ボーデン湖とチロルを巡る鉄道の旅 8泊10日 Vol.1 チューリッヒからシャフハウゼン、シュタイン・アム・ラインまで

2018/07/28 - 2018/08/06

ブレゲンツ音楽祭に行きたいという強い思いから始まった旅行計画。
東スイスからボーデン湖沿いを列車移動。
その後、オーストリア チロル地方を巡り、
最後はドイツ ミュンヘンへ。
8泊10日の個人手配の二人旅。

1日目　成田からチューリッヒへ。
航空券はANAのホームページから購入。
初日は、チューリッヒ空港のラディソンに宿泊。ラディソンの公式ホームページから予約。
前回のロシア旅行で溜まったポイントを一部利用。

2日目　チューリッヒ空港駅からライン滝観光→シャウハウゼン旧市街散策→シュタイン・アム・レインまで列車で移動。
さらに移動してドイツのコンスタンツで一泊。
鉄道チケットは現地で購入

エリア シャフハウゼン(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は成田からの出発。ANA便として予約しましたが、チューリッヒ直行はスイスインターナショナルの共同運航便。
事前にネットなどで評判は調べて覚悟はしていましたが、機体は古く、座席は狭く、機内エンターテインメントは充実しておらず、辛くて長い10時間強。(エコノミーだから仕方ないけれど)
でも、これから始まる楽しい旅を思って、タブレットにダウンロードしておいて映画を見て凌ぎます。。。。

成田国際空港 空港

夕方にチューリッヒ空港に到着。今日はおとなしく空港に隣接するラディソンホテルに宿泊することにしました。ラディソンは、このワインタワーが有名とか。
エンジェルと呼ばれる女性の店員さんがケーブルで吊られてボトルをゲットするエンジェルショーがあるらしい。

ラディソン ブル ホテル チューリッヒ エアポート ホテル

ホテルは安定のチェーン系。特筆することもないけれど、広くて快適。

まだ夕方5時頃なので、空港内を探検に行きます。スイスのイオンモール（？）ミグロに行ってみます。空港のスーパーマーケットとは思えない品揃え。生鮮食品もあります。スイスの日曜日はお店はどこもお休みなので、市民は空港や主要駅に買い物に来ると聞きますが、まさにそのニーズを満たしたスーパーマーケット。

ミグロ (チューリッヒ空港店) スーパー・コンビニ

有名なチョコレート屋さん「シュプリングリ」。空港でも買えます。海外展開していないらしいので、おみやげにぴったりなのですが、この猛暑。溶けるなぁ。買えないなぁ。

シュプリングリ (チューリッヒ空港店) お土産店

ということで、今晩ホテルで食べる自分用にマカロンを購入。小ぶりですが、ラデュレより上品なお味な印象。美味しかったー。

今回の旅行ので私的に最大の難関と思っていた
SBBスイス国鉄のスーツケース託送サービス。
申し込みは事前にSBBの公式ホームページから行いました。Luggage door to doorを選んでチューリッヒのホテルから明後日訪れるザンクト・ガレンのホテルに配送してもらいます。ピックアップ時間(午前or 午後)を指定できるのですが、さらにそれを2時間枠に縮めた時間の連絡が、前日にあるらしいのですが、フライト中なので電話は受けられず。本当にピックアップされるのか？もし受け取れなかったらどうなるのか？一日到着が遅れたら、次の宿泊先に移動しちゃうしなぁ。と、ちょっとドキドキ。

フロントの人に、くれぐれもよろしく頼む、と、とりあえず念押し。

翌日は、早起きしてチェックアウト。チューリッヒ空港駅へ。シャフハウゼン 、シュタイン・アム・ラインからドイツのコンスタンツに向かいます。スーツケースは配送をお願いしたので、貴重品と一泊分の荷物だけ。ラクチンです。
チケットは、前日に空港駅にて、スイス国鉄版みどりの窓口で購入。途中下車も可能のようで、空港駅からコンスタンツまで買いました。２等車で3000円ぐらい。

チューリッヒ空港駅 駅

ノイハウゼン・ラインファル駅という新駅が数年前に新設されたおかげで、なんて便利！エレベーターを2回乗り継ぐと、もうそこはラインフォール。

ライン川上流の雪解け水によるなかなか勢いのある滝です。日本の縦に長く落ちる滝のイメージと違って、高さは無いけれど横幅が広い。これはこれでダイナミック。マイナスイオンも気持ちいい！
対岸のお城から眺めるコースもあり、こちらの方がより滝に近いので人気もありそうですが、その場合は、最寄駅が違うので注意。

ラインフォール 滝・河川・湖

遊覧船で切り立った崖に登れるツアーもあります。
今年は猛暑でライン川の水位も低いらしいので、本来ならもっと水の勢いがあるのかも。我々は、充分これで満足しましたが。

夏場は9時半から遊覧船の運航開始。コースが沢山ありますが、一番シンプルな15分コースを選んで乗船。滝の側にボートで近づいて、凄い迫力！予想以上に楽しい！

ラインフォール遊覧船 船系

ライン滝からシャフハウゼン駅までは、Google先生がバスをお勧めするので、バス停にきました。
すると無料の無人電気観光ミニバスが。
ヒマそうなアルバイトのお兄さんが、バスが来るまで時間あるから、乗ってみる？と声を掛けてくれたので、無人自動車に初乗車。対向車が来ると察知して止まるんですね。ま、人も車もほとんどいない地域だからできるトライアル。
その後、路線バスに乗ってのんびりシャフハウゼン駅に移動。10分ほどで到着します。

今日は日曜日なので、お店は全ておやすみ。時間はまだ10時半。街にはほとんどだれもいません。のんびり旧市街をブラブラ。

騎士の館に到着。

騎士の館 建造物

1570年の作品と言われているようですが、見事な装飾です。一階は現役のお店屋さん。

シャフハウゼンの観光はサラッと終わらせ、シュタイン・アム・レインに移動。列車で20分。駅から旧市街まで10分ほど歩きますが、沢山の若者がそちらに歩いていくので間違う事はありません。みんな、オールを抱えているので何かなぁと思っていたのですが、旧市街手前の海の家ならぬ、川の家?でゴムボートやビニールボートを膨らませ、水着に着替えてライン川に向かうのです。突然、街中にビキニ女子が登場するのでびっくり。

猛暑に耐えかねた人達がここで湖水浴とボート遊びを楽しむんですねー。そうか、海がないと川でパドルボートとかやっちゃうんですね。楽しそう！ライン川は場所によっては、貿易船が行き交いますが、このあたりは船の往来はなくレジャー目的の人が多いようです。

橋を渡りきると、そこは絵本の世界。

湖の上は水着の若者。橋の向こうは中世。なんか不思議な光景。

市庁舎広場です。日曜日ということもあり賑わっています。（お店はやはりお休みですが。。。）

市庁舎広場 広場・公園

お子ちゃまも暑さにやられ気味。無言で水遊び。このような水場が街の中には沢山あるのでペットボトルを買う必要なし。

どの建物にも素敵な出窓にお花の装飾。それぞれ個性があるので、楽しいです。
日差しがきつ過ぎて、写真がどれも逆光になってしまうのが残念！

壁画も見事。

お腹が空いたのでクレープ屋さんに入ってみました。この周辺、エアコンがそもそも無いお店が多いのので、さすがに今年の猛暑はちょっと大変！

　スイス産のシードルで喉を潤します。腹ごしらえが完了したら、コンスタンツまでボーデン湖沿いを移動です！途中、チューリッヒのラディソンにスーツケースの状況を確認したところ、無事にピックアップされたの事。まずは、これでひと安心。