盛夏に開花したピンクの彼岸花

2018/08/04 - 2018/08/04

　どんなに暑くても、あるいは涼しくくても、秋のお彼岸の中日を前にすると必ず咲き出すのが赤い彼岸花である。しかし、まだ8月の初旬、8月4日という盛夏の酷暑の中で、開花したピンクの彼岸花を見付けた。梅の木の根元に1つだけではあるが、4輪の花が開花し、他に何輪かの蕾が付いている。
　今年は異常気象で、1月2月が厳冬で、3月に急激に春めいて桜が開花した。そして4月になると、もう初夏のような陽気が続いた。梅雨は極端に短く、7月下旬には真夏のような日差しが照りつけ、とうとう6月中に梅雨が開けるという異常事態になった。それ以降、新潟市、東京などはこの7月は、平年の夏に比べ日平均、最高気温（平均）ともに3℃以上高くなっているという。明らかに異常気象で酷暑に襲われているのだ。
　そんな中で律儀に決まってお彼岸の中日の前に咲き出す彼岸花、赤ではなくピンクではあるが、がこの時期に咲き出すとは…。しかし、植物は間もなく訪れる秋を知らせているのだろう。
（表紙写真は開花したピンクの彼岸花）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

開花したピンクの彼岸花。

開花したピンクの彼岸花。

開花したピンクの彼岸花。