2018/06/04 - 2018/06/13
450位(同エリア542件中)
HANAさん
ベルゲン1日目
ベルゲンで観光出来るのは3日間。天気予報によればお天気がよいのは初日だけ。段々悪くなって来るようです。だから前日到着後にフィヨルド観光の予約をしておけばよかったのですが既に後の祭。ベルゲン大学文化博物館とコーデ美術館はぜひ行きたいし、3日目は月曜日なのでお休みのところが多い。なので最終日にフィヨルド観光することにしてベルゲンカード48時間のものを購入して市内観光することにしました。ベルゲンカードは市内交通と博物館等が無料もしくは割引。オスロパスより値段は安いが市内は徒歩だしライトレールは一路戦しかなく空港で購入していれば空港から使えたのにと反省。
先ず観光案内所のある港まで歩いていきました。そこでベルゲンカード購入。すぐそばのハンザ博物館を見学。集会所と続けて見学し、続いてちかくのフロイエン山のケーブルカー乗り場に行くと機械のトラブルで運休中。
ベルゲンで一番行きたかったのはベルゲン大学の博物館。キリスト教芸術が充実していると聞いていたので。バスを使って行ってみると素晴らしいコレクションに目がくらみました。いったん戻って魚市場で遅いランチを食べた後次にベルゲンにも木造教会があることを知ってライトレールで出かけていくことにしました。駅から歩いてたどり着いた森の中にあったフォントフト・スターヴ教会は放火で焼失した後再建されたものなのでノルウェーの今も残る木造教会としてはカウントされてませんが、美しい姿でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝食は一階。卵料理は目玉焼きを作って貰いました。
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ベルゲン一日目。グランドホテルは駅前の老舗ホテルだが私の宿泊しているのは歴史ある建物をホテルにリニューアルしたもの。 エレベーター無しの2階建て。リニューアルしてあるので水回りなどは本館より新しいらしいがエレベーター無しの2階の部屋に4泊はちょっとしんどいのでフロントに1階か部屋は狭くても良いので本館にしてほしいとリクエストを入れる。
Grand Hotel Terminus ホテル
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朝から港はイベントがあるので屋台の準備がされてました。
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魚市場の近くは朝からにぎやかです。
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歩いて港にやってきました。このすぐ横に観光案内所があってここでベルゲンカードを購入。
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早速ベルゲンカードを使ってすぐ近くのハンザ博物館に行ってみます。ハンザ同盟に関してははるか昔に学校の世界史で習ったことがあるという程度の知識。
ここベルゲンもドイツ人商人が主に干鱈の取引で賑わっていたとのこと。貿易の様子や商人たちの取引、生活が行われていた建物を博物館にして保存しています。ハンザ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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1階には主に当時の貿易の説明などがあったが2階以上は当時の建物を保存して展示されている。取引が行われていた部屋。
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ベッドが並ぶ部屋。現代のカプセルホテルのよう。当時は徒弟制度のようで働く人の職種によって居室は違いがあったそうです。そのほか干鱈を保存していた倉庫など結構見る場所は多く期待以上に楽しめました。
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ハンザ博物館と共通チケットで入れる集会所が少し離れた聖マリア教会の隣にあってシャトルバスが出ていたのでそれに乗ってきてみました。
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ハンザ貿易商人の集会に用いられていた建物で集会や教育、時には裁判の場ともなった建物。
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建物にあった台所。
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地下には遺跡があったようで床の一部がガラスで見えるようになっていました。
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聖マリア教会 12世紀半ばに建てられたベルゲン最古の教会でロマネスク聖堂なので入ってみたかったですが残念ながら滞在中はずっと開いてませんでした。
マリア教会 寺院・教会
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扉口彫刻がある南扉口。
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フロイエン山のケーブルカー乗り場の前にいると鼓笛隊が上がってきました。
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鼓笛隊の行進。実は聖マリア教会の前で練習してたのを見かけてました。
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行ってしまいました
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フロイエン山のケーブルカー乗り場に行くとこんなに良い天気で登りたい人が沢山いるのに機械のトラブルで運休中。諦めて徒歩で登る人もいましたが、私は今日登るのを諦めました。明日もいるのだからそれまでには運行されるだろうと思ったので。
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上に歩いていくのは諦めたので歩いて中心街まで戻ります。木造の建物が並んでいます。
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ケーブルカー乗り場の近くをぶらぶら歩くと旧市街のカラフルな町並みがきれいでした。
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魚市場近くに戻ってきました。
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バスに乗ってベルゲン大学を目指しました。バスに乗ってトンネルを抜けると大学の裏。歩いて大学に戻ります。
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ベルゲン大学の博物館、歴史博物館です。大学付属ですが、実は大学より博物館のほうが創立が120年も古く博物館の研究のために大学があるという話も。
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ここは中世キリスト教芸術のコレクションが素晴らしいのでぜひ来たかったのです。
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2階の階段を上がったところにあるキリスト教芸術の部屋への入り口に置いてあった洗礼盤。
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教会が建て替えの時に廃棄されるものを集めたものがこの素晴らしいコレクションのもとになっているそうです。キリスト磔刑図やマリア像、祭壇前飾りの板絵など見ごたえのあるものが多かった。
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木の彫刻も楽しいものもあって、オスロの歴史博物館より展示されているものの量や種類は多かった。
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扉口を飾っていたと思われる木の彫刻は北欧独特な文様がいたるところにちりばめられています。説明によると外と内を隔てる扉口は様々な意味を有しているよう。
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トーテムポールのように頭が連なる柱部分の人の口から出ているのは?
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複雑に絡み合ったこの彫刻のあった教会がどこにどのような姿であったのか、当時の厳しい自然にも耐えてきて人々の信仰を守ってきた扉がいまもこの博物館にはたくさん残っています。
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ここもやはり龍が絡み合っているようです。
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扉と扉口の彫刻が展示されているものも。扉の鉄の飾りが北欧らしい。
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扉口の彫刻がアーチになっているものもありました。
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別の扉口の彫刻で柱に連なる人の顔も少しずつ彫り手によって違う表情がある。ユーモラスで楽しい。
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木造教会の天井画はやはり板に描かれています。大陸の石造りの教会のフレスコ画と同じく祈りの時に見上げる場所にあったのでしょう。
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キリスト像と周りの天使と磔刑図。
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磔刑図も鮮やかに残っています。
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母子像。木造教会にアーチの部分があるのはちょっと不思議です。わざわざなぜ平面に描かないでわざわざアーチにしたのでしょう?フランスなどの聖堂の造りを知っていたのでしょうか。
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ドアのノッカー部分のデザインも素晴らしい。技術力の高さがわかります。
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聖遺物を納める黄金色の箱やほかの宝物も沢山あり、北欧の木造教会が貧しいから木造であったのではなく、当時としては豊かな教区であったと想像されます。
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ノルウェーに残る祭壇前飾りの板絵31のうち19がこの博物館にあるそうでいずれも13世紀から14世紀半ばにかけて描かれたそうだが宗教改革の破壊を逃れて今も鮮やかに残っています。
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ノルウェーにキリスト教を広めた聖王オーラヴの殉教場面が描かれている祭壇前飾りの板絵。物語をたどると時間がいくらあっても足りません。
ミュージアムショップの人にこの素晴らしい基督教美術のコレクションに関する書籍がないかと尋ねたが、無いとのこと。残念。 -
聖母子像
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時代が変わると聖母子像も変わってきます。ロメネスク以降の美術も沢山ありましたがざっと見るだけにしました。
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祭壇前飾りの板絵は本当にたくさんあり、時間を忘れます。
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板絵にはキリスト教の物語の他にもこの地の殉教場面などが描かれているようです。
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ロシアのイコンのコレクションの部屋もありました。地理的にも近いから影響も多くあったのかもしれない。
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博物館にはそのほかノルウェーの生活、文化の展示もありました。
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エジプトのミイラの部門もあり、量は多くはないが展示には工夫が凝らされてました。
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同じくベルゲン大学の自然史館。こちらも有名ですが残念ながらリニューアル中で開いていませんでした。
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バスでまた港の魚市場にやってきました。軽く昼食を食べようと思ったのです。フィッシュアンドチップスの店があったので注文。
魚市場 市場
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お店の裏にイートインスペースがあります。混みあってましたが、何とか席を確保して食べます。魚はたら、イカリングとポテト。味はまぁまぁ。量が多いので食べきれませんでした。周りの人は全部食べている人が多かったですが、それなりの体格。
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様々なお店が並んでいました。
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とれたての魚を並べている店も結構あります。
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店頭で料理しているのが多く、裏はこのようにテーブル席があります。
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ブリュッケン地区はカラフルで今は一階はお店やカフェなどになってます。
ブリッゲン 旧市街・古い町並み
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ライトレールの乗り場に行ってベルゲンの郊外にある木造教会を訪ねることにしました。ベルゲンカードのパンフレットに無料入場できる施設として載っていたのをみつけたので行くことにしました。
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ファントフトのライトレールの駅で降ります。この先ライトレールはトンネルになるようにこの辺りは丘になってます。
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住宅街を表示に従って上って行きます。
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会社の建物の前の道路から公園の入り口が見えたので森になっているところに入ります。
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この先あるのかな?と思って森の中を歩いていきます。途中人が歩いていたので聞くとこの道で良いとのこと。
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開けたところに目的の教会がありました。ファントフト・スターヴ教会。
元々12世紀にソグン県で建てられ19世紀に取り壊しされるところを買い取った人がベルゲンに移設。このとき少し改築されてボルグン教会のような外見になったとのこと。ところが1992年に過激派によって放火されて消失。1997年に元通りに再建されたのことです。ファントフト スターブ教会 寺院・教会
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チケット売り場にあった消失する前の教会の写真。ほぼ同じです。受付のお姉さんは全部燃えてなくなったのよ、と説明してくれました。
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屋根にある竜の飾りは確かにボルグン教会の外見に似ています。
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放火された当時過激派によりいくつもの教会が放火されたとのことで残念に思います。
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内部の天井、さすがに木が新しい。
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内部も含めてすべて同じ造りに再建したとのこと。
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それほど大きくはないけど今でも教会として機能しているようで、ちょうど帰るころには多くの正装した人たちが集まってきていてこれから結婚式が行われるようでした。
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教会の外にあった石の十字架。
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教会の後陣方向には展望できる場所があってそこから見ると建物の造りの全体がよくわかります。丸くなった後陣と建物の一階には外廊下がある点などノルウェーの木造教会の典型的な様式のようです。
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住宅街を歩いて戻ります。途中たくさんの花が咲いていてのんびり歩けました。
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ライトレールの近くには園芸センターとか、スーパーマーケットがあってこの建物のスーパーでちょっとお買い物して戻りました。
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ファントフトの駅の壁画。
ベルゲン ライトレール (トラム) その他の交通機関
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ライトレールの駅には自販機があるだけです。ベルゲンカードを持っているから使いませんでしたが。
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ホームとライトレールの車両は段差がないので乗りやすいです。
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ライトレールはベビーカーや車椅子の人が乗れるように一部の座席は上がってます。下げて座ることも可能。ライトレールは空港からベルゲンの街までつながっているので急がなければ使えそうです。
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ホテルに戻ると同じ建物の一階に部屋が用意されてました。満室だったけどチェックアウトした人がいたので変えてくれて荷物も移ってました。セイフティボックスが使えなかったので電話するとすぐ対応してくれてバッテリー切れだったので電池を変えて使えるようにしてくれました。あと3泊このセイフティが使えるようになってよかったと思っていたのですが・・・・。
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部屋のすぐ近くが朝食のキッチンでここに朝食時には料理やコールドカットが並びますが、朝食後はペーストリーや果物が置いてあって湯沸かしポットやカップなど用意してあります。リビングに持って行ってもよいし、部屋に持ち帰っても良いのでべんりでした。
Grand Hotel Terminus ホテル
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