2018/07/20 - 2018/07/21
25位(同エリア144件中)
ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん
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青春18切符を利用して1泊2日で飯田線沿線の橋を巡る旅です。特に為栗~温田駅間の『万古川橋梁』や本長篠駅近くの『黄柳橋』は必見!この他飯田線旧線の夏焼隧道等の鉄道遺産や天竜峡も。
夏の小旅行を満喫してきました。ただし今年は超熱かったです。18切符は使えませんが、秋の紅葉シーズンの方が良いかも。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【豊橋駅】
18切符で豊橋12:42発 本長篠行(次13:42発)
※列車は全て普通に乗車。この先見所のある《右側の座席を確保》
窓が汚い場合、撮影は帰りに期待。豊橋駅 駅
-
【新東名 長篠城大橋】
〔車窓〕 13:36鳥居発 鳥居駅の先 右側
9径間連続波形鋼板ウェブ箱桁橋。 -
【本長篠駅】
13:41着-14:40発 天竜峡行=59'(次14:39着-15:39発=60')
飯田線はほとんどが無人駅、ICカードは使えないので事前に精算しておくこと。本長篠駅 駅
-
イチオシ
【黄柳橋】
1918年竣工、RCオープンアーチ+桁橋 井桁状に組まれた支柱が特徴。
駅から徒歩7分くらいです。登録文化財。 -
左岸から河原に下りて、下から眺めてきました。手前は新橋です。
-
【滝口1号・2号橋】
〔車窓〕 15:20浦川駅の先 右 吊橋が2つ 1970年竣工。 -
【中部天竜駅】
昔は「なかっぺてんりゅう」という読みでしたが、今は「ちゅうぶ」になってしまいました。
15:28着-佐久間16:46発 岡谷行=1°18'(次16:30着-中天16:44発=14')
《3つの橋を渡って次の佐久間駅まで歩きます》
1本遅れた場合は無理、帰りに組み込もう。中部天竜駅 駅
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【中部天龍駅 貨物ホーム跡】
佐久間ダム建設にも使われた貨物ホームが残っています。上屋は撤去されていました。 -
【中部(なかっぺ)橋】
1937年竣工、トラス補剛吊橋。 -
【中部(なかっぺ)大橋】(専用側線天龍川橋梁)
1954年竣工、ランガー+桁橋
横倒しにするとBに見える為、『B形鉄橋』との異名も。
元は佐久間ダム建設に伴い資材運搬の為に架けられた鉄道橋。
後に道路橋に転用。 -
撤去されずに埋め殺されたレールの部分がはっきりと見て取れます。
-
【三信鐡道建設工事殉職碑】
天竜川橋梁の袂にひっそりと建っていました。
54人が命を落としたそうです。合掌。 -
【天竜川橋梁】
1955年竣工、3径間連続ワーレントラス+プレートガーダー橋。
国鉄最初の全溶接構造。通常通行不可の橋側歩道を渡る事ができます。 -
【旧線橋脚跡】
水量が少なかったので、旧線の第四天竜川橋梁の橋脚跡が見えました。
ここから見ると、本線隣の側線がそのまま旧本線と思われます。 -
新旧並んでいる写真がありました。
旧橋はトラスとプレートガーダーで構成されていたようです。
出典:土木学会田島二郎氏橋梁写真集 -
【旧佐久間隧道 佐久間方坑口】
佐久間発電所の奥に現存。私が行った時は誰もおらず坑口は見られませんでしたが、係の方が居る時に行けば入れてもらえるとの噂が。
内部はもちろん非公開。 -
【佐久間駅】
16:46発 飯田線は1本逃すと2時間待ちになったりするので、《常に次の列車を確認して行動する必要がある》また、ワンマンは乗車位置が決まっているので要注意。佐久間駅 駅
-
イチオシ
【第六水窪川橋梁】
〔車窓〕 16:55城西駅の先 先頭より 桁橋。
左岸を通るべく向皆外隧道等の工事を進めていたが、崩壊により左岸を断念しルート変更してできた、いわく付きの橋。『渡らずの橋』との異名も。この橋は撮り鉄さんには有名な橋です。 -
【大嵐駅】
17:11着 駅から民家が一つも見えない秘境駅です。佐久間ダム建設に伴い、1955年中部天龍~大嵐間の路線付け替えが実施されました。大嵐駅 駅
-
アンティークレールが残っていました。
30.A 2607 IIIIII
皇紀レールです!
神武天皇即位から2607年は昭和22年(1947年)
昭和16年~23年の8年間のみ日本製鐵で製造された大変貴重なレールです。 -
【レンタサイクルとみチャリ】
駅前にある無料レンタサイクル。しかも全車変速機・ヘルメット付き。
事前に連絡し鍵のナンバーを聞いておくこと。南へ。 -
【旧大嵐駅ホーム】
昭和17年9月に発生した大規模な地滑りで、ホーム等の大部分が天竜川に流失。開業からこの時の被災まで使われていた、石積みの初代ホーム山側半分が現存しています。 -
【栃ヶ岳隧道】
佐久間ダム建設に伴うルート変更前に使われていた飯田線の旧線跡。現在は県道として転用されている。道路施設としての名称は夏焼第一隧道。奥に第二が見える。 -
【夏焼隧道】
こちらが第二、現在は県道。ただし南側半分は水没を避けるため新規に建造されたもの。なお、この道(静岡県道288号)ですが、トンネルを抜けた少し先から通行止になっています。《この後宿へ向かいます》 -
【大原隧道 第一横坑跡】
二つの隧道の間の山側にあります。支保工に古レールが使われています。 -
【鷹巣橋】
1956年竣工、ワーレントラス補剛吊橋。佐久間ダム建設により沈んだ橋の代替。《欄干が低いので要注意》翌早朝に通った時は、愛知県側主塔付近に野生の猿がいました。秘境です。 -
【井戸川橋】
スパンドレルブレーストアーチ。
この橋の袂に土日だけ営業の温泉があります。宿はもうすぐ。 -
【とみやま来富館】
秘境の宿。社団法人運営なので、あまり多くを期待しない方が良いが、食事は旨い。大浴場付き、タオル・歯ブラシ・ウォシュレットなし。駅から変速機付チャリで20分位。
朝食は冷蔵庫に入れておいてくれるので、早朝出発に備え早めに寝る。 -
こちらが朝食のおにぎり。
結構大きいです。電子レンジも使えますが、電車の中で食べました。
真ん中の漬物がピリ辛で超美味しいです。 -
【大嵐駅】
6:38発 伊那松島行(次7:28発) 駅舎には『想い出のおと』もあります。秘境駅に飲み物の自販機はないので、《宿の自販機で買っておく事》これ重要。大嵐駅 駅
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【小和田駅】
〔車窓〕 6:43着(次7:32着)《大嵐から見所のある左側の座席を確保》
ホームに3県の標識があります。窓が汚れているとこんな感じの写真になります。(笑) この他、中井侍・伊那小沢・田本・金野・千代といった秘境駅も通るので、興味のある方は要チェックです。小和田駅 駅
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【要長橋】(旧遠山川橋梁跡)
〔車窓〕 平岡駅の先7:03発(次7:52発)左 1995年改修、吊橋
飯田線の旧線跡に架橋。トンネルを出るとすぐ次のトンネルまでに一瞬だけ見える幻の橋です。(笑) -
【羽衣崎橋】
〔車窓〕 平岡駅の先7:03発(次7:52発) 左 ニールセンローゼ橋
《撮り逃した場合は帰りにトライしましょう》ここは帰りの方が撮影しやすいです。 -
【為栗駅】
7:09着-8:39発 天竜峡行=1°30'(次7:58着-8:39発=41')
ここも秘境駅。でもファーストクリップが使われています。《吊橋を渡って対岸へ》為栗駅 駅
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【天竜橋】
1968年竣工、吊橋。ブッポウソウの巣箱が取付られています。 -
イチオシ
【万古川橋梁】
◆この旅の主役◆1936年竣工、300ft下路曲弦分格ワーレントラス橋。対岸からの眺めに感動。
※「まんごがわ」と読みます。
※この橋の形式をペンシルバニア・トラスとする記述が散見されますが、それは下路曲弦分格プラットトラスの事であり、ワーレントラスの本橋は該当しません。 -
唯一現存する下路曲弦分格ワーレントラス、と思っていたら北上線第二和賀川橋梁や福知山線旧第二武庫川橋梁等も同形式でした。歴史的鋼橋調査台帳もちょいちょい間違い(或いは説明不足)があるので、油断できません。
3径間あるうちの第二・第三径間は20ftプレートガーダーですが、木に隠れて全く見えません。
第二武庫川橋梁の旅行記はこちら→https://4travel.jp/travelogue/11509563 -
こちらは北海道の羽幌線天塩川橋梁。架設中の写真がありました。土木学会の資料によると、万古川橋梁のトラスはこちらから移設されたそうです。
出典:土木学会土木建築工事画報第11巻第7号「天塩川橋梁架渡工事」 -
イチオシ
為栗駅から山道を北上すると、万古川左岸橋台付近へも行けました。
かなり足場が悪いので滑落要注意!
難所と呼ばれた天竜峡~中部天竜間の急峻な峡谷は、アイヌの測量技師川村カ子ト氏の率いる測量隊により実施されました。トラスの移設と合わせ、北海道と縁の深い橋です。 -
【南宮大橋】
〔車窓〕 温田8:44着手前 左 斜張橋。 《引き続き左側に着席》南宮大橋 名所・史跡
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【長瀞橋】
〔車窓〕 唐笠8:58着手前 左 中路ローゼ橋。
この橋だけは車窓からはうまく撮れないかもしれません。唐笠駅ホームから撮影するのが吉。 -
【天竜峡駅】
9:08着-10:55発=1°47' もう十分という方は下記の3つの橋を見た後、10:15発の特急伊那路2号で帰路についても良いかも。実際汗びっしょり、へとへとでした。
※飯田線は天竜峡から南に見どころが集中しています。天竜峡駅 駅
-
【つつじ橋】
1969年竣工、吊橋。龍角峯から見下ろせます。 -
【三遠南信道 天竜峡大橋】
鋼上路式バスケットハンドル型固定アーチ橋。施工中、完成すると桁下にできる歩道から天竜峡や飯田線の天竜川を渡る橋梁を眺められるようです。 -
【姑射橋】
1971年竣工のランガー橋、四代目。天竜舟下りの乗り場が橋を渡った左手にあります。予想以上に早く廻れてしまったので(暑いし)、冷房の効いた列車に乗って飯田まで往復することにしました。この先、沿線徒歩圏にめぼしい橋はなさそうです。兎に角暑かったです。(^^; -
【飯田駅】
11:19着-12:20発=1°01' 飯田で昼食。蕎麦を食べたかったのですが、見つからなかったので弁当を買って車内で頂きました。やっぱり何とも言えない旅情があふれてきます。
《帰りは右側に着席し、撮り逃した所をやっつけましょう》飯田駅 駅
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アンティークレールがありました。
GHH 1913
ドイツ・Gutehoffnungshütte(グーテホフヌングスヒュッテ)製のレールです。 -
【湯谷温泉駅】
14:57着ー17:12発 豊橋行=2°15' 温泉に浸かって汗を流しましょう。湯谷温泉駅 駅
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【浮石橋】
1972年竣工、吊橋。 -
【鳳来ゆ~ゆ~ありいな】
駅から徒歩10分位。温泉に浸かってから、少し早いが軽めの夕食。この後豊橋(18:24着)へ向かい、今回の旅は終了です。 -
《トータル 橋19、トンネル4、他1》の旅でした。
その2はこちら⇒https://4travel.jp/travelogue/11722483 -
おまけ
万古川橋梁と、同じ分格ワーレントラスの第二武庫川橋梁のスケルトンを並べてみました。
※参考文献 歴史的鋼橋一覧(土木学会)
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