モンサンミッシェルの対岸に宿泊、３泊５日のフランス（４・５日目）

2018/06/06 - 2018/06/10

以前から一度行ってみたかった、フランスの絶景「モンサンミッシェル」。
今年の冬にお得な航空券を探していたら、たまたまアシアナ航空が５万円（諸税別）でヨーロッパ路線を販売していることを発見！
これはチャンス！ということで、モンサンミッシェル目的のフランス旅行を決断！

日程的には、いささか弾丸の３泊５日ではあったけど、
モンサンミッシェルでは対岸に１泊し、昼間はもちろん夕暮れや早朝の幻想的な景色も堪能することができました。

エリア ヴェルサイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

フランス滞在最終日、モンサンミッシェルからパリに戻って来たので、朝一番でヴェルサイユ宮殿へ！
パリ市内からRERに乗って９時のオープン前に行ったけど、この大行列。。。
チケットは事前にヴェルサイユ宮殿のホームページから購入しておいたけど、結局、宮殿に入るのに30分以上かかりました。

王室礼拝堂の外壁を修復中だったらしい。
建物を覆った工事用の幕には、通常、外壁の様子を描いているけど、
ここは王室礼拝堂内部の様子が描かれていて、なんか不思議な感じ。

宮殿正面の黄金に輝く門。
みんな並んでいる間に、記念撮影をしていました！

黄金に輝く柵の一部をアップで。
太陽神アポロンをかたどったルイ14世の紋章

手荷物検査と日本語オーディオガイド（無料）を借りて、ようやく宮殿内部へ。

まず最初に見たのが、王室礼拝堂。
催事でもあるのか、礼拝堂内部には椅子がずらっと並べられていました。

宮殿内の回廊を通って、、、

次に訪れたのが、ヘラクレスの間。
それにしても、この日は土曜日ということもあってか宮殿内は大混雑！
どこに行っても、人人人で宮殿を見ているのか観光客を見ているのか分からない。

ヘラクレスの間の天井。
天井画だけでもすごい力の入れよう。

いくつか部屋を見学し、これは多分ディアーヌの間にあった胸像。
髪型が、いかにも当時な感じ。

ここは、マルスの間。
とにかく人だらけで、全然ゆっくり見学できない。。。

マルスの間の次は、メリクリウスの間。
その天井。

そして、ついに来ました鏡の回廊！！
ヴェルサイユ宮殿に来たかった一番の理由が、この鏡の回廊を見るため。
だけど、この宮殿のクライマックスということもあり、観光客の数もクライマックス！！！

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

とにかく、人の波に負けじと回廊内部を見て歩いたけど、う～ん全然じっくり見学できない。

鏡の回廊の後もいくつも部屋を見学したけど、人に疲れてあまり写真を撮っておらず。。。

宮殿見学の最後の方にあった、ナポレオンの肖像画。
白馬にまたがっている有名な絵画とは、ちょっと雰囲気が違うね。

出口に向かう大階段の吹き抜け広間。
壁や天井一面の彫刻がすごい。

華麗な色彩の装飾も良いけど、豪華絢爛な装飾の部屋を見すぎたせいか、こういう雰囲気も落ち着く。

ということで、宮殿を見に行ったのか人を見に行ったのか、いささか煮え切らなまま宮殿の見学は終了。
次は、庭園へ。
写真の奥までずっと続く広大な庭園。

ラトーヌの泉では、ちょうど噴水ショーが行われていました。
クラシック音楽が流れ、あらゆる噴出口から大量の水！

噴水の真ん中にある彫刻像。
噴水かかり過ぎ！？笑

カメ・ワニ・カエル・人間の口からかなりの勢いで、水が噴き出ていました！
特に人間の口から噴き出す水がすごかった！！

庭木の剪定の仕方が独特で面白い。
ちょっと伸びて来ちゃっているけど。。。笑

日本にはない独特の剪定の形。

ちょっとランチタイムには早いけど、休息を兼ねて庭園内のオープンカフェでバケットサンドの昼食。
味はまあまあ。

早めに入ったおかげで空いていたけど、食べている間にどんどん混雑してきた。

今日の庭園は、噴水ショー開催日。
このミラープールでも音楽とともに様々種類の水が吹き上がっていました。

ここは、王の庭園。
芝生と樹々の緑でなんか落ち着く場所でした。
そうそう、さすがにこの広大な庭園では、人で大混雑ということはなかった。笑

花も綺麗に咲いている。

王の庭園を出て、再び散策。
垂直に刈り取られた植え込み。

アポロンの泉に向かって散策。
同じ庭園でもいかにも宮殿の庭園という雰囲気の場所があったり、ちょっとした公園のような雰囲気の場所があったり。
ここは、剪定の仕方も比較的ゆるい（笑）

栗の木の庭園。
なんて事のない場所だけど、人工的につくりこめられ過ぎている庭園よりもなんか良かった。

色々寄り道しながら、大運河手前のアポロンの泉に到着。

大運河では、のんびりボートを漕ぐ人たち。

アポロンの泉から見た宮殿。
遠い。。。

アポロンの泉のすぐ横に、すごく気持ちの良い並木道がありました。
今回散策した庭園の中で何気に一番良かったかも。

ここは確か、フローラファウンテン。
噴水を中心に、放射状に園路が８方向にのびているので、地図を見ながら歩かないとどこに向かっているのか分からなくなるな。

細く垂直にカットされた樹木が面白い。

さて、小道を抜けて庭園中央の芝生の絨毯（王の散歩道）に戻ってきました。
いつしか、空も雲がなくなり青空に緑が映えて気持ちいい！

ここの樹木も丸と三角にカットされた樹木が交互に並んでる。

庭園の一部には、他の噴水とは雰囲気の異なる、前衛的なデザインの噴水も。

そして、庭園散策の最後に訪れたのがネプチューンの噴水。

庭園内は何気に意外と高低差があり、宮殿に向けてゆるい坂道を登っていく。

登ったあと、ふり返ってネプチューンの噴水方面をパチリ。

庭園を出る前に、最後にもう一度宮殿正面から見た庭園。
本当は、グラン・トリアノンや離宮も行きたかったけど、時間が足りず今回は断念。
宮殿と合わせて４時間半滞在していたけど、全部見るなら本当に一日がかりだな。

ヴェルサイユ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

そして、最後に幾何学模様が美しいオランジェリーを上から。

ここは、一般客が歩いていなかったから、多分入ることができないと思う。

だけど、その分美しく見ることができて良かった。
近くで見るよりも上から見た方がきっと良いに違いない。

鉢植えの木がたくさん並べられているのが、ちょっと面白い。

庭園側に面した宮殿。
ここを見ただけでもいかに宮殿が広大かということがよくわかる。

庭園を後にし、また宮殿正面の入口に戻ってきました。
相変わらず、入場待ちの観光客で大行列。。。

ヴェルサイユ宮殿は、とにかく敷地が広大だから、宮殿正面に行くまでも、かなりの距離がある。

アルム広場 広場・公園

宮殿正面に立つ、ルイ１４世の銅像。

結構な大きさで迫力があります。

これから、続々と宮殿に向かう人たち。

でも、最寄りのヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ駅から宮殿までは木漏れ日の中を歩けるから、気持ちがいい。

ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ駅正面。
垢抜けた雰囲気。

帰りも、RERに乗車してパリ市内へ。
RERは、２階建のごつい車体。

ヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅 駅

車内は、ちょっとボロくてあまり綺麗ではなかったな。

舌を噛みそうな「ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ駅」の看板をパチリ。
この後は、パリ市内に戻って会社などに配るお土産をバタバタと購入。
ドラッグストアで有名なシティファルマにも行ってみたけど、地元の人はもちろん観光客で男女関わらず大混雑でした。

買い物の後は、ホテルに戻り、オペラ座前を16:23発ロワシーバスに乗って空港へ。
そういえば、今回凱旋門以外パリ市内の写真を全然撮っていなかったと思い、ロワシーバスの車内からパチパチと。

パリでおなじみの広告塔。
100年以上前からあるとか。

パリの街は、どこもかしこも洒落ていて、眺めていて飽きない。

バス停ですらお洒落。
曲線の屋根と雫型のバス停の看板。
日本は、デザイン面ではまだまだ遅れている気がする。

パリ市内は意外とアップダウンも多い。
坂を登ったり、下ったりしながら、市街地を抜けて空港へ。

シャルル・ド・ゴール空港に到着！
通常、７０分程度かかるところ、道路が空いていたせいか、45分ほどで着いてしまいました。
こんなことなら、もう少し遅いバスでも良かったな。
まぁ、遅れてハラハラするより全然良いけど。笑
ちょっと片隅で、バタバタ買ったお土産を改めてスーツケースに詰めなおし、アシアナ航空のチェックインカウンターへ。
帰りもオンラインチェックイン専用のカウンターがあったので、全く並ぶことなくあっという間に手続き完了！

インフォメーションボードを見ると、10分差でANAが羽田行きを飛ばしてる！
アシアナに搭乗する日本人は全然見かけなかった。笑

チェックインが終わったら、特にすることもないので出国へ！

このゲートから先は、搭乗券を持っている人しか入れない。

シャルル・ド・ゴール空港、第１ターミナル名物のエスカレーター（動く歩道）に乗って出国階へ。

チューブ状のエスカレーターが、ほんと縦横無尽に設置されている。
この空港の面白いところは、チェックインカウンターよりも到着階の方が上階にあるということ。
数日前、空港に到着した際、バゲッジクレームに行くためエスカレーターを登った時は、なんかすごく不思議な気分になりました。

あっさりとイミグレも通過し、免税店エリアへ。
う～ん、正直行って第１ターミナルの免税店は、規模も小さく品揃えもあまり充実していない。
お土産は、空港の免税店に託さず、市内で買ってきて良かった！

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

搭乗口は、この長い動く歩道に乗ってサテライトにある。
徒歩で５分かかると表示があるね。

でも、この搭乗口に向かう雰囲気は、なんか不思議で面白い。

セキュリティチェックは、搭乗待合室に入る手前。
搭乗口周辺は、カフェなどの簡易なショップがあるのみ。

とりあえず、かなり時間があったので、コンセントのある座席を確保し、スマホを充電しながら待機。

アシアナの機材は、ちゃんと到着済み。
機内食を搭載しているもよう。

復路は、新しい機材を期待していたけど、やはり古めの機材でちょっとがっかり。
今時、このサイズのモニターの長距離路線ってちょっと。。。
でも、エンターテイメントシステムは、最新だったから、画面の写りがちょっと悪いことを我慢すれば、後は全く問題なし！

復路もほぼほぼ満席。
乗客の大半が韓国人かな。

ほぼ定刻通り出発し、１回目の機内食。
ビビンバと洋食から、今回はフランス発ということもあったので洋食にしてみました。
ビーフの煮込みとカレー味のマッシュポテト。
量も多くて、結構満腹。
機内食はビビンバの人気が高いようで、周りでは、お椀の中でビビンバをかき混ぜる音がカチャカチャなっていました。笑

帰りは、疲れから睡魔に襲われ、結構寝てました。
それでも、映画は２本見たけど。。。笑
そして、ソウル到着前の２回目の機内食。
今回選択したのは、チキンのクリーム煮。まさかのマッシュポテトが、１回目とかぶってしまった。笑
でも、アシアナの長距離路線の機内食は、味も良いしなかなか良いかも。

午後２時前。定刻通りソウル仁川空港に到着。
乗り継ぎの表示に従って、セキュリティチェックへ。
帰りもあっさり終了し、あっという間に搭乗階へ。
飛行機を降りてから成田行きの搭乗口まで、２０分もかかかっていないと思う。

そして、再び成田行きの搭乗口前で待ちぼうけ。

仁川国際空港 (ICN) 空港

しかも機材は、まさかのパリから乗ってきた機材が、そのまま成田行きに！

再び同じ機材に搭乗して成田へ。笑
でも、パリ線では各座席に置いてあった枕や毛布は、回収されてました。
短距離の成田ーソウル線は、こちらから要望しないと配布されないシステム。

成田までの機内食は、パンが大きく結構食べ応えのあるホットドック。
ソーセージの他に玉ねぎ？など、酸味のある野菜も入っていました。
そして、短距離線は、コップもプラスチックではなく紙コップ。
ちょうどかなり気流が悪い時に配布されたので、コップのジュースは、容赦無くテーブルにこぼれちゃいました。。。笑

でもまぁ、そんなこんなでもアシアナ航空はチケット代も安かった上にサービスも良かったし、快適なフライトだったかな。
あっという間の３泊５日のフランスだったけど、以前から行きたかったモンサンミッシェルもじっくり見ることができて、大満足な内容となりました。