石巻・南三陸　2018.7

2018/07/22 - 2018/07/23

5カ月振りに南三陸を訪れる。

エリア 南三陸・登米(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

仙台に用事があった(正確には用事を作った）ので、
ついでに三陸地方に足を伸ばすことにした。
今年3度目の東日本大震災被災地の旅である。
写真は仙台駅で食べたずんだ餅。

昼食は牛タン定食。
成型肉なので、リーズナブルな料金。

仙台での用事を済ませ、石巻に向かう。

石巻の宿は石巻グランドホテル。
到着したのは夜なので、写真は翌朝撮影した物。
前日の夕方、仕事帰りに急きょ仙台行きを思い立ち、
さらに三陸地方に足を伸ばすことにしたので、
ホテルの予約は前日の夜だった。
インターネットによって、本当に便利な時代になったものである。

石巻グランドホテル 宿・ホテル

お部屋。
1泊朝食付きで6千円くらいだった。

夕食は近くのコンビニで購入。
確か、営業時間が22：00までだったので麻婆茄子丼が半額になっていた。
コンビニ全部が24時間営業しなくても良いよね。

朝食バイキング。

デザートはパン・オ・ショコラとフレンチトースト。

朝食後は、腹ごなしのお散歩。
石ノ森萬画館。
地元出身の漫画家石ノ森章太郎の作品などが収められているという。
旧北上川の中州に建てられている。
やはり、東日本大震災の時、津波の被害を受けている。

石ノ森萬画館 美術館・博物館

時間の関係で、石ノ森萬画館は外観を眺めるだけ。

川沿の建物が今回の目的地の一つ、いしのまき元気いちば。
（http://genki-ishinomaki.com/）

いしのまき元気いちばは震災復興事業の一つで、
石巻の名産品や海産物が購入できる。

いしのまき元気いちばの2階はフードコートになっている。
時間が早いのでまだ開店前。
デッキには上がれた。

2階デッキから旧北上川を眺める。
石ノ森萬画館の建物も見える。

いしのまき元気いちばで購入した物。

石巻から南三陸町の志津川を目指す。
途中、前谷地というところで乗り換えるはずだったのだが、
気が付くと小牛田駅。
この間の記憶がない（ええ、寝過ごしたのよ）。
お陰で、1時間くらい無駄にした。

小牛田駅 駅

石巻、前谷地、小牛田の位置関係を路線図でどうぞ。

前谷地駅からはバス（BRT=バス高速輸送システム)に乗る。
JRが被災した鉄道(JR気仙沼線）の代わりに運行しているので、
石巻から通しで切符を購入できる。

前谷地駅からのBRTの本数は少なく、
多くの場合、さらに柳津まで鉄道で行くことになる。

前谷地駅 駅

予定より1時間遅れ、13時頃に南三陸町志津川のさんさん商店街に到着。
14時過ぎの仙台行きのバスに乗りたい・・・。

南三陸さんさん商店街 市場・商店街

南三陸町の飲食店では東日本大震災前から、
町興しの為に季節ごとのキラキラ丼を提供している。
夏はうに丼。
今回はキラキラうに丼ではなく、うに・いくら・甘エビ丼をいただく。
値段はどちらも一緒だったと思う(確か消費税込みで2千7百円）。

さんさん商店街の周りは、まだ復興工事中。

震災直後の町の様子をパネル写真で見ることができる。
復興が進めば進むほど、震災当時の様子が分からなくなるので、
町のあちこちにこういったパネル写真を展示するのは大切だと思う。
ただ、被災者にはつらい記憶を呼び起こしてしまうかもしれない。

左の白い建物が高野会館。
この建物で震災当日に催物があり、
参加者の多くは屋上に避難して助かったそうだ。
右の赤い鉄骨が旧防災庁舎。
多くの職員が犠牲になった。

上が復興が進む南三陸町の様子、下が震災直後の様子。
下の写真も瓦礫がかなり片付いているので、震災から数か月後だと思う。

時間があまりないが、お茶屋さんにも入る。

抹茶葛湯をいただく。

タコプリン（キッシュ）もいただく。

モアイ像。

宝船のパネルもできていた。

宝船には七福神に見立てられた南三陸の特産品や生き物が盛り込まれている。

以前、仙台行きのバスは朝か夕方ばかりで、
昼過ぎの便がなくて不便だった。
今年(2018年)6月のダイヤ改正で昼頃の便もできたらしい。
仙台駅まで乗り換えなしで1時間40分余で行くことができる。

南三陸のさんさん商店街で購入した物。
今回はあまり時間がなかったが(しかも列車で寝過ごしてしまう)、
それなりにお金を落とすことができたかな。
今年はあと何回くらい三陸地方に行けるのだろうか。
復興をこの目で見届けるのは、いつになるのだろう。

終わり。

この旅行記へのコメント （6）

• gontaraさん 2018/07/30 23:50:47

  ご苦労様

  いつまでも震災の事を忘れずに応援してくれるミータさん、そんな草の根応援団が居ればきっと元気になれるはず。
  Gontara は、ウニが有れば元気になれます。
  キラキラ光って見えるキラキラ丼食べたーい。

  ミータさん からの返信 2018/07/31 07:47:12

  RE: ご苦労様

  本当は西日本の水害地域も気になるのですが、
  体は一つなので行けるところが限られます。
  関西から東北は遠いですよね。
  関東からも仙台までは行きやすいのですが、
  三陸は遠いです。
  季節ごとのキラキラ丼があるので、
  全て食べようとしたら年4回行かないといけません。
  （全部のお店を制覇するにはもっと行かないと）
  
  

• くろねこだりゅんさん 2018/07/30 18:04:05

  キラキラ丼♪

  相変わらず美味しそう☆
  
  さんさん商店街の方にモアイ像お引越し完了したのですね。
  取り残されて少し寂しそうでしたのでほっと致しました。
  都会と違って本数の少ない電車の乗り過ごし…お疲れ様です<(_ _)>
  仙台までの直行バスが増えたとの事。
  以前と同じような活気を取り戻せると良いですね。
  
  

  ミータさん からの返信 2018/07/30 18:53:11

  Re: キラキラ丼♪

  今回は日曜日の17時過ぎまで仙台にいたので、
  ほとんどキラキラ丼を食べる為だけに三陸地方に行ったようなものです。
  ウニだけだと寂しいので、三食丼にしました。
  (本当のキラキラ丼はウニだけの丼になります）
  
  2月に行ったときにはモアイ像はこちらに移転していました。
  目が覚めた時、小牛田駅にいると気付いて、少し混乱しました。
  何度も訪れている三陸地方なので、すぐに気を取り直すことができました。
  南三陸から仙台は、BRT、鉄道を乗り継ぐとかなり面倒なので、
  直通のバスはありがたいです。
  
  

• ほいみさん 2018/07/30 12:20:42

  モアイ象

  すっかりモアイ像が馴染んじゃいましたね。ただ、お土産の「おさつぽてと」は一歩間違うと「大魔神」になってしまいそうです。
  
  ここ2週間ほど日本中が酷暑ですが、天気予報で見ると三陸だけがけっこう気温が低くなってます・・・といっても、30数度ってことが無いだけのことだとは思いますが。実際にはいかがでしたか？

  ミータさん からの返信 2018/07/30 16:00:43

  RE: モアイ象

  南三陸町とモアイ像の関係は、1960年のチリ沖地震までさかのぼるので、
  なじみ深いのは当然です。
  「おさつぽてと」ではなく「あおさぽてと」です。
  海藻のあおさを練りこんでいるのです。
  「大魔神」、知っているけど、年代的には私より上の世代が見ていたはずです。
  (再放送は見た記憶があります）
  
  22日の仙台はかなり暑かったですが、
  23日は曇っていたこともあり、涼しかったです。