2018/07/26 - 2018/07/26
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funasanさん
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ヨーロッパ鉄道の旅は極めて快適である。ただし、快適な旅を実現させるためには事前の準備・研究が欠かせない。この日はライプツィヒからドレスデン経由でチェコのプラハまで移動する。ライプツィヒからインターシティ(IC)に乗って約1時間でドレスデン着、ここで列車を乗り換え、国際特急列車、ユーロシティ(EC)に乗ってプラハに向かう。(注:直通列車もあったが本数が少ない上に1等車を設定していなかったのでやめた)
写真(出典):ICのパンフレットより
私の新著出ました。
◎『夢の国際線ビジネスクラスの旅(欧米編第1弾)
何とかして格安でビジネスクラスに乗ろう!』
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本書出版により今まで4トラで長らくご覧頂いたビジネスクラスの旅(欧米路線)の旅行記を非公開とさせて頂きます。
◎『夢の豪華客船クルーズの旅: 大衆レジャーとなった世界の船旅』
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◎『熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法』
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私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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朝8時30分、ホテルをチェックアウトして、ライプツィヒ中央駅(写真)に向かう。重いスーツケースを引っ張りながらの徒歩移動は予想外に時間がかかるので、早め早めの行動が必要となる。
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ドイツ鉄道(DB)の時刻表(下記)は便利であるが注意が必要である。私は最初、ライプツィヒ中央駅(Leipzig Hbf)→プラハ本駅(Praha hl.n.)を検索してみたのであるが、運行の本数が非常に少ない。
https://www.bahn.com/en/view/index.shtml -
おかしいと思って、次にライプツィヒ中央駅(Leipzig Hbf)→ドレスデン中央駅(Dresden Hbf)と、ドレスデン中央駅(Dresden Hbf)→プラハ本駅(Praha hl.n.)を別々に検索してみた。すると多数の運行時刻が出てきた。
写真:9:31分発ドレスデン行きプラットホーム -
「フランクフルト→ライプツィヒ→ドレスデン」はドイツ国内の幹線鉄道で日本で言えば東海道新幹線・山陽新幹線に相当する。よってICEが多数運行している。ところが「ドレスデン→プラハ」はドイツからチェコへと国境を越える国際列車で運行本数が少ない。
写真:駅舎内のスターバックス -
ただし、ドイツと中央ヨーロッパを結ぶ国際特急列車「ベルリン→ドレスデン→プラハ(チェコ)→ウィーン(オーストリア)→ブタペスト(ハンガリー)」は非常に人気路線で夏期のハイシーズンは混み合う。
写真:ホームに入ってきたIC2447 -
ホームに入ってきた特急列車IC(インターシティ)に乗り込む。この列車は2階建てで、1階の客車(写真)からの眺めは良くない。
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そこで、重いスーツケースをかつぎながら2階への通路(写真)を上っていく。
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2階席(写真)の窓は広くて眺めはよいのであるが、天井が低くて何となく閉鎖感がある。2階建て車両の宿命であろう。
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車両の中にスーツケース収納の広いスペース(写真)があるのでありがたい。ここに妻と私のスーツケース2個を置く。
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やはり1等車の座席(写真)は広々としており居住性抜群である。
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2階席の窓側(写真)から移り行くドイツの風景を眺めるのは実に楽しい。
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ライプツィヒからドレスデンまで約1時間、インターシティ(IC)は走る、走る、夢を載せて!
ここで、素晴らしいCDを紹介します。私の知り合いのピアニストが作曲をし、つい最近(2018年6月)完成した完全オリジナル曲です。彼女はプロのピアニストであり、かつ作曲家でもあった。素晴らしい!拍手!
下のユーチューブをご覧下さい。
西濱由有オリジナルCDアルバム『??Voyage』
https://www.youtube.com/watch?v=105MHfwPFDA&feature=youtu.be
西濱由有ブログ↓
https://ameblo.jp/yuutan2480 -
彼女の癒しの名曲を聞きながら、欧州鉄道の旅をお楽しみください。
広々とした麦畑(写真)を列車は走る。 -
参考のために2等車(写真)を見学してみよう。座席配置は横2-2の4席。座席間隔は結構広いので決して窮屈ではない。
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途中にバリアフリー、車いす専用スペース(写真)があった。
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その隣に車いす用のトイレ(写真)も備えられている。これらの施設を見ると日本の新幹線の課題が出てくる。
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ドイツ人は自転車が好きで、自転車持参で普通に電車に乗り込む。好きな目的地まで電車で行き、そこからサイクリングをして別の目的地に移動、そしてまた電車で帰ってくる。そんな旅が日本でもできたら素晴らしい。
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ドレスデンまで1時間、車窓(写真)を眺めているとすぐに着いてしまう。
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10時36分、ドレスデン到着(写真)。重いスーツケースをかつぎながら電車を降りる。次の電車は11時10分発なので30分程度の乗り継ぎ時間がある。
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我々夫婦にとってドレスデン(写真:ドレスデン駅構内)は2度目である。2015年の夏、やはり妻と二人で欧州鉄道の旅をした。経路は「ベルリン→ドレスデン→プラハ→ウイーン」である。ドレスデンは戦災で焦土となってしまったが、ドイツ人の執念で見事に復活した。
以下、私の旅行記参照
◎ドイツ・中央ヨーロッパ世界遺産の旅3(ドレスデン編その1)
https://4travel.jp/travelogue/11041794 -
ドレスデンは素晴らしい街なのでお薦めである。そして、クラシックファンなら秋以降のコンサートシーズンに訪れるといい。威風堂々とした「ゼンパーオペラ(ザクセン州立歌劇場)」で本場のオペラが鑑賞できる。
以下、私の旅行記参照
◎ドイツ・中央ヨーロッパ世界遺産の旅4(ドレスデン編その2)
https://4travel.jp/travelogue/11049263 -
ドレスデンからプラハまで2時間14分、ちょうど昼時になるので、駅でサンドイッチ(写真)を購入する。
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ドレスデン11時10分発ユーロシティ(EC)173に乗り込む。ユーロシティ(EuroCity, 略称 EC)はヨーロッパにおける国際列車の列車種別である。「ヨーロッパ都市間特急」などとも訳される。
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ECの最高速度は200km/h以下であり、ICEなどの高速列車の運行されている国ではこれらに次ぐ種別と位置づけられている。日本で言えば新幹線に対して在来線の特急列車に相当する。 一等車と二等車の双方を連結するのが原則である。
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ユーロシティ(EC)1等車の客車内(写真)は天井が高く開放感がある。国際特急列車のためか、大きなスーツケースを頭上の荷物棚に置けるようになっている。
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そこで妻も私も、か弱い腕でスーツケースを上げようとしていると、突然、ドイツ人青年が現われ、「May I help you?」と言って軽々とスーツケースを荷物棚に上げてくれた。Thank you!
写真:1等車の2人用テーブル席 -
座席に余裕があったので4人用のテーブル席(写真)に2人で座る。座席のリクライニングは少ししか傾かないので寝るには不向きである。広いテーブルにお弁当をひろげてランチタイムである。
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ドレスデンからプラハまでの列車の旅は進行方向に対して左側の席がいい。チェコとの国境近く、エルベ川(写真)沿いに列車は走るので、車窓の眺めが楽しめる。
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プラハへの国境近く、長年の浸食作用によって造り出されたこの一帯は、平坦な土地の多いドイツの中でも一風変わった珍しい地形で、「ザクセンのスイス」と呼ばれ、観光客の人気を集めている。列車は早く一瞬にして乱立する奇岩群が通り過ぎていく。
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国際特急列車ECには昔懐かしい食堂車(写真)が連結されている。ここでゆっくりランチタイムを取りながら移りゆく車窓を眺めるのが列車の旅の醍醐味なのだが…。
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節約家の妻は言う。「食堂車は高いので駅でサンドイッチ買って座席で食べれば」と。夫婦円満のために旅行中は私は妻に逆らわないことにしている。午後1時24分、プラハ本駅(写真)に到着する。
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中世の宝石のように美しい街「プラハ」に着いて、妻はニコニコである。我々にとってプラハは3度目の訪問、勝手知ったプラハであるが、何度でも訪れたい街、それがプラハである。
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プラハ市内に出る前に、プラハ本駅構内にある素晴らしい場所を見てみよう。プラットホームからそのまま入ると天井がドーム(写真)になった大空間が広がる。
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この一角にカフェ(写真)があり、列車の待ち時間を過ごすに最高の場所である。
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アールヌーヴォー様式の美しい装飾(写真)をたっぷり堪能して、いざ、プラハ観光へ!
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