2018/03/31 - 2018/04/12
291位(同エリア926件中)
ランドムさん
イタリアへの旅行券をプレゼントされ、トスカーナ州に10泊12日で行って来ました。南シエナは公共交通が乏しい地域です。オルチャ渓谷などを効率よく観光するために、現地のプロのフォトグラファーに依頼し、カメラのレッスンを受けながらドライブ観光します。安くはないですが、気になっていた場所を回ることができ、いい写真も残すことができて、好奇心が満たされました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
妻の提案で、オルチャ渓谷の観光を兼ねて、写真ワークショップに参加する計画を立てました。候補のフォトグラファーは2人見つけることができ、そのうち"Tuscany Photography Day"のアフフレド・ファルヴォ氏を選び、プライベートのワークショップを依頼します。
-
ワークショップはアレフレドの車に乗せてもらい、場所を移動しながら、レッスンを受けます。
ワークショップの日は農家に滞在していたため、泊まっている農家Santa Mariaに迎えに来てもらいます。車を借りない旅をしており、送迎をしてもらえるかどうかは、依頼するにあたって、必要不可欠な条件でした。 -
まずは最寄りの町モンティキエッロに連れて来てもらいます。宿から歩くと30分くらいのところにあります。ここでカメラの基本操作を学びます。
ところで、うちには一眼カメラ(Fujifilm X-T2)は1つしかないため、通常は夫婦でシェアしながら、写真を撮ります。ただ、それだと効率が悪いからと、アルフレドが無償でCanonの一眼カメラを貸してくれます。 -
カメラで意識するべきことは、レンズに入る光の総量を考えて、カメラの設定を変更し、写真を撮るように教わります。
町中の建物を被写体に言われたように練習。
おお、すごい!コントラストがいい感じになった。
アルフレド曰く、被写体に当たっている光の質を読む必要があり、良い光とあまり良くない光を指導してもらいますが、これはなかなか難しい。妻も苦戦します。アルフレドは経験が必要だと優しく諭してくれます。 -
30分ほどモンティキエッロを散策したら、車に乗って移動。途中で車を停めて撮影タイム。
波のような大地の起伏が美しい。これがオルチャ渓谷の魅力なのでしょう。
それにしても、近代的な構造物が見当たらない。当然、世界遺産に登録されているから、様々な規制があるのでしょうが、それでもここで暮らす人がこの景色と環境は当たり前と受け入れられないと、このような状態で残せないですよね。 -
車でしばらく移動し、今度はBagno Vignoniという町に連れて来てもらいます。ここは、天然温泉の湧く町で、古代の銭湯が町の中心にあります。今はその銭湯には入れませんが、古い街並みは残っているので、町歩きを楽しみながらのカメラの練習をします。
-
1時間くらい散策して、ランチ時間に。アルフレドおすすめの食料品店"La Bottega di Cacio"で買い物して、食べることにします。店名はチーズ店ですが、ショーケースにはチーズだけでなく、野菜のデリやシャルキュトリーが並んでいます。食べたい物を選んで、お皿で出してもらい、店内か屋外のテーブル席で食べます。
アルフレドに食べたいものを聞かれましたが、よくわからないので、おまかせにします。 -
おまかせで買ってきてくれのがこちら。ワイン込みで一人当たり15ユーロ。
食事中はイタリアでの生活のことや私たちの旅行プランの話など雑談をして楽しみました。
そうそう、イタリアといえばピザですが、トスカーナのピザの美味しいところはあるのかと聞くと、基本的にどこのピザ屋も美味しいけれど、トスカーナらしいピザ屋はあまりないかもと答えてくれました。やはりトスカーナでは、肉・チーズ・パスタ・ワインを楽しむのがいいのかも。 -
午後の街歩き・ドライブを再開します。
Bagno Vignoniから坂道を下ると、温泉が溜まっている池に行くことができます。水着を着て、温泉浴を楽しめる場所です。今年の4月上旬は例年よりも寒かったようで、まだ温泉に入っている人は少ないですね。 -
ちなみに、温泉の源泉はBagno Vignoniの町から出ています。上から温泉が流れて、池に溜まっているようです。日本では上から流れてくる湯を溜めて、温泉を作っているところはあまりなさそうな気がしますが、どうなんでしょうか?
-
また車に乗り、Bagno VignoniからVignoni Altoという小さな集落に連れてきてもらいます。この集落は小高いところにあり、もう1世帯しか住んでいないようです。ここからの景色はとっておきだとアルフレドは言います。楽しみです。
集落の入り口に猫がおり、私たちが到着すると、あたかも道案内をするかのように私たちの前を歩いて行きます。アルフレドもここでは彼が(彼女かもしれないが)ガイドだと冗談を言います。 -
猫とは直に分かれ、唯一の住民の家の軒先にアルフレドが案内してくれます。そこからの景色がいいんだそうです。その住民とは友達らしく、よくそこで写真を撮らせてもらっているらしい。
その場所に着くと、パノラミックな景色が広がり、まさしく絶景がありました。ガイドブックには載っていない、地元民しか知らないスポットですね。 -
ランドスケープを堪能したら、また街撮りの練習をしに、今度はピエンツァに行きます。
アルフレド曰く、ピエンツァは光と影を使った写真を撮るのに適した街だそうです。そこで、そのお手本をまずは見せてもらいます。さっとその場で写真を撮り、カメラの液晶に表示させて見せてもらいます。人の顔に光があたり、影から現れてきているような表現がされています。(表示されている写真はその写真ではありません)
そういう写真を撮れるように、90分間、各自で街中を歩いて練習してみるようにと指示され、解放されます。ピエンツァ市街の歴史地区 旧市街・古い町並み
-
あちこち街中を移動して、自分なりにロケーションを探します。試し撮りをしますが、思うような写真はなかなか撮れません。なんとかそれっぽい写真を自分でも撮れそうな場所を見つけ、練習します。
思うように人が通らないので、粘る事15分。やっといい感じに人の顔に光があたったので、シャッターを切る。まぁまぁ味のある写真が撮れました。時間いっぱいピエンツァで写真を撮る練習をしましたが、納得のいく写真はこの1枚しか撮れませんでした。 -
ちなみに、90分みっちり練習したというよりかは、買い物したり、教会に入ったりなどして、観光もしていました。バラバラに行動していた妻とも一度合流し、一緒にお土産を選んだりしました。
お題の写真はうまく撮れたかを聞いて見ると、撮りたい写真が他にあったからと、別のテーマの写真を撮って歩いていたと言う。おいおい(笑) -
待ち合わせ場所で一同合流したら、車に乗り、ピエンツァの周辺を巡ります。少しずつ日が傾き始めており、景色には昼間と違った色合いや雰囲気が出ています。
ときどき車を下りて、山と草原と農家の風景を堪能します。 -
名映画「グラディエーター」の撮影ロケ地にも連れてきてもらいます。
主人公マキシマスが最期に思いを馳せていた故郷の風景。とても美しい印象的なシーンで、グラディエーターファンなら行ってみたいと思う場所の一つでしょう。
予習のために、日本を出発する前にグラディエーターを観ておきました。そのおかげで、すぐにこの場所にピンと来ました。観ておいてよかったです(笑) -
ワークショップの最後に訪れたのが、Vitaletaチャペル。ここでゴールデンアワーからブルーアワー(太陽が沈む30分前後の時間帯)の撮影を体験します。この時間の撮影は三脚が必須なんですが、三脚は持っていないので、アルフレドの私物を2脚借りての体験です。
あいにく空が曇ってきてしまったので、一番美しい景色は撮れませんでしたが、光が少ない時間帯で手ブレせずに撮れるのはワクワクしました。 -
ワークショップを終えて、送ってもらった先は、最初の町モンティキエッロ。21時にその町にあるレストラン"La Porta"にディナーの予約を入れておいたので、そこで降ろしてもらいます。
朝10時半から夜8時過ぎまで丸一日お世話になったアルフレドともお別れ。自作のテキストをもらい、最後に握手をして、別れを告げます。名残惜しいです。
予約の時間まで小1時間あったので、近くのバーでアペリティーボをいただき、時間を潰します。 -
21時になり入店。中2階の席に案内してもらいます。
座席間隔はちょっと狭目だけれど、お店の雰囲気は落ち着いていい。 -
お目当はガルガネッリのパスタ。トスカーナの郷土パスタの種類の一つで、まだ食していなかったので、食べる機会ができて良かったです。
デザートまで注文したので、お店は23時を過ぎて出ます。そして、30分ほど歩いて、宿に戻ります。美味しい食事とワインでお腹は膨れ、日中の疲れも出て、若干の千鳥足。
アルフレドのおかげで、行きたいところや穴場スポットを巡ることができたし、撮りたかった写真や新しい表現の写真も撮ることができて、この日は楽しみと好奇心を満たすことができました。ただ、ワークショップの値段は410ユーロ(1グループあたり)で、2人だと高いです。人に勧めるんだったら、4-5人のグループを作ることを提案ですね。ラ ポルタ イタリアン
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- sanaboさん 2018/07/26 17:01:29
- はじめまして
- ランドムさん、はじめまして
ご訪問、ご投票をいただきまして、ありがとうございました。
現地のフォトグラファーの方とご一緒にオルチャ渓谷を周られたのですね~! 現地の方なら良いフォトスポットをご存知でしょうし、写真の勉強にもなり、一石二鳥ですね。 そのような旅の方法があることを初めて知りました。 フォトグラファーの方には個人でコンタクトなさって依頼されたのですか?
素敵なお写真の数々、懐かしい風景を楽しませていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします♪
またお伺いさせていただきますね^^
sanabo
- ランドムさん からの返信 2018/07/26 22:54:29
- RE: はじめまして
- sanaboさま
はじめまして。
こちらこそ、今回の旅行記をお読みいただき、ありがとうございました。
> フォトグラファーの方には個人でコンタクトなさって依頼されたのですか?
そうです。トリップアドバイザーに"写真ツアー"という項目があり、そこから探してコンタクトを取ってみました。この手の情報は、海外系のサイトの方がよくまとまっていますね。
なるべく"ためになる"や"面白いと感じる"旅行記の投稿に努めていきたいと思っております。
また気が向いたときにみていただき、感想を残していただけると幸いです。
ランドム
-
- Kittyさん 2018/07/26 14:43:23
- フォトワークショップ
- ランドムさん
こんにちは、初めまして。
現地のプロ写真家に教えてもらえるフォトワークショップ、いいですね!
私も以前日本の写真家さんと一緒に行く海外ツアーに参加したいな~と思ったことがあったのですが、1人50万もしたりと高額で諦めてしまっていましたが、こういった現地でワークショップに参加するのは思いつきませんでした。
海外の方だと写真の撮り方も日本とは違ったアイデアもありそうですし、何より現地を知り尽くしているカメラマンならではの場所なども教えてもらえそうですね!
カメラや三脚を貸してもらえるのも嬉しいですね~。
もし次回どこか海外に行った時にそういった現地のワークショップがあれば参加してみたいなと思いました。
貴重な情報頂けてよかったです(*^_^*) ありがとうございました。
Kitty
- ランドムさん からの返信 2018/07/26 22:38:49
- RE: フォトワークショップ
- Kittyさま
初めまして。
旅行記を読んでいただき、ありがとうございます。
また、それが参考になったと言っていただき、とても嬉しく思います。
日本でカメラマンを調達するよりも、現地調達は値段的には安くなると思うので、写真が好きでしたら、おすすめだと思います。特にプライベートとなれば、行きたい場所とか撮りたいものとかの自由度が増すので、カメラマンに事前に相談して、レッスンを受けられるのもポイントだと思います。
一方で、レッスン中の会話は普通の英会話とは違いました。カメラの専門用語を英語で覚えていなかったので、スムーズに教えられていることを理解はできていませんでした。例えば、F値を"F stop"と言うことなど。レッスンを受けながら理解していきましたが、予め勉強しておくのが良かったなと思いました。なんとかはなるんですけれどね。
あと、カメラマンが約束をすっぽかすということを経験したことがあるので、そういうリスクがあることも知っておくと良いかもです。その時のネタは下記リンクにまとめてあります。
https://4travel.jp/travelogue/11269999
とは言え、今回参加してみて刺激的だったので、機会がありましたら参加されると良いと思います。
良い機会に恵まれることをお祈りしております。
ランドム
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
イタリア の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ Tuscany 2018
4
21