2018/07/26 - 2018/07/28
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funasanさん
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個人旅行による欧州鉄道の旅は楽しい。しかし、見知らぬ外国の駅に降り立っても誰も迎えにきてはくれない。重いスーツケースを引っ張って自分でホテルを探し、自分でホテルまで移動しなければならない。これが結構大変で、体力も気力もいる。しかし、その苦労をすることによって旅の熟練度が増し、英会話力もアップする。外国旅行の醍醐味である。
注:駅前からタクシーに乗れば楽ちんであるが高くつく。安くて豪華な旅を求める我々は安い地下鉄利用である。
写真:ヒルトン・プラハ
私の新著出ました。
◎『夢の国際線ビジネスクラスの旅(欧米編第1弾)
何とかして格安でビジネスクラスに乗ろう!』
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本書出版により今まで4トラで長らくご覧頂いたビジネスクラスの旅(欧米路線)の旅行記を非公開とさせて頂きます。
◎『夢の豪華客船クルーズの旅: 大衆レジャーとなった世界の船旅』
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◎『熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法』
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私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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欧州鉄道の旅を計画するなら、ホテルは列車の到着する中央駅前がいい。しかし、駅前のホテルは値段が高かったり、部屋が狭かったりと一長一短である。私はヒルトンのダイヤモンドステイタスを利用するため、あえてアクセスの悪い「ヒルトン・プラハ」(写真)を宿に選んだ。
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プラハ本駅から地下鉄C線(シンボルカラー:赤)に乗って1駅先の「Florenc(フローレンス)」下車。地上に上がって、横断歩道を渡り、何も面白くないビル(写真)内に入る。
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ビル内は幅の広いショッピング街(写真)になっているので、雨の時に便利である。ここを通り抜けるとヒルトンに着く。と、簡単に書いたが、実は、ここまで来るのに結構苦労した。
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プラハ本駅から地下鉄C線に乗る時、まずはチェコの通貨(チェコ・コルナCZK)が必要になる。よって、駅で日本円を両替し、さらに、地下鉄に乗るために小銭(コイン)にしてもらう。small change please
参考:1チェコ・コルナCZK=約5円(2018年8月)
写真:ヒルトンへの通路 -
我々外国人にとって「地下鉄のチケット発売機」が使いこなせるかどうか?これが大問題であるが、市内観光を自由に効率的にできるかどうかに直結する。よって最初は苦労しても(チェコ人の助けをかりて)やってみよう!コインで90分間有効の1回券を買う。
写真:ヒルトンへの通路(ショッピング街にスーパーあり) -
ショッピング街を抜けるといきなり目の前に巨大なホテル「ヒルトン・プラハ」(写真)が目に飛び込んでくる。ワオー、凄い!
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プラハ本駅に着いたのが午後1時30分。それから1時間くらいしてやっとヒルトンまで来たことになる。巨大ホテルだけあってチェックインカウンター(写真)は広い。私はここを素通りしてエグゼクティブラウンジに向かう。
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ヒルトン・プラハの驚きの一撃はこの超巨大アトリウム(写真)であろう。まるで街の1区画全体がすっぽりと入ってしまったような大空間が広がる。
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グランド階の奥に朝食用のレストラン、その上に24時間営業の「カフェ&ビストロ」がある。アトリウム内は適度にエアコンがきいていて快適である。
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そして、見上げればシースルーエレベーター(写真)が上層階に上がっていく。私はこの雰囲気に感激し、一気に盛り上がる。そして写真を撮りまくる。
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そのエレベーターに乗って上層階へ行く。見下ろすとアトリウム全体とグランド階が見える。実に気分がいい。
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8階のエグゼクティブフロアーのエレベーター横にレセプションがあり、ここでチェックインをする。少しドキドキしながら本日の部屋を確認すると…。スイートアップなし、普通のエグゼクティブフロアーだった。ダイヤモンド効果なし。ガックリ…。
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かなり気落ちした私であるが、妻は別に~、てな感じだった。彼女は再びプラハに来ただけで幸せのようである。救われる!取り敢えず先にラウンジに入室してみると、これが素晴らしいラウンジ(写真)だったので、再び私の気持ちが盛り上がってくる。
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時刻は午後3時過ぎで、ちょうど「アフタヌーンティータイム」がはじまっていた。ここのティータイムの食材はかなり充実しており、数種類のプチサンドイッチ・ケーキ類が楽しめる。Very very goodです。→ラウンジの詳細は次回「ザ・エグゼクティブラウンジ(ヒルトン・プラハ)」参照
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ラウンジでおやつタイムを楽しんだ後、7階の我々の部屋に行く。エグゼクティブフロアーは7階以上で8階にラウンジがある。
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さて、どんな部屋であろうか?期待を込めて今日の部屋(7021号室)入ってみると…。狭い!まるで感激なし、むしろ失望!
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客室面積は28平方メートルあり普通のシティーホテルと思えば悪くはない。しかし、最近の私はスイートルームに慣れてきているので、普通の部屋が陳腐に見えてしまう。客室代金(食事なし)は2名1室利用で約17000円。夏期旅行シーズンのプラハでこの値段なので、よしとしよう。
写真:窓側にあるワーキングデスク -
人間、下から上にはい上がる時は感激し人生が楽しくなるが、上から下に落ちる時は苦痛が伴う。困ったものだ。その点、部屋にこだわらない妻は人間ができてる。
写真:日本人必携のバスタブ -
彼女は言う「綺麗な部屋で何も問題ないわよ」「リビングルームがなくても構わない」等、ありがたいお言葉である。
写真:シャワーブースとバスローブ -
ただし、妻は部屋からの眺めにこだわる。幸い、部屋から部分的であるがモルダウ川と旧市街方面(写真)が眺められた。実は、最初に提示された部屋に入ってみると窓からの眺めが悪く(妻はNo!)レセプションに行って変更してもらったのである。
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さて、ヒルトン・プラハ・ホテルは2011年TTGトラベルアワードで、「チェコ共和国最高のホテル」に4年連続で選ばれたという。ちょっと施設見学をしてみよう。まずは、フィットネスクラブ(写真)である。
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このホテルはプラハ随一の規模があるようで客室は791室もある。ホテルの規模が大きいだけあって、非常に充実したトレーニングジム(写真)を持つ。
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宿泊者のみならず、プラハのスポーツクラブとして運営もしている。仕事帰りにここでひと汗流してサウナに入り、最後はバーでビールでも飲んで帰宅する。そんなプラハのエリートビジネスパースン達が集うのであろう。
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このホテルの開業は1991年と非常に古い。改装されたのが2005年なので、まだ古い。そして、今年の7月から客室の大改装工事がはじまっている。これがとんでもない話につながっていく。
写真:フィットネスジム
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大改装工事の期間は2018/7/8~で終了予定は未定である。工事時間は月~金 10:00~19:00、土日祝 11:00~19:00(予定)「改装作業中は多少の騒音が出る可能性があります」とあるが、我々が滞在していた間に、とんでもない騒音が発生していた。
写真:フィットネスジム -
もう少しお客に配慮した工事(騒音)をしてくれればいいものを、全く遠慮のない工事だった。特に、折角、優雅な気分でラウンジでアフタヌーンティータイムをとっている時に、すぐ近くからもの凄い工事の音が聞こえてきた。
写真:室内温水プール -
さらに、アフタヌーンティー終了後、部屋で昼寝しようと思ってベッドに入ると、近くから激しい工事の音が聞こえてきた。たまらなくなって、レセプションに抗議の電話をすると、午後6時までに終了します、という冷淡な返事だ。
写真:プールサイド -
珍しく怒れてきた私はレセプションに行って再び部屋を変えてくれるよう頼んでみた。工事の騒音のない部屋に変えてくれ!と。結果は?
写真:グランド階の上に「カフェ&ビストロ」がある -
「本日は満室のためエグゼクティブフロアーの空室はありません」と、再び冷淡な返事である。
写真:「カフェ&ビストロ」 -
結局、部屋でゆっくり昼寝でもする予定を切り上げて、早々にプラハ観光に出かけた。翌日も、工事がはじまる前に外出し、午後4時頃に帰ってきた。
写真:「カフェ&ビストロ」 -
よって、朝早くから観光やビジネスでプラハ市内に出かける人はいいが、日中にホテル滞在を楽しみたい人は避けたほうがいい。少なくとも、改装工事が終了するまでは宿泊すべきではない。
写真:「カフェ&ビストロ」 -
個人旅行は疲れる。これらの苦情や部屋の変更等、すべて自分で対処しなければならない。当然ながら日本語は通じないので英語での交渉となる。ここで実践英語が鍛えられる。
写真:「カフェ&ビストロ」のおいしそうなケーキ類 -
朝食はグランド階にある「アトリウム・レストラン」(写真)でとる。朝6時からオープンしており、早起きの我々には好都合である。
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早朝の6時30分頃にレストランに行ってみると、もう既に多くの客が朝食を食べている。多少混み合っている雰囲気である。不思議に思ってレストラン内を見て回ると、座席の半分がクローズ(写真)になっている。結果的に早朝でも混雑した雰囲気となる。→レストラン運営の効率化優先でお客無視!全く許せない方針だ。
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お客の顔ぶれを見てみると、中国人をはじめとする東洋系、中東系、欧米系、様々な人種が集まり、まさにコスモポリタン(世界人、国際人)である。しかも、団体が多い。結局、ここヒルトンプラハは巨大ホテル故に団体御用達ホテルである。
写真:私の朝食「前菜、フルーツ」 -
朝食の食材は普通で特別うまいものはない。しかし、ちょっと目についたのが、「グルテン・フリー」(写真)コーナーである。最近の糖質ダイエットはここチェコでも一般化してきているのであろうか?
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グルテンフリーに関して、数年前に読んだ本『「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 』デイビッド パールマター他著はショッキングだった。 この本で「グルテン(パン)の危険性」を訴えている。実は、私は大のパン好きである。
写真:グルテンフリーの横にあるグルテンまるけのスイーツ類 -
著者は言う「日常的に私たちの食卓に上っている炭水化物と糖質(小麦粉、パスタ、シリアル、、フルーツ、砂糖など……)が、脳の不調や病気を引き起こしているのだ」と。
写真:私の朝食「アメリカン・ブレックファースト」 -
私はこんがり焼いたトーストに甘いジャムをぬってコーヒーと共に食べるのが無上の喜びだった。しかし、「アルツハイマー病(認知症)、記憶障害や脳の機能低下、うつや精神的な問題、糖尿病、偏頭痛、不眠、肥満、ADHD 、これらはすべて、炭水化物と糖質のせいかもしれない」と著者は説く。
写真:私の朝食(2日目) -
そこで、この本を契機に私は本格的に糖質制限の勉強をし、プチ糖質制限食を開始した。今ではパンはほとんど食べなくなり、スイーツ中毒からも脱出できた。その結果、体重減、体脂肪率減、血液改善、緊張性頭痛改善等、が現れた。特に私にとっては長年の頭痛がなくなったことが大きい。
写真:妻の好きなパンケーキ、ワッフル -
あまり旅行とは関係ない話を書いてきたが、健康でなければ人生を楽しめない。プチ糖質制限は老後の健康へのパスポートのような気がする。ただし、旅行中はプチ糖質制限を解禁して大いに食事を楽しむ。毎食、甘いケーキ類とコーヒーで優雅な食事を終える。人生バンザイだ!
→「ザ・エグゼクティブラウンジ(ヒルトン・プラハ)」に続く
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