2018/06/12 - 2018/06/12
463位(同エリア9831件中)
tadさん
4年ぶりにウォレス・コレクションに戻った。過去にも何度も来ているところだが、前回から写真撮影が可能になったし、予習復習がしやすくなった。ここは貴族の館とそこにあった美術品を、館外持ち出し禁止でそのまま展示されているユニークな美術館だ。寄贈されて国営になると、この国ではすべて無料で開放される!
勿論、ルーベンス、レンブラントやムリリョ、カナレットの作品など、それに工芸品や武器類も多いが、私にとっては、ここは、フランスのルイ王朝時代の美しい作品群を楽しむところだ。
特にブーシェとフラゴナールの雰囲気豊かな絵画は、私の好きなフランス・バロック音楽とも時代が重なり、クープランやラモーなどの音楽とイメージが重なる。フランスの優雅な時代をどちらも美しく表現しているからだ。フランス革命の後は、王朝文化も途絶えて、小賢しい権利主張の大衆的な臭いが充満した方向にフランス文化は向かっていく。私の好きなフランスはフランス革命以前なのだ。
フランスで優れた美術家は、当時はローマ賞をもらうと、ローマに留学していたが、ブーシェもフラゴナールもどちらも受賞してイタリア絵画を勉強している。しかし、どちらも、イタリアの影響下に没落することなく、独自の味を出していると思う。ただ、1789年のフランス革命後は、こういう雅な美術はなくなっていく。
一枚目はウォレス・コレクションの二階のブーシェの作品群。ここに見える絵画はすべてブーシェだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ウォレス・コレクションを納める建物の全景。
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ウォレス・コレクションを納める建物
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二階に上がる。周囲はすべてブーシェの絵。
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Boucherブーシェは1703-1770.
亡くなった年がベートーヴェンの誕生の年。 -
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以上が二階に上がったところの踊り場にあるブーシェの絵
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以上がブーシェ
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これはフラゴナール
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ブーシェ
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こちらの子供たちは幸せだ。本物を前にして授業を受けている。無料だしいつでも入れる。
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これだけのコレクションが無料でいつでも鑑賞できる。混雑などしない。
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ブーシェ
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上の部分撮影
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ブーシェ
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上の部分撮影
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ブーシェ
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ブーシェ
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ブーシェ
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ブーシェはマダム・ポンパドゥールのお気に入り画家だった。
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ブーシェ
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この部屋にフラゴナールのブランコの絵がある。
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フラゴナールのブランコの絵
Fragonard(1732-1806)
4年前の旅行記で詳しい写真を出した。 -
上の部分撮影
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フラゴナール
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フラゴナール
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フラゴナール
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ナティエ
(上野の西洋美術館に佳品あり。) -
Rubens
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ゲインズボロ
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3時間近く楽しんで退出。
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