上海10選　静安寺　 浦東/陸家嘴エリア　

2018/06/21 - 2018/06/25

静安寺です。大通りに面して「諸悪莫作、衆善奉行」（悪いことはやめて、善いことをいっぱいしましょう）という仏教の教えが書かれていました。静安寺は赤鳥十年（247年）に建てられたという、上海の中心にある江南の古刹として有名ですが栄枯盛衰を重ねて、現在の姿になっています。静安寺は密教寺院ですが、密教は八世紀初めインドから中國に伝えられ、当時の長安で栄華を極めます。しかし845年武宗の破仏によって壊滅し（空海上人が長安で密教を修めたのはその少し前でした）以後禅、浄土は中国本土で再生しましたが、密教はそのまま千百年余り途絶えたままになっていました。ところが近年、密教の復興を志した僧がこの静安寺の持松法師といわれる方で、法師は日本、高野山で密教を修められ、逆輸入されました。中國密教が再建されるのに大きな貢献がなされた寺なのです。現在の静安寺は繁華街のど真ん中にあり観光寺院の様相ですが、密教の仏様が沢山鎮座されていたので、勉強になり、ありがたくお詣りさせていただきました。夜は世紀大道から陸家嘴へオープンデッキを歩きながらきれいな夜景を眺めに行きました。外灘から見るのとは違うダイナミックな中國を感じました。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.5

静安寺の正面、左側の門から入ります

仏さまの教え「諸悪莫作、衆善奉行」が大きく書かれています
「しょあくまくさ」悪いことはやめて「しゅぜんぶぎょう」善い行いをたくさんしましょう。

寺のすぐ横は「久光SC」です

SCのレストラン街で昼食です

昼時だったので満員でした。

お粥と小籠包、ワンタン、三品とも美味しくいただきました。お茶も口によく合いました

レストラン街は冷房も良く効いていて、ホッとしました

静安寺境内

風鐸と屋根

鼓楼

大雄宝殿

鉄塔？

下の彫り物

大雄寶殿階段

QRコードで空海上人の何かが聞けるのでしょうか

大雄寶殿階段の彫り物

廂の部分の飾り物

四隅の柱の装飾？

大雄寶殿の彫り物

僧房

千輻輪の彫り物

境内です

静安寺から地鉄世紀大道へ

見上げるビル群

首が痛くなります。ハイアット？

ビルが高いので上層部が雲の中

東方明珠電視塔

特に大きなビルが三棟、上階は雲の中

周りのビルの電飾がとてもきれいです

東方明珠電視塔

この旅行記へのコメント （1）

• kazu83さん 2018/08/26 17:13:17

  上海に乾杯

  上海10選のトラベル旅日記を楽しませて頂きました。ありがとうごさいました。
  「関空から上海」の表紙写真（浦東）は、とても素敵で元気がでました！