ヨーロッパ1ヵ月の旅～11日目（ホーエンシュヴァンガウへの移動）～

2018/04/01 - 2018/04/29

11日目、この日は完全なる移動日の予定。1日かけてホーエンシュヴァンガウまで移動する。ついに、楽しみにしているノイシュヴァンシュタイン城観光を控えていた。朝8時過ぎにチェックアウトした。9時42分発のICEに乗る予定なので時間があり、朝食を買いにベルリン中央駅内のお店を見てまわった。構内にはざっと見た様子だと約20店舗ほどお店があり、飲食店も多かった。一通り見たあと、気になったパン屋さんへ入店。セルフサービス式でパン屋とドリンクを選べるお店で、買いやすかった。朝からガッツリ、チキンカツサンドとホットコーヒーを購入。

出発5分前、ICEが到着した。ギリギリに到着するんだなぁと思いながら無事乗車。列車を待つ間、出発5分前にホームの変更が出た便があり、乗客たちが大急ぎで他のホームへ移動する光景を見た。何事もギリギリが多いベルリン中央駅、気をつけなければ。

長いこと揺られ、列車の旅を楽しんだ。6時間乗り、14時10分、ミュンヘン中央駅へ到着。トイレへ行きたく、ミュンヘン駅の1€トイレへ行くも、凄く汚かった。便座にはウンコついてるし、男性トイレと女性トイレは中央カウンターを挟んでU字で繋がっているので丸見えだし、最低だった。

ノイシュヴァンシュタイン城へ行くには、ミュンヘン中央駅からフュッセンへ列車で行き、そこから更に、バスでホーエンシュヴァンガウへ行く必要がある。ミュンヘンからの移動で必要な列車とバスは、両方とも「バイエルンチケット」というチケット1枚あれば乗車できる。1人26€だが、2人で31€とすごくお得。1枚買い、名前を書く欄があるので、名前と日付を書くだけで使用できる。5名まで使えるらしい。ミュンヘン中央駅の券売機でバイエルンチケットを購入し、14時55分発のフュッセン行きのレギオナルエクスプレスという列車に乗った。

14時55分発の予定だが、時間になっても発車せず。どうせ遅延だろうと思い、窓からホームを見ると、人だかりができていた。何かトラブルかと思い見ていると、一人の男が2人に抱えられて駅へ運ばれていく。しかも、お尻から滴り落ちるほど大量に下血しているではないか。見たところ40代くらい。一瞬ゲイかな、と思ったがどうだろう。15時に出発。

どんどん田舎の風景となり、森が多くなり、16時55分にフュッセンに到着。事前情報で、17時05分にバスが出る予定だったので、早足で駅を出た。フュッセン駅を出るとすぐバス停があり、ホーエンシュヴァンガウと表示されたバスが待機していたので乗車。チケットは、前に並んでいた乗客のマネをし、運転手から直接、一人2.3€で買った。10分でノイシュヴァンシュタイン城の城下町、ホーエンシュヴァンガウへ到着。

辺りはまだ十分明るかった。この日は奮発し、ホーエンシュヴァンガウで大人気のホテルである「Hotel Müller Hohenschwangau」が運良く予約できたため宿泊。2人、一泊朝食付きで97€だった。シーズン中だと満室続きらしい。ホテルからはホーエンシュヴァンガウ城が見えた。レセプションはスタッフが優しく、凄く対応が良い。ホテル内は豪華な、温かい雰囲気の造りとなっており、部屋内も白と緑を色の基調とした小洒落た内装。地元の水だろうか、瓶に飲み水が入ったルームサービスがあった。事前にノイシュヴァンシュタイン城の見学チケットを予約し、日本からA4用紙に印刷してきたが、通常であればチケットセンターへ行き自分で正規のチケットと交換が必要らしい。しかしホテルミュラーでは、翌日出発までにホテルが代理で交換をしてくれるサービスがあり助かった。

一日中移動したため疲れたが、ずっと観たかったノイシュヴァンシュタイン城がある城下町に着き、翌日が楽しみで夜はなかなか寝付けなかった。

エリア ホーエンシュヴァンガウ(ドイツ)

6時間乗ったICE

ICE一等席

ドイツの草原

フュッセン発ホーエンシュヴァンガウ行のバス

ホテル後ろにホーエンシュヴァンガウ城

ホテルミュラー

ロビー

部屋内バスルーム

部屋内

山へ続く小川

ホーエンシュヴァンガウ城

バイエルンチケット、現地語ではババリアンチケットという