2018/07/29 - 2018/07/29
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あおしさん
十勝地方の廃線跡めぐり、2日目。
糠平湖周辺には旧士幌線の橋梁群が多く残されています。
まず糠平湖周辺のそれらの橋梁を見た後、国鉄末期のローカル線大量廃止の際にトップで廃止された旧白糠線の廃線跡も訪ねてみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日も青空の広がるいい天気です。
この糠平温泉ホテルは少々古くて昭和レトロの雰囲気でしたが、温泉は気持ちよく居心地のいいホテルでした。
さて、糠平湖の周辺には旧士幌線の旧橋梁が多く残されているので、いくつかをまわってみようと思います。
ホテルでもらった橋梁群のマップをもらって出発。やや古いけど快適なホテル by あおしさん糠平温泉ホテル 宿・ホテル
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まずは糠平湖沿いに国道を北上していくと、「タウシュベツ川橋梁展望台」の案内板がありました。
糠平湖のホームページでは橋梁は99%すでに沈んだと書いてありましたが、水面ぎりぎりなら湖の中の橋梁が見れるかもしれないし、立ち寄ってみます。
駐車場から林の中の遊歩道を歩くと、旧士幌線の廃線跡。
今ではハイキングコースになっているようです。タウシュベツ橋梁は湖に沈んでまったく見えませんでした by あおしさんタウシュベツ展望台 自然・景勝地
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駐車場から180m、徒歩5分ほどで展望台についたが、糠平湖の湖面は然別湖と違って水が深緑に濁っていて、水面下の橋梁も見えませんでした。
しかも展望台と言っても木々が邪魔をして、さほど糠平湖の展望もよくなく、「ガッカリ展望台」でした。タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
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さらに国道を北上していくと、「旧幌加駅」の標識があり、広い駐車場がありました。
車を停めて、森に入り廃線跡の遊歩道を歩いていくと、きれいに整備された旧幌加駅がありました。国鉄士幌線の駅跡 by あおしさん旧幌加駅跡 名所・史跡
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幌加駅は士幌線が廃線になる10年も前に周辺はほぼ無人地帯になり、バス代行が行われていた駅です。
日常の利用者はほぼ皆無になり、せいぜいここから4キロほど離れたところにある幌加温泉へのお客くらいしかいなかったようです。国鉄士幌線の駅跡 by あおしさん旧幌加駅跡 名所・史跡
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案内板にはかつて幌加駅周辺は350人ほどの人々が住み、大変にぎわったそうですが、今では町があった名残はまったくなく、森林の中の駅跡になっていました。
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旧幌加駅から廃線跡の遊歩道が続いています。
が、アブの多いこと。
5,6匹のアブが同時にとまってきます。
長袖長ズボンでよかった。
アブを払いながら、苦労しながら廃線跡の遊歩道を10分ほど歩いていくと、「第五音更川橋梁」。
ガイドマップおすすめの橋梁の1つで、とても大きな橋梁です。
ただ、廃線跡の遊歩道から見るより、国道に出た方がよく見えました。
廃線跡の遊歩道はアブが多くて大変なので、駐車場へは国道から戻ります。
ここまで来たら、旧士幌線の終着駅の十勝三股駅跡と近くにあるカフェ・三股山荘に行こうと思ったのですが、ホームページには11月まで休業とのこと。
なので、糠平へUターンします。旧幌加駅とセットで見れますが、国道からの方がきれいに見えます by あおしさん第五音更川橋梁 名所・史跡
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次に向かったのは、上士幌町鉄道資料館です。
ここはかつて旧士幌線の糠平駅のあったところです。入館料100円で充実した展示内容 by あおしさん上士幌町鉄道資料館 美術館・博物館
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ここから旧士幌線の跡のレールをトロッコが走っているのですが、資料館の受付の人に聞いたら、なんでもトロッコが壊れてしまい、今は運休中とのこと。
それは残念、トロッコで橋梁を渡ったり、糠平湖が見られると期待していたのでうすが。入館料100円で充実した展示内容 by あおしさん上士幌町鉄道資料館 美術館・博物館
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この資料館は入館料はたった100円。
その割には展示内容は結構充実していました。
特に運転シュミレーションでは、帯広駅から糠平駅までの全面展望のビデオになっていて、当時の運転席からの車窓が楽しめます。
時間がなかったので、糠平駅周辺しか見れなかったですが。
他にも旧士幌線の開業以来の新聞記事とかも興味深く、当時は多くの人が住み、観光客も来ていたようです。
100円の入館料では大赤字だと思いますが貴重な財産でもあるので、いつまでも頑張ってほしいものです。 -
資料館の跡は再度橋梁めぐりです。
まずは資料館近くの三ノ沢橋梁へ。
この橋梁はわりかし新しい橋梁なので、橋梁の上が遊歩道になっていて、歩いて渡ることができます。
ここではトロッコも運行されています。森のトロッコエコレール 名所・史跡
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橋梁を渡ったあと、遊歩道から糠平湖畔に降りることができました。
ただ、湖面はやや濁っていました。糠平湖 自然・景勝地
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さて、今度は士幌、帯広方面へ国道を南下します。
糠平ダムではちょうど放水をしていました。 -
糠平湖ダムを過ぎると、マップおすすめの橋梁の1つ「第四音更川橋梁」が見えます。
鉄橋があったようですが撤去されており、橋げただけが残っています。
まるで古代ローマの遺跡のよう。 -
次に見えるのが第二音更川陸橋。
ここもマップおすすめの橋です。
森の中に溶け込み自然に戻りつつある橋梁です。 -
そして最後のマップおすすめの橋梁は、旧士幌線の黒石平駅近辺にある第三音更川橋梁。
大きく美しい橋梁です。
川の色がやや濁っているのは残念でしたが、もし川の色がきれいだったら絵になる橋梁だったことでしょう。
旧黒石平駅はダム建設の際に、ここに住んでいる人が利用していたそうですが、今は無人地帯になっていました。国道沿いにある橋梁 by あおしさん第三音更川橋梁 名所・史跡
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糠平からは国道をひたすら南へ、上士幌市街を越えて、そのまま士幌市街へ。
士幌町では旧士幌駅の駅舎が健在も保存されています。
駅舎はきれいに塗装もされていて、保存状態は良好です。
ただ、駅舎内にはさまざまな展示物があるのですが、盗難防止もあるのか施錠されていて、中には入れませんでした。
役場に連絡すれば入れるようですが、土日は役場は休み。
実質観光客は入れないに等しいのは残念です。旧国鉄士幌線の士幌駅です by あおしさん士幌交通公園 公園・植物園
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駅舎のほか、ホームや貨車も保存され、また士幌町内の駅の駅名票もありました。
上士幌町といい、士幌町といい、このように「鉄道史跡」を大切に保存してくれているのはとてもうれしいことです。 -
旧士幌駅から今では士幌町の顔となった「道の駅 ピア21 しほろ」へ立ち寄ります。
ログハウス風の道の駅で、地元の牛肉を使ったハンバーガーを購入しました。
ここから十勝平野を横断して、白糠まで突っ走ります。地元の牛肉を使ったハンバーガーを食べました by あおしさん道の駅 ピア21しほろ 道の駅
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「道の駅 しほろ ピア21」から本別まで道道、本別から国道274号線を合計約80キロを突っ走ります。
北海道の道路はとても快適。
本別から国道274号線に入ったところにある展望台から見る本別の町。
かつてはここにも旧国鉄地北線→第三セクター・ちほく高原鉄道が走っていましたが、2006年に廃止されてしまいました。
この展望台の案内板にはまだ鉄道が残っていました。 -
約1時間半ほどで白糠町二股に到着しました。
かつてここまで根室本線白糠駅から国鉄ローカル線・白糠線が走っていましたが、
国鉄時代末期のローカル線大量整理の際、昭和58年トップを切って廃線になりました。
廃止されたとはいえ、鉄道の終着駅でもあり、また学校もあった(現在は閉校)と聞いていたので、相応の市街地でもあると思ったのですが、民家が点在するだけのところ。 -
商店もなく、集会所兼用の簡易郵便局があるだけの集落と言えないようなところでした。
よくぞこんな僻地まで鉄道を延ばしたものです。 -
国鉄白糠線が廃止されたあとは、白糠町の町営バスが運行されました。
現在では多くの市町村で運行されているコミュニテイバスの「走り」です。 -
もっとも、その町営バスも最近廃止されたようです
バス停留所の時刻表はぼろぼろ、バスの倉庫を兼ねたターミナルは廃墟のようになっていました。 -
集落名は二股ですが、駅名は「北進駅」
さらに北を目指す願いを込めた駅名だったとか。
駅の場所はよくわかりませんでしたが、集落から1キロほど離れた今では原野となっている場所だったようです。
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旧「北進駅」から白糠市街へ向かって国道を南下していきます。
この区間は昭和48年に開業した新しい区間なので、ところどころに鉄道のコンクリート橋などの廃墟が見えます。
結局、この区間は開業してわずか10年で廃線になってしまいました。 -
旧「北進駅」の次の駅は「下北進」駅。
どこに駅があるかわかりません。
廃線跡のようなものはわかりましたが、原野に戻っているようです。 -
おそらく、駅があったと思われる場所には民家が1軒だけ。
バス停留所もその方の家の名前になっていました。 -
さらに南下すると、旧上茶路駅付近へ到着。
かつてここには炭鉱があり、白糠線もこの炭鉱からの石炭輸送を目的として昭和39年に建設されました。
そのころには人口も600人を越えて商店街、役場、学校、郵便局が並ぶ大きな町を形成していたそうで、上茶路駅も最後まで駅員のおり、石炭を満載した長い編成の貨物列車の発着する規模の大きな駅だったそうです。
しかし、現在の上茶路駅周辺には建物が1軒あるだけ。
人の気配も全然しません。 -
道道664号線、上茶賂上茶賂停車場線。
停車場とは「駅」、つまり上茶賂駅のことです。
この道道も今では原野に戻りつつあります。 -
今では林道のようになってしまった道道664号線を500mほど歩いていくと、広場に出ます。
かつてここは駅前広場だったところです。 -
駅前広場の前には旧上茶賂駅ホームの残骸が残っていました。
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今では原野に戻りつつありますが、かつてはこの駅を多くの人が利用し、にぎわったことでしょう。
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旧上茶路駅から、南下すると、旧縫別駅のあったところです。
ここには待合室のあるバス停の周りに民家が数軒あるだけです。
ただ、その近くを札幌と釧路を結ぶ高速道路の白糠インターがありました。
原野に戻りつつあるこの付近で、そのインターだけが現代的な建造物として存在していました。 -
さらに南下すると旧茶路駅のあったところには簡易郵便局がありました。
白糠町の市街地も近くなったようで、民家の数も増えてきました。 -
旧白糠沿線から白糠町市街を経て、国道38号線に出て、帯広方面へ戻ります。
太平洋岸に出るとさっきまで快晴だったのに、霧が多くなってきました。
パシクル沼もすっかり霧に覆われてしまい、残念。
釧路は霧の町と聞いていたのも納得です。ドライブインがあるにはありますが・・・ by あおしさんパシクル沼 自然・景勝地
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途中国道沿いにあったので立ち寄った直別駅です。
この駅は来年の3月に利用者が皆無とのことでJR北海道が廃止を予定しています。
ちょうど到着した単行のデイーゼルカーからは1人の青年が降りてきました。
廃止予定とのことでやってきた鉄ちゃんなのでしょう。直別駅 駅
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湿原の中にある駅なのか、地元の人たちのお手製の案内板がありました。
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近くにある上厚内駅。
この駅は利用者が皆無とのことで、平成29年3月に廃止となりました。上厚内駅 駅
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駅周辺は数軒の民家のみ。
人は住んでいるのでしょうか。
駅前に閉校になった小学校の校舎も残っていました。 -
もう1つ立ち寄ったのは尺別駅。
この駅も利用者皆無とのことでJR北海道が来年3月での廃止を予定しています。
かつては近くの炭鉱や鉱山があり、何万人もの人が住み、多くの利用者と多くの貨物列車でにぎわった面影は何もありません。尺別駅 駅
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駅周辺には民家が10数軒ほどありましたが、ほとんど無人とのことです。
1台、年配の方が運転する車が民家の1軒に入っていきました。
1家族はお住まいのようです。 -
この集落は映画「ハナミズキ」(平成22年公開 新垣結衣さん主演)の舞台地となりました。
彼女の自宅も残されていました。 -
ちょうど尺別駅に2両編成の列車が到着。
さきほど直別駅で降りていた青年がこの駅でも降りてきました。
この駅で特急「おおぞら」と交換する予定でしたが、なんでも鹿とぶつかって大幅に遅れているとか。
いつ到着するかわからないので、尺別駅から帯広空港へ出発します。 -
帯広空港に向かう途中の「道の駅 うらほろ」
ここは「十勝パン」が名産だそうで、十勝パンのアンパンなどを購入。十勝パンを買いました by あおしさん道の駅 うらほろ 道の駅
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帯広空港に到着。
東京行のフライトは「霧のおかげで欠航になるかもしれません」のアナウンス。
明日会社があるのに・・・
結局予定通り、とのアナウンスでこのフライトを待っていたお客さんたちから拍手喝采。
冷や冷やでした。レンタカーを返すときの注意 by あおしさん帯広空港(とかち帯広空港) 空港
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