2018年オーストリアの旅　№2　　　　　　　＊＊＊ Zwoelferhorn ハイキング～ Schafberg へ＊＊＊

2018/07/05 - 2018/07/05

5回目のオーストリア旅行の予定でしたが、今年も仕事の都合で休みが取れず、夫一人で行ってもらうことになりました。この旅行記は夫が撮ってきてくれた写真と日記を基に作成します。訪問地は今まで訪れた場所のリピートも考えたようですが、地図やホームページを調べ決めたのが”Ramsau am Dachstein”です。この町を中心に2週間の旅行に行ってきました。
この旅行記が、これからこの町を訪れる方の参考になれば幸いです。

＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊　2018年日程　＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊

□ № 1 　7／ 4 （水） St.Gilgen 泊 ①
■ № 2 　7／ 5 （木） Schafberg 泊 ①
□ № 3　 7／ 6 （金） Hallstatt 泊 ①
□ № 4　 7／ 7 （土） Hallstatt 泊 ②
□ № 5　 7／ 8 （日） Hallstatt 泊 ③
□ № 6　 7／ 9 （月） Hallstatt 泊 ④
□ № 7　 7／10（火） Ramsau am Dachstein 泊 ①
□ № 8　 7／11（水） Ramsau am Dachstein 泊 ②
□ № 9　 7／12（木） Ramsau am Dachstein 泊 ③
□ №10　 7／13（金） Ramsau am Dachstein 泊 ④
□ №11　 7／14（土） Ramsau am Dachstein 泊 ⑤
□ №12　 7／15（日） Salzburg 泊 ①
□ №13　 7／16（月） Salzburg 泊 ②
□ №13　 7／17（火） 帰国へ　機内泊
□ №13　 7／18（水） 関空着

＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊―＊

旅行2日目は、滞在先の St.Gilgen にある Zwoelferhorn に上ります。
山頂付近で軽いハイキングを楽しんだ後、遊覧船と登山鉄道で次の宿泊地
Hotel Schafbergspitze に向かいます。
お天気に恵まれて、ザルツカンマーグートの美しさを心から楽しめる一日
になりました。

エリア ザルツカンマーグート周辺(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行2日目の朝です。
時差ボケで、朝5時に起きたそうです。
夫は朝が弱いタイプで、普段では考えられないくらい早起きです。

ホテル ペンション ファルケンシュタイナー ホテル

朝の散歩に出かけます。
これも日常の生活ではありえないことです。
お散歩なんてしません。
きっと楽しくて仕方ないのでしょうね。

ホテルから北に、ザルツブルク方面へ歩きます。

観光案内所がありました。

SPARも。

Zwoelferhorn（1522m）

Plombergstein（830m）

Schafberg (1783m)

Strobl 方面

Wolfgangsee のほとりで、かわいらしい光景に出会いました。

カモの一家

どこからか猫

木工品のお店

Kirchenplatz

無料のトイレもありました。

Mozartplatz

また猫

6時半に散歩を終えて、ホテルに戻りました。

ホテル ペンション ファルケンシュタイナー ホテル

8時からホテルの朝食をいただきました。
何時から朝食が始まるのかは、忘れてしまったそうです。

夫は、パンの中ではクロワッサンが好きです。
このホテルの朝食にはクロワッサンが出なかったみたいですね。

朝食後、9時10分にホテルをチェックアウトしました。
荷物だけ13時まで預かってもらったそうです。

ホテルから歩いて、Zwoelferhorn-Seilbahn
ツヴェルファーホルンロープウェイ乗り場へ向かいます。

ツヴェルファーホルン行き ロープウェイ その他の交通機関

ロープウェイのチケット
往復 26.00ユーロ（カード払）

ロープウェイ内

ロープウェイからの風景

お天気に恵まれました。

標識によりますと、ロープウェイ頂上駅から Zwoelferhorn 山頂まで5分とのこと。

Zwoelferhorn 周辺の地図

南東側　中央奥が Dachstein と思います。

南側 koenigsbergwald

山頂手前の展望台

Zwoelferhorn（1522ｍ）山頂

ツヴェルファーホルン 山・渓谷

山頂からの眺め

これがザルツカンマーグートなんだな…な眺め。

Panoramaweg は全体的に平坦で歩きやすいです。

気持ちよさそうな尾根道

Pillsteinhoehe (1478m)で折り返します。
Zwoelferhorn 山頂からここまで40分かかりました。

ハイキングを終えて、Franzl’s Huette で早めの昼食にします。

クヌーデル入りスープとビール、合計で8.6ユーロ

パラソルが開いていないということは、そんなに暑くないってことかな？

12時に下山しました。

Uターンの部分は係員の方が手で押していました。

いったんホテルに戻って荷物を受け取り、ヴォルフガング湖船着場へ。

ヴォルフガング湖遊覧船乗り場にチケット売り場があります。

St. Gilgen → St. Wolfgang Markt （片道）
7.80ユーロ（カード払）

ザンクト・ギルゲン13時発の船に乗り、ザンクト・ヴォルフガングへ向かいます。

荷物が気になったので、甲板へ上がらずに船内１階レストランへ。

そして（また）ビール
4.30ユーロ

50分の船旅です。

St.Wolfgang Markt に到着

スーツケースを転がしながら、ザンクト・ヴォルフガングの町を散策します。

Pfarrkirche 地区協会

教区教会 寺院・教会

自動観光案内機
1ユーロを投入すると、各言語で説明が流れます。
今回は写真を撮っただけで、説明は聞かなかったそう。

ザンクト・ヴォルフガングの町並み

St.Wolfgang im Salzk. Schafbergbf バス停

明日ここからバスに乗る予定なので、場所を確認しておきます。

Schafbergbahn シャーフベルク登山鉄道
乗り場

シャーフベルク登山鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

登山鉄道のチケットは、ホテル（Hotel Schafbergspitze）の宿泊代金と併せてこちらで支払います。宿泊用のチケットも別にいただきましたが、チェックインの時に回収されました。

登山鉄道往復運賃＋ホテル1泊（朝食付）料金
＝89.00ユーロ（カード払）

出発までの待ち時間に、乗り場向かいにある See Cafe で3杯目のビール
4.50ユーロ

最終便は、乗客が6人だけでした。

16:30　St. Wolfgang Schafbergbahn 発
→ 17:05　Schafbergspitze 着

森の中で鹿を見つけましたが、写真に収めることはできませんでした。

樹林帯を抜けるとまもなく到着です。

17時5分に山頂駅へ到着

満席の下り列車

見上げると目的地のホテルが見えます。
ホテルまでは、5分くらいきつい坂を歩きます。

シャーフベルク山頂 山・渓谷

登山鉄道を下車し、50ｍほど駅から戻ったところにある荷物用リフトにスーツケースを載せました。

ホテル中央入口
　右→レストラン
　左→ホテルレセプション

預けたスーツケースは先にレセプションに届いており、チェックイン時に受け取ることができました。
明日の登山鉄道の乗車時刻について、ホテルの方に質問されました。
乗車1時間前にスーツケースをレセプションへ預けると、登山鉄道にスーツケースを運んでくれるそうです。

宿泊したホテルの部屋
32号室

ホテルチェックイン後に山頂周辺を歩いてみます。

ホテル周辺は絶景の連続です。

下に小さく見えるのが Suissensee

登山鉄道の山頂駅を見下ろして

すごい場所に建っている山小屋 Schutzhaus Himmelspforte

ホテルに戻りました。

ホテル シャフベルクシュピッツェ ホテル

19時近くになったので、夕食をいただきにホテル内のレストランへ。

ドイツ語メニューと格闘中。

白ワイン、ヴィーナーシュ二ッツェル、アイスクリームで27.70ユーロ

ホテルの宿泊代金は登山鉄道のチケット購入時に支払済ですので、レストランで夕食代のみ別に支払いました。
小食の夫は巨大なヴィーナーシュ二ッツェル2枚に手こずり、てんこ盛りのフライドポテトはほとんど残してしまったそう。
手伝ってあげられなかったのが残念（笑）

星空と朝焼けに期待して、21時就寝です。

この旅行記へのコメント （8）

• あいさん 2024/09/12 08:21:36

  素敵なハイキング

  景色・Hotel・ケーブル・お食事
  どれも素敵ですね。
  　　　　　　　　あい
  

  poodle714さん からの返信 2024/09/12 16:53:33

  サウンドオブミュージックの世界

  あいさん、はじめまして
  
  ザルツカンマーグートの旅行記をご覧くださり、
  また、メッセージをちょうだいしてありがとうございます。
  
  今から6年前の夫の一人旅でした。
  このとき私自身はいっしょに行けませんでしたので、
  いつか夫に連れて行ってもらえる日を楽しみにしていたのですが、
  実は夫が今年1月に亡くなりました。
  今思うと、このとき夫だけでも楽しんでもらえたのが
  奇跡のように思います。
  暗い話ですみません。
  あいさんにメッセージをいただいたことで、
  改めてこの旅行記を読み直して
  夫が歩いた足跡をたどることができました。
  ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　poodle714

• oneonekukikoさん 2018/07/28 21:27:46

  懐かしい風景がたくさん

  poodle714さん
  こんばんは。
  ザンクトギルゲン、ザンクトウォルフガング共に懐かしい風景がいっぱいで、楽しく拝見しています。
  
  ツヴェルファーホルンへの赤と黄色のロープウェイ
  ヒュッテでのランチ
  湖畔を渡る連絡船
  登山鉄道 etc.
  
  登山鉄道料金とホテル代がセット？
  と思ったら、山頂のホテルに宿泊されたのですね。
  いつもながらのご主人のホテル選びに脱帽です。
  
  旅の続きが楽しみです。
  
  oneonekukiko
  

  poodle714さん からの返信 2018/07/28 22:38:20

  ホテル選びから旅行が始まっていますね

  oneonekukikoさん、こんばんは。
  早速に旅行記も見てくださり、
  何度もメッセージをいただいてありがとうございます(^^)
  
  サウンドオブミュージックの世界をoneonekukikoさんは
  もうすでに体験済なのですね。
  夫は昨冬の旅行前から、映画のDVDを買って何度も見て
  いました。
  その映画の影響もあって、シャーフベルク登山鉄道に乗り
  たいと思ったようです。
  調べるうちに山頂に山岳ホテルがあることも分かって、
  宿泊も考えたみたいですね。
  あのホテルには宿泊予約入力フォームがなかったそうで、
  夫は無謀にも片言のドイツ語でメールを書いたそうです。
  ドイツ語能力はともかく、度胸だけはあると感心します。
  夏期の営業前だったそうですが、ドイツ語の返信も届いて
  無事予約完了となりました。
  
  oneonekukikoさんは、次回の旅はどちらの方面を
  お考えでしょうか。
  検討している間も楽しいものですね。
  近いうちに実現しますように。
  　　　　　　　　　　　　　　　　poodle714

• batfishさん 2018/07/28 18:23:17

  シャーフベルク山頂ホテル♪

  poodle714さん　こんにちは！
  今日は昼過ぎから台風の影響で大雨と暴風に見舞われています。
  猛暑がこれで一息つけばよいのですが…そうもいかないかな？
  
  さて、2日目の旅行記、拝見しました！
  「またビール」に思わず笑ってしまいました。
  旦那様、いつもの旅以上に飲まれている気がします。
  旅先で一人で食事を摂るにしても、アルコールが飲めると
  カッコいいですね。飲めない私にとっては羨ましい限りです。
  
  シャーフベルグの山頂ホテル、私も泊まってみたいなぁと
  チェックしたことがあります。
  (ザルツカンマーグート地方の地理、交通がまったく理解できてないのに…）
  きっと朝の風景が素晴らしかったと思います。
  また、日中は混雑で整理券が必要な乗車と聞いたことがありますが
  宿泊なら空いてる最終列車で上がって翌日ものんびり下山できますよね。
  今まで、poodle714家はスイスの山岳ホテルもあちこち泊まられていますが
  それらの経験を踏まえてこちらのホテル宿泊はいかがでしたでしょうか？
  
  続きがますます楽しみです♪
  台風、これから西に向かうようですね。
  くれぐれも気を付けてください。
  
  batfish

  poodle714さん からの返信 2018/07/28 19:35:28

  お天気の良い日にもう一度泊まりたいそうです

  batfishさん、こんばんは。
  またまたメッセージをちょうだいして
  ありがとうございます。
  いつもと台風の進路が逆向きですね。
  こちらも少しずつ風が強まってきました。
  
  あちこちといってもゴルナーグラートとピラトゥスだけ
  なのですが(^^ゞ、2箇所に比べるとシャーフベルクの
  ホテルは山小屋に近い素朴な印象を受けたそうです。
  お天気がどうなるか全く分からない中での予約ですので、
  一種の賭けでした。
  翌日お天気が悪かったせいなのか、宿泊客も少なかった
  そうです。
  日程が許せば、麓の町で連泊してお天気が良い日を狙って
  予約するほうがいいのでしょうね。
  主人は宿泊先にいつもささやかな手土産を持参するのです
  が、こちらのホテルでは、お礼にオーストリア産の
  キルシュ酒をいただきました。
  それも1リットル瓶の重たいもので、旅が始まったばかり
  なのにどうしたものかとうれしい反面、困ってしまった
  そうです。
  さすがの酒豪の主人も、アルコール度数の高いこのお酒を
  飲みながら一人旅を続けることもできず、旅行中ずっと
  持ち運んで自宅に持ち帰ってきたところです。
  ホテルのご主人のせいいっぱいのおもてなしなんだろうな
  と思いました。
  ということで、主人には思い出深い山岳ホテルとなった
  ようです。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　poodle714

• Rolleiguyさん 2018/07/28 10:24:25

  おるすばん

  poodle714 さん、ご無沙汰しております。
  今年はおるすばんになったようですね。
  こうしてご主人の旅行写真を見るのも旅行を客観視出来ていいのでは、と思いますが、やっぱり自分で行きたいですね。
  ピールを沢山お飲みになるご主人が登場して、以前の旅行記を思い出しました。
  この地域はウィーンから行きやすかったので、何度か足を運びました。
  これから登場するRamsauにはいろいろな季節に行きましたが、有名観光地のような派手さはないものの、ゆっくりと日頃のストレスから離れて過ごすには良い場所ですね。
  ダッハシュタインのことが出るのかなと楽しみにしています。
  Rolleiguy
  

  poodle714さん からの返信 2018/07/28 12:36:19

  お見苦しい点はお許しください

  Rolleiguyさん、おはようございます。
  こちらこそご無沙汰しております。
  やっと暑さが一段落と思ったら、今度は台風襲来ですね。
  被害が何もなければよいのですが。
  
  旅行記をいつもご覧くださりありがとうございます。
  また、メッセージもいただけてうれしいです。
  ビールを沢山お飲みになるご主人…のところで、
  思わず笑ってしまいました。
  もうあきれてしまいますよね。
  飲兵衛の夫は、朝からアルコール飲み放題を含めて旅行を
  楽しみにしているようです。
  日本のビールやワインとは違うものなので、夫が楽しみに
  する気持ちも分からなくもないですが、量が量だけに
  お見苦しい点もあるかと思います。
  
  以前 Rolleiguyさんからダッハシュタインのことを教えて
  いただいていましたので、今回夫が行き先に選んできたの
  には驚きました。
  夫の現地滞在中、ライブカメラで何度もお天気の様子を確認
  していて、私もすっかりこの町に愛着が湧きました。
  スイスのトッゲンブルクに似た感じで、おっしゃるとおり
  のんびり滞在するのによさそうなところですね。
  いつか私も、夫に連れて行ってもらえる日を楽しみに
  しています。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　poodle714