2018/07/27 - 2018/07/27
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神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴に鎮座する貴船神社は江戸時代までは「貴宮(きのみや)大明神」と称していたが、明治元年(1868年)に貴船神社に改称した。大国主神・事代主神・少彦名神の3柱を祀っているが、かつては祭神は2柱であった。7月27日・28日の例祭は「貴船祭り」「貴船神社の船祭り」と呼ばれ、「日本三船祭」の一つとされている。昭和51年(1976年)に県の、平成8年(1996年)に国の重要無形民俗文化財に指定されている。
社伝では、寛平元年(889年)、三ツ石(真鶴岬)の沖に現れた木像12体と書状を社家平井家の祖先の「平井翁」が発見し、社殿を建てて村の鎮守としたのに始まると伝えている。
社殿はかつては現在の石段の踊り場に2棟の社殿が建っていたが、関東大震災(大正12年(1923))後、津波の災害を避けるために、現在の清めの108段の石段の上に遷座している。この時に石鳥居が建立されており、大正15年(1926年)銘がある。また、社殿も地震に強いとされた鉄筋で建立され、昭和38年当時の考え方が偲ばれる。鎌倉・円覚寺仏殿(本堂)や鎌倉・長谷寺の観音堂、あるいは中腹に移されたことなどと共通する事項ではある。しかし現在であれば、これほどの古社は木造で再建されるものだ。あるいは鉄筋木造風に建てられる。長い石段を上った先の社殿を見るともう十分だ。古社の雰囲気は全くなく、境内もここだけはアスファルト舗装となり、石畳ではなくなっている。
ここ真鶴は小松石の産地であることから、境内の多くの石碑に小松石が用いられているばかりではなく、手水鉢も小松石である。社殿を除くと高価なものが目に付く。
(表紙写真は貴船神社拝殿)
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「貴船神社」縁起。
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「貴船神社」看板。
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「貴船神社」由緒。
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「貴船神社」社号標石。石材は小松石。
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貴船神社の石鳥居。
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「大正十五年」。関東大震災(大正12年(1923年))の3年後の大正15年(1926年)に石鳥居が建立されている。
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「玉垣完成記念碑」。
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溶岩。近代に設置されたもののようだ。
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石燈籠や「震災復旧紀念」碑など。
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石燈籠と「震災復旧紀念」碑。
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「慰霊碑」。
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「小早新造」碑。顕彰碑か。
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「忠魂碑」。
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馬が線刻された石碑。
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馬の線刻。
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「貴船神社」由緒。
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手水舎。横の台石。
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手水鉢。
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手水鉢。小松石製だ。
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台石。小松石製だ。
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「小速船彫刻 櫂伝馬船新造記念碑」(平成9年(1997年)銘)。
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奥にも手水鉢。
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狛犬。
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狛犬。
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貴船愛児園。門には「貴船神社々務所」の看板が掛かる。
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向いが社務所か。
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常夜灯と石段。
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手水鉢。
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手水鉢。
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社殿。
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新小松石の玉垣とある碑(昭和59年(1984年)銘)。
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社殿。
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社殿の龍の彫刻。
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祭壇。
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石廟。
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「改築記念」碑。小松石製だ。
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「貴船神社御道営寄附芳名」碑。
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神域と祭壇。この場所はかつて(関東大震災前)までは2棟の社殿が建っていた旧本殿跡だという。それぞれに大国主神(大黒様)と少彦名神が祀られていたのだろう。明治になって事代主神(恵比寿様)が合祀されたのだろうか?
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寄附金碑。
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「猿田彦神」。
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恵比寿大黒社と淡島明神社。
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「恵比寿大黒社・淡島明神社」。
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貴船稲荷社。
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「貴船稲荷社」。
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貴船稲荷社。
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稲荷大明神。
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稲荷大明神。
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関東大震災後に道営された108(仏教でいう煩悩の数)段の石段。中腹に遷座した。
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神輿舎。
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御船舎。
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狛犬。
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狛犬。
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社務所。
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おみくじ結び。
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神輿舎。この中に白木の仮神輿と漆塗の本神輿を保管している。
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祖霊社。
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祖霊社の狛犬。
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「祖霊社修復記念碑」(昭和62年(1987年)銘)。
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「祖霊社修復寄附者御芳名」。
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山神社。
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「山神社改築記念碑」(昭和50年(1975年)銘)。
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山神社の狛犬。
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龍の彫刻の間に「山神社」の扁額が掛かる。
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境内に白木の神輿。
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貴船神社掲示板。
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手水鉢。
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貴船神社拝殿。
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貴船神社拝殿に掛かる「貴船神社」の扁額。
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貴船神社拝殿。
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貴船神社拝殿の厨子。
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御船舎。
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「和船模型「貴船丸」」。
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貴船丸の和船模型。
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「貴船祭り海上渡御」。
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綬札所。
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「貴船まつり」ポスター。
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「園児募集 貴船愛児園」。
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「貴船神社御鎮座壱千壱百年記念貨「福宝」について」。
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石庭。
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「貴船神社の船祭り」碑(平成11年(1999年)銘)。これも小松石製だ。
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石庭の飛石には何か描かれているようだ。
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石庭の飛石には何か描かれているようだ。
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厄除厄祓門(出口側)。
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厄除厄祓門(入口側)。
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「厄除厄祓門」。
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「心」と刻まれた心願成就石。
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「心願成就石」。
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「奉納」碑(昭和47年(1972年)銘)。ここ石庭の奉納碑。
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貴船神社本殿。
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大黒様を祀る石廟。
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古札回収。
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ここにも龍の彫刻。
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龍の彫刻。
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