フヴァル城塞

2019/06/10 - 2019/06/10

フヴァル城塞は古代ローマ時代には既に築かれていてその後には幾度となく領主が変わりヴェネチア共和国時代の姿が現在の城となっています。

エリア フヴァル(クロアチア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

フヴァル城塞へはこの扉の裏に道があるのです。

城塞（フヴァル） 史跡・遺跡

先ほどまでは階段だったのですが坂道を歩きます。

ハイキング気分です。

城好きな私はこの城壁に愛着を持っています。

これぞ中世の城壁の姿なのです。
凹凸がその象徴で無ければ刑務所の塀と同じです。

下の方を見ています。

上の方には砦のような跡も見られます。

フヴァル港を望んでいます。

城壁とフヴァル港

小さい教会でしょうか？

城から見るフヴァル港
世界中の城からはこの様に市街地、港が展望できるのが一般的ですがドゥブロヴニクについては逆で山の上から城壁が見えるのです。

要所にはクロアチア国旗

フヴァル城塞の上の方には駐車場もるので時間がなければタクシーで来る方法もあるのです。

フヴァル城塞の上は思っていたより広く大変重厚な感じでした。

下を見れば正に絶景なのです。

フヴァル城塞の上は重厚で厚い壁で囲まれています。

多少の襲撃にあってもビクともしない造りです。

フヴァル城塞の見張り場所からの市街地

そして港

そしてアドリア海

この隙間は大砲を設置するための物です。

しかし今では平和な光景が望めます。

フヴァル城塞の展望台付近にはお嬢さんの姿が

しかし、その真下には刑務所、牢獄が

個室に窓がありますが独房でしょうか？

拷問の道具がいくつか展示されています。

明かり取りの窓が開いていますがガラスがないようなので冬は寒そうです。

再び階段を上がって行くと

平和な光景が目に飛び込んできます。

かなり高くて厚い城壁のようです。

周囲は全て展望台です。

しかし今でこそ展望台ですが敵の攻撃に目を光らせていたのだと思います。

チケット売り場には世界各国の言語が
日本語で「ファブルの町」となっているので英語で「ＴＯＷＮ　ＯＦ　ＨＶＡＲ」の通りの直訳です。

しばらく展望を楽しんだら再び同じ道を下ります。

木立の間を歩くので心地よいです。

木立の間からは市街地が

城壁を越えて

上を見上げて

下を見て

城好きな私には最高のフヴァル城塞です。

廃墟ではなく適度に手入れされた姿です。

いつまでもこの光景を脳裏に描いて

サボテンの様な草木が城壁と相まっています。

後はひたすら下ります。

ドゥブロヴニクを彷彿される細い路地です。

この細い路地はクロアチアのアドリア海に点在する多くの街の旧市街に見掛けることになるのです。

典型的なクロアチア各地の旧市街の細い路地

生活感満載なのはドゥブロヴニクと同じです。

麓に到着し、城壁を見上げています。

城壁最高です。

下から頂上まで見られるのはこの場所だけだと思います。

麓にはヴェネチア共和国時代の建物を目にすることが出来ます。

ヴェネチアにいるようです。

これも何らかの歴史を刻む物です。

フヴァルの中心である聖ステパノ広場へ戻ってきました。

フヴァルの街も満喫したのでスプリトまでのフェリーのチケットを購入します。

聖ステパノ広場から見たフヴァル城塞
日本の城も海外の城も下から見上げてその美しが堪能できるのであって逆に上から見下げて美しく見えるのはドゥブロヴニクだけではないでしょうか？

フェリーの乗船時間（１４：４５発）まで聖ステパノ広場で時間をつぶします。