2018/07/04 - 2018/07/04
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ドクターキムルさん
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横浜市博物館に行ったついでにミュジアムショップを覗いてみた。土偶関係の本が並んでおり、昨年に初版が発行され、今年になって第2版か第2刷が発行されている本も2冊も並んでいる。最近は土偶ブームで研究者がいるのだろうかと見てみると、著者名に「譽田亜紀子(こんだあきこ)」とある書もある。「土偶女子」ということで、考古学の縄文時代を専門とする博士などの研究者ではない。こうした「土偶女子」が山川出版などの歴史書専門の出版社から本を出しているので驚いてしまった。
こうしたミュジアムショップには土偶のミニチュアや埴輪のミニチュアが並んでいるのが普通である。ここのミュジアムショップでは「縄文のビーナス」と「仮面の女神」の国宝土偶のミニチュアが並んでいる。3種類あるが、いずれも「縄文のビーナス」と「仮面の女神」が同じ大きさにできている。一方は小型で他方は大型である。縮尺が全く異なることは仕方がないにせよ、「縄文のビーナス」は本物とは無関係のデザインに変更されている箇所があり、いくらお土産品であるとはいえ、こうした博物館のミュジアムショップで販売するのには問題があると思った。
1つは「縄文のビーナス」の被り物が未完のままで空洞であり、茶飲み茶碗を載せているようなデザインになっている。これを買った人は本物ではどうなっているかを調べるであろうし、調べるまではどうなっているのか想像もしようか。しかし、空洞にしなければならない理由が見当たらない。
他の1つはこの被り物のデザインが同心円状の模様に変更されている。どんな権利があってこのような変更ができるのか!
もう1つは金銅か何かの金属製の高価なのもので、これは被り物のデザインを省略している。では何故省略してしまっているのか?そんなものを高額で売っているのは詐欺行為に近いのでは?疑問が湧く。
かつで上野の東博のミュジアムショップで見た「縄文のビーナス」のミニチュアは本物と同じデザインで、被り物は「の」の字になっていた(https://4travel.jp/travelogue/10868218)。当時はここ横浜市博物館のミュジアムショップに並んでいる3社の製品は出ていなかっただけなのかも知れない。しかし、東博のミュジアムショップであれ、地方の博物館のミュジアムショップであれ、こうした本物とは異なる意匠に変更されたミニチュアは販売すべきではないと思う。どんな権利があって意匠を変更しているのであろうか?そうした行為は日本の歴史や文化を踏みにじる行為以外の何物でもないだろう。また、こうした「縄文のビーナス」や「仮面の女神」のミニチュアを販売目的で製作する際に、茅野市尖石縄文考古館からの承認は貰ってはいないのであろうか?
営利目的で本物の意匠を勝手に変更していることには腹が立つ。
(表紙写真は東博ミュージアムショップで見た「縄文のビーナス」の被り物の意匠)
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