
2018/08/18 - 2018/08/26
264位(同エリア1145件中)
りり6さん
一生に一回はマチュピチュへ。でも、高山病って大丈夫?自分たちで飛行機の乗り継ぎはできるの?服装は?持ち物は?いくら持っていく?と?だらけ。一緒に行ったよき友、よいガイドさんに恵まれ安心して過ごし、アンデスの暮らしや文化にも触れることができ、心に残る旅となりました。雨にかすむ荘厳なマチュピチュ、おさるのしっぽクルクルのナスカの地上絵、「カミサラキ~!」でチチカカ湖、ウロス島の人たちとも交流。CPAPという医療機械も持参しての旅です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ラタム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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ここは、最終日のチチカカ湖。高度3800mです。
■■高山病対策■■
最後まで高山病などにもあまり悩まされずに過ごせたのは、頭痛薬と酔い止めを両方一緒に早めに飲んだことと、高度に慣れていく行程のおかげだと思います。リマ入国(0m)→クスコ(3400mの第一関門)→マチュピチュ(2400mは意外と低い)→クスコ(また高いぞ)→チチカカ湖(3800m)、ラ・ラヤ峠(4300m、富士山より高~い!)と徐々に慣れました。ガイドさんの「高山病は気にしないのが一番。頭痛はしますけど、それぐらいです。」というアドバイスも安心でした。常に薬は持つ!症状がなくても早めに飲む!ウロス島 建造物
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■■ハンドメイド■■
今回の旅でとても楽しかったのは、アンデスの染色や織物、編み物、つまりハンドメイドです。お土産物を売っているんだな~と思いつつも、自然から生まれる色や、手編みのあたたかさにやられちゃいました。帽子、マフラー、手袋、ソックス・・いっぱい買っちゃいました。 -
<写真はチチャモラーダ。紫トウモロコシのジュースです。>
■■飛行機の乗り継ぎ■■
ツアーは「近畿日本ツーリスト」。でも、今回は私と友人の2人だけで、ほぼプライベート旅行。日にちが自由に選べることが最大のメリット。でも、アメリカで自分たちで乗り継ぎをするのが、最大の心配点。でも、なんとかなりました。何回か海外旅行をしたことがあるという程度の英語力です。
「成田→ロサンゼルス→リマへの飛行機の乗り継ぎ」について。成田17:25発ですが、団体カウンターへは15:25集合。ポイントは「飛行機到着→入国審査→荷物の受け取り→税関→入国→乗り継ぎの飛行機会社にチェックイン(荷物の預け入れ)→出国→搭乗」という基本の流れを頭によく入れること。乗り継ぎの飛行機会社のカウンターがどこか、事前に調べること。(エアバスなどの乗り物で、ターミナルを移動することもあるので)。国際線から国際線の乗り継ぎには、3時間は必要。2時間ほどだとエクスプレスの券が出ます。アメリカ乗り継ぎのESTAや、入国審査の機械についても「事前によく調べる」ことがポイントです。アメリカの審査官はぞんざいで、ちょっと怖いけれど、何とかなります。搭乗口の変更もあるので「電光掲示板を見る」。ロス→リマの乗り継ぎは「日本語の分かりそうなガイドさんを探す!」ことも大事。 -
<写真はオリャインタイタンボの市場。左手前は食用ホオオズキ。>
■■服装■■
これは、もう、ガイドブック通り!重ね着をして、暖かくなったら脱げるように。私が行ったのは8月で、ペルーは冬の終わりらしいです。リマ、マチュピチュ、クスコは「Tシャツ&セーター&シャkシャカジャンパー」が多かったです。室内や飛行機内、日中の日当たりのよいところでは、セーターを脱ぐ。重大なる注意点は、プーノ(チチカカ湖)の夕方は寒いので、ダウンジャケットも必要という事。友人は寒くて体調を崩しました。Tシャツでなく、ヒートテックを着てしまうと、暑い時に脱げないとのこと。自分的に気持ちが落ち着いたのは、マチュピチュは観光客が多いので、ピンクの派手なジャンパーを着て、気分が上がったけれど、リマは治安が悪いので、目立たない地味な色のジャンパーを着たこと。とにかく、リマは要注意。そして、この旅のために買ってよかったのは「靴」です。スケッチャーズのが軽くて履きやすく、マチュピチュで雨に降られても、防水ばっちりでした。それと、雨のマチュピチュでは、物売りのお姉さんが「ポンチョ!ポンチョ!」と2ドルのカラフルポンチョ(ただのビニールですが、荷物もすっぽり入る)を売り歩いています。モンベルのパンツも軽くて、ポケットが多く便利でした。アクセサリーは防犯上、不要でした。 -
<写真は部屋のチップ。今、折り紙にもハマっています。>
■■現金はいくら持っていくべきか?■■
一日1万円ほど使ってしまったようです。成田で10万円ほどを「米ドル」に両替。リマに着いてから、そのうちの約2万円ほどを、ペルーの通貨「ソル」に両替しました。最後に成田で2万円ほど戻りました。
お土産の相場。普通のアルパカのマフラーは30ドル(約3000円)ほど。ベビーアルパカ(柔らかく品質が良い)のマフラーは約60ドル、ロイヤルアルパカ(最高品質)のマフラーは100ドルほどです。「クーニャ」というのが高級ブランド。峠でおばちゃんが「ハンドメイド」と売っている帽子やマフラー、手袋、ソックスなどは10~12ドルほど。板チョコは約5ドル、ちょっとお洒落なチョコは1箱10ドル、マグカップは3個で20ドルという感じ。
リマの土産物屋さん「arte peruano(email: wayki.arteperuano@gmail.com)は、日系人の経営ということで、品ぞろえが豊富で、どれを買っても損はない感じです。マフラーの色も素敵で、自分用に2枚も買ってしまった・・。
チップは、ドライバーさんやポーターさんなどに「1ドル札」をお渡しすることが多いです。注意すべきは、マチュピチュのトイレ代。2ソル(約70円)または米1ドル(110円ほど)でおつりです。前者がお得。
リマのスーパーマーケットで買い物をしたら、「この5ドル札は、本物なのか?」と「上の人」を呼んで、ピンピンと指でお札をはじいて確かめられたのが印相的。空港で両替したピン札で「こんな新しい札があるのか?」と、かえって疑われたようです。 -
<写真はチンチェーロ村のリャマ(かな?)>
■■持ち物■■
◎持って行ってよかった
①薬・・酔い止めは「アネロン(1日1錠まで)」(ナスカと、クスコ~プーノの悪路でお役立ち。)、頭痛薬は「ロキソニン(1日2錠まで)」(もともと頭痛になりやすい。クスコやプーノではいつも飲んでいた。しつこいですが、一度に両方飲んでもOKでした。日本で事前に飲んでみると安心。胃腸薬「正露丸」は出番なし。「常備薬」がベスト。
②ダウンジャケットと、履きなれた靴。健康第一。安心第一。
③電気のプラグ(100均がおすすめ。A、C、SEを持っていき、Aを少し使った。ほぼの日本のプラグでOK)④通訳アプリ(「バスタブの栓が閉まりません。」とフロントに電話した。)⑤スリッパ(必需。ペルーのホテルには、スリッパはもちろん、歯ブラシ、冷蔵庫、電気ポットなどは、ほぼない。)⑥折り紙(近頃ハマっています。ちょっとしたお礼や交流にグッド)
▲あまりいらなかった
①水(500㎜を3本ほど持っていきました。でもツアーで1日1本くれた。しかも750㎜か1リットルくらいと、デカい。重い。小さいペットボトルは便利。) ②日本食(フリーズドライのお粥など。お守りですな。お腹は大丈夫だったので、最後の方にツアーのガイドさんに差し上げて、結構よろこばれました。)
では、そろそろ旅に出ましょう。 -
■■CPAP(医療機器)■■
飛行機の中の電源はこんな感じです。画面の左下。成田→ロサンゼルス、またはニューヨーク→成田間だけです。機内モードで使えるかもしれません。私は、この線を持っていかなかったので、飛行機では使いませんでした。座っているので、案外、平気。何本映画を見ても着きませんでした。
空港での手荷物検査などについて。一番親切なのは、JALやANA。HPや電話でも親切に教えてくれます。電源近くの席も確保してくれるかも。でも、今回使ったラタム航空はJALとの共同運航なので、適応されず。旅行会社を通して、お伝えするも、よく伝わらず。成田で「CPAPを機内持ち込みにします」と自己申告すると、型番などを調べてOKに。「この機械は飛行機に影響を与えません。これは医療機器です。」という英語版の説明書も持ちました。レスメドのHPからダウンロードできるようで、主治医がくれました。3~4回見せました。あると安心。ペール―の国内線と、アメリカの空港では、あまり何も言われません。
ホテルで使う時には、アダプターが変圧器がわりとのことで(ケーズデンキのお兄さん)、変圧器は持って行かず、プラグだけ変えて使いました。でも「高リークを検出しました」との表示にビビリ、なぜか「機内モード」にすると、普通に使えました。機内じゃないけどね。まずまず、めでたし、めでたしです。快眠。 -
ナスカの地上絵(初日)
晴れたらフライト決定なので、朝一番の券をとらないと確約できません。とのことで、成田から何十時間も飛行機に乗って、リマに朝3時に到着後「ホテル出発は朝5時15分です。」とのこと。元気と気合がないとね。セスナは12人乗りで、体重も計りましたよ。酔い止め飲みました。ピスコ空港(ここ)→地上絵まで30分→遊覧飛行30分→帰り30分です。酔い止めを飲むと眠くなるけど、寝ないでね「魔の30分」。ピスコ空港 (PIO) 空港
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「最初はクジラですが、見つけにくいので、この直角の直線をてがかりに探してください。」とガイドさんの事前レクチャーがありがたかった。クジラ→コンパス・・と13あまりのポイントを回ります。この写真はオサルのしっぽくるくるがかすかに見えますか?「ナスカの飛行機は酔うわよ。」「小さい名刺ぐらいにしか見えないんだよ。」と聞かされつつも、本物はよかった。「酔いそうになったら、右も左も見るのはやめて、自分の方だけ見てください。」「写真はあきらめてください。」とガイドさんのアドバイス。でも、写真は結構撮れましたし、アメをなめるのも有効。
ナスカとフマナ平原の地上絵 史跡・遺跡
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クスコ
サント・ドミンゴ教会・・でもなく、
カテドラル・・でもなく・・。ここはどこ?クスコ市街 旧市街・古い町並み
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クスコ
こんなお店がいっぱい。 -
チンチェーロ村で、アンデスの染色と織物を見学。
左のサボテンにいるコチニール(虫ですよ)から
鮮やかな赤が生まれます。「口紅にもなります。」 -
こんなに綺麗なアルパカの毛糸玉。
草木や花だけでなく、岩ゴケや砂、炭からも色が生まれる。 -
織ると暖かい。小さな敷物を買っちゃいました。
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アンデスの食材。ソラマメなどは日本と同じ。
ジャガイモは凍らせてかた保存し、茹でてもどすらしい。 -
クスコの石垣の説明。
ピューマ(地上の神様)の形や、ヘビ(地下の神様)の形。クスコ市街 旧市街・古い町並み
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ペルーの国花「カントゥータ」
赤と黄色があります。 -
ペルーレイルに乗って、オリャインタイタンボ駅からマチュピチュ駅へ。
ペルー レイル 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ペルーレイルのマーク。
マチュピチュ、リャマ、石段、コンドル(空の神様)。ペルー レイル 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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マチュピチュは、朝は雨。
かすかに見える頂が、神々しい・・。マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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お昼はサンクチュアリドッジのビュッフェ♪
この旅で、一番豪華で、気分の上がるビュッフェ♪ -
午後は、ほれこの通り。
ガイドさんが言った通りに、晴れました。マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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インカ橋は、丸太が3本だけ。夕方はこの橋をはずして、外部からの侵入を防ぐのですが、今は入れません。何年か前に、テレビで大沢たかおが渡ったらしい。すご~い。午後はインティプンク(太陽の門)までハイキング。往復約3時間半。マチュピチュは、午前券と午後券で、入れ替え制。こんなすごいところは歩きません。高尾山が登れれば十分。高齢の方も結構、歩いていました。
マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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南十字星を基に、真南を向いているという石。
世界の人々も、スマホの方位磁針を使うのね。マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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遺跡の中にビスカチャ。チンチラの仲間です。
マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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マチュピチュの前後2泊は、この「ホテル エル・マピ」木をふんだんに使ったナチュラルで清潔なホテル。夜に部屋で困ったことがあっても、電話ですぐに駆け付けてくれました。スバラシイ。
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ホテル エル・マピの朝食ビュッフェ。
オムレツも焼いてくれます。朝、早く行くと、オレンジ3個で1杯とれる
「生ジュース絞り機」が見られます。マチュピチュ巡りの余韻と共に・・。 -
市場。果物いっぱい。食用ホオズキもいっぱい。
そして、ペルー中に、なぜか犬がいっぱい放し飼い。 -
現地の方の朝ごはん。
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駅までの土産物屋。色鮮やか。
ペルーレイルで、マチュピチュ駅からオリャイタイタンボ駅へ。 -
オリャンタイタンボ遺跡も大きく壮大。
晴れて気落ち良い。オリャンタイ タンボ遺跡 史跡・遺跡
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水のある景色。
水路も整備されている。オリャンタイ タンボ遺跡 史跡・遺跡
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リャマの帽子を編むお母さんと子ども。
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ほらね、犬がいる。
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屋根の上の牛の焼き物。十字架と共に。
沖縄のシーサーのような・・。
インカの時代は、南十字星とリャマだったらしい。
牛はスペインからやってきた。 -
多分ロモサルタード。(牛肉と野菜炒めペルー風)
醤油味で紫タマネギと共に炒めてある。馴染みやすい味。
どこへ行っても、ポテトが美味しい。 -
峠で編み物をするおばちゃん。
「ハンドメイド、ハンドメイド!」と編んでくれたので、
ついつい帽子を買ってしましました。
「『私の母も編み物が好きでした。』と訳してください。」とガイドさんにお願いしてみました。 -
崖の上ホテル。上~の小さいカプセル。
イモトが登ったらしい。芸能人って偉い。 -
クスコのホテル「ムナイ・ワシ・イン」の中のマリア像。
よく見ると、ドレスが山の形に三角になっている。
インカ以降キリスト教になっても、アンデスの人は
自然の神、山の神を忘れなかった・・。と教会のガイドさんに聞きました。 -
クスコからプーノへ向かう道のパン屋さん。
直径50㎝はあろうかという大きなパン。
もう一回り小さなパンをいただきましたが、素朴で香ばしい。 -
チチカカ湖の葦の浮島ウロス島へ。
「カミサラキ~」が「こんにちは。」
その応えは「ワリキ~♪」ですって。ウロス島 建造物
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お母さんは、浮島に穴を開けて、釣りをしていました。
ウロス島 建造物
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一夜明けて、チチカカ湖の朝日。
旅もそろそろ終わり。ホテル「リベルタドール」。チチカカ湖 滝・河川・湖
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クスコからプーノへ。
この旅の最高地点 ラ・ラヤ峠。
青空に映えますね。また、買ってしまいました。手袋とソックス。ララヤ峠 山・渓谷
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こんなに可愛いんですよね。
ハンドメイドの手袋とソックス。
ソックスは町で履いている人を見かけて
可愛いな~と思っていたのデス。あった~!! -
旅の終りはリマへ戻り、噴水で有名なレセルバ公園へ。
色々な思い出が蘇るようです。
アメリカでの乗り継ぎは、ちょっとぶっきらぼうで怖かったけど
映画を何本も見ても着かないほど遠かったけれども、
思い切って行ってよかったです。
一緒に行った友達、親切なガイドさん、
待っていてくれた家族のみなさん、ありがとうございました。
そして、最後まで読んでくれたみなさんありがとうございました。噴水公園 (レセルバ公園内) 広場・公園
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