2018年夏　スペイン旅行 チョットだけロンドン＆ヘルシンキ　（７日目：ヘルシンキ、帰国）

2018/07/21 - 2018/07/28

旅番組で紹介していたサクラダファミリアが非常に良かったので、暑いかなとは思いましたが、今年の夏の旅行はスペインにしました。
JALの特典航空券を見てみるとヘルシンキからの帰国便には空きがあったので、後はバルセロナからヘルシンキをどうするかでした。帰国の当日に移動すると1日がそれで潰れるので、もったいないかなと思い前日夜にヘルシンキに移動する事にしました。（深夜便）
ホテルは体調次第で、「眠かったら何処か探そう。カプセルホテルもあるし。」との感覚で、予約はしませんでした。結局空港からそのまま観光に行きました。

旅行全体の予定は下記になります。
□ 7/21（その１）：羽田出発（JAL深夜便）⇒　ロンドン朝着　⇒　午後BAにてマドリード　
□ 7/21（その２）：マドリード到着　⇒　トレド（泊）
□ 7/22：トレド　⇒　マドリード　⇒　コルドバ（泊）
□ 7/23：コルドバ　⇒　セビーリャ　⇒　グラナダ（泊）
□ 7/24：グラナダ　⇒　バルセロナ（泊）
□ 7/25：バルセロナ（泊）
□ 7/26：バルセロナ　⇒　FAにてヘルシンキ　
■ 7/27：ヘルシンキ　⇒　帰国（7/28：成田）

本旅行記は７日目の記録で、バルセロナから深夜移動後そのままヘルシンキ観光に向かいました。バルセロナとは対照的に過ごし易い気温で、ヘルシンキの主な観光地を回りました。
妻は、マリメッコとムーミンの店に行くことが目的だったようです。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バルセロナ（22：45発）のフィンエアー AY1652便でヘルシンキに向かいます。

離陸後バルセロナの海岸線が綺麗に見えました。

この時点で23：02なので順調に飛び立ったようです。

ビジネス予約でしたが、案の定 座席はエコノミーシート3席の真ん中を空けたなんちゃってビジネスでした。わずか8席がビジネス席でした。

行きのブリティッシュエアウェイズが本格的なビジネス席だった事もあり、余計にがっかり。

マリメッコのグッズが楽しみでフィンエアーにしましたが、乗った便が悪かったのか最悪。

ブランケットがヨレヨレ。

機内食の味もいまいち。

これは欧州近距離便なので想定内なのですが、片づけに来ないのは信じられない。
（短い時間で睡眠を取らなければならないのに、食器が邪魔。）

ヘルシンキ近くです。

夜中の３時なのにうっすらと明るい空。
飛行機の上から見ると、山と山の間が白くなっており、湖か海岸線かと思っていましたが、高度を下げてくると谷全体に霧が立ち込めていたんですね。

空港前に出てみました。

リンクレール・ラインへの通路

結構な距離がありました。

空港駅の様子

朝が早いのでほとんど人がいませんでした。

5：01発のリンクレールでヘルシンキ中央駅へ

内部はゆったりとした配置になっていました。

ヘルシンキ中央駅には5：30に到着

恒例の先頭車両の撮影

ヘルシンキ中央駅

WCは１ユーロ必要です。
生憎小銭の持ち合わせが無く、売店でペットボトルを買って小銭を作りました。

外に出てみると綺麗な青空。時刻はほぼ6時

飛行機の出発は17：20なのですが、免税手続きをする必要があるので並ぶことも想定し、３時間前に着くとし駅には14：00頃には戻る計画です。

約８時間の街歩きになります。徒歩圏内で行けるところを回りました。

先ずはヘルシンキ大聖堂と元老院広場

シンメトリーなデザインが特徴的でした。

多分ロシアと思われる女の子に写真を撮ってくれと頼まれ、大聖堂をバックに待っていると、いっこうに前を向きません。つまり後ろ姿。

妻曰く、最近はこの「後ろ姿」のポーズがはやりなのだとか。

階段を登って正面入り口へ

ヘルシンキ大聖堂から元老院広場

アレクサンドル２世像が真ん中に立っています。

港に出てきました。

スカイウィール・ヘルシンキや客船？が見えました。
マーケット広場では市場の準備をしていました。

ウスペンスキー寺院

逆光になってしまいましたが、青空と赤レンガのコントラストは絵になります。

再びマーケット広場に戻りスオメンリンナ島行きの船を待ちます。

スオメンリンナ島行きのチケットはこの自動販売機で購入

確か往復で一人５ユーロ

7：00発のスオメンリンナ島行きフェリー

デッキにでると海岸線や島々が朝日を浴びて綺麗に見えました。

島のあちこちにこの鳥の一群

スオメンリンナ島は世界遺産に登録された要塞跡の島

スオメンリンナ島から戻り、マーケット広場でベリーを購入

フィンランド人はベリー好きとの事で、市場にはベリーを売る店がたくさん。６～８月が旬なので食べてみることにしました。ベリーじゃないですがアメリカンチェリーも。

バルト海の乙女像

マーケット広場からエスプラナーディ公園が東西にのびています。
ベンチもたくさんあって、ここで先ほどのベリーを食べました。

屋内市場にも行ってみようと、オールドマーケットホールへ

ロバーツコーヒー

テレビで俳優の田中要次さんが訪れた店です。

アイスコーヒーとカフェオーレ

カップがお洒落。

ストックスマンの前ではミニコンサート

ストックスマン内のムーミンカフェ

スナフキン好きのお友達用にキーホルダーを購入。

カンピ礼拝堂

フラッシュ禁止の看板をカメラ禁止と勘違いしたので内部の写真は撮りませんでしたが、やわらかな光が満ち溢れる大きな空間でした。

中央郵便局

ムーミンの郵便セットがあるとの事でいきましたが、数年前に終了したとの事でゲットできず。

テンペリアウキオ教会

自然の岩に囲まれた洞窟教会です。

祭壇の裏も岩肌がむき出しで、銅板の屋根を無数の柱で支えていました。

大陸の団体さんでごった返しでした。

フィンランド人はアイスが大好きで、屋台のアイスが美味しいとの事で、エスプラナーディ公園で屋台を探しました。
ペンギンマークとハトのマークの店が美味しいとの事でしたが、見つけたのはハトのマークの方でした。
店員さんに好みを伝えると英語は分からないとの事でしたが、隣りにいた夫人がフィンランド語に翻訳してくれました。

マリメッコミコンカツ本店

取り敢えず観光は終了で、ここからはひたすらお土産探しタイム。
写真は朝方通りがかった時に撮ったものですが、ここでマリメッコを探しました。（鞄、ポーチ、傘を購入。）日本の1/２～3で購入できたようです。

また、この店の直ぐ近くにスタバがあり、ヘルシンキのマグカップを購入しました。

バラまき用のお土産を探しにストックスマンへ

ここでまたまたやってしまった大失敗。
「フィンランドはやはりベリーだろう。」とバラマキ土産用に大量のブルーベリージャムを購入したのですが、買った後で「どうやって飛行機に持ち込むんだ？」
結果は後ほど。

店員さんにキャンセルできるか聞いたら、マネージャーとおぼしき人が現れ、「商品の欠陥は対応するが、購入を決めた責任はあなたなので無理」との事。
さあ、どうやって持ち込むか？

ヘルシンキ・ヴァンター空港には予定より若干早く15：00頃に戻りました。（写真は朝撮ったものです。）

JALのチェックインカウンターにて、
① スーツケースはバルセロナからスルーで成田までになっているけど、追加の預け入れは出来ますか？ ⇒ はい、出来ますよ。
② じゃ、ジャムを持っていて何処かで梱包しなければならないのだけど、近くにそういう店はありますか？ ⇒ ここで梱包出来ますよ。
となり、段ボール箱にプチプチ付きで梱包して頂きました。

さすがにJALです。感謝感謝。

問題がクリア―されたので、さっさと空港内に入りラウンジへ

ですが、やる事がまだ残っていました。免税手続きです。
EU圏最終出国税関のスタンプが必要なので、スペインで買った物もここで手続きをしました。TAX FREEのカウンターに行くとマリメッコの袋を持った観光客で長蛇の列でしたが、割と回転は速く２０分程度で手続き出来ました。
但し、そこはグローバルブルーのカウンターでスペインの品物はInnova taxfreeだったので手続きは出来ませんでした。
聞くと、「そこの壁の裏に税関の窓口があるからそこでスタンプを貰いなさい。」との事、行ってみると確かに小さな窓があり、呼びボタンを押すと窓が開いてスタンプを押してくれました。封筒はどうしようと書類を見直してみると、スペインで貰った書類は切り取り線で切ると封筒になる形をしていました。スタンプを押した書類をその封筒に入れ黄色いポストに投函し、こちらも無事手続き終了です。

フィンエアーのラウンジはマリメッコテイスト

ラウンジ内は、ナプキン、コップ等、マリメッコとのコラボでした。

そう言えば、今日一日まともな食事をしていませんでした。ベリー、ムーミンカフェで食べたケーキ、アイスクリーム。

帰国便は17：20発　成田28日08：45着のJL414便

スカイスイーツIIIの座席でした。小物入れのスペースは良いのですが、足元がチョット狭いかな。贅沢は言っていられません、快適な空間でした。

今回は妻が洋食を選択。

美味しかったそうで、やはり日本の航空会社は最高ですね。

自分は和食を選択しました。

こちらも美味しかったです。前よりレベルが上がっている気がします。

「お好きな時にお好きなものを」は妻はフィンラン丼、自分は九州ジャンガララーメンを頼みました。

非常に暑いスペインでしたが、今回も楽しい旅行になりました。
ロンドン、ヘルシンキの雰囲気も味わえチョット得した感じです。