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エバー航空でオーストリア・チェコ・ポーランドを巡る2週間の旅にでました。<br />今回は好きな歌手のライブに行ったり、音楽フェスに参加したりと、あちこちで音楽を楽しむことに。<br />プラハから、音楽フェス「Colours of Ostrava」に参加するため、チェコ第三の都市・オストラバに行きました。<br />実は音楽フェス初参加だったのですが、子供からお年寄りまで楽しめるとても素敵なフェスでした。<br />そしてせっかくなので、オストラバから日帰りでポーランドに行き、アウシュヴィッツ平和博物館も見学してきました。

[中欧音楽旅2018-04]チェコの音楽フェス「Colours of Ostrava」と日帰りアウシュヴィッツ

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2018/07/18 - 2018/07/22

107位(同エリア273件中)

旅行記グループ 中欧音楽旅2018

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つるだま。

つるだま。さん

エバー航空でオーストリア・チェコ・ポーランドを巡る2週間の旅にでました。
今回は好きな歌手のライブに行ったり、音楽フェスに参加したりと、あちこちで音楽を楽しむことに。
プラハから、音楽フェス「Colours of Ostrava」に参加するため、チェコ第三の都市・オストラバに行きました。
実は音楽フェス初参加だったのですが、子供からお年寄りまで楽しめるとても素敵なフェスでした。
そしてせっかくなので、オストラバから日帰りでポーランドに行き、アウシュヴィッツ平和博物館も見学してきました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.5
交通
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • プラハからオストラバへの移動の日。<br />プラハ駅は演奏者もいて賑やかでした。

    プラハからオストラバへの移動の日。
    プラハ駅は演奏者もいて賑やかでした。

    プラハ本駅 (プラハ中央駅)

  • オストラバへ行く目的は、チェコの音楽フェス「Colours of Ostrava」へ参戦するため。<br />4日間のフェスで、チケットは日本から購入済み。そして前日にプラハ市内の引換所でリストバンドも購入して、かなりやる気です。<br /><br />黄色いほうが入場のリストバンドで、緑はオストラバ交通局が発行している、フェスの間の市電・バスなどの乗り放題チケットです。<br />220チェココルナ(1200円位)でフェス4日間+次の日までの乗り放題という便利なチケットなので、すぐにふたりとも買いました。<br />オストラバ市内の交通局オフィスで買えます。

    オストラバへ行く目的は、チェコの音楽フェス「Colours of Ostrava」へ参戦するため。
    4日間のフェスで、チケットは日本から購入済み。そして前日にプラハ市内の引換所でリストバンドも購入して、かなりやる気です。

    黄色いほうが入場のリストバンドで、緑はオストラバ交通局が発行している、フェスの間の市電・バスなどの乗り放題チケットです。
    220チェココルナ(1200円位)でフェス4日間+次の日までの乗り放題という便利なチケットなので、すぐにふたりとも買いました。
    オストラバ市内の交通局オフィスで買えます。

  • プラハからオストラバへの移動はレオエクスプレスを使いました。一人19.5 EURで、今回もビジネスクラスです。<br /><br />レオのビジネスクラスは、水一本とソフトドリンク2つ、軽食メニュー1つが選べるという豪華なサービス。<br />まずはテーブルのメニューをじっくり見まして。。

    プラハからオストラバへの移動はレオエクスプレスを使いました。一人19.5 EURで、今回もビジネスクラスです。

    レオのビジネスクラスは、水一本とソフトドリンク2つ、軽食メニュー1つが選べるという豪華なサービス。
    まずはテーブルのメニューをじっくり見まして。。

  • ハムとチーズのバゲットサンドと、ベリースムージーをもらいました。<br />このあとちょっと寒くなったので、ハニージンジャーティーももらいました。<br />

    ハムとチーズのバゲットサンドと、ベリースムージーをもらいました。
    このあとちょっと寒くなったので、ハニージンジャーティーももらいました。

  • この時期オストラバの宿はとても高額になります。<br />私たちは1泊7000円以下のAirBnBに宿泊しました。<br />一人だと止まりにくいAirBnBも、今回は友人と一緒なのでエイヤッと使ってみました。<br />ホストさんもとてもいい方で、快適な滞在でした。

    この時期オストラバの宿はとても高額になります。
    私たちは1泊7000円以下のAirBnBに宿泊しました。
    一人だと止まりにくいAirBnBも、今回は友人と一緒なのでエイヤッと使ってみました。
    ホストさんもとてもいい方で、快適な滞在でした。

  • そしてフェス会場へ!

    そしてフェス会場へ!

    クラリオン コングレス ホテル オストラヴァ オストラヴァ ホテル

  • 会場に行くまで、海外のフェスって怖いのかな、、と思っていましたが、全然そんなことはなく。<br />人もたくさんいますが混み合うほどではなく、皆さんいい感じでゆったりとフェスを楽しんでいました。<br /><br />この雰囲気、結構好きです!

    会場に行くまで、海外のフェスって怖いのかな、、と思っていましたが、全然そんなことはなく。
    人もたくさんいますが混み合うほどではなく、皆さんいい感じでゆったりとフェスを楽しんでいました。

    この雰囲気、結構好きです!

  • チェコの皆さんはあまりむやみに騒いだりしないようで、外国人の私たちがいても変に気にされることもなく、とても快適に過ごせました。

    チェコの皆さんはあまりむやみに騒いだりしないようで、外国人の私たちがいても変に気にされることもなく、とても快適に過ごせました。

  • ちなみに会場は、昔の炭鉱工場後らしく、インパクトのある建物がたくさんあります。<br />こういうのを見るのも楽しかったです。

    ちなみに会場は、昔の炭鉱工場後らしく、インパクトのある建物がたくさんあります。
    こういうのを見るのも楽しかったです。

  • チェコはビール大国なので、もちろんビールブースもたくさんあります。<br /><br />そして我らがASAHIビールも!!!<br />結構大きいブースを出してました。<br />日本人のスタッフさんとかはいないようでしたが、、<br />チェコの方の口にも合うといいですね。

    チェコはビール大国なので、もちろんビールブースもたくさんあります。

    そして我らがASAHIビールも!!!
    結構大きいブースを出してました。
    日本人のスタッフさんとかはいないようでしたが、、
    チェコの方の口にも合うといいですね。

  • そして食べ物も美味しい!

    そして食べ物も美味しい!

  • この肉料理たちが大変美味でした。

    この肉料理たちが大変美味でした。

  • 1日目のメインアクトはN.E.R.D!<br />Happyなどで知られるファレル・ウィリアムスのいるグループです。<br />ファレルの会場巻き込み力がすごくて、かなり盛り上がりました!<br />

    1日目のメインアクトはN.E.R.D!
    Happyなどで知られるファレル・ウィリアムスのいるグループです。
    ファレルの会場巻き込み力がすごくて、かなり盛り上がりました!

  • しかも結構間近で見れたんです。<br />みんなゆったりしてるので、1時間前くらいから並べばメインアクトも最前列で見れるような感じでした。<br />チェコのゆったりさ素晴らしい。

    しかも結構間近で見れたんです。
    みんなゆったりしてるので、1時間前くらいから並べばメインアクトも最前列で見れるような感じでした。
    チェコのゆったりさ素晴らしい。

  • もちろん他のライブも楽しめました!<br />子供もイヤーマフをしながら音楽を楽しんでいて、この雰囲気がとてもいいなと思いました。<br /><br />またこの時期ヨーロッパにいたらこのフェスに来たいと思うほど、とても良かったです。

    もちろん他のライブも楽しめました!
    子供もイヤーマフをしながら音楽を楽しんでいて、この雰囲気がとてもいいなと思いました。

    またこの時期ヨーロッパにいたらこのフェスに来たいと思うほど、とても良かったです。

  • そしてそんな音楽フェスを楽しむ傍ら、、、<br />一日は日帰りでアウシュヴィッツに行きました。<br /><br />同行している友人から、オストラバからアウシュヴィッツが近いんじゃないかという話を聞き、地図を見てみると本当に意外と近くだったので、せっかくならと行ってみることにしました。<br /><br />オストラバ中央駅から朝4時50分のFlixBusに乗り、ポーランドのカトヴィツェまで約1時間半。

    そしてそんな音楽フェスを楽しむ傍ら、、、
    一日は日帰りでアウシュヴィッツに行きました。

    同行している友人から、オストラバからアウシュヴィッツが近いんじゃないかという話を聞き、地図を見てみると本当に意外と近くだったので、せっかくならと行ってみることにしました。

    オストラバ中央駅から朝4時50分のFlixBusに乗り、ポーランドのカトヴィツェまで約1時間半。

  • カトヴィツェ駅のスターバックスで朝ごはんを食べて、電車でアウシュヴィッツのあるオシフェンチムへ向かいます。

    カトヴィツェ駅のスターバックスで朝ごはんを食べて、電車でアウシュヴィッツのあるオシフェンチムへ向かいます。

    Hotel Diament Plaza Katowice ホテル

  • アウシュヴィッツはオシフィエンチム駅から歩いて15分ほど。<br />大体の方はクラクフからバスでアウシュヴィッツにいかれるそうなので、ちょっとマイナーなルートでした(汗)

    アウシュヴィッツはオシフィエンチム駅から歩いて15分ほど。
    大体の方はクラクフからバスでアウシュヴィッツにいかれるそうなので、ちょっとマイナーなルートでした(汗)

    オシフィエンチム駅

  • 実は一週間ほど前に行く日を決めたので、オンラインでの予約がすべて埋まってしまっており、私たちは予約なしのぶっつけ本番で行きました。<br /><br />予約がない場合はインフォメーションでのチケット購入(ガイドツアー予約)が必要で、10時前について1時間ほど並びました。<br />ツアーがあるか心配していましたが、11時30分からの英語ツアーに入ることができました。<br /><br />売店に行って日本語の館内案内と水を購入してからツアーの始まりを待ちます。

    実は一週間ほど前に行く日を決めたので、オンラインでの予約がすべて埋まってしまっており、私たちは予約なしのぶっつけ本番で行きました。

    予約がない場合はインフォメーションでのチケット購入(ガイドツアー予約)が必要で、10時前について1時間ほど並びました。
    ツアーがあるか心配していましたが、11時30分からの英語ツアーに入ることができました。

    売店に行って日本語の館内案内と水を購入してからツアーの始まりを待ちます。

    オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物

  • 「Arbeit macht Frei」(労働は自由をつくる)という標語が掲げられた門を通って施設の中へ。

    「Arbeit macht Frei」(労働は自由をつくる)という標語が掲げられた門を通って施設の中へ。

  • 当時の建物は展示室になっていて、ユダヤ人やジプシーなど、様々な人達がどのようにしてこのアウシュヴィッツに集められたか、そして着いてすぐにどのような選別が行われたかが紹介されています。

    当時の建物は展示室になっていて、ユダヤ人やジプシーなど、様々な人達がどのようにしてこのアウシュヴィッツに集められたか、そして着いてすぐにどのような選別が行われたかが紹介されています。

  • 多くの人の命を奪った毒ガスの空き缶。

    多くの人の命を奪った毒ガスの空き缶。

  • たくさんのカバンや靴、切り取られた髪の毛などもありました。<br />どんなにたくさんの人達が、なけなしの財産を持ち寄って逃げてきて、そしてそれを取り上げられ、殺されていったかが伝わります。<br /><br />写真を撮ることもできたのですが、途中からとても撮れなくなってしまいました。。

    たくさんのカバンや靴、切り取られた髪の毛などもありました。
    どんなにたくさんの人達が、なけなしの財産を持ち寄って逃げてきて、そしてそれを取り上げられ、殺されていったかが伝わります。

    写真を撮ることもできたのですが、途中からとても撮れなくなってしまいました。。

  • この日はよく晴れたとてもいい日で、この場所は木々が植えられ、整然と区画整理されていて、何も知らなければのどかな田舎の素敵な散歩道のように見えました。<br /><br />でもほんの数十年前には、ここで何万もの人たちが苦しんで死んでったのだと知ると、そのギャップが本当にショックでした。

    この日はよく晴れたとてもいい日で、この場所は木々が植えられ、整然と区画整理されていて、何も知らなければのどかな田舎の素敵な散歩道のように見えました。

    でもほんの数十年前には、ここで何万もの人たちが苦しんで死んでったのだと知ると、そのギャップが本当にショックでした。

  • アウシュヴィッツの各施設を見たあとは、第二収容所のビルケナウにも行きました。<br />ここはアウシュヴィッツから無料のシャトルバスが巡回しています。<br />かなり広い敷地の中に、ガス室のあとや、死を待つ人が送られた棟などが建っていました。

    アウシュヴィッツの各施設を見たあとは、第二収容所のビルケナウにも行きました。
    ここはアウシュヴィッツから無料のシャトルバスが巡回しています。
    かなり広い敷地の中に、ガス室のあとや、死を待つ人が送られた棟などが建っていました。

    ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡

  • かなり広い敷地の中を歩いて回ります。

    かなり広い敷地の中を歩いて回ります。

  • 暑さもあり、軽く回っただけでも結構疲れました。<br /><br />このアウシュヴィッツの見学は心身ともにハードで辛くなりましたが、やはり来てよかったと思います。

    暑さもあり、軽く回っただけでも結構疲れました。

    このアウシュヴィッツの見学は心身ともにハードで辛くなりましたが、やはり来てよかったと思います。

  • ちなみにアウシュヴィッツに行くために、予習で本を一冊持っていっていました。<br />ヴィクトール・フランクル博士の「夜と霧」という本です。<br />博士は実際にアウシュヴィッツに収容されて日々を過ごし、いくつもの幸運が重なって生き残ることができました。<br /><br />人間はアウシュヴィッツのような環境にいると隣人が亡くなることにも何の感情も持てなくなると書いてありましたが、博士はそういう環境の中でも人間としてまっとうな気持ちを持つ人達もいた。と書いています。<br />博士自身も、収容所時代に「死ぬなら医師として死にたい」と、伝染病の蔓延する病院の医師に自ら志願しました。<br /><br />いざ自分がこの状況になった時に、果たしてそんな人間になれるのかどうか、非常に怪しいですが、、、<br />本当に様々なことを考えさせられる場所でした。

    ちなみにアウシュヴィッツに行くために、予習で本を一冊持っていっていました。
    ヴィクトール・フランクル博士の「夜と霧」という本です。
    博士は実際にアウシュヴィッツに収容されて日々を過ごし、いくつもの幸運が重なって生き残ることができました。

    人間はアウシュヴィッツのような環境にいると隣人が亡くなることにも何の感情も持てなくなると書いてありましたが、博士はそういう環境の中でも人間としてまっとうな気持ちを持つ人達もいた。と書いています。
    博士自身も、収容所時代に「死ぬなら医師として死にたい」と、伝染病の蔓延する病院の医師に自ら志願しました。

    いざ自分がこの状況になった時に、果たしてそんな人間になれるのかどうか、非常に怪しいですが、、、
    本当に様々なことを考えさせられる場所でした。

  • 帰りはオシフェンチム駅からちょうどいい電車があるはずだったのですが、それがたまたま運休の日で時間が余ってしまい、とりあえず駅の目の前のレストランで食事を取ることにしました。<br /><br />魚のフライと肉のフライ。<br />どちらもボリューム満点でしたが、味付けも美味しかったです。

    帰りはオシフェンチム駅からちょうどいい電車があるはずだったのですが、それがたまたま運休の日で時間が余ってしまい、とりあえず駅の目の前のレストランで食事を取ることにしました。

    魚のフライと肉のフライ。
    どちらもボリューム満点でしたが、味付けも美味しかったです。

  • オシフェンチム駅からカトヴィツェに戻り、またバスでオストラバへ。<br />着いたのは21時を過ぎていて、丸一日の日帰り旅行となりました。<br /><br />オストラバの滞在もこの日で最後となり、翌日は午前の電車でまたウィーンへ戻りました。

    オシフェンチム駅からカトヴィツェに戻り、またバスでオストラバへ。
    着いたのは21時を過ぎていて、丸一日の日帰り旅行となりました。

    オストラバの滞在もこの日で最後となり、翌日は午前の電車でまたウィーンへ戻りました。

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