憧れの北海道バイクツーリング　VOL.8　～2018道東晴れたぁ～　第４日目

2018/08/02 - 2018/08/08

北海道胆振中東部地震の被害が大変大きく、道内の皆様にはお見舞い申し上げます。
さて、4日目を迎えたツーリングですが、今日は昨年天候不順であきらめた開陽台及び知床半島をまわり、網走方面を経由して一気に十勝まで走ります。付近の観光名所には目もくれないルートのうえ、距離は大したことないけど時間がかかりそうな感じ。なので写真は少なめかな。
安全運転で出発します。

エリア 知床・ウトロ(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 バイク

多和平の朝です。昨晩はやはり曇りで星空は拝めませんでした。セコマのパンとコーヒーにカップスープで簡素な朝食。さぁテントをたたんで出発です。

まず朝一番で訪れたのが「開陽台」。多和平からも近く、眺めのいいところです。昨年は霧で何も見えませんでした。

いい天気です。広大な野原を一望できます。

駐車場からは石段をけっこう上ります。

地平線ばかりなので地球が丸く見えます。この地方に多い格子状防風林も必見。

開陽台の入り口に接するライダーの聖地「北19号線」です。一直線の道です。気持ちいいですね。誰もいないのがなおよろしい。

開陽台から一気に太平洋側を駆け上がり、羅臼から知床横断道路を走ります。途中「知床峠」で休憩。羅臼岳のなんと神々しいこと。

まわりの緑も気持ちいい！

どこまでも続く緑。見ていて飽きないですよ。

知床峠を西側へ下り、ウトロの町の道の駅で早めのお昼にしました。「ウトロ・シリエトク」といいます。立派な建物です。ゴジラ岩やオロンコ岩も近くに見えます。

食べたのはこれ。「知床御膳」（だったかな？）です。柳の舞という地魚の煮つけをメインに、刺身やらサケの内臓のチャンジャやら盛りだくさん。1200円なり。

たこの和え物やおしんこは取り放題。

食事のあとちょっとしたハプニング（さろま町から来た人からバイクの修理を依頼されました。）がありましたけど、斜里に向かって出発。「天に続く道」に寄りました。R334からR224までけっこうな距離が直線になってます。

でもなんか最近話題になったせいか、写真を撮るための台とか駐車場とかできてて、なんかもういいやって感じ。

さて、斜里の町もあっさりスルーして、次の目的地「JR釧網本線の北浜駅」にやってきました。オホーツク海沿いです。

無人駅なのでホームに入れちゃいます。

うわ、海近っ！ホームがあって線路があって･･･。あとは海。

この近くで給油もしたのですが、その間、大型バスご一行様がこの駅を訪れておりました。もはや観光資源なのね。

北浜を出発して鱒浦をめざします。

お目当てはこれ。「鱒浦農免農道」といいまして、別名「感動の径」と呼ばれております。

きれいな丘陵地帯を走ります。このあと女満別や美幌を観光なしでスルーいたしまして、津別経由で山の中を走ること数時間･･･。

やっとのことで陸別に到着。道の駅「オーロラタウンりくべつ」は、廃止になった「ふるさと銀河線」の陸別駅（もとは国鉄池北線の駅）を使っているのです。足寄と同じね。

出札口もそのまま窓口として使用中。

というのも、ここでは廃止後の車両を実際に運転できるアクティビティがあるのです。ホンモノですよ。

駅の風情もそのまま。今にもアナウンスが流れて列車が到着しそうです･･･。あ、まずい宿泊予定はこの町じゃなかった！そそくさと準備します。夜も近いというにまだ50キロは走らないと･･･。

ちょっと無理しましたが、今夜の宿泊地「上士幌航空公園キャンプ場」に到着しました。暗くなる前についてよかった。鹿やクマが怖いもんね。

このキャンプ場は大変広いところで、各種イベントなんかでもよく使われます。しかし空いてますなぁ。

入り口に近い（トイレも近い）ところにテントを張りました。

「小川張り」に見えますが、タープの後ろ部分はテントに乗っかっているだけで、ロープで押さえつけています。巨大な前室のあるコンパクトなテントがほしいなぁ。

ななめ後ろからみるとしゃがんだカエルみたいなので、これからは「カエル張り」と呼ぶことにします。テント設営後はバイクで町の温泉につかり、戻ってビールで晩ごはんにしました。明日も晴れるかな？おやすみなさい。