【ウィーン逍遥３】市内そぞろ歩き

2018/05/14 - 2018/05/14

翌日まず取り掛かったのが、SIMの入手と市内交通機関の1週間パスの入手。
ともに優れもの。
T-mobile の15ユーロのプランは1ヶ月16ギガ。APNも設定不要で、刺せばすぐにつながる。
１週間パス（Weekly ticket）は16.2ユーロだから2000円ほど。月曜日の9時から翌週の月曜9時まで使える。
ウィーンを離れるのが来週月曜朝なので、滞在中は全部これでカバーできる。地下鉄でもトラムでもバスでも使える。時々検札はあるとのことだが、ウィーンの交通機関は改札口もないので、チケットさえ携帯していれば市内どこでも自由に行ける。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日はミッテ駅からシュテファンプラッツ駅まで2駅地下鉄で移動した。
今日は同じコースを逆に歩いてみよう。

気持ちよく散歩できる裏町を歩いて、

シュタットパーク。
ここには有名なシュトラウス像がある。

ヨハン シュトラウス像 モニュメント・記念碑

花時計の向こうにクーアサロン。
シュトラウスも活躍したコンサートホールだ。

市立公園 広場・公園

シュタットパークには音楽家の像が多く建てられている。
ウィンナワルツの作曲や指揮をよくしたロベルト・シュトルツ。

市立公園 広場・公園

音楽家だけではない。
こちらは画家の王と呼ばれたハンス・マカルト。

市立公園 広場・公園

シューベルト。
この公園にはこのほかにもベートーベン、モーツアルト、ブルックナーなど数々の銅像が建てられている。

シューベルト像 モニュメント・記念碑

ドナウ運河から引かれた小川や池では、鳥たちが羽を休めていた。

市立公園 広場・公園

ネットで調べるとオーストリアのプリペイドシムならT-mobile 一択と多くの意見が一致している。
ミッテ駅のモール２階のT-mobile でSIMを購入。

ザ モール ショッピングセンター

8ギガ10ユーロプランと16ギガ15ユーロプラン。
8ギガで十分と思ったが、16ギガを大人買い。

ザ モール ショッピングセンター

日本円でだいたい2000円。これでウィーン滞在中はつなぎ放題だ。
日本の空港でWIFIモバイルをレンタルするのと比較にならない安さだが、国によってはAPN設定など時間がかかり面倒なこともある。
その点、T-mobile はSIMを刺せばすぐにつながる快適さ。

続いて市内交通の一週間パスを調達。
片道チケットや24時間パスなどはこの機械で使用前に打刻しヴァリデートする必要がある。
一週間パスはあらかじめ使用期間が決まっているので不要。

街の全体雰囲気をつかもうとリンクを走るトラムに乗ってみたら、途中からリンクを離れ外に向かっていく。
SIMでつながったばかりのipadで確認すると、マッツラインスドルフという駅で鉄道に乗り換えられるようだ。

ウィーン中央駅 駅

一駅でウィーン中央駅。
改装なったばかりの美しい駅。

ウィーン中央駅 駅

ここからはバスで移動しよう。
トラム、電車、バス。
どこへ行くのもフリーパスなので、移動のストレスが全くない。

ウィーン中央駅 駅

小一時間バスに乗り、やってきたのがウィーンの市庁舎。
時刻もちょうど12時。
ここでランチにしよう。

ウィーン市庁舎 現代・近代建築

市庁舎の地下にはラートハウスケラーという有名なレストランがある。

ヴィーナー ラートハウスケラー 地元の料理

階段を降りて地下へ。

ヴィーナー ラートハウスケラー 地元の料理

このレストランを訪れる団体客も多い。
団体用の部屋がこちら。

ヴィーナー ラートハウスケラー 地元の料理

個人客はこんな落ち着いた部屋に案内される。

ヴィーナー ラートハウスケラー 地元の料理

ケラーというからにはワインを飲まなければ。

ヴィーナー ラートハウスケラー 地元の料理

ホワイトアスパラのサラダ。

ヴィーナー ラートハウスケラー 地元の料理

グリーンアスパラも食べてみたいと、クリーム煮をオーダー。

ヴィーナー ラートハウスケラー 地元の料理

ここもウィンナーシュニッツェルが名物だけど、昨日食べたので、それと並びウィーン三大料理の一つとの声もあるターフェルシュピッツ。
仔牛とたっぷりの野菜を煮込み、ホースラディッシュやリンゴのソースで味を調えた料理。
皇帝フランツ・ヨーゼフの好物だったという。

ヴィーナー ラートハウスケラー 地元の料理

ドナウ川の中洲にあるプラーター公園。
ここでは1873年に万国博が開かれ、日本政府も公式に参加しており、訪欧中の岩倉使節団も訪れている。

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

それにもまして有名なのが、戦後の名画「第三の男」の舞台となった大観覧車。
乗ろうとしたがなぜか休止中。

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

この時期のウィーンには、白い綿毛が飛び回っている。

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

その正体はポプラらしい。
滞在しているホテルエントランスも夕方になると真っ白に積もっているほど。

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

地下鉄で国立歌劇場まで戻り、地下の案内所で東京から予約していたウィーンパスを引き取る。
50以上の観光施設に無料で入れるが、２日用で1万円を超えるので元が取れるかどうかは微妙。
しかし、チケット購入で並ばなくて済むので損を覚悟で購入した次第。

リンクシュトラーセン ガレリエン ショッピングセンター

国立歌劇場の最寄り駅はカールスプラッツ駅。
その駅舎はウィーンを代表する建築家オットー・ワグナーの作品。
アールヌーボーの記念碑的傑作である。

カールスプラッツ駅舎 建造物

カールスプラッツ駅からは公園越しにカールス教会。
これもペスト流行の終息を願って建立された教会。

カールス教会 寺院・教会