紺碧のアドリア海 クロアチア１２日間 ⑥トロギール スプリット

2018/07/02 - 2018/07/13

(航空券)
・エティハド航空ローマ往復８万円
・ブエルリング航空でドブロブニク８千円
・帰路はスプリット～アンコナのフェリー

(ルート)
コトル→モスタル→ドブロブニク→コルチュラ→フヴァル→ヴィス→トロギール→スプリット

（旅行スタイル）
・船を乗り継ぎアドリア海を巡ります。
・ヴィス島の青の洞窟まで足をのばし。
・地元の名物料理とお酒を堪能して。
・宿はSOBE(ｹﾞｽﾄﾊｳｽ)をBooking.comで予約。

（利用現地オペレーター）
・AMICO Tour (ドブロブニク)
・PAIZ Travel(ヴィス島)
・JADROLINIJA ﾔﾄﾞﾛﾘﾆﾔ(船)
・KRILO ｸﾘﾛ(船)

エリア スプリット(クロアチア)

８日目、７月９日、スプリットへ
２０時２０分、ヴィス島からの船は旧市街の南側のフェリーターミナルに着きました。

プロムナード
旧市街の西側の宿まで、プロムナード呼ばれる海沿いの遊歩道を歩きます。

プロムナード
２１時３０分、旧市街の外、プロムナード西側にある宿に荷物を置いて夕食に出ました。多くの人が海岸で寛いでいます。

レプブリカ広場
マルモントヴァ通りを北上すると、ベネチアを思わせる赤壁の美しい広場かありました。

ナロドゥニ広場
レプブリカ広場から少し東へ入ると、雰囲気のいいレストランが集まる広場に出ました。この辺でレストランを探します。

Bokeria Kitchen & Wine Bar
１０時、Netでも人気のこの店へ。料理は綺麗な盛付けで、新しさを感じました。

ペリスティル
２３時、帰り道に旧市街の中心の広場を通ると、野外コンサートが催されていました。夜のスプリットは、街が輝いているように感じます。

９日目、７月１０日、トロギール観光
ホステル マテユスカ(３０ユーロ)
プロムナードに近いこちらの宿に泊まりました。今日は、午前中にトロギール、午後はスプリットを観光します。

シュトゥルドゥラ(９クーナ)
クロアチアのパンは種類豊富で美味しく、サワーチーズの入ったこれは朝の定番です。

朝のカプチーノ(１１クーナ)
８時、プロムナードのカフェで、海を見ながら朝のカプチーノをいただきます。

マルモントヴァ通り
８時３０分、お洒落な店の集まるこちらの通りも、朝はまだ人通りがまばらです。

魚市場
プロムナード側からマルモントヴァ通りを進むと、中程の右手に魚市場があります。

魚市場
大きな魚も売られていました。なかにはアンコウも、どうやって食べるのでしょうか。

プロムナード
朝のプロムナードは海風が爽やかです。東側のバスターミナルで歩いて行きます。

スプリット駅
バスターミナルの手前に鉄道駅がありました。ザグレブからの便は１日１本でした。

長距離バスターミナル
運良く１５分後のチケットが取れました。１０時のバスでトロギールへ向かいます。

旧市街北門
１０時３０分、トロギール着。バスターミナルから川のような海峡に架かる橋を渡って、旧市街の北門へ向かいます。

イヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場
北門を入ると数１０ｍで、市庁舎や時計台のある旧市街の中心の広場に出ます。

聖ロヴロ大聖堂と鐘楼
時計台から広場を挟んで反対側に、街のランドマークの大聖堂と鐘楼が建っています。

聖ロヴロ大聖堂の門(２５クーナ)
１３世紀に造られたロマネスクの傑作。ベネチアの獅子の上にアダムとイブがいます。

聖ロヴロ大聖堂の門
梁の上にはイエスの生涯、両サイドには１２の月のシンボルが彫られています。

聖ロヴロ大聖堂
大聖堂は１３世紀に着工し、約４００年掛け１７世紀に完成しだそうです。

聖イヴァン礼拝堂
大聖堂の中でも特に精緻に彫刻された一画、美しい彫像で囲まれています。

天井から逆さに彫られた聖人
彫像の中でも、天井から逆さまに見下ろす聖人は特にユニークな構図です。

鐘楼の階段
鐘楼は建設に時間を要したため、ゴシックとルネサンスの様式が混ざりあっています。

鐘楼からの眺望
オレンジ色の屋根と、その中を通る青い海峡の向こうにチオヴォ島が見えます。

Ｒｉｖａ(海岸通り)
チオヴォ島を望む南側は、カフェやレストランが並ぶプロムナードになっています。

カメルレンゴの砦(２５クーナ)
プロムナードの東端には、１４２０年にベネチアがここを領有した時拠点にした要塞があります。

カメルレンゴの砦
高い壁で囲まれた要塞は、外敵とともに住民の反乱に備えたものだったそうです。

砦からの眺望
砦に登ると、チオヴォ島との海峡に面したプロムナードと、旧市街が綺麗に見えます。

砦からの眺望
砦から港の青い海を見下ろすと、ベネチアの拠点として栄えた往時がしのばれます。

トロギールの裏路地
トロギールはシーフードで有名なため、路地には雰囲気のいいレストランが多いです。

Restaurant TRS
ここはＮｅｔでも人気のレストランです。緑の木陰が綺麗、値段はやや高めです。

レストラン・マリヤナ
昼食はガイドブックにもある炭火焼きレストランへ。暑い日はクロアチアの炭酸水、ヤムニッツァが美味しい。

レストラン・マリヤナ
片隅に炭火焼きの炉があり、オーダーするとその場で焼いてくれます。

イワシのグリル(５０クーナ)
本日のランチから選択。焼きたてのイワシをオリーブオイルとレモンでいただきます。

スプリットの港へ
１４時３０分。帰りは、トロギールから船で戻ります。約１時間でスプリットへ到着しました。

ブラ・ラインの船(３０クーナ)
スプリットと３０km離れたトロギールとの間を、夏期は１日６便が結んでいます。

ストロスマエル公園
１６時、まず旧市街の北側へ。城門前の公園には、右足の親指に触ると幸運になれるという、グルグール・ニンスキの像があります。

金の門(北)
旧市街は、かつてローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿で、ここが正門でした。

金の門(北)
ローマ帝国滅亡後に蛮族に追われた人々が逃げ込み、スプリットの町になりました。

宮殿のメインストリート
北門を入ると、ローマ時代は左手が兵舎、右手は使用人の事務所と住居だったそうです。

ペリスティル
今は住居で埋もれたメインストリートを進むと、列柱広場、ペリスティルに着きます。

ディオクレティアヌスの宮殿
正面がディオクレティアヌスの宮殿、右手がユピテルの神殿、左手が皇帝廟でした。

宮殿跡から金の門を望む
ローマ時代には列柱の向こうに続くメインストリートの先に、金の門が見えたはずです。

カフェ・ルクソール
広場の老舗カフェ。階段も座布団を置いて客席になっていて、ローマの衛兵もいます。

洗礼室(ユピテルの神殿)共通券４５クーナ
広場から右手の奥が、今はすっかり建物に埋もれていますが、昔のユピテルの神殿です。

洗礼室(ユピテルの神殿)
今は教会の洗礼室でヨハネ像ですが、かつてはローマの最高神が祭られていました。

大聖堂(ディオクレティアヌス廟)
広場の左手の大聖堂は、ディオクレティアヌスの霊廟に鐘楼を加え教会にしています。

大聖堂と鐘楼(共通券４５クーナ)
中世に建てられたスプリットのランドマーク。ペリスティルと大聖堂の間にあります。

ディオクレティアヌス廟の遺構
大聖堂は随所に、ローマ時代に霊廟だった時の遺構が残っています。

大聖堂(ディオクレティアヌス廟)
内部はローマのパンテオンに似て、コリント式の柱が美しいドーム構造です。

大聖堂の地下室
ローマ時代の建物は、地下に地上の建物を支える同じ広さの地下空間をとっています。

鐘楼
内部が吹き抜けになっているため、狭い階段を登るのはスリルがあります。

鐘楼からの眺め
鐘楼に登るとスプリットの旧市街と港が一望できます。右がマリヤンの丘です。

鐘楼からの眺め
港の奥に停まっているのがイタリアへの船。手前には列柱庭園や宮殿の跡が見えます。

前庭(ヴェスティブル)
ペリスティルから元宮殿の内部へ進むと、エントランスホールにあたる前庭に出ます。

前庭(ヴェスティブル)
ドームの大きさから当時の壮麗さが窺えます。窪みには彫像が飾られていたそうです。

クラッパ(アカペラコーラス)
ホールの音響効果を利用して、コーラスのパフォーマンスが行われていました。

皇帝の私邸跡
前庭を抜けた所に、今では基礎を遺すのみですが、かつて皇帝の私邸がありました。

列柱庭園の跡
皇帝の私邸の外には、かつては海に面した列柱の並ぶ空中庭園があったそうです。

謁見の間
かつての謁見の間の部分では、皇帝に会いに行くVRツアーなるものをやっていました。

宮殿の地下空間
ペリスティルに戻り地下への階段を下ると、地下空間には、お土産店が並んでいました。

宮殿の地下空間
宮殿を支える地下空間はかなり広く、ギャラリーや博物館になっています。

青銅の門(南)
地下から南門をプロムナードへ出ました。復元図からここが海だったことがわかります。

銀の門(東)
１７時３０分、プロムナードから東側の銀の門に回り、旧市街の散策を続けます。

青空市場
銀の門を入るとすぐの左手は青果市場です。ここでカットした西瓜を購入(１０クーナ)。

ＧＥＴ ＭＯＲＥ
旧市街にはセンスのいいお店が多くあります。ここはユピテル神殿近くのクラフトショップです。

ＧＥＴ ＭＯＲＥ
箱に入った焼き物の魚がリアルです。他にも綺麗なお皿などを売っていました。

ナロドゥニ広場のジュース屋
フラワーショップのように綺麗にディスプレイされたジュースの店がありました。

ワインバー・パラドクス
１８時、イタリアのアンコナに向かう船が２０時出港なので、こちらの店でしばし休憩。

ワインバー・パラドクス
旅の締めにクロアチア産のスパークリングワインとチーズをオーダー(５０クーナ)。

港から見たスプリット旧市街
１８時３０分、港へ向かう前に、スプリットの旧市街を海側から撮影。

午後のプロムナード
午後の時間をゆっくり過ごす人を横目に、昨日同様プロムナードを歩き港へ向かいます。

イタリア行きの国際航路
港の桟橋には、アンコナ行きの船が既に入港しています。手前がクロアチアの船、その向こう側が乗船するイタリアの船です。

スプリットの港
客船ターミナルの周りには、両替、荷物預り、ファストフードなど便利な店が集まっています。

スプリットの客船ターミナル
１９時３０分、ネットで予約したチケットを引き換え、出国ゲートを通って乗船します。

スプリットを出港
２０時、イタリアのアンコナに向け出港。１１時間かけてアドリア海を横断します。(ＨＰより予約、5900円)

船内
船内はかなり広く、レストランやカフェも営業していました。

イタリアのアンコナ港
７月１１日朝７時、アンコナに入港。街の様子がクロアチアとは一変します。この後、ローマからエディハド航空で帰国しました。