2018/06/23 - 2018/06/28
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A.Yamatoさん
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西安から新幹線で約1時間半。世界遺産の龍門石窟へ行ってきました。
1.城壁サイクリング
2.西安街歩き
3.兵馬俑と始皇帝陵
☆4.中国新幹線と龍門石窟
5.(おまけ1)ホテル
6.(おまけ2)飛行機と空港ラウンジ
龍門石窟の共通入場券以下をまわりました。
西山石窟
香山寺
白居易墓園
※東山石窟も同じチケットで行けるようでしたが、西山だけで歩き疲れたのでスキップしてしまいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【西安北駅】新幹線チケット売り場
西安から日帰りで龍門石窟へ行くため、新幹線のチケットを購入します。
チケットを買うのにどのくらい時間がかかるかわからなかったので、前日にチケットを購入するため、西安北駅へ。#事前にネットでも購入可能のようです。
券売機もありましたが、IDカードが必要のようなので、外国籍の人は使えないっぽかったです。一応、IDのところでパスポートを読み込ませてみましたが、ダメでした。
しかたがないので、有人窓口の列に並び、以下の必要事項を記入したメモを係の人に渡しました。途中で何か言われたので、パスポートのコピーを渡しました。
------
日付
時刻
西安北→洛陽龍門
一等座
-------
購入時はパスポートのコピーでOKでしたが、乗車当日はコピーNGだと困るので、本物のパスポートを持っていきました。 -
【新幹線チケット】
写真ではモザイク入れましたが、チケットには氏名とパスポート番号が印字されます。
行きは少し奮発して一等座にしてみました。
2018年6月現在、279.5元(約4,500円くらい)。 -
【西安北駅】
新幹線乗車当日は、地下鉄で西安北駅へ。
西安駅と違って西安北駅は地下鉄と直結しているので便利です。 -
【西安北駅】
新幹線の入口まで来ましたが、なにやら入口が二か所あります。
google翻訳を駆使して解読したところ、左は第二世代の身分証明(よくわかりませんが、ICカード付きの身分証明とか?っていうかgoogle翻訳を駆使するほどの内容じゃなかった。。)を持っている人のようです。
右は「児童」「旅客」という文字が見えます。
おそらく、左側は一般中国人、右側は子供連れとか外国人とかなのかな。
ということで、外国人の私は右側へ。
ここで、荷物検査とチケット、パスポートの確認を行います。
係員がパスポート番号を機械に打ち込んで確認するのですが、私のときにモニターに「不通」みたいな文字が表示されて一瞬アセりました。係員が入力を間違えていただけのようで、その後、無事に通ることができました。 -
【西安北駅】
新幹線乗り場は飛行場のようです。
日本の地方の飛行場より大きいですね。そして新しくてきれい!
でもトイレは洋式がなく、イスラム式みたいなトイレばっかりでした。中国国内では洋式よりこちらがスタンダードなのかもしれません。あとトイレットペーパーもなかったです。やっぱり空港とは違うのね。 -
【西安北駅】
私の乗る新幹線は乗車口A14の09:23発のもの。上海まで行くようです。
「正点」とありますが、定刻通りってことかな?
列車の到着時刻少し前にゲートが開いて、プラットフォームへ行けるようになります。乗り間違いを防ぐためにはいいかも。 -
【西安北駅】
新幹線のプラットホームはこんな感じ。お弁当屋さんやキオスクらしきものはなし。
新しくてきれいですが、さっきの空港のような場所に比べると、暗くて寂しい感じ。 -
【和諧号】
新幹線の先頭。
乗車チケットを持っている人しかプラットフォームには行けないせいか、撮り鉄とかはいなくて、先頭車両の写真を撮っているのは私だけ。 -
【和諧号】
Wikipediaによると、和諧とは、「調和、ハーモニー」の意で、車両は日本の川崎重工業車両カンパニーから購入しているそう。また、日本のE2系1000番台新幹線電車がベースになっているとのこと。 -
【和諧号】車内
一等座の座席はこんな感じ。
ランクとしては以下の3ランクがあるらしい。
商務座
一等座
二等座
商務座は結構お高いので私には手が出ません。帰りは二等座にしてみようかな。 -
【和諧号】車内
一等座はお手拭き、コカ・コーラ、軽食(丸パンとアンズのお菓子と豆菓子)がもらえました。
コカ・コーラが常温なのが惜しい。常温なら水のほうがいいんじゃないかな。。。
っていうかせめて何種類かの飲み物から選ばせてくれればいいのに。
炭酸が苦手な人っていないんでしょうか?
あと、パン単体でもらってその場で食べる人いるんでしょうか。
#パンは翌日の朝食にいただきました。何もつけなくても少し甘味があっておいしかったですが、新幹線の中で食べたいものではないかも。 -
【和諧号】車内
せっかくなので、車内でアンズのお菓子だけいただきました。
駄菓子みたいで懐かしい味です。
のし梅っぽい感じもあり。 -
【和諧号】車内
ずっと見ていたわけではないですが、私が見た限りでは時速306kmが最速でした。 -
【和諧号】車窓から
遠くに風力発電の風車が見えます。 -
【洛陽龍門駅】
定刻通り、11:00過ぎに洛陽龍門駅に到着。
降りる駅の少し前に客室乗務員の方が声をかけてくれました。
さすが、一等座。
洛陽龍門駅も西安北駅と同様、お弁当屋さんやキオスクはありません。 -
【洛陽龍門駅】
改札を抜け、駅を出ると、各交通機関の案内がありました。
私は路線バスで行くつもりなので、右側へ。
っていうかこの駅で降りる人は、みんな石窟へ行く人かと思っていたのですが、どうもそうではないみたい。各々いろんな場所へ散って行ってしまいました。 -
【洛陽龍門駅】
事前にネットで調べた情報によると、洛陽龍門駅から龍門石窟までは67番バスで1元ということでしたので、67番を探します。
・・・が、76番や167番と惜しい番号はありますが、肝心の67番がありません。
よく見ると、167番には「龍門石窟」の文字が見えます。「龍門石窟」を通って「洛陽龍門駅」まできているようですが、逆に「洛陽龍門駅」から「龍門石窟」へ行くかどうかわかりません。
#帰国してよく見て気づきましたが、一番最初と一番最後が同じバス停なので、循環バスだったのかも。。 -
【洛陽龍門→龍門石窟】
しばらく67か167バスを待ってみましたが、その前にさっき見送った「龍門石窟」と大きく書かれた二階建て観光バスが再度見えたので、あきらめてそれに乗ることに。
こちらは片道10元と路線バスに比べると少々お高め。 -
【洛陽龍門→龍門石窟】
駅から石窟まではバスで15分くらいだったかな。
最初は景色がよさそうな2階へ行ってみましたが、屋根がなく、猛烈に暑かったので、おとなしく冷房の効いた1階で待機。
ある程度、お客さんが集まったら出発するシステムになっているみたいです。 -
【龍門石窟】チケットオフィス
終点でバスを降りるも、石窟の入口がわからずきょろきょろしてたら、観光バスの運転手さんがあっちだよ!と教えてくれた。
バスには10人以上、お客さんが乗っていたけど、まっすぐ石窟に向かったのは私を含めて4人だけ。
すこしわかりづらかったけど、チケットオフィスらしき建物に到着。
多分、ここでチケットを購入するんだろうけど、値段の表記がどこにもなくて、ちょっと不安。
他の3人もそうだったらしく、私がチケットを買ったら、「ちょっとチケット見せて。いくらだった?」と質問された。
#最初、中国語で聞かれけど、中国語わからない、っていったら英語で言われた。
あんたら中国語話せるんなら、窓口で聞けばいいじゃん。。。とは言えず、素直にチケットを見せ、100元だったよ、と教えてあげる。 -
【龍門石窟】チケット
右側に副券として「西山石窟」「東山石窟」「香山寺」「白園」があって、それぞれの入口でパンチ穴をあけられます。 -
【龍門石窟】チケット
裏に切手と住所を書くところがあるので、そのまま絵葉書になりそうです。
でも、切手の値段からすると、多分中国国内しかダメですね。 -
【龍門石窟】
チケットオフィスから石窟の入口までは800mくらいあるらしいです。
ちょっと遠すぎない?
洛陽龍門駅で客引きをしていたタクシーの運転手は30元で入口まで行ってあげる、と言っていて、その時は何のことだろうと思っていたけど、きっとそのタクシーに乗っていたら、この800mを歩かずに済んだのね。
まあ、いいや。日傘をさして、頑張って歩く。 -
【龍門石窟】
何やらすごい門で、写真スポットなのに、暑さのせいか、観光客はあまりいません。
人が少ないのはいいんだけど、少々不安になります。 -
【龍門石窟】
入口に地図がありました。
伊河という河を挟んで西山石窟と東山石窟があります。
香山寺と白居易墓園は東山側にあるみたい。
#帰国して調べたら伊河は黄河の支流とのこと。いつか黄河と揚子江を見たいと思っていたので、少しだけその夢がかないました。 -
【龍門石窟】
ようやく石窟入口に到着。
案内にある通り、西山石窟→東山石窟→香山寺→白居易墓園が順路になっているみたいです。 -
【龍門石窟】
Aがいっぱい並んでます。
なんかすごい遺跡ってことなのでしょう。
龍門石窟は世界遺産であるのはもちろん、中国の重要文化財にも指定されているそうです。 -
【龍門石窟】入口
この辺になるとお客さんがちらほら。
とても立派な門を見て、石窟への期待が高まります。
以下、Wikipediaの「龍門石窟」より
『北魏の孝文帝が山西省の大同から洛陽に遷都した494年(太和18年)に始まる。仏教彫刻史上、雲岡石窟の後を受けた、龍門期(494年 - 520年)と呼ばれる時期の始まりである。』 -
【西山石窟】第20窟 潜渓寺
案内プレートによると、唐高宗年間(650-683年)のものとのこと。 -
【西山石窟】賓陽北洞
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【西山石窟】賓陽中洞
Wikipediaによると、『宣武帝の計画を受けて開削された「賓陽洞」3窟のうち、実際に北魏に完成したのは賓陽中洞のみ』とのころ。
龍門石窟の中では古い仏像ってことかな?
手の形も見たことないですが、なにより微笑まれている仏像は初めてみたような気がします。 -
【西山石窟】
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【西山石窟】
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【西山石窟】
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【西山石窟】蓮華洞
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【西山石窟】万仏洞
壁いっぱいに小さな仏様が彫られています。
小さい仏様は15,000あるそうです。 -
【西山石窟】洛陽牡丹石
石に花の絵が描いてあるのかと思いましたが、自然にできたもののようです。
花柄みたいでカワイイ! -
【西山石窟】奉先寺洞
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【西山石窟】奉先寺洞
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【西山石窟】奉先寺洞
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【西山石窟】奉先寺洞
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【西山石窟】フェリー
25元で西山石窟から白園へ行けるみたいです。でも東山石窟と香山寺はスルーしちゃうのかな。 -
【西山石窟】フェリー
なかなか気持ちがよさそうです。 -
【西山石窟】
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【西山石窟】
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西山石窟から東山石窟への橋。
なかなか長い橋です。こうしてみると、伊河の大きさがわかります。 -
西山石窟から東山石窟へ渡る橋の上から、西山石窟を臨む。
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東山から西山
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東山から西山
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大廬舎那仏龕のちょうど対岸にはお祈りする場所が設けられています。
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【東山】
この背負子?をしょっているだけで、玄奘さんだってわかりますね。
この中にお経を入れて天竺から戻ってきたのでしょうか。
日本の西遊記の夏目雅子さんや牧瀬里穂さんとはイメージが違いますが、どちらかというと女性的な穏やかなお顔の像です。 -
【香山寺】
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【香山寺】
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【香山寺】
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【香山寺】
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【香山寺】
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【白居易墓園】
旅行前に読んだ『沙門空海 唐の都にて鬼と宴す』で白居易さんが活躍していたのでご挨拶に伺いました。 -
【白居易墓園】
龍門石窟駅から同じバスに乗ってきた親子とここで遭遇しました。
父子で旅行しているみたいです。青いTシャツがお揃いでイイね!
少しだけしかお話していないので、私の勝手な想像ですが、お父さんは学校の先生っぽい感じでした。 -
【白居易墓園】
白居易のお墓の周りには碑がたくさんありますが、日本のものが多かったような気がします。 -
【白居易墓園】正面
この塚の後ろで少し休憩した後、ところでお墓はどこかな~と前に回ってみたら、この塚がお墓でした。
白居易さんは緑に囲まれた静かな場所で眠っていらっしゃいました。 -
白居易の墓園を出て、洛陽龍門駅行きのバス停を探していたんですが、バス停らしき場所にはタクシーが列をなしていて、まだ先にバス停があるのかな~って歩いて行こうとしたところ、この女性に声を掛けられました。
私が「洛陽龍門駅」という文字を見せたところ、20元でどうだ?この先行ってもバスはないよ、みたいなことをずーっと中国語でまくしたてられて、暑かったせいもあり、このおばさんにお願いすることに。
私はてっきりおばさんはタクシーの仲介をしている人かと思ったら、おばさん自身がドライバーで、しかもタクシーじゃなくてこの乗り物だった!!
「え、、やっぱりいいよ、、」と喉元まで出かかったんですが、断るタイミングを逃し、「まあ最悪、飛び降りれば逃げられるし!」と思ったかどうかは覚えていませんが、覚悟を決めて乗り込みました。
途中、車のあまり通らなそうな田舎道を通ったときは結構ドキドキしたので、洛陽龍門駅が見えた時は、正直ほっとしました。
20元はちょっと高いような気もしますが、まあいい経験をしました。 -
【和諧号】
帰りも新幹線の先頭を激写!
行きの新幹線と形が違うような気がしますが、写真を撮る角度のせいなのかなぁ? -
【和諧号】
「世界記録」?と思って調べてみたところ、2010年に走行試験で世界最高速度記録を出しているので、このことでしょうか。
▼以下Widipediaより
中国では2008年8月から、和諧号(中国鉄路高速)が一部の車両の設計値を大きく超える350 km/hで営業し鉄輪式の営業最高速度記録を持っていたが、2011年7月以降、高コストと安全性への懸念のため最高速度を300 km/hに落としていた。2017年9月21日より京滬高速鉄道で再び最高速度を350 km/hに引き上げた。 -
【和諧号】二等座
帰りの新幹線は一等座にするか二等座にするか迷いましたが、また常温のコーラとパンをもらっても持て余すなーと思ったのと、一等座との違いを見たかったので、二等座を選択。
まず、乗車して席を探すと、私の席と思われる席におじさんがいたので、確認すると、友達が隣に座っているらしく、あっちの席と変わって。と言われたので、交換。
交換した席は2人がけで、隣は静かに寝ているお姉さんだったので、変えてくれてよかった。二等座は一等座より少し狭いけど、まあ、こっちでもいいかなと思いながらウトウトしていたところ西安北駅の1つか2つ前の駅で、さっきのおじさんにチケット見せてと起こされる。
どうも私は車両を間違えていたらしく、おじさんのところへ私以外にも「そこは私の席ですよ」っていう人が来たらしくて発覚。〇号車はあっちだよ!みたいなことを言われて移動する。とほほ。 -
【和諧号】二等座
そうして移動した先は、私が食堂車だと思って通り過ぎていたここだった!
同じ車両にお弁当や水を売っている場所があるし。
でもよく見れば、窓の上に座席番号を示す記載がある。
こういう席で、知らない人と向かい合うのはなんだか気まずい。。
私以外の5人もお互い知らない人同士のようで会話している人はいない。
さっきの席だったら二等座もありかな、と思ったけど、この席だったら一等座がよかった。。。まあ、席を間違えていたせいで、この席にいたのは2駅(20分くらいだったかな?)ですんだのが幸いでした。 -
【新幹線チケット】
復路の二等座チケット。
2018年6月現在、174.5元(3,000円弱)
時間帯による違いもあるのかもしれませんが、一等座は静かで、二等座は賑やかな印象でした。 -
【老冰棒】
西山石窟や香山寺の前の売店でもアイスが売っていてちょっと気になってたんですが、シャーベット系のアイスはなく、「この暑い中、アイスクリームは食べたくないなぁ、、あーガリガリ君が食べたい!!」と思って見送ってました。
で、白居易墓園を出てバス停を探して歩いているとき、小さな駄菓子屋さんのようなお店の入口に「老冰棒 1元」と手書きの紙が貼ってあるのが見えて、飛びついてしまいました。なんで老冰棒がアイスキャンデーだってわかったか、自分でも謎。
というわけで老冰棒、暑い日にはおススメです。
この後、西安市内のコンビニで探しましたが、見当たらず。
コンビニでも売ればいいのに。
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