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私のタイランド初上陸.....それは今から約30年前の1989年....。<br /><br />バックパッカーをしながら、オセアニア(ワーホリ)/米国(大学遊学)/欧州(ユーレールパス)と、ウロウロしたのち、初めて(その時は全く興味の無かった)アジアに足を踏み入れました......<br /><br />ユーレールで行き着いた先のギリシャで購入した一番安いアジア行のチケット。<br /><br />それが、アテネ発シートの壊れた、飛行機なのに、なんと自由席のビーマン・エア(バングラ航空)→ドバイ(昔のボロイけどやたらにピカピカに金色に輝き放ち、免税店の店員は、ほぼフィリピーナだったドバイ空港の時代)→バングラディッシュ(ダッカ)経由→タイ(バンコク)→香港(九龍城が健在のカイタック空港時代、ノースウエストNo1で)→日本という航路だったと記憶....している。<br /><br />あの頃、まだ若かった私は、欧米文化の底意地の悪さや差別・人間の冷たさや(麻薬が流行り、盗人ばかり...気も許せない状況)に心底、辟易、身も心も疲れ果てておりまりました。<br /><br />こんな心情で、意図しなく偶然に立ち寄った、この意味もなく誰もが恥かしそうに『微笑む』国の人々が(今は知らんが昔はそうだった).....余りにも眩しすぎ、この魔力に例外なく秒殺.....<br /><br />その時の率直な気持ちは、<br />「ああああ~.....やっぱ、アジアはええわ...俺はやっぱ、アジア人なんやなぁぁ....」<br /><br />それからというもの学生時代後半、何度もこの国に沈没してしまい、脳みそと体がほぼメルトダウン。<br /><br />ただ、大学卒業間際に、タイの堕落した生活に溺れつつも....ギリギリの土俵際で足の親指一本で持ちこたえ.....奇跡的に「正気」を取り戻し.....<br /><br />その後は、親を泣かせる事も無く、なんとか(表面的には)全うな社会人となり....ほぼ四半世紀強が経年......気がついたら、いつの間にか、お腹と頭皮が気になるただのおじさんになっていた......という現実。<br /><br />そして今は、なんのご加護か、〔西欧人の覆面をかぶった〕タイと思われる「伯剌西爾」という国に身を置いている為に.......憧れと想い出の「微笑王国」からは(距離的にも時間的にも金銭的にも)、どんどん遠のく生活.....<br /><br />そうこうしているうちに、人生の三分の二が終わってしまい.......銀行員だったら、子会社に出向という歳も遠に越え......<br /><br />こりゃ、あかんな...そろそろ人生「最終章」、身支度をせにゃ...と、はたと「正気」が再びリバース.....そして、約10年ぶりのタイ大遠征に.......<br /><br />......しかし、振り返れば、この30年.....タイを強く想えば想うほど、どんどんと自分から遠く離れて行くという、この摩訶不思議な運命.....<br /><br />.....まあ、そのおかげで、【ここまでは】...「おかしな足の踏み外しかた」もせず(まあ会社員としては可也おかしい人生だが)......家族を捨てる事も無く(...捨てられる事も無く....)ここまで来れたといえるかな....苦笑<br /><br /><br />.....ああ、でも、最近....年老い、そろそろ人生の先が見えてきたら...心が脱線しそう......このまま〔暴走老人〕になっちゃうかも.....。

約10年ぶりの...微笑みさがし...(Beach Rd沿いの狭くて、小汚ねぇ、パタヤの海岸編) - Thailand - from Brasil #15(パタヤ/タイランド)

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2017/12/24 - 2018/01/01

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コタ(Kota)1号

コタ(Kota)1号さん

私のタイランド初上陸.....それは今から約30年前の1989年....。

バックパッカーをしながら、オセアニア(ワーホリ)/米国(大学遊学)/欧州(ユーレールパス)と、ウロウロしたのち、初めて(その時は全く興味の無かった)アジアに足を踏み入れました......

ユーレールで行き着いた先のギリシャで購入した一番安いアジア行のチケット。

それが、アテネ発シートの壊れた、飛行機なのに、なんと自由席のビーマン・エア(バングラ航空)→ドバイ(昔のボロイけどやたらにピカピカに金色に輝き放ち、免税店の店員は、ほぼフィリピーナだったドバイ空港の時代)→バングラディッシュ(ダッカ)経由→タイ(バンコク)→香港(九龍城が健在のカイタック空港時代、ノースウエストNo1で)→日本という航路だったと記憶....している。

あの頃、まだ若かった私は、欧米文化の底意地の悪さや差別・人間の冷たさや(麻薬が流行り、盗人ばかり...気も許せない状況)に心底、辟易、身も心も疲れ果てておりまりました。

こんな心情で、意図しなく偶然に立ち寄った、この意味もなく誰もが恥かしそうに『微笑む』国の人々が(今は知らんが昔はそうだった).....余りにも眩しすぎ、この魔力に例外なく秒殺.....

その時の率直な気持ちは、
「ああああ~.....やっぱ、アジアはええわ...俺はやっぱ、アジア人なんやなぁぁ....」

それからというもの学生時代後半、何度もこの国に沈没してしまい、脳みそと体がほぼメルトダウン。

ただ、大学卒業間際に、タイの堕落した生活に溺れつつも....ギリギリの土俵際で足の親指一本で持ちこたえ.....奇跡的に「正気」を取り戻し.....

その後は、親を泣かせる事も無く、なんとか(表面的には)全うな社会人となり....ほぼ四半世紀強が経年......気がついたら、いつの間にか、お腹と頭皮が気になるただのおじさんになっていた......という現実。

そして今は、なんのご加護か、〔西欧人の覆面をかぶった〕タイと思われる「伯剌西爾」という国に身を置いている為に.......憧れと想い出の「微笑王国」からは(距離的にも時間的にも金銭的にも)、どんどん遠のく生活.....

そうこうしているうちに、人生の三分の二が終わってしまい.......銀行員だったら、子会社に出向という歳も遠に越え......

こりゃ、あかんな...そろそろ人生「最終章」、身支度をせにゃ...と、はたと「正気」が再びリバース.....そして、約10年ぶりのタイ大遠征に.......

......しかし、振り返れば、この30年.....タイを強く想えば想うほど、どんどんと自分から遠く離れて行くという、この摩訶不思議な運命.....

.....まあ、そのおかげで、【ここまでは】...「おかしな足の踏み外しかた」もせず(まあ会社員としては可也おかしい人生だが)......家族を捨てる事も無く(...捨てられる事も無く....)ここまで来れたといえるかな....苦笑


.....ああ、でも、最近....年老い、そろそろ人生の先が見えてきたら...心が脱線しそう......このまま〔暴走老人〕になっちゃうかも.....。

旅行の満足度
5.0
同行者
友人
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

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