中越国境 モンカイ&東興の旅

2025/10/12 - 2025/10/15

2025年3発目の旅は数ある中越か越中か国境の中で、最東端にあるベトナム・クアンニン省モンカイから中国・広西チワン族自治区東興(トンシン)を越境した。

表紙の写真はベトナム側を越えた干渉エリアから見る中国側のイミグレ。

エリア 中国

10月13日(月)、早朝「力若号」を出発。

新幹線が余分だが福岡へ。ハノイ行き。

金融商品の元本割れで消費意欲が削がれたんで特典航空券でお世話に。

片道発券できるようになって便利だ。

中越国境付近通過中。

ハノイ・ノイバイ空港。

広島からベトジェットがあるが陸マイラーなんで。

109番バスでミーディンバスターミナルまで。

12,000ドン(この時だいたい75円)

何分かかったか計るの忘れたが、ミーディンバスターミナル。

ミーディンバスターミナル バス系

窓口、でも有人は半分以下。

7番窓口。モンカイまでは8時間かかるとかで途中のクアンニン省ハロン湾最寄りのバイチャイまで。予約制のバンもあるみたいだがローカル重視で。

ただ、17:30発とかで3時間待ちだ。

ウロウロしたら別のバス発見。15:00発バイチャイ行きと言うが窓口でも運ちゃんにもダメって言われる。

謎だ。

早く首都脱出したいが、ビール飲んで、カフェ行って、フォー屋に行って時間を潰す。

17:30発、バイチャイ経由モンカイ行き。

200,000ドン(この時だいたい1,200円)

寝台バス。靴を脱いでビニール袋に入れる。

フィルムが張ってあって暗くなったとはいえ景色が見えない。剥がれかけたフィルムを更に剥がす。

しかも位置情報見たらノイバイ空港の付近まで戻って来ている。失われた数時間、もっと効率的に行けそうだ。

途中で乗ったり降りたり。

下段は雑魚寝だ。

立ち小便休憩。運ちゃんも写す。

女性は向こうにガソリンスタンドがあったがどうするんだろう。

到着間際に車掌？が呼びに来てスタンバイ。

あの二人は靴はいて降りる気マンマンだ。しかも運ちゃん替わっとるし。

バスターミナルではない道端のバス停で降ろされた。

約4時間、モンカイまでそのまま行ったら深夜になるがどうなんだろう？

ハロン市含むクアンニン省はベトナム国内で平均所得が高いみたいだ。

ゴールドマークホテル。502号室か503号室、どちらか忘れた。

飛び込み素泊まりで500,000ドン(この時だいたい3,000円)

宿の横らへんで。

ハロンビールの生があった。

場所替えフォーかブンかで〆。

50,000ドン(この時だいたい300円)

観光地最寄りだからか若干高い。

翌朝、あいにくの雨。

この辺りはバイチャイでも外れみたいだ。

モンカイ行きの時間を確認する為、バスターミナルへ。

バイチャイのバスターミナル。

前日降りたバス停から近い。

時間確認できない。

バス会社？の人が口頭でいろんな出発時刻を言うが。

いったん宿に戻り、チェックアウトして現金が無いんで宿のスタッフさんに配車を依頼。

ベトナム必殺の貴金属店で両替。

宿にレストランが無かったんでバスターミナル横でブン。

50,000ドン(だいたい300円)この辺の相場か。

原住民にまぎれて食事シリーズ。

物足りんが背後2名。

そしてバスターミナルで待つこと数分。

バンか！

時刻表とかは無くて、おそらく適当に出発するようだ。やられたかもしれんが、250,000ドン(だいたい1,500円くらい)

もう1人と計2名で出発。

誰か乗したり荷物受け取ったり、ロスタイムだらけだ。

イオンモール建設中。

バイチャイ橋を渡ったらホンガイという街だ。どちらもハロン市らしいが。

バイチャイ橋 現代・近代建築

ハロン湾クルーズ？

バイチャイ橋 現代・近代建築

ハロン湾風。

ハロン湾風で今回は満足だ。

行商の物を買わせる為のロスタイム。

すぐどっか行くし。

降りた乗客がおそらく自家用車で送迎、というパターンもあった。

客も乗り降りせんし荷物の受け渡しも無い謎の停車もあった。

バンの右後部。生産者の写真付きの植物も。

電話で客集めや荷物の集配をしているようだ。

ある意味激務だ。

宅急便か！

自分も荷物だったというのにこの時気付く。

モンカイバスターミナルかバス会社の横で降ろされた。

これまた約4時間、ここまで生き残ったのは自分だけだ(笑)

バイタクに捕まって、ベトコムバンク・モンカイ支店まで。

ベトコムバンク・モンカイ支店。

中国で使えるネット契約してないんで、出来るうちに情報収集。

モンカイ市場。

国境のベトナム側。

柵があってバスが来たら開けていた。

歩行者は向かって左側から侵入。

国境のベトナム側。

撮影者＝その辺の人。

国境のベトナム側を振り返ると行列。

表紙の中国側イミグレまで。

国境の川。密入国に関しては厳格だろう。

向こう側は東興(トンシン)地図は当てにならん。

中国側のイミグレで思いのほか苦戦。後続が行列を作ってしまう程手こずった。

この人たちは手こずって無いだろうが、国境の中国側を振り返っても行列。

若干緊張感があるが、広西チアン族自治区に入域。

階段を下る。

最初の交差点で突っ立っていた若い男性に両替の為、銀行の場合を聞いて一緒に廻ってもらう。

銀行は閉まってて、手持ちの中国元でこの日は凌いだ。

父親経営の宿兼骨董品屋に。偶然にも宿のオーナー家族だったとは。

宿は横の階段から。

ちなみに客引きではなく自分から息子さんに話しかけたら結果的にやどを経営していたみたいだ。

そして翌日の15:10発、北海(ベイハイ)空港まで行くのにバスは厳しそうな事を言う。

一応タクシーを手配、1人だと600元(12,500円くらい)、2人以上だと1人あたり200元(4,000円ちょっと)背に腹は代えられない。

閉店した父親の骨董品屋を背に息子さんを。

ひとまず安心して宿の付近を散策。

ベトナム語もちらほら。

適当なお店で。

お金があまり無いんで慎重に。

ビール8元(170円)×3、特大焼き飯23元(500円弱)、鹿肉とキノコのスープ8元(170円)だったかな。

麦芽客浅。302号室か303号室、忘れた。

飛び込み客引き？素泊まりで80元(だいたい1,700円)

翌朝、あいにくの雨模様だ。

国境方面。

宿に食堂が無いんで食堂へ。

中国全土の法律かわ知らんが、飲食従事者は帽子やらネットやらかぶって衛生に厳格だ。日本ではロン毛で厨房のお店もたまに見かけるが。

標準的なフォーの3倍くらいの量だ。

15元(300円ちょっと)

人手不足で撮ってくれってよういえん。

東興の裏路地。

広西チアン族自治区の地図。

よう雨が降る。

そして銀行が営業開始するのを見計らって、息子さんの原付で2ケツ。

サポート。

無事に両替して宿代を払う。

あとはタクシーを待つだけ。

運ちゃんに連絡中。

白タク？到着。

結果まだ誰も居ないが、何故か少しあがって相乗りで230元(5,000円弱)料金は宿の彼に払う。いくら抜くんだろう？

いざ出発、と思ったらすぐ二人乗ってきた。

翻訳アプリがないとムリだ。

何故かもともと建設用道路と思われる脇道を通る場面も。

交通量はそうでもないが、とにかく道がデカイ。片側4車線の場所もあった。

途中、料金所のような所で身分証明のチェックもあった。

そして何故かどこかの一般道で想定外の車チェンジ。

女性ドライバーに変わって客は自分だけ。

更にどこかのインター越えて別の車から誰か乗り継いできた。

この時点で客2人。

サービスエリアでトイレ休憩。

漢字違うかもしれんが那萌(ナリ)サービスエリア。

女性ドライバーいわく、後で乗ってきた若い彼が日本人が珍しかったみたいで、撮影依頼。

バスケかバレーの選手か？

撮影者＝女性ドライバー。

2時間半ほどで北海空港に近づいた。北海といっても中国最南端寄りだ。

これまでのが嘘の様に急に晴れて南国感が満載だ。

北海福成空港。

日本の感覚で2時間半も高速でタクシーと思うと安い物だ。

最後に女性ドライバーと。地元の人かと思いきや、旧満州、中国東北部吉林省吉林市出身だとか。また来てねって名刺も頂いた。

撮影者＝バスケかバレーの彼。

彼は北海市内まで行くみたいだ。

いい一期一会だった。

北海福成空港。

プライオリティパス対応のショボいラウンジもあった。

北海→成都(天府)→上海(浦東)→東京(羽田)→広島と長い道のりで帰る予定が、北海空港を定刻にプッシュバック平行誘導路なし、滑走路の端っこでUターンからの徐行でターミナルに出戻り。

謎だ。

(写真は出戻り前)

(この写真も出戻り前)

機体の不具合かと思ったが約1時間して再出発。成都での乗り継ぎも結果間に合った。謎が多かったが無事に帰広。


(おわり)