2018/07/17 - 2018/07/19
236位(同エリア822件中)
わんだふるさん
- わんだふるさんTOP
- 旅行記331冊
- クチコミ33件
- Q&A回答1件
- 193,389アクセス
- フォロワー10人
白馬八方の唐松岳、2千696mの初登頂に成功しました。
20代の頃は、スキーでよく行っていたところですが、馴染みもあり北アルプスデビューの切っ掛けともなりました。
若い頃は登山にはあまり興味が無く、歳を追うごとに憧れ焦がれてついに北アルプスデビューとなり嬉しく思います。
下界では連日の猛暑で、京都市内では気温40度に迫る勢いでしたが、北アルプスでは気温が全く違う様子です。
陽射しは熱いのですが、まるでクーラー効いた送風のような冷たい風が吹き付けており、湿度も低く過ごしやすい様子です。
登山の往復の途中までは、ゴンドラやリフトが使えて、北アルプスの中では比較的に初級者でも気軽に登山には行けるようです。
登山シーズンにはひっきりに無しに、連日登山客が訪れており、唐松岳山頂山荘では連日のように満員御礼だそうです。
個室以外は特に予約は要らないそうですが、遅めの到着予定には、やはり問い合わせた方が無難と言えます。
朝晩は特に冷え込みが強いので、薄めのダウンやウインドブレーカーなどの防寒着は必須です。
また、一部雪渓があり、迂回ルートもありますが、雪渓を行かれる方は転倒防止にも軽アイゼンが必須となります。
頂上付近の迂回ルートは、先般の豪雨の影響で一部崩落しており、閉鎖されていますので尾根コースを行かないと頂上へは行けませんのでご注意ください。
尾根コースは上級者向けとなりますので、岩稜帯の崩落や岩が剥離する危険性のある個所が多いです。
コースも狭く、両サイドが崖になっていますので、滑落の危険性が有り注意が必要となります。
それでも、北アルプスの峰々の絶景に目を奪われる事は間違いなく、ゆっくりと安全に景色を眺めるや写真などを取りながら、無理をしないで楽しんで山行を行ってもらいたいです。
白馬八方 情報
http://www.karamatsu-guide.com/
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/green/tozan_trekking/tozan_info.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
PR
-
白馬八方バスターミナル。
高速バスの発着や白馬周遊の基点となります。 -
-
-
ゴンドラ、アダムの乗り場。
八方アルペンライン 乗り物
-
-
-
ゴンドラリフト、アダム。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ここからでも充分に、絶景が楽しめます。
-
白馬連山。
-
高山植物の群集湿地帯。
-
-
-
-
-
-
-
情報は予め収集して、現地で更に収集した方がよいです。
-
八方池山荘付近。
リフトなどの終着地点であり、ここからが山行の始まりです。
取り敢えず、八方池まで目指します。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
コースは多彩で、登山しやすいコースもあれば、本格的な登山コースもありご自身の体力や技術に応じて選択して行けます。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ケルンにはこういった石碑が建っており、目安ともなっています。
コースは難易度も低く、道に迷う事は殆ど無いそうです。 -
多くの登山客で賑わいを見せています。
-
-
-
-
登山シーズンは連日のように登山客で賑わいを見せている、人気の登山コースでもあります。
平日や休日に関係なく、多くの登山客が居ますので、登山マナーや道の譲り合いを励行して頂かないといけません。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
八方池付近。
ここまでの登山客もいます。
白馬連山が写し鏡のように映し出される光景は、本当に綺麗で見ごたえがあります。
冬場はさらに明鏡止水の様で、更に綺麗だそうです。 -
-
-
-
-
-
-
-
この八方池をさらに頂上まで目指しますが、その際には登山の届け出申請書を提出する必要があります。
遭難や、怪我や滑落して行方不明になった場合の捜索や緊急対応をするために必要です。 -
ここからが、いよいよ北アルプスの本領発揮といった所です。
今までとは違い、流石に難易度が一気にアップして行き、岩場などの岩稜帯が行く手を阻みます。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
下界では連日の猛暑とは裏腹に、この様に雪渓が所々に存在しています。
雪崩の危険性は低いにしろ、殆どの雪渓は転倒や滑落の原因となりますので、立ち入り禁止となっています。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
一部の雪渓は、この様に登山が可能となっています。
危険防止のためにも、軽アイゼンはお薦めです。
無ければ、登山靴でも行けますが、ゆっくりと足場を固めながら登りのみに行く事をお薦めします。
下山時にはお薦め致しません。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
登り一辺倒な急登では無く、所々になだらかな緩斜面や、平面な登山道もありますので、多彩でほんのひと時の休憩にもなります。
-
-
-
-
-
-
-
丸山山頂付近。
この山も連山になっていますので、この更に上に唐松岳が存在します。 -
頂上に近づくにつれて、白馬連山もまるで迫って来るように、目に前に絶景を醸し出してくれているようです。
-
-
上級者向けの尾根コース。
-
この様に、頂上までの迂回ルートが閉鎖されており、尾根コースを行くように指示が出されています。
-
ここでは、登山用のポールなどをしまい、岩稜をよじ登る様にして進んで行きます。
-
狭い登山道もあり、直ぐ横は崖となっていますので、注意が必要。
無理をしないで、ゆっくりと進んで行きます。 -
尾根コースの岩稜帯頂上付近。
危険な個所ではありますが、360度の絶景が楽しめる所でもあります。
強風が吹きているときは、体を屈めて吹き飛ばされないように注意が必要です。
危険なようでしたら迷いなく、少し下山した方が無難と言えます。 -
-
崖にせり出したような岩場があります。
あまり乗り出して下を見る事が無いようにした方がよいです。
自然というのは、人間の考える範疇を大きく超えていますので、いつ何時崩落や剥離するやもしれません。
一見大丈夫なようで、何時かは崩落して行くのが、岩や岩稜なのです。
たまたま、乗り出して見た時に崩落しない事を祈るばかりですので、止めておいた方が得策です。 -
-
-
-
尾根コースの最も危険で注意が必要な個所です。
簡易のはしごで守られていますが、いつ崩れるやもしれませんので、気を抜く事の無いように進まねばなりません。 -
-
人ひとり分ぐらいの狭い道で、両サイドが崖です。
-
いよいよ、唐松岳が見えてきました。
あともう少しです。 -
-
-
危険な尾根コースの終点でもあり、しばし唐松岳を眺めて休憩するもよしです。
すぐ下に唐松岳山頂山荘があります。 -
唐松岳の全貌。
-
-
-
-
-
-
山頂山荘から、唐松岳山頂には約20分ほどで到達できます。
宿泊の手続きを先ず行い、しばし休憩を含めて頂上登頂にトライをして行きます。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
剣岳が見えています。
-
-
この、唐松岳山頂山荘は、唐松岳の登頂だけではなく、五竜岳や白馬連山へ行くキーステーションでもあります。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ようやく到達しました。
ここまでの行程は、約5時間。
休憩や景色を眺めて楽しんだり、写真を撮るのに夢中になったりと、そういう意味でも中なかのコースタイムではなかろうかと、勝手に自画自賛しています。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
地元の中学生が、教師の引率で集団で登頂しています。
それにしても、何という体力なのでしょうかね。 -
-
-
-
初登頂を祝い、ささやかな祝杯です。
-
北アルプスの初登頂にも、祝杯です。
-
日没直後の光景。
写真写りはよくないですが、実際に見るとものすごく綺麗に見えています。 -
-
余り感度の良いカメラを所持してないのですが、高感度機能のカメラで撮影すると、ものすごく綺麗だそうで、天の川も写ります。
-
肉眼でもきれいに見えますが、実際に天の川などは薄っすらと見えているだけです。
星座などは、はっきりと確認できます。
北斗七星に、さそり座、白鳥座、北極星などは、プラネタリウムよりはっきりと確認できるほどです、当たり前の話ですが。 -
三日月もきれいに見えていますが、印象としては私が子供の頃に見た星空という印象でした。
3千m級の高山といえども、空気が汚れているのか、満天の星空という訳には中々難しいのかもしれません。 -
翌朝の日の出直後の光景。
-
お向かいの連山も朝日に照らし出されて、はっきりと見えています。
-
朝の4時には起きて、ご来光を楽しむ人も多く居ます。
私は眠いので、少し後に見に行きました。
それでも、朝の5時には起きていました。 -
実際に初めて見る雲海です。
果てしなく、何処までも続いているような雲海に、目を奪われてしまいました。
映像や画像で見た事は有りますが、実際に見るこの光景は何とも言えない程に綺麗で爽快です。 -
つくづく思うのは、映像画像の類とは全くの別物で、実際に行かないと絶対に見れない光景というものが存在しています。
なので、この光景をぜひ皆様にも見てほしいと思います。 -
-
この登山の目的は大きく4つに分かれています。
先ずは北アルプスの峰々を間近に見る事。
唐松岳に登頂をする事。
山頂から、満天の星空を眺める事。
そして、雲海を見る事。
達成感は凄まじく在りまして、感無量です。 -
-
後で分かった事ですが、下界は雨でも降っているのかと思いきや、雨も何も降っていなかったそうです。
-
-
-
-
午前6時過ぎには下山の準備を始めて、7時ごろには下山に入りました。
-
-
-
-
-
-
-
-
全行程、1泊2日ですが、そんじょそこらの旅行とは大違いで、何もかも初めての経験体験で、大感無量です。
北アルプスの魅力に、魅了されて取りつかれていくようです。
今後もこの峰々に魅了されて、また行きたいと切望する事は間違いの無いところですし、実際に見たこの素晴らしい光景を他人にも伝えて行きたいと思います。 -
八方バスターミナル、直ぐ横に八方湯というのがあります。
疲れた体を癒して、体も綺麗にして心身ともにリフレッシュして、帰路につきました。 -
大きいザックなどは、300円でコインロッカーに預けられます。
高速バスの待ち時間に、周辺を散策したり、お風呂に入ったりと大変便利です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
登山
-
比叡山 延暦寺を散策。
2017/04/16~
八瀬・大原・貴船・鞍馬
-
京都一周トレイル東山に、挑戦!
2017/06/09~
東山・祇園・北白川
-
「大文字山」トレイル。
2017/06/11~
東山・祇園・北白川
-
愛宕山 京都京北 トレッキング登山
2017/06/23~
嵐山・嵯峨野・太秦・桂
-
日向大神宮 から 大文字山頂上
2017/07/07~
東山・祇園・北白川
-
赤目四十八滝 トレッキング。
2017/07/21~
赤目・名張
-
音羽山 山頂から、琵琶湖の花火大会を見物。
2017/08/08~
山科
-
るり渓・深山ハイキング。
2017/10/11~
南丹
-
吉野の千本桜 2018 (奈良県吉野山)
2018/04/04~
吉野
-
伊吹山 登山。 滋賀県米原市
2018/04/30~
湖東三山・多賀・東近江
-
大和 葛城山 北尾根コース登山。 (奈良県御所市)
2018/05/25~
御所・葛城
-
八坂神社から東山山頂、京都トレイル。
2018/06/30~
東山・祇園・北白川
-
北アルプス白馬八方、唐松岳に初登頂。
2018/07/17~
八方尾根・岩岳
-
富士山登山、初登頂。初日から2日偏
2018/08/01~
富士宮
-
富士山登山、初登頂。2日目から最終日偏
2018/08/02~
富士宮
-
富士登山、番外編。浅間大社、参拝
2018/08/03~
富士宮
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
八方尾根・岩岳(長野) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 登山
0
201