上高地へニリンソウを見に行く

2017/05/18 - 2017/05/19

大阪発の夜行バス「さわやか信州号」を利用して、見ごろを迎えた上高地のニリンソウを見に行きました。バスターミナルを出発して河童橋を渡り、梓川右岸から明神池、明神を経て梓川左岸を通って戻る周回コースの散策です。

エリア 上高地(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝の上高地。到着したバスターミナルでパンと野菜ジュースの簡単な朝食を済ませてから梓川沿いの歩道に出ると、朝日に照らされた穂高連峰が見えました。雲ひとつない快晴です。

河童橋からの穂高連峰。

河童橋 名所・史跡

河童橋から下流方向には焼岳。

岳沢湿原。むこうに見える山は六百山。

岳沢湿原 自然・景勝地

川底が極端に浅くなって平らにひろがってるという感じ。

梓川右岸の遊歩道は、岳沢湿原を過ぎた後も、こんなふうに森の中を川が流れているところを何度も通ります。

エンレイソウ。遊歩道沿いには、いろいろんな花が咲いてました。

シロバナエンレイソウ

ミヤマカタバミ。朝早くて日が昇ってないせいか花が閉じてます。

河原に下りられるところがあったので、ちょっと寄り道。

右岸遊歩道からは見えなかった穂高連峰が、河原に出ると少し見えます。

六百山は丸見えに。

遊歩道に戻って、ハシリドコロの花。この花は遊歩道沿いのあちこちによく咲いてました。

ようやく見つけたお目当てのニリンソウですが、時間が早すぎたせいか、まだ花が閉じてます。

川を渡る木道。明神池が近いこのあたりの環境は、明神池周辺と似た感じになってます。

明神池と同じように浮島ができています。

明神岳が見えてきました。

ニリンソウが群生してましたが、残念ながらまだ花が閉じてます。それに、ここは木道の位置が高くて花との距離が遠いです。

穂高神社奥宮。明神池へは拝観料300円を払わないと行けませんが、神社への参拝は拝観料なしでできます。でも、せっかくなので拝観料を払って、明神池に行きました。

穂高神社 上高地明神池 奥宮 寺・神社・教会

池の船着場には神社の行事に使うのであろう小舟がありました。

一応、池に明神岳が映りこんだ写真ですが、非常にわかりにくい。

明神池(長野県松本市) 自然・景勝地

明神池も川が浅く広くなっているところで、水は常に流れていますから透明です。

まるで池に浮島を配した日本庭園のよう。

明神橋を渡り、明神へ。

橋を渡って振り返り仰ぎ見る明神岳。

明神のニリンソウ群生地ではちゃんと花が咲いてました。

ニリンソウといっても、1株に2輪咲いてるのはまだ少ないようでした。

ニリンソウの群生地は野猿の餌場でもあるようです。夢中で草なのか花なのか食べていて、近づいても逃げませんでした。

梓川左岸遊歩道のミヤマカタバミ。日が高くなって花開いてます。左岸遊歩道は右岸にくらべ直線的でアップダウンも少ない反面、やや景色が単調で花も少ない印象でした。

小梨平キャンプ場からの穂高連峰。大勢の観光客でにぎわう河童橋周辺と違って、昼時でも空いていてベンチでゆったりくつろげます。景色も最高。

上高地ビジターセンター。遊歩道で見かけた花の名前などを、ここのパソコンで調べることができます。バスの待ち時間をつぶすのにちょうど良い。

ビジターセンターの掲示板には熊の目撃情報も。5月19日……って今日じゃん！

上高地バスターミナル。