も群がりそうなのに。
この観光地は色々ちぐはぐだ。 -
柘榴の粒のように各民族が緊密に仲良くしていこうというスローガン。
例えがとても中国っぽい。 -
湖の周囲はカルスト地形特有の奇岩に囲まれている。
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湖面から結構上がって来ている。
これは自転車だと疲れる。 -
猪籠洞入り口の駐車場。
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猪籠洞の紹介文。
2008年にトンネルが開通する前は、この猪籠洞が唯一の外界との連絡口だったという。 -
2008年以前は、小学生が猪籠洞を通って棕櫚洞前にある小学校まで通ってたらしい。
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猪籠洞まではこんな雑な石段を下る。
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猪籠洞。
竹で出来た梯子が架けられている。 -
梯子は物凄い急。
一つの梯子が10メートル以上あって命綱も何もないので、結構危険を感じる。 -
下から撮影。
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猪籠洞を体験し、龍になろう、というスローガンが一番下に書いてある。
脈絡ない気がする。 -
写真の下には、脱貧困のスローガンが書いてある。
脱貧政策でトンネルが開通されたおかげで村が豊かになったという成果を宣伝したがってる空気をとても感じる。 -
個人的には、もっと浩坤村の少数民族の風情を残して、木造草葺の瑶族の建築物をよく保存して、湿地の自然も残して船を使った観光地にした方が、情緒を堪能できたんじゃないかと思う。
今の官製の大型開発リゾートは、地元の瑶族の生活圏を壊しただけで、将来性はないように思う。 -
猪籠洞の下は、湖面に船着き場もあるらしいが、木が鬱蒼と茂っていて、よくわからなかった。
当時どういう形で行き来されてたのか想像がしがたい。 -
橋近辺まで戻ってきた。
瑶族らしき人たちはここで出店を出してるだけで、決して豊かそうには見えなかったのだが、実際どうなのだろう。 -
乾期で枯渇する湿地
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それからホテルのバルコニーでビールを飲みながら優雅に一休みした。
景色はすごくいいのだが。 -
夜は、ホテルの食堂で食べた。
というより他にレストランらしき店もない。
出店も早い時間に撤収してしまうし。 -
干し肉とニンニクの芽の炒め物。82元。
本当はもっと安いのを頼んだが、間違えられた。
まあでも干し肉が田舎特有の鮮度があって美味かった。 -
風雨橋のライトアップ
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屋台も少しは出ているが、だいぶ少ない。
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ホテルの夜。
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翌朝はホテルで朝食
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米麺。広西では常食。
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この日は、百色まで移動し、百色から高速鉄道で南寧まで行き、飛行機で上海に帰る。
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労働節休暇も終わり、観光客もおらず、屋台も出ていない。
一日でここまで人気がなくなるもんかと。 -
本当は連絡バスに乗ってビジターセンターまで行く予定だったが、何時までたっても来ず、しびれを切らして宿に戻ってフロントで聞くと、昨日で労働節休暇が終わりだから連絡バスもないと言われた。
仕方がないからタクシーを呼んでもらった。
値段は、ビジターセンターまで70元、百色まで200元ということなので、路線バス待つのも億劫なので、200元で百色まで行ってもらうことにした。 -
百色の高速鉄道駅。
タクシーはさすがに速く、12時ごろに出発して1時ごろには到着した。
しかし浩坤湖は本当に個人客に優しくない。
というかそもそも地元民に利益が落ちる形にはなってないんだろう。
地元が活発なら、バイクなり三輪タクシーなり何らかの手段はあるはず。 -
駅地下の食堂で猪脚飯を食べた。南方の風情が感じられる。
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百色駅前広場。
百色は、共産党の百色起義で有名。
高速鉄道まで少し時間があったので、少し観光した。 -
百色は川沿いの港町として栄えていたようで、民国時代の古建築がそこそこ残っている。
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港近くの古建築街。
労働節から一日たっているので、ここも人気がない。 -
普段は家電製品を売る店が並んでいるらしい。
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粤東会館。広東省の商会だった建物で、清朝乾隆帝期の創建らしい。
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古い絵が多少残っている。
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昔の百色城壁の様子。
川の合流地点に設けられた町だ。 -
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細かい屋根飾り
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この建物は人民解放軍第七軍の本部が置かれていたらしい。
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寝台や何かも展示されてる。
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それなりに大きな港町だったことが伺えるが、ほとんどが再建された建物だった。
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第三埠頭の門構え。
これも再建されたもの。 -
階段は古そう。
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階段下の川沿いは、比較的昔の雰囲気が残ってそう。
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岬にある公園。
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遊覧船も営業している形跡があった。
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川はとても広い。
南寧までこのままゆったり流れていくらしい。 -
霊州会館。通りの入り口にある。
こちらも清朝乾隆帝期の創建らしいが、整備されてる様子はなく、閉鎖されている。 -
近くには、百色起義を記念した公園もあったが、時間がないので行かなかった。
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百色駅から高速鉄道で南寧駅へ。
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南寧駅から空港へ移動し、上海へ帰った。
今回の旅行は、鵞泉も浩坤湖も良かったのだが足りないところもそれぞれある感じで、惜しかった。
特に浩坤湖は、せっかくの極上素材を調味料大量にぶち込んで台無しにしている感じが非常にもったいなかった。
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旅行記グループ
2023年5月広西西部旅行
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