フラッシュパッカー 一人旅　スリランカ　６日目（ゴール）

2018/06/03 - 2018/06/11

６月８日（金）晴れ。
キャンディから世界遺産の街ゴールに向かいます。
200kmの道程、コロンボ近郊のカダワタからゴールまでは高速道路を利用しますが、そこまでは一般道。途中、昼食をはさんで5時間20分の長時間ドライブです。

〈旅程〉
６月　３日　成田→ニゴンボ　　　　　　　　　　　　　　ニゴンボ泊
６月　４日　ニゴンボ→ダンブッラ→ピドゥランガラ　　　シギリヤ泊
６月　５日　アヌラーダプラ→ミヒンタレー　　　　　　　シギリヤ泊
６月　６日　ポロンナルワ→シギリヤロック　　　　　　　シギリヤ泊
６月　７日　シギリヤ→マータレー→キャンディ　　　　　キャンディ泊
６月　８日　キャンディ→ゴール　　　　　　　　　　　　ゴール泊
６月　９日　ゴール→コロンボ　　　　　　　　　　　　　コロンボ泊
６月１０日　コロンボ発　　　　　　　　　　　　　　　　機内泊
６月１１日　成田着

エリア ゴール(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝7時、ホテルのレストランで朝食。メニューは充実しています。

Radisson Hotel Kandy ホテル

天気が回復したのでオープンテラスでいただきます。

セルフサービスのコーヒーを取りに行っている隙に、リスがクロワッサンを失敬。今回のホテルでは、ここだけが飲み物のテーブルサービスがありません。

8時30分、ホテル出発。キャンディ湖です。

キャンディ湖 滝・河川・湖

ところが、いきなりこの渋滞。わずか1kmほどの市街を抜けるのに30分以上かかってしまいます。

キャンディのシンボル、バヒラワカンダ寺院のホワイトブッダ。

ホワイトブッダ 寺院・教会

キャンディから1時間、カドゥガンナワ展望台。あたりは鬱蒼としたジャングルです。

遠くに見える平らな頂上の山は、バタレーガラロックと呼ぶらしい。

コロンボ-キャンディ道路。コロンボに近づくにつれ交通量が増え、スピードが出ません。

道路事情はやや改善。

ようやくカダワタ・インターチェンジから高速道路に入ります。
ここまで3時間ちょっと。

路肩の車が炎上。整備不良車？それとも荷物から発火？

料金所はしっかりした造り。

ゴム園、イギリス植民地時代の遺産。

こちらはヤシ園。

サービスエリアは近代的。

トイレは有料、20Rs.（10円）。

ここで昼食。サンドイッチとミックスジュースで420Rs.（300円）、十分です。

再びゴールを目指します。
この辺りは茶畑とシナモン園が多い。

ゴール出口です。

インド洋が見えます。右がゴール。

旧市街はあの辺り。

オールド・ゲートの大英帝国の紋章。
裏側のオランダ東インド会社の紋章は見落としました。

ゴール旧市街とその要塞群 旧市街・古い町並み

裁判所

警察署

ゴール灯台

ゴール灯台 建造物

反対側から。

美しい景色です。

モスク
ゴール旧市街全体が世界遺産です。

フラッグ・ロック要塞

砲台の跡でしょう。

木の下でくつろぐ人々。

ネプチューン要塞

スリ・サドハマラヤ仏教寺院

アエロス要塞

ドライバーのサミーラには時計塔で待ってもらい、砦の上を歩きます。

スター要塞

すばしっこいイグアナをようやくカメラに収めることができました。

ムーン要塞

時計塔

時計塔 建造物

時計塔の基部には植民地時代を表現する銅像。

ムーン要塞の下にはゴール・インターナショナル・クリケット・スタジアム。
試合があるときは要塞の上に大勢の人が集まるそう。タダで観れますから‥。

旧市街の高級ホテル、アマンガラ。
1泊550$から。高くて手が出ません。というか、それほど興味なし。

Amangalla ホテル

でも、内部はしっかり見せていただきました。

オランダ教会

オランダ教会 寺院・教会

海洋考古学博物館、入りません。

オール・セインツ教会
南アジアや東南アジアの国々は、それぞれ植民地時代を経験していますが、ゴールはその名残りが狭い範囲にぎゅっと詰まった感じで一つのテーマパークのよう、世界遺産となったのも頷けます。
これで旧市街をザックリ見終わったので、ホテルに向かいます。

オール セインツ教会 寺院・教会

ホテルはジェットウィング・ライトハウス。
熱帯建築の巨匠・ジェフリー・バワの最高傑作の一つといわれています。

ジェットウィング ライトハウス ホテル

建築は好きですが、実はジェフリー・バワにさほど興味がありませんでした。
とは言いながら、今回の旅でもこのジェットウィング・ライトハウスの他、ジェットウィング・ビーチ、コロンボのNo.11、シーマ・マラカヤ寺院、パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェなどバワゆかりの場所はちゃっかり訪れます。
「地球の歩き方2018~19」にはバワの特集が8ページ組まれていますが、「ロンリー・プラネット」では僅か3分の1ページのコラムだけ、写真なしです。洋の東西でそれほど評価に差があるということでしょうか？

エントランスの螺旋階段からバワ独特のドラマティックな演出が始まります。

ホテル見学も一つのテーマです。
切り立った崖のすぐ上に建っています。

ロビーの外のテラス

隣接するジェットウィング・ライトハウス・クラブにつながる通路。

海を望む四阿

バワの代名詞、インフィニティ・プール。

自然との共存を意図しています。

ホテルのすぐ側は荒々しいインド洋です。

直線とアースカラーはバワの定番。

おなじみの螺旋階段の意匠。ポルトガル軍とシンハラ族の戦闘でしょうか？

スペイン風の最上階

部屋はこんな感じ。
磯を洗う波の音は完璧に遮断され、空調音も静か。快適で申し分ありません。

夕食に出かけるまでプールでリラックス。
一部足の立たない深い場所があるので、泳ぎの不得意な人は要注意です。

日が傾いてきたので、旧市街へ夕食に出ます。

食事の前に旧市街を少し散策。普段着の観光地が垣間見えます。

夕日を見たかったのですが、すでに沈んだあと。

夕食はここ、ココナッツ・サンボル。トリップアドバイザー上位店ですが、客は誰もいません。見えている人影はお店の人。

料理も準備できていないので、外に出ようとすると「いま作るからちょっと待って」と。

自分たちで食べていた、クラッカー（揚春巻きのようなもの）の残りを出してくれます。これが結構イケる。

5分ほどでカレーが準備できました。温め直しかな？

でも、これが意外に美味しい。
ココナッツの雑炊みたいなのとゆで卵、ミートボールも付いて、いかにも家庭料理。ミネラルウォーターを入れて1,040Rs.（700円）。悪くありません。

ホテルに戻って、また買い置きの缶ビール1本。
今日の歩数は10,682歩。ドライブが長かった。