2018/06/08 - 2018/06/17
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なおっぴさん
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結婚20周年を記念して、夫婦で8泊10日のヨーロッパ旅行に行ってきました。
6月08日(金) 関空→アムステルダム泊
6月09日(土) キンデルダイク→デン・ハーグ→ロッテルダム泊
6月10日(日) デルフト→アントワープ→ブリュッセル泊
6月11日(月) ブルージュ→ケルン泊
6月12日(火) ブリュール→ボン→ボッパルト→コブレンツ泊
★6月13日(水) マインツ→ライン川クルーズ→リューデスハイム泊
6月14日(木) フランクフルト→ハイデルベルク→シュトゥットガルト泊
6月15日(金) ホーエンツォレルン城→シュトゥットガルト泊
6月16日(土)/17日(日) 帰国
この日のメインはライン川クルーズですが、午前中に余裕がありそうだったので、マインツに行ってみることにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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コブレンツ中央駅8時54分発のICに乗って、9時44分にマインツ中央駅に着きました。
マインツって、ラインラント=プファルツ州の州都だそうです。
ホームからエスカレーターで1階まで下りて、荷物をコインロッカーに入れました。
ボン(5ユーロ)やコブレンツ(4ユーロ)のロッカーと同じサイズなのに5.5ユーロ。
街の大きさとDBのロッカーの料金って比例してるんでしょうか。マインツ中央駅 駅
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マインツ中央駅からバスかトラムに乗るつもりで、RMVのアプリも入れてたんですが(DBのアプリでは運賃が出ないので)、急いでなかったのでぶらぶらと歩くことにしました。
10分かからないくらいで、シラー広場に到着。
シラーって、ベートーベンの第九の作詞をしたシラーですよね?シラー広場 広場・公園
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もう少しまっすぐ行くと広場があって、ここから左に行くとマインツ大聖堂、右奥に進むと聖シュテファン教会です。
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広場には、一見なんだかわからない不気味な噴水がありました。
よく見たら、可愛らしい天使だか子供だかが沢山いるんですが、色が悪いわ。
鉄くずを寄せ集めたみたいに見えます。 -
左(マインツ大聖堂方面)に進んでいくと、州立劇場がありました。
今やっているのは「Die Nibelungen」のようです。
ワーグナーの、「ニーベルングの指環」とは違うのかな?州立劇場(マインツ) 劇場・ホール・ショー
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よく見たら、上から巨人がこっちを見てました(笑)
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州立劇場の向かいには、グーテンベルクの像がありました。
グーテンベルクと言えば、世界三大発明の一つ、活版印刷ですよね。グーテンベルク広場 広場・公園
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大聖堂の前の広場に着きました。
ケルン、トリーアとならぶ、ドイツ三大大聖堂の1つらしいですが、ここは外から見るだけにしときました。
とても大きな建物なのに、壁がピンク色なので可愛らしい印象。
黒くて重厚な雰囲気のケルンの大聖堂とは大違いです。大聖堂(マインツ) 寺院・教会
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大聖堂の周りをグルっと回って、アウグスティーナー通りまで来ました。
この辺りは、第二次世界大戦の戦火を免れて、昔ながらの木組みの建物が残っているそうです。
右奥に見えてるのは大聖堂の塔のはず。 -
どこだかよくわからない道をうろうろしてるうちに、目的地の聖シュテファン教会に着きました。
私たちの前にいた女の子が扉を開けると、何かの警報音のようなものが鳴り響いています。
「え?入っていいの?」みたいな感じでしばらく迷っていましたが、そのまま中に入って行ったので、私たちも続いて入りました。聖シュテファン教会 寺院・教会
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教会の中は、青の世界でした。
半分じゃなくて、全部、青い。 -
青い光の正体は、青いステンドグラスです。
フランスの画家、マルク・シャガールが手掛けたそうです。
シャガールらしい色と、ふにゃふにゃっとした曲線。
ユダヤ人のシャガールが、カトリック教会のステンドグラスを作成するって、普通のことなんですかね。
その辺の宗教的な感覚がよく分かりません。 -
ずっと鳴り響いていたのは、パイプオルガンを調律している音でした。
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外は明るいのに、本当に別世界のようです。
私はもうちょっと明るい方が好きですけど、落ち着いていて、祈りの場にふさわしいのかもしれません。 -
回廊からの眺め。
ピンクの外観からは、中が青の世界だとは想像できません。
ゴシック様式の窓がすごく可愛いです。 -
トラムの線路沿いに歩き、シラー通りを通って、マインツ中央駅に戻りました。
地下のトイレが1ユーロで「高っ!」と思ったんですが、駅にあるお店で使える0.5ユーロのクーポンが出てきました。
クーポン要らないから、トイレ使用料を安くして… -
上のホームに行くエスカレーターが止まってて、荷物を持って上がるのがイヤだなと思ったら、Sバーンのホームはコインロッカーのすぐ裏で、上がる必要がなかったので助かりました。
ライン川を渡り、10分ちょっとでヴィースバーデン中央駅に着きました。
フランクフルトの方がずっと大きな街なのに、ヘッセン州の州都はヴィースバーデンらしいです。
ライン川沿いだから、昔はこっちの方が栄えてたんでしょうね。ヴィースバーデン中央駅 駅
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リューデスハイムに行くライン川右岸線のVIAは、1時間に1本しかなくて、出発したばっかりだったので、駅の中の売店でお昼ご飯を食べました。
私はケンタッキーが良かったんですが、夫の希望でケバブロールになりました。
(まあ、これはこれで美味しかった)
ドイツには昔からトルコ移民が多いって聞いてましたが、本当にどこの町にも当たり前にトルコ料理のお店がありました。 -
12時35分ヴィースバーデン発、13時06分リューデスハイム着の電車に乗りました。
1時間に1本しか走ってないからか、水曜日のお昼なのに車内はいっぱい。
立っているお客さんも沢山いました。
学生っぽい子はリューデスハイムの1つか2つ手前の駅、残りの観光客っぽい人たちは、ほとんどがリューデスハイムで降りました。リューデスハイム(ライン)駅 駅
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予約していたホテルは、14時にならないと部屋に入れないらしく、荷物だけ預けて観光開始です。
これがつぐみ横丁の入口。
こんなに細い路地が、世界的に有名なの?
つぐみの絵は可愛いけど。つぐみ横丁 散歩・街歩き
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教会前の広場まで来ました。
町のいたるところにアイス屋さんがあって、それぞれにお客さんがいます。
そんなに暑くもなかったのに。
オランダでもベルギーでも思ったけど、ヨーロッパの人ってアイス好きですよね。マルクト広場 広場・公園
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広場にあった公衆トイレ。
入口の機械にお金を入れてから、地下に降りなくちゃいけなくて怖かったんですが、中はとても広くてきれいでした。
トイレのことばっかり書いてる気がしますが、中年女性には大事なことなので(笑) -
つぐみ横丁の反対側です。
リューデスハイムを歩いていると、ちょっと古そうなお店にはだいたい日本語の看板や案内がありました。
日本の景気が良かった頃は、日本人であふれかえってたんでしょうね。 -
ライン川クルーズの出航時間まで、まだまだ時間があるので、ゴンドラに乗ってニーダーヴァルトの丘まで行ってみます。
同じ「ザイルバーン」という名前でも、コブレンツのガラス張りの大型ロープウェイとは全然違います(笑)
クルーズとのセットとか、隣町のゴンドラとのコンビチケットなどもありましたが、往復券(1人8ユーロ)を購入しました。セイルバーン リューデスハイム その他の交通機関
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どこまでも続くブドウ畑の上を上がっていきます。
ゴンドラはサイズ的に2人乗りで、重量制限は200kgって書いてあったと思うんですが、どう見てもそれぞれ100kg超えのカップル+子供が乗っていて、ドイツ人ってそんなにルールに厳しくないんだなって思いました。 -
ゴンドラを降りて少し歩くと、素敵なガゼボがありました。
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さらにもう少し行くと、ゲルマニア(ドイツ民族全体を擬人化したもの)の像がありました。
戦う女神、自由の象徴、という感じでカッコイイです。
普仏戦争に勝利して、ドイツ帝国が成立した記念に建てられたものだそうです。ニーダーヴァルト記念碑 モニュメント・記念碑
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像の前の広場からは、どこまでも続くライン川が見えます。
性格的に、ゆっくり景色を眺めて楽しむタイプじゃないんですが、ここには何時間でもいられそう。
子供の頃から地図を見るのが大好きで、特にライン川流域のドイツの地図を1日中眺めてたのを思い出しました。 -
15時過ぎにホテルに戻ってチェックインしました。
フロントはこの建物の1階ですが、泊まる部屋は別の建物です。ホテルトラウベルュデスハイム ホテル
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多分、近所のつぶれたホテルを買い取ってるんだと思います。
渡されたカギに書いてある部屋番号と、部屋に貼ってある案内図の部屋番号が全然違ってたから(笑)
このホテルも、カギを開けるのが難しくて、開け閉めするたびに「壊れたかも…」ってドキドキするタイプのドアでした。 -
部屋の中は、古いけどキレイにしてあって問題なし。
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バスルームの床のタイルが赤くて、ここだけ攻めてる感じでした。
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16時前になったので、KDの乗り場へ行きました。
16時15分発のゲーテ号でライン川クルーズです。
現役で使用されている最古の外輪蒸気船だったかな?
タイタニックとほぼ同時期に造られた船というと、よくいまだに動いてるなって感心すると思います。
リューデスハイム→ザンクトゴアールスハウゼンの正規料金は20.2ユーロですが、ユーレイルパスの20%割引で16.2ユーロでした。
お客さんが少ないからか、1階のレストランは閉鎖されていて、全員2階に誘導されました。リューデスハイム(KDライン)船着き場 船系
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眺めがよさそうなデッキに座っていたら、外は煙草を吸う人のための席のようで、中に入ることにしました。
思ったよりも船のスピードが速く、気が付いたら最初のいくつかのお城はあっという間に過ぎ去っていました(笑)
これはライヘンシュタイン城(ライヒェンシュタイン城)のはず。
4travelの地図では、別のお城の名前になっているので、位置情報を設定しないでおきます。 -
一眼レフは重いので持ってこなかったんですが、こういう時はやっぱりいいカメラが欲しいなあ。
ミラーレスは、若くて可愛い子のオシャレアイテムみたいになってるので、おばさんが持つのは抵抗があって(笑) -
デッキで必死に撮影している様子。
風がものすごく強くて、ネックストラップがないとカメラが飛んでいきそうなくらいです。
煙草の煙がすごかったので、お城に近付いた時だけ外に出てました。
お客さんがガラガラだったので、外に出たり中に入ったり、右に行ったり左に行ったり、自由に移動できましたが、混んでたら最初のポジショニングが重要かもしれませんね。 -
クルーズで一番楽しみにしていたゾーネック城。
そんなに大きいわけじゃないですが、形が好きです。
上からクッパが出てきそう!ゾーンエック城 城・宮殿
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カウプの中州にあるプファルツ城です。
きれいすぎて、田舎のテーマパークにある出来の悪いお城みたいだわ。プファルツ城 城・宮殿
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ライン川クルーズで一番有名なローレライに来ましたが、ただの岩でした。
船内放送でローレライの曲(私は全然知らないんですが…)が流れて、一緒に歌っているお客さんが沢山いて驚きました。ローレライの岩 自然・景勝地
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ねこ城は、日本人投資家の個人所有らしいです。
ホテルにする予定で何億円もかけて購入・修復したのに、世界遺産登録されてしまったために断念したとか。ねこ城 城・宮殿
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ザンクトゴアのラインフェルス城。
次のザンクトゴアールスハウゼンで下船するので、急いで1階に降りました。
(慌ててたから外輪の内側の写真を撮るの忘れてた!)
予定よりも10分遅れの18時15分に到着。
ザンクトゴアールスハウゼンで降りたのは、私たち夫婦だけでした。ラインフェルス城 城・宮殿
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18時26分の電車に乗りたくて、それを逃すと次は1時間後なので、駅まで急いだら5分もかかりませんでした。
あまりにも誰もいないので、本当に電車が来るか不安になりましたが、ちゃんと時間通りにやってきて一安心。
電車の中から、プファルツ城やローレライ像がよく見えて、船に乗る必要なかったかもと思いましたが、電車の窓が汚くて写真が撮れないので、やっぱりクルーズにして良かったです。
日本の電車ってものすごくキレイなんだなって、この旅行中に何度も思いました。ザンクト ゴアルスハウゼン駅 駅
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船では2時間かかったのに、電車だと25分でリューデスハイムに戻りました。
ご飯は、やっぱりつぐみ横丁のお店で食べたくて、良さそうなお店を探していたら、日本語メニューが貼ってあるお店がありました。
英語や簡単なドイツ語も分かりますが、旅先で日本語があるとホッとしますよね。
メニューを見ていたら、とても愛想の良さそうなおじさんが日本語で「どうぞ」って話しかけてきたので、このお店に決めました(笑)ワインハウス ドロッセルホフ 地元の料理
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でも、日本語メニューはいろんな料理がセットになっていたので、ドイツ語メニューを見て、単品を注文しました。
これは、シュニッツェルについてくるサラダ。
日本だと、これだけでメインになるくらいの量です。 -
そして、ウィンナーシュニッツェル(仔牛のカツレツ)。
指をいっぱいに広げた手のひらよりも大きい(笑)
柔らかくて美味しかったので、さすがにペロッとは無理ですが、夫にちょっとあげたりして食べきりました。 -
夫は、シュパーゲル(白アスパラガス)と、ビールやワインを。
私はお酒は飲めないんですが、ここに来たら頼まないとダメだろうと、めっちゃ甘い白ワインを注文して、少し飲んで夫にあげました。 -
生演奏が終わって、屋根が開きました。
煙草の煙を外に出すためかと思ったら、隣の建物の鐘が鳴りだしました。
20時の鐘のようです。
お店の前では、写真を撮ろうとしている観光客がすし詰め状態。
19時頃にお店に入った時は、屋根が閉まっていたので、毎正時に鳴るわけじゃないみたいです。
ここはすごい特等席だったのか。 -
2人でお腹いっぱい食べて飲んで、チップ込みで55ユーロ払いました。
観光地だからもっと高いかと思ったら、意外と普通の価格。
ほんのちょっとですがアルコールを口にしたせいか、この後の記憶がほとんどありません(笑)
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