2018/07/11 - 2018/07/18
743位(同エリア4052件中)
fatiさん
ヴェネツィアを起点に、フィレンツェまでフレッチャロッサで往復しました。
8日間で2か所は少ないようですが、街に慣れるには最低3日は必要と考えています。
それにしても8日間でも短すぎますね。1か月位いられたらいいですが、宿代が大変か。
最後に主な費用をまとめてみました。いままで自分が行ったヨーロッパ旅行と比べても最安かもしれません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さて、ベネチアに戻って翌朝となりました。
フレッチャロッサでの移動は大正解でした。
早期に予約すれば新幹線の半額程度、エグゼクティブなら食事まで提供されますし、バスより疲れが少ないと感じました。
20年近く前に「ロンドン・パリ・ローマ8日間」というよくあるツアーに参加して一度ローマを訪れたことはありますが、それを除いて今回2度目のイタリアとなりました。
20年前は今ほど英語が通じなかったと思います。イタリアの観光への力の入れ具合はスゴい。行政も個人の店もがんばってるな、と感じます。
今日はまる一日あります。ベネチアの街でも散策しましょう。 -
ホテルの近所の花屋さんです。ディスプレイが素晴らしいですね!
品の良いマダムのような店主さんを想像しましたが、帰りに通りがかったら小さいオジちゃんでした。
このあたりは地元の人向けの店が多い感じです。こういう場所のほうが自分的には好きです。 -
今日も素晴らしい天気です。
暑さは・・・朝なのでとてもすがすがしいです。これなら昼間もさほどではないかと。でも多少暑いほうがリゾートっぽくて良いと思います。
日本は激暑とか。。。ホント、帰りたくないです。
どこへ行くあてもなく、ベネチアの真ん中あたりを一周することにします。
ベランダをうまく利用して花を咲かせてますね。こういう所にどうして落書きしますか? -
普段はあまり花に興味はないんですが・・・
-
こんな街角なのに遺跡っぽさがスゴいです。
壁のはがれ方とか、自然にこうなっちゃうヴィンテージ感。
ドゥカーレ宮殿より、いい味が出てます。 -
ベネチアは湿気が多いから、室内だと乾かないんですよね。
ホテルで洗濯して、薄手なのに翌朝乾いてなくて驚きました。
でもこれ、どうやって干したのかな? -
何かのお祭りの準備っぽいです。射的とかあって、まるで日本の縁日とそっくりで笑いました。
しかもあまり良い品物が無い・・・(失礼) -
海の街なのに八百屋さんの野菜が豊富で驚きます。
パプリカが1kg500円しませんよ! -
ベネチア本島には、いわゆるホームセンターのようなものは無いみたいです。
なので、こんな荒物屋さんのような個人店も残ってるわけです。
なかなか小ギレイに陳列してますね。お店の看板もとても味が出てます。
赤いキャリアカーみたいの、スーツケース運び屋さんが使ってました。「アタンツィオーネ!(危ないよー!)」って言いながら。
運河の橋の階段は、これじゃないと無理ですね。日本人だったらもっとスゴいハイテクなのを作るかも。 -
これはまた、すごい種類のマスクですね。
マスクは去年買ったし、壁にいくつもあってもね。
サンマルコ広場より、かなり西側のエリアなので、あまりお土産っぽくない店が多くて楽しいです。
それにしても、グーグルマップにでも落としておかないと再度訪問するのはとても難しいかと。 -
適当に歩いていたら、リアルト橋の近くまで来ました。
本当に適当だと本当に迷いますので、ところどころグーグルマップでチェックします。
ここは、魚市場ですね。魚市場 市場
-
市場というには随分と優雅な施設ですね。
2階には絶対に侵入させないぞ、という門が階段の途中にあります。
2階には何があるのでしょう?魚市場 市場
-
床は木でできていますね。
ベネチアは街全体が海に浮かんでいるので、建物をできるだけ軽くしているらしいです。
宮殿とかも見えるところには重たい素材にして、見えない所は木を沢山使って軽くしてるとか。魚市場 市場
-
午前10時位だと思いますが、市場にはもう魚はありません。
果物と野菜がところ狭しと並んでます。
ちなみにここに来る途中、とあるおばあちゃんが私たちを迷っている観光客と思ったらしく、多分「サンマルコ広場はあっち」と言っていたのだと思いますが、楽しそうにイタリア語で説明してくれました。
おばあちゃんのカートには、沢山の野菜や果物が。
それを指さして、想像ですが「市場で買い物するのが楽しみなのよ」と。
おばあちゃんがゴキゲンになるくらい、楽しい市場なんですね。魚市場 市場
-
こんな大きなイチゴもあるんですね!
キッチン付きのアパートに泊まって、ここで調達するのも楽しいかもです。 -
市場のお隣ですが、馬の肉専門店でしょうか!?
-
焼くだけ、のハンバーグもあります。
馬肉、とてもチカラが出そうですね。 -
松茸クラスのポルチーニです!
キロ2,500円位。
去年、ムラーノ島のコープで乾燥ポルチーニを買いました。
松茸とはまた違う、とても濃厚な香りでした。
でもですね、乾燥ポルチーニは砂が混じっているので、水でもどしてから砂を取り除くのが難しいです。
イタリア人は、そんなこと気にしない? -
リアルト橋に続く通りまで来ました。
お土産っぽい品物ばかりですが。。。中には老舗もあるようです。 -
リアルト橋のすぐ隣にあった教会の展示物です。
この教会は音楽と関係があるみたいです。
ヴィヴァルディなど室内楽を演奏する楽団のチケットが売ってました。
今夜、聴いてみようかな。。。でも夜9時位から開演らしいです。明日出発だしな。サン ジャコモ リアルト聖堂 寺院・教会
-
リアルト橋の上にある紙製品のお店です。
こちらは老舗らしいです。
店先の右上に展示してある、ベネチアの古地図みたいのが欲しいです。
この大きさだと5千円位したので、ひとまわり小さなものを買いました。
家に帰ったらポスターフレームに入れて飾りましょう。
店が狭いので、店主さんはロフトのような所にハシゴで昇って品物を取ってきてました。リアルト橋 建造物
-
これまたリアルト橋の近くにある、デューティーフリーのデパートです。
ドイツ商館だったらしく、とても立派ですがお店としては効率が悪いかもしれません。
ブランド物とか、化粧品が多いです。1階にはオリーブ油などイタリア食材もあります。
連れのお土産関係で、化粧品などを買いましたが、スマホのカメラで撮ったパスポート画像でも免税OKでした。
ここのおススメは、トイレです!
イタリアのお店では便座が無かったり、ビックリの状態が多いですが、ここは素晴らしくキレイです。
しかも何も買わなくても、無料で使えます。
と言ってもウォシュレットがあるわけではないです。 -
デューティーフリーのデパートの窓から撮ると、リアルト橋もこんなにアップに。
こう見ると橋というよりは、完全に建築物ですね。 -
カナル・グランデの北側に出ました。
ノーヴァ通りと言うらしいですが、ベネチアにもこんなに広い通りがあるんですね。
どちらかというと、観光客向けのお店が多い気がします。
ホテルも沢山あるようです。 -
ベネチアにはいたるところにコープがありますが、こちらはスーパーとは思えない店構えです。
屋上はホテルのテラスでしょうか? -
窓辺に「ボク(ワタシ)撮って」と言わんばかりの猫ちゃんが。
外に出たいのかもしれません。 -
さてお昼にします。
結構暑くなってきました。人も多いですしね。
疲れてくると、レストランの口コミをチェックするのも面倒です。
当てにならない自分の勘で入ってみましょう。
グーグルマップで見ると、Ristorante All'Aquila というお店だと思うのですが、店先に店名が無いですね。
ロブスターのパスタ、海鮮リゾット、ビールと水、それにエスプレッソ2つを注文しました。
食べ終わった後で見たらグーグルマップではなんと! ボラれたとの口コミが多数!
自分たちは55ユーロ位だったので、ボラれてはいないようです。
店員さんはフレンドリーではないですが、全く普通でした。
味も、特にリゾットは濃厚で良かったと思います。日本なら高級レストランっぽい味です。
もしかして店主が代わったのかも? -
一周して駅まで来ました。
無印良品が入ってます。下着が3割引きだったので買いました。割引して日本と同じくらいの値段かもしれません。
地元っぽい人が、熱心に文房具などを見ていました。
無印は、日本の店としては一番くらい世界で通用しているかもしれません。サンタ ルチア駅 駅
-
さて、翌朝。帰国の日となってしまいました。
でもベネチア発が午後4:45のフライトなので、半日は自由時間があります。
マリオットのゴールド特典で、ACホテルを午後2時までのレイトチェックアウトにしてもらいました。
ホテルの近所にある、革製品屋さんを再訪です。
開店時間の10時ちょうどに来ましたが、10分ほど待って店主さんが現れました! -
Il Grifone というお店です。
-
いかにもお土産というような品物でなく、とても洗練された革製品が置いてあります。
-
しかもこのヒゲの店主さんが手作りしているんですよ!
鏡に写っているのは、お手伝いの人らしいです。 -
こういったポーチなども数千円~1万円しない位。ipadのケースもありました。
革の質もとても良いと思われます。 -
バッグ類も2~4万円位と、質からしたら大納得のお値段です。
女性向きのデザインが多いかな。 -
小物も充実しています。
-
自分用にベルトを2本と、
-
キーケース(右)を買いました。
シンプルで、普段使いに良いです。
それにこのキーケースは、驚くほど革が薄くて軽いです。伸ばしたのかな? -
のどが渇いたので、これまたホテル近所のバールへ。
Caffetteria 3 Ponti というお店です。シブいマスター!
これまた店内が清潔ですこと! -
スクイーズのオレンジジュースをと英語で言ったら通じました。
でも、店主さんは英語があまり上手でないみたいです。というか英語は話していませんでした。
オレンジを3個も使ったジュース。最高ですね。5ユーロ位しましたが。
水は1ユーロですが、ちゃんと瓶からそそいだミネラルウォーターで、うまいです。 -
なんだ、こんなにいい雰囲気のバールが近所にあったではないですか。
美味しそうなトラメッツィーノ(白パンのサンドイッチ)もあります!
最終日に気づくとは。
こういう地元向けの店に限って、グーグルとかに情報ないんですよね。
ちなみに、日本みたいな白いパンを使ったサンドイッチは、ヨーロッパではめずらしいです。海沿いだから、やっぱり味覚が似てる? -
最後にホテル周辺の写真を撮っておきましょう。
初日に、この右手前のレストランで夕食を食べました。 -
上と同じ場所で右を向いた写真です。
ホテルは、奥で道がY字に分かれている右奥の黒い三角屋根の建物です。
エントランスの建物だけ、斬新なデザインです。 -
同じ場所でさらに右を向くと、駅方面です。
緑が多いところは、公園になっています。
駅が近いのに、全然殺伐としていないんですよね。
むしろ街中の人が多いところよりも、ホッとできて良いかもしれません。
その割にはレストランなども結構ありますし。 -
ACホテルの、エントランスとは反対側の運河から撮影しました。
新築ですが、周囲との景観に配慮しているのがわかりますね。 -
この通りに面した部分に泊まった部屋があります。
部屋から見えた煙突です。
この通りは地元の人の抜け道、世間話をする広場?にも使われているようです。 -
ベネチアにいるとは思えない、モダンなホテルでした。
外にでるとコテコテの装飾だらけの建物が多いので、寝るときはこんなシンプルさが良いです。
街中ではないですが、ACホテル、とても良かったです。
イタリアの古いホテルは、何かが必ず壊れているようなイメージですが、ここはもちろんそんなことは無いです。 -
さて時間です。空港に向かわなければ。
空港バスのチケットは到着時に往復を買ったので、そのままバス乗り場行けば良しと。
こちらがバス乗り場です。係員のおじさんが立っているので、乗り場を確認したほうが良いです。国内線の空港行きも別にありますので。
左奥に、黒い三角屋根のACホテルが見えるかと思います。
とにかくバス乗り場に近いのです。スーツケースを転がしても全然平気。
空港まで20分位で千円程度で行けちゃうなんて、ロンドンやパリでは考えられません。
それでいてベネチアだけでも十分というか、こんなに狭いエリアに楽しい店やら見どころがある場所って、世界中でもそれほど無いかもしれませんね。
ベネチアからフレッチャロッサに乗れば、フィレンツェでもミラノでもローマでも行けてしまう。
これでホテルが安ければ言うことなしなんですけど。 -
チケットは往復で1枚だったので、帰りの分も機械に入れて刻印します。
刻印の仕方は意外と難しいので、係員の人にやってもらったほうが良いかもしれません。
荷物は自分で詰め込みます。 -
空港に到着したら、とにかく混んでいました。
バカンスシーズンが本格到来したと思われます。
デューティーフリーの手続きがとにかくわかりづらくて、嫌になりました。
税関のハンコを押してもらう場所と、返金の場所が違うところにあったり、1万円くらいの買い物では手間を考えると意味がないかも。
手荷物検査などもとにかく時間がかかって、お土産は空港で、と考えていましたが、あまり時間がありませんでした。
やれやれ、やっと搭乗です。
ん? なんか席が狭いぞ? どうやら古いB777に当たってしまったようです。 -
行きのアシアナは新しいB777で、エコノミーの割には足元に余裕がありましたが、帰りは普通のエコノミーです。
安いチケットですので、文句を言えません。というか、行きのフライトが良すぎました。
心配していたアシアナ機内食です。
ビビンパですが、ネットで見かけたのと違って、ご飯と具材が一緒のパッケージに入ってます。
でも、エコノミーとは思えない美味しさ! フルーツがあるのも良いです。
去年のフィンエアーのビジネスよりうまいかも!? -
食べ方の説明もあって、楽しいです。
-
機内は帰りもほとんどが韓国の方のようでしたが、皆さん黙っーて黙々とビビンパを食べてました。
日本人が食べてうまいんですから、故郷の味は格別ですよね。 -
インチョン到着前には、こんな素敵な朝食?が。
日本の航空会社より、自分的には口に合いました。
着陸の仕方が、日本のと違って少しダイナミック?には感じました。
なんていうんでしょう。日本のは少しづつ緻密に降りて行く感じ。 -
約10時間でインチョンに到着しました。
アシアナ航空ですが、一つだけ注意点があります。
とにかく機内が寒いです。セーターを着てもいいくらい。
リクライニングも、なんだか勝手に戻ってしまうし、帰りの便はちょっとばかりハズレでした。
最新の機種に当たれば、言うことなしのキャリアです。 -
インチョンは素晴らしい空港です。
写真ような韓国の民芸品店がもっとあると良いですが、ブランドショップはおそらく世界最高レベルの店数かと。
それに、広大な空港なのに動線に無駄がなく、とてもわかりやすいです。
ショップから1フロア上がったところにある、トランジットエリアがまたスゴい。
仮眠がとれるように薄暗くなったコーナーがあって(NAPと大きな文字のオブジェがあります)、そこで1時間ほど爆睡しました。
ただ、トランジットエリアは食べ物を売る店がほとんどないので、下で買ってから向かったほうが良いです。
乗り継ぎが5時間もあったので、どうなることかと思ってましたが、全くの杞憂でした。 -
なんだかんだで、成田に向かいます。
もう、国内線に乗るような気分です。 -
無事日本に到着しました!
午後6時過ぎに成田に到着なので、家に着くのは11時くらいかな。
東京駅で買った、今半のすき焼き弁当を持って新幹線に乗ります。
日本のお弁当は最高ですね。
おつかれさまでした。
さて、ここで主な費用をまとめます。全て一人あたりです。1ユーロを140円で計算しました。日本国内の移動・前泊代は入ってません。
・日本発インチョン経由ベネチア往復の航空券 88,530円(!)諸経費込みです!
・空港バス 往復 約2,100円
・ベネチア~フィレンツェ往復 鉄道 約15,000円
・ベネチアACホテル ツイン4泊 約40,000円
・フィレンツェ ウエスティンホテル2泊 約15,000円相当
(SPGアメックスの年会費と、ポイントを貯める費用から推定)
・ホテル朝食 フィレンツェウェスティン1食分 約4,000円
・ホテル朝食 ベネチアACホテル3食分 約5,600円
・入場券 ドゥカーレ宮殿 約2,800円 ボーボリ庭園 約1,400円
・他の食費 1日4,000円位? で6日で25,000円位? これは推測です。
この内容からして、ヨーロッパ旅行としては破格でした。
アシアナの航空券は、もっとタイミング良く取れば85,000円位の時もありました。ただ、7月後半以降は高くなって10万円近くになっていたようです。
どちらにしろアシアナは、中国・中東系以外では断トツの安さです。それでいて安かろう悪かろうという部分はほとんどありませんでした。
フィレンツェのウェスティンを2泊、ポイントなどを使って泊まれているのも大きいです。
もっと日数があれば、ベネチア本島でなくリド島に泊まったり、フィレンツェでも中心街から離れた場所に泊まれば費用が抑えられるかもしれません。
SPGアメックスの特典ですが、アップグレードはともかくレイトチェックアウトが使えたのが便利でした。
SPGアメックスを今後も使うかというと、どうかなあ。
他にも良いホテルがあるような気もしますし、なんとも言えません。
ベッドの質とか、安心して泊まれるのはありがたいですがね。
宿泊代の高い観光地をメインに毎年泊まる、というなら良いかもです。 -
ではでは、2018ヴェネツィアとフィレンツェの旅はこれにて完了です。
がおー。(ライオンの鳴きまね)
それにしても、旅行中毒ですね。→自分
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
fatiさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
ベネチア(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
58