2018/07/20 - 2018/07/21
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itaruさん
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この旅行記のスケジュール
2018/07/20
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船での移動
ラブアン港からムアラ港へ
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バスでの移動
ムアラ港からバスを乗り継ぎバンダルスリブガワンへ
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
2018/07/21
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徒歩での移動
徒歩でオールドモスクに寄りながら
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船での移動
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徒歩での移動
ホテルに一度戻ってチェックアウト
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ミリ行きのバスに乗る前にバーガーキングで昼食
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この旅行記スケジュールを元に
ブルネイって東南アジアの中では存在感が薄い。旅人を引き付ける魅力的なものもすぐには思い浮かばない。ただ、人口は40万人くらいで三重県くらいの大きさしかない国は石油や天然ガスといった豊富な地下資源を有し、国王(スルタン)が世界一の金持ちとギネスブックにも掲載されたことがある。医療費や教育費は無料、所得税や住民税もない。その上1人あたりのGDPも日本を上回っているお金持ち。一方で酒類の販売は禁止(旅行者の持ち込みはOK)されるなど、イスラムの戒律もそこそこ厳しい。そして治安はすこぶるいいらしい。
ラブアン島から高速船でこの小さくもリッチな国へ。一般的な東南アジアの喧噪とは少しばかり違った表情を見せるブルネイを歩いてみました
日程
7月18日 MH71便 成田→クアラルンプール(翌日着)
7月19日 MH2610便 クアラルンプール→コタキナバル(観光)
MH3217便 コタキナバル→ラブアン(泊)
7月20日 ラブアン観光、高速船&バス →バンダルスリブガワン(泊)
7月21日 バンダルスリブガワン観光、国際バス →ミリ
MH3803便 ミリ→クチン
7月22日 クチン観光
MH2529便 クチン→クアラルンプール
MH88便 クアラルンプール→成田(翌日着)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 航空会社
- マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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出国審査はあっさり終わり、ラブアン島からこの高速船でブルネイに向かいます
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チケットを買う時には何も聞かれなかったけれど、一応1等と2等に別れています。1階席が2等で2階が1等で私のチケットは2等。といって、1等の方が景色が見えるくらいで大きな違いはなさそう。乗船時に出入国カードを渡されるので、船が出航する前にさっさと記入しておく
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1時間ほどでムアラ港に到着。イミグレでは特に何も聞かれることなく、あっさりブルネイに入国
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さてブルネイドルを手に入れなければ。両替所かATMがないかと周りを見渡してみると、TICKETING COUNTER の隣にMONEY CHANGERが。とりあえず、当座のお金として50RMをB$に両替
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ほとんどの地元の乗客は自家用車に乗って港から出ていく中、とりあえずバスを待つ。待合所には「何時から何時の便に合わせて」という感じのアバウトな時刻表はあるんだけど、タクシー・ドライバーが「バスは来る時もあるし、来ない時もあるよ」と誘ってくる。まあ、十分なB$は持っていないし、気長に待つか。と思っていたら、15分ほどでバスがやってきた
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金持ちの国にしては、道路の舗装状態とか今一つ、などと思いつつ
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33番のバスは港周辺をぐるりとまわって、ムアラのバスターミナルへ。ここで38番のバスに乗り継いでバンダルスリブガワン(BSB)に向かう。ちなみにバス料金は1B$均一
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50分ほどでBSBのバスターミナルに到着
バスターミナル (バンダルスリブガワン) バス系
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BSBは首都といっても高層ビルが並び立つわけでもなく、地方都市といった感じ
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スルタン通りからブルネイ川に眺めると、たくさんの水上タクシー
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カンポンアイール(水上集落)に住む人には欠かせない足となる水上タクシー
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一方で観光客も大事な収入源。「案内するよ」と呼び掛けられるものの
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まずは荷物を下して身軽になろう。スルタン通りを進みホテルを目指す
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Taman Haji Sir Muda Omar Ali Saifuddien。前国王の名前を冠した公園では1984年の独立式典などが開かれた
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スルタン通りを25分ほど歩いたところで橋を渡ると、はるか向こうにオールド・モスクの姿が見えてくる
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首都の中心部としては、かなり緑が多い
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今回宿泊したのはBadi'ah Hotel。エクスペディアで予約、朝食付きで6545円。写真は夜の観光を終えて戻ってきた時のもの
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スタンダードルームはこんな感じ。バスタブはないけれど、暑い国なのでシャワーで十分。では、シャワーを浴びて、夕方のバルダルスリブガワン観光に繰り出します
バディア ホテル ホテル
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観光局でももらったMapにはPlace of Interestの一つなんだけど、歩き方の地図には小さく中国寺院のマークだけが記されているのが中国寺院のTeng Yun Temple
Teng Yun Temple 寺院・教会
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イスラム教が国教だけれど、信教の自由は認められているブルネイ。街中でも中国系とおぼしき人も思ったより多く見かける。訪れた際も地元の人っぽい人が
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陽もすっかり落ちたブルネイ川。カンポンアイール観光を誘う船の呼び込みはなし
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お腹もすいてきた。seafoodが売りのRestoran Semporna Enakに決定。良くみるとマレーシアと違ってアラビア文字でも店名が表示されている
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ブルネイ川沿いの遊歩道のテラス席でいただきます。店に入ったときは他に客もなく、大丈夫かな、とも思ったけれど料理を待っているうちに次第に人が集まってきた
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選んだ魚の種類は覚えていないけれど、Soy Sauce(たぶん中国製の醤油)焼き。ライスにアルコールがないのでコーラでいただきます。19B$(1700円くらい)ほど。さすがにお金持ちの国。マレーシアよりお値段は少し高め
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お腹も満足したのでライトアップされているオールドモスクを目指します。たくさんの屋台がでて賑やかな通りを抜けると
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暗闇の中ライトアップされ、水面にもその姿が映し出されたオールド・モスクが目の前に。歴史のあるモスクじゃないし、と軽く思っていたけど想像以上の美しさ
オマール アリ サイフディン モスク 寺院・教会
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前国王オマール・アリ・サイフディンの名前を冠したこのモスク。イタリアから大理石、中国から御影石など世界中から集められた選りすぐりの一級品の建材で造られた
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モスクの周りは歩道が整備されている。ゆっくり歩いていくとネオンに彩られた一角にレンタルのタンデム自転車が並んでいる。時刻は午後8時30分。陽が落ちて筆誅の厳しい暑さも和らいだからか、思いのほか人通りは多く、タンデム自転車に興じる家族連れやカップルも
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もちろん噴水もライトアップ
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ラグーンにかかる橋を渡ってモスクへ
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歩き方に載っている入場可能時間は過ぎているけれどモスクの扉は開いている。入っていいのかな。たまたま近くにいた人に聞いてみると「中はダメ」とのこと。「外観の写真はOKだよ。ミナレットとか見事だろう。ブルネイで一番のモスクだよ。何なら、このあと王宮やニューモスクに行かないか。車で連れて行ってあげる」。いやあ、さすがに午後8時半を過ぎているので「ホテルに戻って休もうと思っている」と別れたのだけれど
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ぐるりと回って陸地側からの正面?の写真を撮ってから
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ブルネイ川の支流にかかる歩道橋をからのオールド・モスクの写真を撮ってホテルへ。戻るはずだったのだけれど、にわかにニュー・モスクもライトアップされているなら観てみたいと思い
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ホテル前を素通りして歩くこと約25分、ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスクに到着です
ジャメ アスル ハッサナル ボルキア モスク 寺院・教会
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現国王の即位25周年を記念して8年がかりで1994年に完成したこのモスク
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門とか閉まっているのかな思いきや、門は開いていて敷地内には自由に入れる
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とにかく大きなモスク。収容人員5000人だそうだけれども、敷地内だけなら数万人が集まれそう
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もちろん建材は総大理石の一級品
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時刻は午後9時半。広いモスクの敷地に人の気配はほとんどない。貸切状態
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あまりの人気のなさに怖いような気もするけれど
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最後にニュー・モスクの周りをぐるりと巡って
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ホテルに戻ります。実はニューモスクへの道、歩道が整備されてなくて……。車も思いのほか通っているし、ちょっと冷や冷やしたりして
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ホテルの朝食会場は明るい雰囲気
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ビュッフェのメニューにはマレー系、中華系、洋食が
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軽く朝食をいただいて
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ホテルの裏の道を通り
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ブルネイ川の支流にかかる歩行者専用の橋を渡ると
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オールド・モスクが見えてきた
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陽は登り、気温もぐんぐん上がっていく。夜にレンタル自転車などで賑わっていた噴水の周辺には人気が全然ない
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昼のオールド・モスクを眺めたら
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ブルネイ川の船着場から水上タクシーに乗り込む。料金は1B$
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水上集落のカンポンアイールに到着
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ここには人口40万人の小国ブルネイにおいて1割弱にあたる3万人が住んでいる
カンポン アイール 散歩・街歩き
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お金持ちの国ブルネイ、水上集落といっても近代的なのかなと思っていたら
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バラックのような家もあり、20数年前のコタキナバルにあった水上集落を思い出す
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そんなカンポンアイールの中を水上タクシーが爆走。そんなスピード出さなくても
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ここは600年以上の歴史を持つ世界最大の水上集落
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手すりもない集落内の歩道。所々、板が外れかけているし夜歩くのは怖いかも
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一方で集落内には近代的な家もあったり
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とはいえ、東南アジアっていう雰囲気は近代的なものではなくてこっちの方で
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集落内には学校もあれば病院、モスクもある
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Masjid Al-Muhtadee Billahは集落に住む人にとって大切なモスク
Masjid Al-Muhtadee Billah 寺院・教会
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中にはカラフルな家もあって
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ただ集落を巡るだけで飽きない
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ブルネイ政府は防災上の観点もあって、住民に陸地への移住を推奨しているけれど多くの住民は難色を示しているのだとか
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行きとは違う船着場近くに行くとツーリストインフォメーションがある
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インフォメーション内にはカンポンアイールに関する展示があり、水上集落に関する歴史を知ることができる。ブルネイの数少ない観光資源でもあるし、集落そのものがなくなるということはないのだろうな
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十分散策したので再び水上タクシーに乗って対岸に渡ります
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時間は10時49分、チェックアウトは12時でマレーシアのミリ雪のバスは13時。観光に費やせる時間はあと30~40分ほど
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スルタン通りを進み時計塔を過ぎたら
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各国からの贈答品や王家ゆかりの宝などが展示されているロイヤル・レガリアへ。入場は無料です
ロイヤル レガリア 城・宮殿
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関内ではカメラ、スマホなどをロッカーに預けるので贈答品などの写真はなし。ただ、入り口付近にある即位のパレードに使われた乗り物だけはOK。もっともガレリアに入場したらすぐに荷物等を預けるように言われるので、写真は帰りの際に
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チェックアウトの12時が迫っているので急いでホテルに戻ります。15分ほど前にホテル着。が、カードキーが無効になっていたので、「チェックアウト12時だよね」と確認して、キーを再有効化してもらう。パッパッとシャワーを浴びてチェックアウト。
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最後にもう一度オールド・モスクに立ち寄って
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バンダルスリブガワンの観光はこれにて終了
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サラワク州のミリに向かうバスは午後1時。さっさと昼ごはんをいただこう、ってことでバーガーキング
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WHOPPERのセット7.5B$なり。さあ食べたらミリ行きのバスに乗り込みます
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旅行記グループ
2018年マレーシア、ブルネイ5日間
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2018年7月、駆け足でボルネオ島横断~コタキナバルからクチンへ②(免税の島ラブアン)
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2018年7月、駆け足でボルネオ島横断~コタキナバルからクチンへ⑤(猫の街クチン)
2018/07/21~
クチン
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2018年7月、駆け足でボルネオ島横断~コタキナバルからクチンへ①(久々のコタキナバル)
2018/07/18~
コタキナバル
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2018年7月、駆け足でボルネオ島横断~コタキナバルからクチンへ②(免税の島ラブアン)
2018/07/19~
その他の観光地
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2018年7月、駆け足でボルネオ島横断~コタキナバルからクチンへ③(豪華な王立モスク)
2018/07/20~
バンダルスリブガワン
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2018年7月、駆け足でボルネオ島横断~コタキナバルからクチンへ⑤(猫の街クチン)
2018/07/21~
クチン
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2018年7月、駆け足でボルネオ島横断~コタキナバルからクチンへ④(BSBからミリを経由しクチンへ)
2018/07/21~
ミリ
この旅行記へのコメント (4)
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- 犬のしぇりーさん 2018/09/02 20:31:52
- ブルネイ
- itaruさん こんばんは。
昨年ラマダン中にジャカルタ経由でバンダルスリブガワンに行ってしまいました。
お酒はジャカルタで買って行ったのですが、日中のご飯食べられず大変でした。
マレーシアは緩いし、ラマダン中でもジャカルタは、探せばお酒飲めてご飯も食べられるし、その延長で行ってしまったら大変でした。(爆)
犬のしぇりー
- itaruさん からの返信 2018/09/03 01:30:08
- Re: ブルネイ
- 犬のしぇりーさん、コメントありがとうございます。
確かにブルネイって異質ですよね。街中にもアラビア語の表記があったり、イスラム色はそこそこ濃いですね。私は1泊だけだったので、この間アルコールなしは休肝日かな、って思いましたけど。昔、モロッコを旅した時にラマダンだったときは、周囲の視線もあるので日中の飲食(人の目に着く場面)は控えた記憶もあります。
また、よければ覗いてください
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- ジョゼッペさん 2018/08/27 02:41:08
- 当時とあまり変わってない??
- itaruさん、こんばんわ!
ジョゼッペです。
自分は約15年ほど前にブルネイを訪れましたが、あまりこれと言って印象に残っているものがなく、当時2泊もしてどこへ行ったかあまり覚えてません...
ただ、食事がいまいちだったのだけは記憶に残ってます...
ただBSBのバスターミナルは当時のままで、なんだか懐かしくなりました。
またお邪魔させていただきます!
- itaruさん からの返信 2018/08/27 03:53:57
- Re: 当時とあまり変わってない??
- ジョゼッペさん、訪問といいねありがとうございます。
>自分は約15年ほど前にブルネイを訪れましたが、あまりこれと言って印象に残っているものがなく、当時2泊もしてどこへ行ったかあまり覚えてません...
治安は良く、街よく整備されていますが、ダウンタウンを中心に生活感に乏しく、あまり印象に残らない街ですね。新旧モスクのお金のかけ方は半端ない感じでしたけれど。
>ただ、食事がいまいちだったのだけは記憶に残ってます...
確かにブルネイ独自の料理とか思い浮かばないですね。もちろんマレー系の料理なんでしょうけど、美味しそうなローカルの店も見つからなかったし。
>BSBのバスターミナルは当時のままで、なんだか懐かしくなりました。
15年前と変わっていないんですね。お金持ちの国だから、変わってそうなものだけれど、意外です。
また、よろしくお願いします
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