紺碧のアドリア海 クロアチア１２日間 ⑤ ヴィス島

2018/07/02 - 2018/07/13

(航空券)
・エティハド航空ローマ往復８万円
・ブエルリング航空でドブロブニク８千円
・帰路はスプリット～アンコナのフェリー

(ルート)
コトル→モスタル→ドブロブニク→コルチュラ→フヴァル→ヴィス→トロギール→スプリット

（旅行スタイル）
・船を乗り継ぎアドリア海を巡ります。
・ヴィス島の青の洞窟まで足をのばし。
・地元の名物料理とお酒を堪能して。
・宿はSOBE(ｹﾞｽﾄﾊｳｽ)をBooking.comで予約。

（利用現地オペレーター）
・AMICO Tour (ドブロブニク)
・PAIZ Travel(ヴィス島)
・JADROLINIJA ﾔﾄﾞﾛﾘﾆﾔ(船)
・KRILO ｸﾘﾛ(船)

エリア フヴァル(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

７日目、７月８日、ヴィス島へ
１８時、スプリットから、ヤドロリニヤの高速船でヴィス島へ向かいます(チケットはHPより予約、５５クーナ)。

ヴィス島へ向かう高速船
ヴィス島は宿が特に少ないので、夏は予約が必要です。船は乗船率５０%位でした。

ヴィス島に到着
１９時２５分、ヴィスの港に到着、まだ明るいです。途中、ブラチ島の島影を出たところから、かなり揺れました。

コミジャへのバス
船の到着に合わせ、島の反対側の町コミジャへ向かうバスが出ていました。

ヴィスのルカ地区
船はルカ湾の西側、ルカ地区の桟橋に着きます。宿はここから１km程東のクット地区にあります。

ヴィスのクット地区
向こう側の夕日が当たっている所が、今日泊まる宿のあるクット地区です。

ヴィスのクット地区
２０分ほど歩いて到着。クットは小さな教会を中心にした、雰囲気のいい小さな街です。

ゲストハウス Kod Tri Palme (５５ユーロ)
入り口の表示がなく、地元の人に聞いて見つけました。左の階段が宿の入り口です。

ゲストハウス Kod Tri Palme
階段を上がると、プチホテルのような洒落た石作りのロビーがありました。

ヴィス島のＳＯＢＥ(ペンション)
部屋は色調が白とモスグリーンに統一され、洗練されています。窓の外はすぐ海です。

ヴィス島のＳＯＢＥ(ペンション)
バスタブはありませんが、水周りも綺麗でスペースに余裕のある作りです。

ヴィス島の日没
２０時３０分、部屋から美しい日没が見られました。

夜のクット地区
夕食に外出すると、街の夜景のテーマパークのような美しさに驚かされます。

ランビックラウンジ
ここは、古い建物を活用したピザの店。柱も壁も本物の石作りです。

夜のクット地区
こちらは、街の広場のレストラン。美しいライトアップ、もちろん木も本物です。

Ｔｒａｍｏｎｔａｎａ
夕食は宿の１階にある、海辺のレストランしました。まず、蒸した魚を使ったフィッシュスープ(２５クーナ)。

Ｔｒａｍｏｎｔａｎａ
メインはダルマチア地方の定番、シーフードリゾットです(７０クーナ)。

Ｔｒａｍｏｎｔａｎａ
そして、デザートはダルマチア風プディング(２５クーナ)。どれもしっかりした美味しさでした。

８日目、７月９日、ヴィス島を巡ります
７時、朝起きると窓の外には、ルカ湾の青い海が広がっていました。

朝のクット地区
さっそく朝の街を歩きに出ます。朝もテーマパーク感バッチリ、絵になる八百屋がありました。

朝のクット地区
ここは、パンとジェラートの店。朝食のパンを購入しました。

クット地区のパン屋
小さな街の割りに、センスも、品揃えも、もちろん味も素晴らしい店です。

聖シプリヤン・ジャスティナ教会
朝食を買っ た後、街を一周してみました。街の中心にある石積の美しい教会です。

テラスの美しい邸宅
ほかの家々も、石積みやブーゲンビリア花などで、美しい景観を作っています。

港のカフェ
海沿いには、花が飾られたカフェやレストランが並んでいます。

宿の前の港
街を一周して、宿の前の港まで戻ってきました。

海辺のカフェ
８時、朝の海風が気持ちいい海辺のカフェで、カプチーノでひと息。

ルカ地区の港へ
ヴィス島１日ツアーに参加するため、昨日着いた湾の西側の港へ向かいます。

ルカ地区の港
１日ツアーの船は、スプリットからの船が発着する桟橋の南側から出ています。

ヴィス島１日ツアー(３５ユーロ)
この船でヴィス島１日ツアーへ出発します。参加者は３５人、ほぼ満席でした。

ヴィスの港を出発
９時、ヴィスの港を出港。最初の目的地、青の洞窟へ向かいます。

ヴィス島の南海岸
船は、島の南側の切り立った崖の下を西へ進みます。

ビシェヴォ島へ渡ります
前方に、青の洞窟のあるビシェヴォ島が見えてきました。

ビシェヴォ海峡
ヴィス島とビシェヴォ島の間の海峡は、潮の流が早く、かなり波がありました。

ビシェヴォ島の港(入場料１００クーナ)
１０時３０分、ビシェヴォ島の港に到着。ここでチケットを購入して、順番にボートに乗り込みます。

乗船番号を知らせるボード
チケットにある番号が表示されたら、ボートに乗り込むシステムです。

青の洞窟へのボート
ボートが一艘帰ってきました。ボートが宙に浮いているように見える程の透明度です。

メズポラット湾
海がとても美しいので、待ち時間に周囲を散策しました。

メズポラット湾
少し高台に登ってみました。遠くに見えるのがヴィス島です。

メズポラットの集落から海を望む
高台に小さな集落がありました。ここから見る海の碧さは印象的です。

いよいよ青の洞窟へ
１５分ほど待つと、乗船の順番がまわってきました。青の洞窟へ向け出発です。

岬を回り青の洞窟へ
エメラルド色の岬を回ると、青の洞窟の入り口が見えてきます。

洞窟の入り口
先を行くボートが洞窟に入っていきます。入り口は一艘がギリギリで入れる大きさです。

洞窟の入り口
今、ちょうど一艘が出てきました。入り口は舳先程の高さなので、全員が身をかがめて入ります。

青の洞窟
洞窟の中の光に目が慣れてくると、周りがブルーの光に包まれているのがわかります。

青の洞窟
徐々に進んで行くと、青い光は海底の一定方向から差し込んできています。

青の洞窟
海中に大きなトンネルがあり、そこから光が反射しているようです。

青の洞窟
更に奥に進むと、全体の構造がわかってきます。素晴らしい自然のマジックです。

青の洞窟
わずかな時間ですが自然の芸術を堪能しました。カプリの洞窟よりはやや小さいようです。

ビシェヴォ島を出発
１１時３０分、再び海峡を渡ってヴィス島へ戻ります。

ヴィス島南海岸
午後はヴィスの南海岸を周遊していきます。

プリティッシーナ湾
１２時、まず隠れ家のようなビーチで３０分間の海水浴タイムです。

プリティッシーナ湾
先客の親子が、飛び込みの練習中でした。

プリティッシーナ湾
ボートの停まっている所の奥の岩影に、小さなビーチがあります。

プリティッシーナ湾
エメラルドグリーンの海を、みんなで奥のビーチまで泳いで行きました。

ヴィス島南海岸
１２時３０分、プリティッシーナ湾を後にし、次のポイントへ移動します。

ヴィス島南海岸
島の南側の海岸は、切り立った崖の所々に、入り江や洞窟があります。

スティニバ湾
ボートの集まっている所がよく写真で見かけるスティニバ湾です。岩の裂目の奥に扇形のビーチがありますが、ここは外側からのみの見学でした。

島を周遊するカタマラン
スティニバ湾の周辺には、島を周遊中のヨットやボートを多数見かけます。

島を周遊するヨット
こちらはプライベートヨットでしょうか。しばらく並んで走りました。

緑の洞窟
１３時３０分、次のスポット、緑の洞窟に到着。洞窟は、南海岸のルカヴァツ村の沖に浮かぶ小島、ラヴニック島にあります。

緑の洞窟(７０クーナ)
見学希望者は、チケットを買ってボートに乗り換えます。

緑の洞窟の入り口
緑の洞窟の入り口は横並びに２つあります。以前は無料で、泳いで入れたそうです。

緑の洞窟
洞窟に入ると、海面にキラキラと輝いている不思議な光を見つけました。

緑の洞窟
この緑の光が、緑の洞窟という名前の由来だそうです。

緑の洞窟
緑の光をよく見ると、光の塊が水底にあって、そこからゆらゆらと光の帯が延びています。

緑の洞窟
光の帯の延長線上にあったのが、洞窟の天井にあいたこの小さな穴です。

緑の洞窟
天井の穴から入ってくる太陽の光が、海水のプリズム効果で緑の輝きを作っています。

緑の洞窟
海の底に、エメラルドが落ちているかのような、不思議な輝きを生み出していました。

緑の洞窟
洞窟の奥から入り口を見ると、洞窟自体はかなりの広さがありました。

ルカヴァツ村
１３時５０分、ランチタイムでラヴニック島の対岸のルカヴァツ村に上陸します。

ルカヴァツ村
青い海と、石積の壁のコントラストとても綺麗です。

コノバ・ダルマチーノ
昼食は、港の近くにあるコノバ(食堂)にしました。

コノバ・ダルマチーノ
魚の炭火焼きもありましたが、時間がかかりそうなので、シーフードパスタにしました。

コノバ・ダルマチーノから
コノバ(食堂)からは、青く美しいルカヴァツの入江が一望でます。

コノバ・ダルマチーノのボート
ヨットでやって来たお客さんは、このボートで送迎するようです。

コノバの下の海岸
昼食後は、コノバの下の海岸で海水浴タイムです。

コノバの下の海岸
波打ち際から沖まで続く、青のグラデーションが見事です。

ルカヴァツの入江
ヴィス島には、このような美しい入江が数多くありました。

コノバとルカヴァツの港
イメージ通りの、のどかなアドリア海の村といった感じです。

ルカヴァツを出港
１５時１０分、ルカヴァツを出港します。桟橋でキャプテンが待っていました。

ストンシア岬の灯台
島の東端、ストンシア岬を回り北海岸へ戻ります。この辺りは海が荒く、波飛沫を浴びました。

ルカ湾の西側へ
朝に出発したルカ湾を横切って、今度は湾の西側へ進みます。

ロガシック湾の潜水艦基地
１６時、最後の見学スポットは、ユーゴスラビア時代の潜水艦基地です。

聖ジェローム教会
ルカ湾の中州にあるローマ時代の遺跡に建つ教会です。ヴィスの港に戻ってきました。

ヴィスの街
１６時３０分、帰ってきました。街のメインストリート沿いの港には、各国からやって来たヨットが並んでいます。

ヴィスの街
ヴィスは小さな街ですが、いろいろな物が豊富に揃っています。

ヴィスの港のクルーズ船
ヴィス島には、スプリットやフヴァルなどから、ツアーボートやこんなクルーズ船が多くやって来ます。

港のバーにて
１８時の船でスプリットへ向かいます。それまで港のバーでビールを一杯。

スプリット行きフェリー
フェリーが入港してきました。スプリットまでは、フェリーで２時２０分です。

ヴィス島を出港
１８時、スプリットへ向けヴィス島を出港します。

フェリーの内部
内部には、ビュッフェコーナーもありました。乗船率は、それほど高くありませんでした。

遠ざかるヴィス島
ヴィス島がだんだん遠ざかっていきます。スプリット到着は２０時２０分の予定です。