2018/06/12 - 2018/06/12
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j-ryuさん
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☆花と滴る緑と涼風を求めて定番の阿武隈山中“東野の清流”と
“山鶏滝渓谷”に行ってきました。前回は東野の清流を紹介したので
今回は山鶏滝渓谷をご覧ください。
西日本では梅雨末期の豪雨被害に見舞われましたが
当地は皮肉にもようやく恵みの雨でした。
福島県を含む東北南部は6/10に梅雨入り以降
まとまった雨がほとんど降らず空梅雨状態だったので
被災地には申し訳ないですが一息つけたのが本音です。
自然は人間の都合良くはいかないものですね。
このまま雨が降らなければ滝巡りはしばらくお預けかなと思っていたら
休日前、運良く夜半から明け方に少しだけ雨が降り
焼け石に水状態かも知れませんが降らないよりはましだし
この時期はコアジサイやヤマアジサイも咲く頃なので
水量はあまり期待しないで出かけてみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
☆福島県平田村 山鶏滝周辺ルートマップ。
※Google Map に加筆
https://www.google.com/maps/@37.2166961,140.5013177,8759m/data=!3m1!1e3
山鶏滝渓谷へは“あぶくま高原道路”の石川母畑インターチェンジ
or平田西インターチェンジで降り約5,6分です。
または県道42号線(矢吹・小野線)から4分ほどです。
“あぶくま高原道路”は東北道矢吹インターと磐越道小野インターを結ぶ高速道路ですが、玉川IC~小野IC間は現在無料で利用できます。
というか、東北道と連絡する矢吹町以外の全区間無料です。
“あぶくま高原道路”は首都移転構想があったころ阿武隈高地に首都を誘致しようとしたインフラ整備の一環でしたが、バブル崩壊ともに首都移転構想も頓挫し、
人口の少ない阿武隈高原でやや浮いた存在の道路になってしまいました。
我々は便利なので重宝していますが、正直もったいないくらい立派な道路です(^_^);。 -
☆福島県平田村 山鶏滝 ルートマップ拡大版。
※Google Map に加筆
https://www.google.com/maps/@37.2166961,140.5013177,8759m/data=!3m1!1e3
あぶくま高原道路を利用した場合は、石川母畑インターで降り、
福島県道42号矢吹小野線に入ります。
インター出口に平田村&母畑方面への標識があるので指示通り直進します。
途中、母畑温泉方面への右折道路をやりすごすと母畑湖(千五沢ダム)が見えてきます。
さらに県道42号を1km直進すると平田村の表示板があり、そこが山鶏滝方面への右折道路です。
右折し道なりに進むと母畑湖に架かる1車線の橋があり、
渡ってさらに道なりに1kmほど行くと左手に山鶏滝への案内板があるので、左折します。
細いながらも舗装道路を500mほど進むと北須川に架かる橋にでます。
橋を渡った左手が山鶏滝遊歩道の駐車場で、10台くらい止められ、簡易トイレもあります。
橋の左手(上流)が北須川沿いの山鶏滝遊歩道で、入り口には絵図案内板があり、
遊歩道が山鶏滝まで250mほど続いています。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷
一般的には山鶏渓谷(北須川)の右岸(見た目では左側)を進みますが
今回はコアジサイを撮りたかったので左岸を行きました。
でも紅葉時期こそ下刈りしますが夏場は草ぼうぼうなので
お薦めはしません(^_^;)。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷
山鶏滝渓谷は一般的には山鶏滝を観て引き返す人がほとんどですが
山鶏滝より上流にも女滝、男滝など取水堰まで
渓谷に沿って約300mの遊歩道があります。
遊歩道と言っても山鶏滝より先は獣道程度ですが・・・(^^);。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷
山鶏滝や渓谷は阿武隈山地を源流とする阿武隈川水系の支流・北須川にあり
もともと冬の雪は少ない地域なので雪解け水による増水は期待できないし
雨不足状態になるとモロ水量が減少します。
それでも一昨年はすぐ下流の千五沢ダム(母畑湖)は取水制限状態になるほどの
異常渇水に比べれば今年はまだましかも(^_^;)。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝の落ち口
左岸のガサ藪を抜け、山鶏滝不動堂を右手にやり過ごし
80mほど上流に進むと女滝が見えてきます。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
女滝は細い部分の落差が4mほどで、その上の渓流瀑を合わせると
落差は8mほどあります。
川幅10mほどの北須川が一気に狭まり
最も狭い場所ではわずか1mの幅で落下します。
名前とは裏腹にけっこう荒々しい滝です。
上流には男滝も見えています。
男滝は落差わずか3mほど、女滝に対する後付けなのか
男岩(?)が近くにあるから男滝なのかは不明です。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
女滝の一番細い部分は幅1mもないかも。
上流の落差が小さな滝が男滝で、
下流の豪快な滝がなぜ女滝なのか良く分かりませんが、
私が勝手に想像するに女滝の細く落下する部分を産道に見立てのではと思います。山岳信仰では岩石の隙間や穴をくぐり抜けるのを女性の産道に見立て
霊界と現世の境界とし、
それをくぐることにより穢れが浄化される信仰を『胎内くぐり』と言いますが、
この山鶏滝も古来より修験場だったことからそれらに習ったのかも知れません。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
女滝は右岸から見る場合も左岸から見る場合も
基本的には崖から見下ろします。
でもこの写真の矢印のように少し藪漕ぎし
岩場を下りれば
滝左岸下の岩の上に立つことができます。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
滝壺側から見上げた女滝。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
滝壺側から見上げた女滝。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
滝壺側から見上げた女滝。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
滝壺側から見上げた女滝。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
滝壺側から見上げた女滝。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
春夏秋冬美しい山鶏渓谷ですが
紅葉の頃はまた格別です。 -
☆厳寒の山鶏渓谷 女滝 (2017年1/17撮影)
滝壺側から見上げた女滝
き~んと、身も心も凍えそうな厳寒の山鶏滝渓谷もまた魅力的。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 ヤマアジサイ
女滝の近くでは北限のヤマアジサイが咲き始めていました。
ヤマアジサイ(山紫陽花/アジサイ科orユキノシタ科アジサイ属)は
主に福島県以西、本州・四国・九州に分布する落葉低木で
落葉広葉樹林の谷筋など湿度の高い場所に自生しサワアジサイとも呼ばれます。
樹高は1~2m、葉はやや細め小ぶりで対性し園芸種のような光沢はありません。
花期は6月~7月、中心部に多数の細かい両性花を咲かせ
周囲に3~4枚の花弁状の装飾花をもちます。
-
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 ヤマアジサイ
西日本のヤマアジサイの花色(装飾花)は薄紅色から白色、
紫色を帯びるもの青色のものなど多様なようですが、
私の地域で見られるヤマアジサイの装飾花はほぼ白花でかなり地味です。
でも中心部に咲く実際の小花は微妙な色彩変化があります。
特に蕾の頃はオレンジ色や水色、青、青紫など様々で興味深いですよ。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 ヤマアジサイ
当地はヤマアジサイの他、コアジサイ、タマアジサイ、クサアジサイなども自生し
いずれも北限のアジサイで貴重です。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 イワガラミ
その他には写真の蔓性のイワガラミも咲き始めていました。
奥羽山系ではエゾアジサイやツルアジサイも見られます。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝落ち口
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝落ち口
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝落ち口
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝落ち口
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 男滝
女滝の50mほど上流に男滝があります。
女滝の左岸からは川沿いの岩伝いに間近まで行けますが
右岸側からは崖下になるので近くには行けません。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 男滝
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 男滝
男滝の落差3m、滝幅も3mと
名前ほど雄々しい滝ではないかも(^_^;)。
現代なら、男らしさとか、女らしさを従来の固定観念で決め付けるの良くないとは思いますが
昨今は区別と差別までがゴチャ混ぜにされ、
生まれながらの特徴や区別までが否定されるのは残念です。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 男滝
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 男滝
男滝の命名は女滝に対する後付けかもしれませんが
男滝の右岸崖上の遊歩道には男性器のような大岩が
遊歩道の上に突き出しています。
もしかしたらその男性器のような大岩があっての
男滝かも知れません。
でもその件の由緒や資料は無いので正確な事は不明です。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 男滝
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 アカショウマ&コアジサイ
山鶏渓谷の右岸山側ではコアジサイやアカショウマも花盛りでした。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(橋上から)
男滝を見た後は同じガサヤブ状態の遊歩道を引き返し
山鶏滝不動堂の前に架かる滝橋を右岸へと渡ります。
渡る途中橋上からもパチリ。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(橋上から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(橋上から)
私的には橋上から見下ろす山鶏滝全景はあまり好みではありませんが
滝の左岸は相似形の流れが幾重にもなりリズミカルなのでお気に入りです。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(橋上から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(橋上から)
山鶏滝渓谷のメインは何と言っても渓谷名にもなっている山鶏滝です。
山鶏滝は滝幅、落差ともに約8mと大きな滝ではありませんが、
複雑な流れを四方から眺められ、四季折々豊かな表情を見せる優美な滝です。
名前の由来は山鳥の形だとか、付近に山鳥が多いからとか、
諸説ありますが、ガテンがゆくような説は見当たりません(ーー);。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(橋上から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(橋上から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(右岸から)
滝橋を渡り切った左岸から。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(右岸から)
左岸から見下ろした方が滝が大きく豪快に見えるので
私的にはこちらからの眺めが好みです。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(右岸から) 2017年11/7撮影
やはり紅葉時の美しさは格別です(^^♪。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(右岸から)
山鶏滝は四方から眺められ、滝の真上の岩や滝の真下の岩からなども
見上げるように迫力ある滝を撮影できます。
でもそれらの地点は安全柵の内側なので自己責任&十分注意が必要です。
また、他に撮影者がいる場合は目障りにならないよう配慮をお願いします。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
大きな声では言えませんが
柵を乗り越え斜面を降りると
滝の真ん前にある大岩の上に立つことができます。
目の前から見上げるような可能なので
迫力ある滝が撮れます。
滝の右上には山鶏滝不動堂が見えています。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
山鶏滝&瀧鶏山を見上げた構図です。 -
☆錦秋の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から) 2017年11/7 撮影
上記写真とほぼ同じ位置から見上げた紅葉の山鶏滝&瀧鶏山。 -
☆厳寒の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から) 2017年1/17撮影
上記写真とほぼ同じ位置から見上げた厳寒の山鶏滝&瀧鶏山。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
滝橋と下流側を撮り込んだ構図です。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
滝まで3mもない位置から撮影。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
若葉の緑と美しい滝の流れが目に眩しいです。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
私以外に誰もいないから撮れる構図です。
もし橋上に他の撮影者がいたら私は完全に邪魔だし
マナー違反。
他者への最低限の気遣いは必要ですよね。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝(崖下から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝落ち口(右岸から)
崖上に戻り今度は滝の落ち口側から滝を見下ろします。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝落ち口(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝落ち口(右岸から)
上記写真左の岩の上から滝を見下ろした構図です。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 山鶏滝落ち口(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷
山鶏滝落ち口の岩上から上流を望んだ構図です。
わずかに女滝が見えています。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝(右岸から)
到着時は左岸から女滝を見下ろしましたが
今度は右岸からの構図です。
その女滝の傍らに昔、修験者たちが護摩焚きした岩の窪み(護摩焚き岩)が残っていて弘法の護摩炉と呼ばれています。
護摩とはサンスクリットのhomaが由来とされる密教の儀式。
もともとはインドの祭祀で精製されたバターを火に投じて神々を供養する儀式。
これが密教に採用されて中国,日本に伝わり
日本の密教では,不動明王や愛染明王などを本尊とし、
火炉のある護摩壇を設け護摩木を焚いて災難を除き幸福をもたらし
悪魔を屈服させるよう祈願する儀式だそです。
この護摩炉で弘法大師(空海)が直接護摩炊きしたかは疑問ですが
弘法大師の偉大な功績にあやかったのは確かでしょう。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝(右岸から)
通常の水量でも中々の迫力ですが
大雨後は怖いくらいの激流になります。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝落ち口(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝落ち口(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 女滝落ち口(右岸から)
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 右岸男岩
女滝から獣道程度の遊歩道を上流に向かうと
遊歩道の上に迫り出す巨岩があります。
説明板のようなものは無いので
私は勝手に男岩と呼んでいます。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 右岸男岩
長さは3mほど、
村のHPにも現地案内板にもこの岩の表記や云われは書いてありませんが
その形や男滝の山側にそそり立つ様子からして
男滝となんらかの関連があるのではと想像しています。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷
男滝の上流にも小滝が続きます。
この写真の最奥に取水堰があり山鶏渓谷はそこで終わりです。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷
深山幽谷の趣がある山鶏渓谷ですが
村役場や中心部は渓谷より上流にあるので
山鶏渓谷には生活ゴミが所々に流れ着いています。
清流とは言いがたいですが写真的には十分キレイです。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷
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☆厳寒の山鶏渓谷 2017年1/17撮影
上記の小滝の厳寒の様子です。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 コアジサイ
前々回の旅行記『◆花咲く東野の清流・初夏の候』でも紹介しましたが
山鶏滝渓谷のある平田村は玉川村の隣り村なので
ここにも北限のコアジサイがたくさhん自生しています。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 コアジサイ
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 コアジサイ
コアジサイ(小紫陽花/アジサイ科アジサイ属)はほとんどの図鑑、資料では関東以西~九州に分布するとありますが、福島県でも茨城県境~隣り村の阿武隈山中辺りまで広く自生します。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 コアジサイ
コアジサイの最大の特徴はアジアサイの代名詞でもある装飾花が無く全て
小さな両性花の集合体です。
小さな花の一つ一つを見るとハナビラがあるのも確認できます。
園芸種のアジサイに比べ遠目では少し華やかさに欠けますがクローズUPで見るととても美しい花だと思います。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 コアジサイ
花序の美しさも特筆です。
あまり注目されることはありませんが
下から見上げると花序は透明感ある青紫色で
アメジスト色した珊瑚のようにも見えます。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 コアジサイ
まだオシベが広がっていない蕾は
小さな小さな手鞠飴みたいで可愛いです。 -
☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 コアジサイ
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 コアジサイ
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☆緑風渡る初夏の山鶏渓谷 コアジサイ
遠目では華やかさに欠けるかもしれませんが
クロースUPでその魅力を開花させるコアジサイです。
これで◆緑風渡る初夏の山鶏渓谷◆はお仕舞いです。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして『いいね』もありがとうございます。
さらに、ご自身の旅行記が少なiいにも関わらずお返しなど期待せずに
こまめに『いいね』をくださるゲスト様にはこの場をかりて
厚く御礼申し上げます。
では、また。 j-ryu
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 琉球熱さん 2018/07/09 23:42:18
- 表紙が!
- j-ryuさん、こんにちは
今回もまた、美しい渓谷の数々。
特に表紙の写真がインパクト大。
うわっ、こりゃすげー
と思わず見入ってしまいましたよ。
いつもながら、足場が悪そうな場所での撮影。撮影機材をもっての歩行はかなりハードじゃないかと推察します。
-----琉球熱-----
- j-ryuさん からの返信 2018/07/10 20:00:28
- Re: 表紙が!
- 琉球熱さん、こんばんは。
マイド!
ご来訪&コメント&いいね!
ありがとうございます。
表紙の滝は一番近い場所は1mもないくらいの近さなんですよ。
これだけの水量の滝にこんなに近づけるのは珍しいと思います。
でもこれ以上水量が多くなると滝飛沫でずぶ濡れになってしまいます。
この日は丁度良い感じでした。
撮影場所は見た目ほどは悪くはないです。
j-ryu
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