香福寺（相模原市緑区橋本5）

2018/06/19 - 2018/06/19

　相模原市緑区橋本5にある香福寺は臨済宗建長寺派のお寺で橋本山香福禅寺という。應永年間（1394年～1428年）に建長寺67世の蔵海性珍（応永18年（1411年）没）が開山、その後矢嶋左近尉（寛永17年（1640年）没）が中興したと伝えられている。境内には橋本元宿から移された薬師堂がある。本尊は地蔵菩薩像で、本山建長寺と同じであるが、本山に合わせたのではないという。それにしても地蔵菩薩像を本尊としているお寺は珍しい。
　山号「橋本山」は近くの瑞光寺と同一である。宗派が異なるお寺同士で山号が同じであるのは初めてだ。
　新旧の六地蔵の他に角石柱の3面に各面に2体づつのお地蔵さまを彫った六地蔵もあるが、これは相模原市内では6基目である。住職にこの六地蔵について尋ねたが分からないという。
（表紙写真は香福寺本堂）

エリア 相模原(神奈川)

大通り（県道505号線）側に新に設けられた入口。

香福寺境内。

観音菩薩像と薬師堂。

観音菩薩像。

鐘楼。

梵鐘。

高野槇。

手水舎。

手水鉢。

六角石柱。

六地蔵。

六地蔵。新しい六地蔵の後ろにも古い六地蔵。

六地蔵。新しい六地蔵の後ろにも古い六地蔵。

六地蔵。角石柱の3面に各面に2体づつのお地蔵さまを彫っている。これは相模原市内では6例目になるが、彫が一番鮮明である。

六地蔵。

六地蔵。

地蔵堂。

お地蔵さま。

慈母観世音菩薩像。

「橋本山　香福寺」寺号標石。「橋本山」は近くの瑞光寺と同一である。

山門。これが本来の入口。

香福寺本堂。

本尊の地蔵菩薩と薬師堂に祀られている薬師如来像の事が記されている。

香福寺本堂に掛かる「香福禅寺」の扁額。

九重石塔。

池の鯉。

池。

香福寺客殿。

香福寺客殿。

香福寺客殿。

牡丹の彫刻。

欄間彫刻。

欄間彫刻。

香福寺庫裡。

香福寺庫裡。

香福寺駐車場。

門前の欅の木。曲がっていて柱にはならないであろう。

門前の欅の木。曲がっていて柱にはならない。