憧れの北海道バイクツーリング　VOL.8　～2018道東晴れたぁ～　第１～２日目

2018/08/02 - 2018/08/08

８回目の北海道バイクツーリングです。今回はエリアをほぼ道東に限定し、過去雨に降られたところをまわってリベンジしようと企画しました。結果は道内はカンペキにピーカン！大当たりの旅となりました。
※　この旅行記投稿後に北海道胆振中東部地震が発生しました。被災された方にはお見舞い申し上げます。

エリア 別海・野付(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

まだ暗い午前３時に出発です。忘れ物はないかなっと。

横浜から東京へ、そして関越道・高坂SAで最初の休憩です。夜が明けてきました。

今年も相棒はスズキV-Strom1000ABSです。北海道行きにはもってこいのバイクですな。

次は赤城高原SAで休憩。関越道は、この先100kmほどはガソリンスタンドがないので、毎回ガソリン残量の確認を兼ねて立ち寄っています。

延々350ｋｍを走って、いつもの新潟港山ノ下埠頭に到着。バイク乗船の待機場所が去年とは変わってました。

今年の船は新日本海フェリーが誇る新造船「らべんだあ」です。大きくも美しい船です。

乗船しました。長年の習慣で、出航前にお風呂に入ります。写真はないけど、出航してから３０分経つと露天風呂も利用できるんですよ？

今回予約したツーリストＡはこんな感じです。個別にコンセントがあるのがうれしい。風呂上りにさっそく着替えて船内散策です。

４階のメインホールには大きなテレビとイベントスペースが。

見上げると華やかな吹き抜けになってました。豪華ですね。

のどが渇いたので５階の軽食コーナーへきました。

生ビールと生ハムとチーズ！セットで1000円なり。ちと高いか。つうかここはテーブルが少ないなあ。

12:00になり出航しました。岸壁ではロープ係の人が例によって手を振ってくれてます。ごくろうさん！

雲が多いけどいいお天気。港内をゆっくりと進みます。風がとても気持ちいい！

さていっぷくと思い、前方の喫煙所にきました。味気ない窓のないスペースだけど、まあしゃあないか。こういうところは「ゆうかり」や「らいらっく」のほうがいいなあ。

そうこうしているうちに、イベントスペースではジャグラーの方のショーが始まりました。

見てください。箱の上に塩ビパイプを置いて、そのうえに箱で積んだ板が３枚。そのうえに乗ってジャグリングをしています。スゴイなあ！大歓声が上がっていました。

デッキに出てみると、船はだいぶスピードを上げてスルスルと海をすべるように進んでいきます。「快適」以外の言葉が浮かびません。

ここは５階にあるカフェテリア形式のレストランの入り口ね。

そしてプロムナード。読書に最適。

後方のペデストリアンデッキにはヘリポートを活用したドッグランの施設が。

６階にあたるデッキには巨大なファンネルがそびえたっています。いわゆる煙突です。

小さいですがトレーニングジムもあります。

夕方になり、レストランで食事しました。選んだのは根室のソウルフード「エスカロップ」。バターライスの上に薄切りとんかつがのってて、デミグラスソースがかかっています。おいしかった。

日没が近づいてきました。船は秋田県の沖合を航行中です。

日没の瞬間。水平線がオレンジ色に染まります。

日が落ちて大好きな船燈に火が･･･。あれ？やけに明るい。実は「らべんだあ」の船燈は白熱球ではなくLEDなのでした。う～ん、ムードないなあ。

夜の帳が降りてきました。船旅ってほんとにいいな。明日に備え、早めに眠りにつきます。

さて翌朝。「らべんだあ」は予定どおり4:30に小樽港勝納埠頭に着岸しました。車両甲板のゲートが開くさまをライダーみんなで眺めております。

小樽を出発して札樽自動車道・道央道と走り、道東道の由仁PAで休憩。誰もいません。

そのまま道東道の無料区間も走破して終点の阿寒IC近くのホクレンSSで給油。ここはフラッグ扱ってないんだよねえ。

そしてすぐ近くの今年初セイコーマートで「北海道メロンソフト」を食べながら休憩。関東のセコマでも売ってますけど。

釧路をパスしてR272通称ミルクロードてか「釧標国道」をひた走ります。

中チャンベツまできたところでお昼ね。

「ドライブイン北斗星」さんです。大衆食堂です。

ラーメンとミニ豚丼のセットをいただきました。900円だったかな？懐かしい味でした。

さらに快晴の中、別海町めざして走ります。気持ちいいのう。

道はこんな感じです。とにかく交通量が少ない。

今回最初の目的地、旧国鉄標津線の西春別駅跡にやってきました。

バスの待合室には「西春別駅前」の表記が。

バスのりばのすぐ横に鉄道遺構があったりして。

そして駅舎ではありませんが、おしゃれな鉄道記念館がありました。入場無料です。

中には車両の展示や標津線の駅名標が並んでいたりして。

屋外にはD-51型SLが。ん？ちょっと待てよ。

なんか変だと思ったら、「D51」のあとにハイフンが入っていたり、本来ないはずの乗務員室の扉がついていたり･･･。そう、この機関車はサハリンへ輸出されたものの出戻りなんですな。

ワタシの大好きなキハ２２もあります。

なんとマックレー車（雪かき車）もありました。横についてる翼を広げて線路の横の雪を中央にまとめ、後ろのロータリー車でぶっ飛ばすんですな。

保存状態がかなりよろしい。

西春別駅でしばし浸ったあと、別海町が誇る「別海ふれあいキャンプ場」へ到着しました。広くていいね。本日はここでキャンプします。別海町は「町」ですが、香川県全体より面積が広いというとてつもない町なのです。

このキャンプ場はバイクをサイトに乗り入れることができるので非常によろしい。思いっきりダニに食われたけど。

さらにいいことに徒歩圏に町営の「郊楽苑」という温泉があるのです。今日は450kmくらい走ったけど全然つかれてないや。でも明日のために夜更かしはやめとこ。明日はメインイベントの「奥行臼駅跡」へ行きます。おやすみなさいまし。